これはちょっとやりすぎたかなと思います。
それでは本編どうぞ。
「おらさっさと金を出せ!」
銀行を襲った強盗犯達が、銀行員達に銃を突きつけ金を要求する。
「う~ん・・・大変なことになっちゃった」
「どうしたものかしらね?」
「・・・この状況でよく平然と居られますわね?」
拘束されているのに、何時もと変わらないキラと雪蓮にセシリアは問う。因みに前回から書かなかったが、キラ達のISはただ今紺碧会の技術班にメンテと調整の為に出したのだ。というわけで今はなにもない状況なのである。
「そりゃあ死ぬかもしれないことなんて今まで沢山あったし(というか一回死んでるし)」
「こういうことなんて序の口よ(まあ一回死んでるし)」
「そうですの・・・」
「セシリアも多分慣れると思うよ?」
「この道選んだんだから今のうちに慣れときなさい」
「はあ・・・?」
二人に小言で力説されたセシリア。
ふと彼女は別の方を見ると、見覚えのある少女を視界に入れた。
「あなたは!」
「・・・え?」
「「?」」
急に声をかけられた少女は驚いたが、セシリアの顔を見て少し安心したと同時にさらに驚愕する。
「せ・・・セシリアちゃん!?」
「やはり明日奈さん!」
驚きはした物の、見つからないように二人は小声で名前を呼び合った。
「えっと、セシリア知り合い?」
「ええ、良くパーティーなどでお会いしますわ」
「ふーん(ということはかなりのお穣様かな?)」
「あの・・・あなた達は、セシリアちゃんの知り合い?」
「はい、同級生のキラ・ヤマトさんと、教師の雪蓮さんですわ」
「はじめまして、キラ・ヤマトって言います」
「私は雪蓮よ、宜しく」
「はじめまして、『結城明日奈』です。こんな時に言うのもあれですが、宜しくお願いします」
と小声で紹介し合う。
「ところで、どうしてセシリアちゃんは此処に?」
「私は日本を余り知らないので、キラさんと雪蓮さんに誘われて来ましたの」
「へーそうなの」
「明日奈さんは何故こちらに?」
「私は・・・ちょっと気分転換かな?」
「そっか。災難ですね」
「まったくよ。こんなこと両親にバレたら・・・」
「あ~お穣様ってそういうのに厳しいものね?」
「はい・・・」
キラと雪蓮に言われて明日奈は暗い表情になる。
「なにを喋ってるんだ!?」
バン!
「ひぃ!?」
突如銃声があがり、明日奈は悲鳴をあげる。
「おいおい、こっちに良い女がいるじゃねえか」
「あっちみたいにやっちまおうぜ?」
『!?』
あっちという単語が気になったキラ達は、強盗犯の向いた先を見る。
「いやあああああ!?」
「やめてええええ!?」
そこでは、強盗犯たちに強姦されている女性銀行員達がいた。
「なっ!?」
「「ひゃあ!?」」///
「くっ!」
それを見たキラと雪蓮は苦虫を噛み潰した様な顔になり、セシリアと明日奈は顔を赤くする。
「さ~て、誰からいただこうかな?」
「セシリアたちに手を出すな!」
「うるせえ!」
バン
「おっと」
『な!?』
強盗犯はキラの額目掛けて銃弾を放ったが、キラはそれをかわす。後には誰もいなかったので避けることが出来たのだ。
「なんて奴だ!?銃弾を避けるなんてよ!?」
「射角と引き金の動作を見れば簡単ですよ」
「いやいやキラさん!?口で言うのは簡単ですが、普通ではそれはできませんわ!!」
「君・・・本当に人間?」
「よく言われます」
恐る恐る問いかける明日奈にキラは答える。
「そもそも、そんなことをしてるから女尊男卑が増える一方なんですよ!」
「うるせえ!あいつ等のせいで俺達は社会から追い出されたんだよ!!」
「お前みたいな平和に暮らせている奴にはわからねえよ!?」
強盗犯のその言葉についにキラがキレた。
「ふざけるな!!」
『!?』
怒号をあげるキラに強盗犯だけでなく、雪蓮にセシリア達までもが驚く。
「僕は目の前で、女性権利団体に両親を殺されたんだ!」
『!?』
「それでも生きてこれたのは、色んな人達が僕を支えてくれたからだ!」
「キラさん・・・」
「確かに女性権利団体の行いは許せない。でも・・・それでも僕は憎まないし恨まない!そんなことをしたって、何も生まれないし帰ってこないから!!」
「キラ・・・」
ふと叫ぶキラの瞳から涙が流れ始める。
すると、
『強盗犯に告ぐ、おとなしく出てきなさい』
と外から声が聞こえて来た。
「ち!警察か・・・てなぁ!?」
『?』
外を見た強盗犯の一人が、なにやら口をあんぐりと開けた。
その光景を見たキラ達は、どうしたのか外を見る。
『こちらは丸腰だ、落ち着いて話し合おうではないか』
海パン姿の男が立っていた。
『キャアアアアアーーーーー!!??』///
「なにあれ?」
「変態?」
セシリアたち女性は悲鳴を挙げて、キラと雪蓮は困惑していた。
「りりりりりリーダー!変な奴が来ました!!??」
「なに?・・・なぁ!?」
呼ばれたリーダーもまた、現れた海パン男に驚愕する。
すると、海パン男の後から先ほど見た人物がやってくる。
「両さん!」
「勘吉!」
キラと雪蓮の声に気付いた勘吉はこちらに振り向く。
「ん?ヤマトと雪蓮か!?それにオルコットも!」
「両さん、その人は?」
「・・・一応刑事だ」
と勘吉はグロッキーになりながらキラ達に簡潔に説明した。
「む?両津の知り合いか?」
「ええまあ・・・」
海パンの男はさらに前に出て、強盗犯に近づく。
「私は海パン刑事だ。見ての通り丸腰だ、銃を降ろしてくれ」
「じ、じゃあその・・・足に付いてるのはなんだ!?」
強盗犯の言うとおり、海パン刑事の足になにやら小型の銃が付いていた。
「・・・・・・バレたか」
『あたりまえだ!!』
海パン刑事の言葉に全員が突っ込む。突っ込まれた海パン刑事は、銃を取り外し前に向かって蹴る。
「これで言うとおりにしたぞ」
「ま・・・まだなにかあるんじゃないのか!?」
ピーピー
「うぅ!?」
「いかんいかん、エネルギー補給だ」
『だあ!?』
といって海パン刑事は海パンからバナナを取り出し、それを食す。それを見た全員がずっこける。
「この、ふざけやがって!」
「構うな!撃て撃て!」
だだだだだだ
「のわあああああ!?」
「・・・仕方ない」
「お、オイまさか」
マシンガンの弾幕の中、海パン刑事は後を向く。
「な、なんだ?」
「あの刑事さんなにをするの?」
「さ、さあ?」
後を向いた海パン刑事に強盗犯達や明日奈とセシリアが疑問を抱く。
「う~ん、なんか嫌な予感が」
「奇遇ね?私も思ったわ」
そしてキラと雪蓮の予感はすぐに的中するのだった。
なんと海パン刑事が、海パンを脱ぎだした。
「さあこれで私は、正真正銘の無防備状態だ!」
『うわあああ!?』
『イヤアアアアアアアーーーーーー!!??』
男達と女達の悲鳴と絶叫がこだまする。
「すごく・・・大きい」///
「かなりあるわね」///
キラと雪蓮は海パン刑事のあれを凝視していた。
「ってキラさんもしやバイなのですの!?」///
「え?まあね」
「・・・嫌いになった?」
「い、いえ。寧ろ大歓迎ですわ!」///
「ねえあなた達如何してこの状況で平然としていられるの!?」
「「「慣れたから(ですわ)」」」
「あっそうですか・・・」
もう色々ありすぎて明日奈は何も言えなくなった。
「今からそちらに行くぞ、落ち着いて私の話を聞いてくれ」
「くそ・・・こうなったら!」
ガシ
「いや!?」
「雪蓮さん!」
突如強盗犯のリーダーが雪蓮を人質に取った。
「動くな!動くとこいつがどうなっても良いのか!?」
「人質か・・・」
強盗犯のリーダーが雪蓮に銃を突きつけ、さらに片方の腕で雪蓮の身体を掴む。
ムニュ
「ひゃん!?」///
だが、掴んだ場所があれだった。
「ちょ、馬鹿!どこ触ってるのよ!?エッチ!スケベ!変態!私の胸を触って良いのはキラや冥琳だけなんだから!あとセシリアも!」///
「あれ!?私もよろしいですの!?」///
「まあ雪蓮さんもバイだから」///
雪蓮のトンでも発言にセシリアとキラが顔を赤くする。明日奈はため息を吐く。
「へっへっへっへ、いい身体じゃねえか?」
むにゅ
「ちょっやめ・・あぅ♥」///
「この際だ、てめえも後のやつらみてえに犯してやるよ!」
むにゅ
「あん!やめて、いやぁ♥」///
リーダーが銃を突きつけながら、雪蓮の豊満なそれを揉み始める。
その瞬間、
ブチ!
『ブチ?』
「「げっ!?」」
本当に怒らせてはいけない奴を怒らせてしまった。
「・・・オイ」
「き・・・キラさん?」
「キラ・・・君?」
なにやらドスの聞いた声をし始めたキラに、セシリアと明日奈は震えだす。
「な、なんだてめえ!?」
「・・・」
すっと立ち上がるキラに今度は雪蓮と外にいる勘吉が震えだす。
「・・・お前達の・・・」
「な、なに?」
「お前達の・・・」
「キラ、落ち着きなさい!」
「お前達の血は、何色だアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァーーーーーーー!!」
ビリ
『なあ!?』
怒号と共にキラは自力で拘束を解いた。しかも良く見ると、瞳にハイライトがない。
「こ、このやろう!」
バン
「・・・・」
ペシ チュン
「「ひい!?」」
なんとリーダーが撃った銃弾を、キラはまるで蝿を払うように弾いた。弾かれた銃弾は、セシリアと明日奈の間の壁に着弾し、それを見た二人は悲鳴を挙げる。余談だがこの時二人は少しちびらせてしまったらしい。
「ううううううう動くな!この女がどうなっても・・・」
ヒュン ガシ!
「な!?」
強盗犯のリーダーがまた雪蓮に銃を突きつけようとした瞬間、一瞬でキラが消えた。
と思いきや、いつの間にかリーダーの持っていた銃を奪い弾を全部取り出していた。
「く・・・この!」
「・・・」
「キラ!?」
リーダーは雪蓮を放すと、懐からナイフを取り出しキラに迫る。
しかしキラはそれを軽くいなし、さらにその力を応用して背負い投げを放つ。
ガン
「あべし!?」
投げられたリーダーは犬神家状態になる。そしてキラはリーダーの開いた股に向かって、
「この屑野郎がアアアァァァァァー―――!!」
ダギン!
「たわばあああぁぁぁぁぁーーーー!!??」
かかと落としを食らわせた。
モロに直撃したリーダーはそんな断末魔をあげた後、口から泡を吐きながら気絶した。
「リーダー!?」
リーダーが遣られたことで、奥にいた者達もこちらにやってきた。
「今だ!」
それを確認した海パン刑事は、一気に走り出す。
『ってうわああああーーーーー!!?』
『キャアアアアアアーーーーー!!??』
迫ってくる全裸の男に、全員がまたも悲鳴をあげる。
「かいぱーん、キーック!!」
ドゴン
「ぐべ!?」
海パン刑事の蹴りが、強盗犯の一人に命中した。
「両津、拘束されている者達の解放を」
「了解、ヤマト手伝え!」
「わかりました」
勘吉とキラでセシリア達の拘束を解く。そして海パン刑事は強盗犯たちを相手取る。
「ふん!」
「ごは!?」
「とう!」
「げべ!?」
「てや!」
「ナッパ!?」
「はあ!」
「ベジ!?」
見た目は変態だがそれでも刑事、瞬く間に強盗犯たちを掃討していく。
「こんにゃろ!!」
ふと強盗犯の一人が銃をセシリア達に向けた。
「くっ!」
先に拘束が解かれた雪蓮が、そこら辺に落ちていたナイフを拾い、
バン ギン
なんとナイフで銃弾を切り捨てた。
「危なかったわね?」
「ナイフで銃弾を切り捨てる雪蓮さんも大概ですわね?」
ナイフで弾を切り伏せたことにセシリアは苦笑いする。
「ば、化け物だ!」
「とあ!」
「ひでぶ!?」
そして最後の一人も倒され、強盗事件は死者0人で幕を閉じた。
――――――――――――――――
「は~酷い目にあったね」
「まったくよ」
「色々ありすぎて疲れましたわ」
「私も・・・」
あの後機動隊も駆けつけて、強盗犯たちは全員逮捕され、拘束された人達も解放された。
キラ達は勘吉たちに色々事情聴取されたが、簡単に済まされた。
明日奈のことも気を使ってくれたのか、両親たちには黙っていてくれるらしい。
そしてただ今キラ達は、
「この先に綺麗な夜景が見られるレストランがあるから、そこで食事をしよう。今日は僕が奢ってあげるよ」
「ありがとうございます、中川さん」
勘吉の部下であり世界的に有名なお坊ちゃま、『中川圭一』に連れられて夕食を取ることになった。今回は珍しく勘吉が「儂がやっとくから、中川そいつ等に飯でも奢ってやれ」と言われたので
「それにしても、セシリアと結城先輩が中川さんと知り合いだったとはね」
「明日奈で良いわ、よくパーティーでも会ってるのよ」
「中川さんも、ミスタータカノと同じ位信用できるお方ですのよ?」
「まあたまにはっちゃけるけどね」
ちなみに雪蓮もちょくちょく圭一とは会っている。
「そういえばセシリアちゃん、今IS学園に入学してるんだって?」
「え、そうなのセシリアちゃん!?」
「ええ、イギリス代表候補生として、IS学園に来たのですわ」
「へぇ・・・・あれ?」
そこまで聞いて明日奈は少し違和感を覚えた。
「そういえばさっき、セシリアちゃんとキラ君って同級生だって言ってたわね?」
「ええ」
「ということは・・・キラ君ってIS操縦できるの!?」
「はい」
その言葉に明日奈は驚愕する。知っての通りISは女性しか使えず、今世界的に動かせるのは織斑一夏だけということになっているのだ。キラのことが放送されたのは数日間だけなので知らない人も沢山いるのだ。
「えっと、中川さんは知ってたんですか?」
「うん、キラ君の事は高野さんから色々聞いてるよ」
流石は世界有数の財閥のお坊ちゃま。
「それよりも、さあ付いたよ」
「それじゃあ今日は、ゴチになります」
「ぐ○ナイ!?」
「・・・フフっ」
『あはははははは!』
なにが可笑しかったのか、明日奈は不思議と笑ってしまい、それに続いてキラ達も笑っていたのだった。
因みに言いますが、この世界にはVRは会ってもSAOとかはありません。
というよりもSAOからは2・3人くらいしかでません。
本当にキャラ絞らないとあれですし・・・。
それでは次回もお楽しみに。