キラ・ヤマトの異世界転生記   作:エルシオンガンダム

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皆さんこんにちは。

今日は色々とエロイです。

なんか色々妄想した結果こうなってしまいました。

それでは本編どうぞ。


第18話:紫苑の涙

 

 

『ごちそうさまでした』

「はいお粗末さま♪」

キラ達は紫苑に挨拶をして、リビングに集まった。

「そうだ!今日は世界○受けたい授業だ!」

そう言ってキラはリモコンを手に取り、チャンネルを変えた。

「フィーバー!」

「・・・」

ノリノリなキラを見て、セシリアはすこし唖然としていた。

 

 

 

1時間後

 

 

 

「キラ君、お風呂が沸いたから先に入ってきて良いわよ」

「解りました。皆、先にお風呂もらうね?」

「わかりましたわ」

「いってらっしゃーい!」

「ヨクアラッテコイ」

「うん」

キラは着替えと必要な物を持って浴室に向かった。

脱衣所で着替えを脱ぎ、いざ扉をあければ、何度も見たはずなのにありえない光景が映っていた。

「やっぱりここ、旅館かなにかだよね?」

キラの目の前には、室内風呂と露天風呂が映っていたのだ。しかもかなり大きめである。

「まあいっか。僕温泉好きだし」

そう、キラは温泉が好きなのだ。

アークエンジェルに乗ってたときも、「アークエンジェルに温泉があったらなぁ・・・」と愚痴るほどである。

「それじゃあ先ずは、身体を洗おっと」

キラはボディソープを身体全体に泡立てはじめた。

「~♪」

体を洗いながら、キラは某宇宙刑事のOPを鼻歌で歌い始めた。

「~♪」

歌い終わるとシャワーを浴び、泡を落とした。

洗い終わると、キラはタオルを頭に載せて室内風呂に浸かった。

「あ~気持ち良い」

数十分浸かると、今度は外にでて露天風呂に入った。

因みにキラは露天風呂の方が好きである。

「こっちもやっぱり気持ち良いなぁ。・・・でも、この大きなお風呂をたった1時間で綺麗にする紫苑さんもすごいよね・・・」

そう、この温泉みたいな浴室は、全て紫苑が毎日掃除しているのだ。

しかも1時間という短い時間でだ。

「・・・紫苑さん」

キラは目を瞑り、紫苑とであったときのことを思い出した。

 

 

【BGM:水の証】

 

 

それは、キラが雪蓮と冥琳と出会って6週間が経った時だった。

真那も含めて3人に連れられ、当時7歳だったキラは紫苑のいる家にやって来た。

「はじめましてキラ君、私は紫苑よ」

「は・・・始めまして・・・」///

彼女と出会った瞬間、キラは紫苑に見とれてしまったのだ。

「・・・綺麗・・・」

「え?」

「はっ!す・・・すみません!!凄く綺麗な人だったからつい・・・」///

「あらあら、ありがとう♪」

それから2週間が経ち、キラは紫苑に甘えるようになった。

前世の記憶を持ってるとはいえ、キラはまだ子供。

いままで辛いことや苦しいことが多すぎた所為なのか、母性が欲しくなったのだ。

キラがなにかを我慢しているのを見た紫苑は、

 

「大丈夫よキラ君。いっぱい甘えて良いわ」

 

と言ったのだ。

 

それからさらに月日が経ち、とある場所でその人の記憶を見ることができる装置を発見。だれの記憶を見るかと言うことで、キラに白羽の矢が立つ。

そして装置を起動し、その場にいた紫苑と真那、雪蓮達呉組、高野達紺碧会の面々、偶然知り合った幻獣や悪魔、人外の者達はキラの記憶を見た。

ウイルスのことや両親のこと、自分の前世の世界と兵器、多くの者を殺した記憶を・・・・・・。

全てを見終えた後、キラはあの時のことを思い出したのか、今にも涙がでそうになっていた。

すると紫苑は、キラを思いっきり抱きしめた。

「し・・・しおん・・・さん?」

「・・・よく・・・よく頑張ったわねキラ君・・・」

余りにも突然すぎ、キラは紫苑の言ったことが理解出来なかった。

「辛かったでしょうに・・苦しかったでしょうに・・・。本当に・・・良く頑張ったわね」

よく見ると、紫苑の瞳から涙が溢れ出てきていた。

「・・・あれ?」

そんな紫苑を見たキラの目の前が歪んできた。

なにがなんだか解らなくなったキラだが、だんだんと解ってきた。

 

 

 

自分も涙を流していることに。

 

 

 

「キラ君、辛くなったら泣いていいわ。私でよかったら、何時でも胸を貸してあげるから、ね?」

そのことばに続くように、雪蓮達も頷いた。

 

「ああぁ・・・・うぁああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー!!」

 

キラは嬉しかった。真那もそうだったが、自分のことを理解してくれた紫苑には、本当に感謝してもしきれないのだった。

 

 

 

 

 

「本当に・・・紫苑さんは優しいなぁ・・・」

思い出すところまで思い出したのか、キラはゆっくりと目を開き、月を見上げた。

「アスラン、カガリ、ラクス、マリューさん、ムウさん、ディアッカ、バルドフェルドさん、サイ、ミリィ、カズイ、トール、父さん、母さん、フレイ・・・僕は、大丈夫だよ」

次に思い出したのは、前世で共に戦った仲間達、そして死んでしまった大切な人達だった。

「此処にも・・・大切な人達が出来たよ。・・・だから・・・大丈夫・・・だから・・・」

もう二度と会えない・・・。

それだけでキラは悲しくなり、心は傷ついていく。

「うう・・・ぅう・・・・」

会いたい。

またみんなに会いたい。

だが届かない思い・・・。

「みん・・・ぁ・・・」

今にも泣き出しそうになるキラ。

 

すると、

 

ガララ

 

「・・・え?」

後から扉が開く音が聞こえた。

 

 

 

 

ここでこの小説を見ている人達に尋ねよう。

今この家にいる男は何人だろうか?

 

 

 

そうキラ・ヤマトただ一人だ。

 

 

 

それではドアを開けたのは誰だろうか?

 

 

 

 

正解はこうだ。

 

 

 

 

「キラ君・・・」

「し・・・紫苑さん!?」///

 

 

 

キラが振り向いた先にいたのは、この家の主であり、平行世界の黄忠である紫苑であった。

しかもタオルを体に巻いておらず、ただ手に持っている。

つまり今の彼女は、完全に一糸纏わぬ姿なのだった。

「どどどどどどうして此処に!?」///

「どうしてって、キラ君と入りたかったのよ♪」

ストレートな回答をしてきたことにキラは思い出したのだ。

 

彼女が痴女だということに。

 

「・・・あら?キラ君、泣いていたの?」

「ぁ・・・」

紫苑に言われて、キラは目をぐしぐしと腕で拭いたが、その腕を紫苑が掴んで止めたのだ。

「・・・元の世界のことを、思い出していたの?」

「・・・はい」

顔を赤くしていたキラは、先ほどのように悲しい表情になった。

「皆のことを思い出して・・・会いたいって思ってきて・・・」

「・・・」

「・・・解ってるんです。でも・・・それでも会いたいって思うんです。もう、無理なのに・・・二度と・・・あえないのに・・・」

 

 

ムギュ

 

 

「!」///

またもや涙が溢れ出てきたキラを見て、紫苑は掴んでいたキラの手を、なんと自分の豊満なその胸に触れさせたのだ。

「キラ君、私ね?最近貴方の夢を見るの」

「僕の?」

「ええ・・・貴方が泣き叫んでいる夢を・・・」

紫苑が思い出すのは、あの地獄のような悲しい夢。

何処までも続く血の海。

その血の海に浮かぶ沢山の死体。

そして、その中心で泣き叫ぶ目の前の少年の夢だ。

「あの夢を見るたび、キラ君の傷が深くなっていくのが解るのよ」

「紫苑さん・・・」

「ごめんなさい。貴方のことを知っているのに、何もできない私でごめんなさい・・・」

涙を流す紫苑。

それを見たキラは本当に紫苑は優しい女性だと思った。

「そんなことない!」

「え?」

「紫苑さんがいなかったら、僕は当の昔に壊れていました。今もこうやっていられるのは、紫苑さんが僕に優しくしてくれたからです!」

涙を流しながらキラは紫苑に言い放つ。

「だから・・・だから・・・」

 

ギュッ

 

「ありがとう・・・キラ君」

キラが何を言えば良いのか解らなくなった瞬間、紫苑はキラを優しく抱きしめる。

「キラ君、一人でなんでも背負わないで、私に頼って?貴方は一人じゃない、私が・・・私達が付いているわ」

彼女の優しさ、そして母性はキラの心に刺激し、我慢していた何かが決壊したのだった。

「!!・・・うぁああああああああああああーーーーーーー!!」

まるであの時のように、キラは彼女の胸の中で泣き叫んだ。

そして彼女もまた、キラと共に泣いていた。

彼の苦しみが伝わって来る。

彼の悲しみが伝わって来る。

 

 

目の前にいる少年は、誰よりも優しさと悲しみに満ち溢れていた・・・・・・。

 

 

 

 

「紫苑さん・・・本当にありがとうございます」

「うふふっ、良いのよ。私、キラ君のことが大好きだから」

「し、紫苑さん・・・」///

キラは紫苑が自分のことを好きだということは知っている。

こんな自分で良いのかと紫苑に問い詰めた時にも「貴方のことが放って置けないのよ!!」と涙を流しながら言うほどだった。

キラはもう一度ありがとうと言おうとした。

だが次の瞬間、

 

 

 

 

 

 

ドクン

 

 

 

 

「!!??」///

「キラ君?」

突如身体全体が熱くなり、紫苑を見るたびに言葉に出来ない衝動がキラを襲った。

「ぁ・・・ぁあああ・・・・」///

「キラ君。まさか、ウイルスが!?」

紫苑の問いにキラは、苦しみながらも縦に頷いた。

キラの身体の中にはヘブンズウイルスがおり、何時性欲の衝動が起きるのかが解らない。

しかもかなり激しい性行為をしないと収まらない(しかも数十回以上)という、キラにとっては呪いや地獄そのものなのだ。

今も身体が勝手に動き、紫苑を襲おうとしていた。

止めようにも止まらず、ただ涙を流すことしか出来なかった。

すると、

 

チュ

 

「!」///

紫苑は苦しんでいるキラの唇に、自分の唇を重ねた。

 

そう、所謂キスである。

 

「紫苑・・・さん?」///

キスされた所為なのか、ウイルスによる衝動が少し収まった。

「キラ君、もう少し我慢してね?そしたら、エッチなご褒美をあげるから♪」

「ふえ!?は・・・・はい・・」///

その後キラは、すぐさま風呂から出てパジャマに着替えた。

実のところ、紫苑を犯すのはこれが初めてではない。だが申し訳なさが勝り、終わった時にはなんども「ごめんなさい」と言いながら泣くのである。紫苑もその度に「大丈夫」とキラをあやしているのだ。

セシリアたちには自分から言っておくと紫苑に言われたので、キラは此処にくると何時も使っている寝室に向かった。

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・」///

少し経つと、また衝動が激しくなり、キラは悶え苦しんだ。

 

コンコン

 

「・・・・誰ですか?」///

「キラ君私よ、入るわね?」

「はい」

紫苑の声が聞こえ、返事を出したキラ。

そして入って来た紫苑の姿を見た彼は絶句した。

 

 

何故なら、そこにはバニーガール姿の紫苑が立っていたのだ。

 

 

「紫苑さん・・・その格好は!?」///

「うふふっ、今日は気合を入れて来たわ♪」

気合の入れ方が間違っているとキラは思った。

紫苑は扉を閉めて、キラに近づいた。良く見ると、手には手錠とロープを持っていた。

「キラ君、もう我慢しなくていいわよ。私でよかったら、いっぱい相手をしてあげる♪」///

「!?」///

その瞬間、キラの我慢が限界に来て、紫苑をベットに押し倒した。

 

 

 

 

その日の夜、優しい少年は、自分のことを思ってくれる未亡人を食べたのだった。

 

 

 

 

 

廊下から金髪の少女と白髪の女性に見られたのを知るのは、次の日の朝であった。

 

 

 

 

 

 

 




一体何処のエロゲだよーーーーーーー!!??

次回はついにクラス代表戦がはじまります。

それと11話ですが、璃々ちゃん当時はまだ生まれていなかったことにしました。

じゃないと矛盾になりますので。

本当にすみませんでした。
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