皆さんお久しぶりです!
大変お待たせしてしまいすみませんでした。
なんとか書けたので投稿します!
それでは本編どうぞ!
IS学園 屋上
♪~
『はい?』
「私だ」
『教官!?』
「久しぶりだなラウラ?」
『は!お久しぶりです!』
「ふっ、相変わらず元気だな」
『教官に会っても大丈夫なよう、何時も鍛えております!』
「そうか・・・・・・」
『?教官どうかしましたか?』
「その・・・すまなかったな」
『!?ど、どうしたのですか教官!?』
「・・・あの時、私はお前を褒めることをしなかった。お前は誰よりも努力したというのにだ」
『教官・・・』
「だからすまなかったラウラ。色々教えられなくて」
『・・・教官。私は大丈夫です』
「ラウラ?」
『確かに最初は悔しかったです。何度も何度も頑張って、教官に褒められたかった。・・・ですが、私の上司が言ってました!『諦めたらそこで終わりだ』と!』
(スラ○ダンクか?)
『ですから教官、今度また会えるときまで、精一杯特訓します!』
「・・・そうか。それなら今度会った時は、言えなかった分褒めないといけないな?」
『本当ですか!?』
「ああ・・・そういえば、IS学園には何時来るんだ?」
『日本のGWが終わる頃ですが、それが?』
「私のクラスに、キラ・ヤマトと言う男がいる」
『前にテレビでやっていた?』
「そうだ。IS学園に来たら、そいつに会ってみろ。きっとお前のためになるだろう」
『私の?』
「ああ」
『解りました!』
「おっと、そろそろ時間だ。それではお前が来るのを待ってる」
『はい!』
ピッ
「ふう・・・5月も荒れるな・・・」
――――――――――――――――――――――――
長野県 野辺山
「ここですの?」
「そうでございます」
長野県のとある工場の前に、6人の女性が立っていた。
「此処が『紺碧会IS研究所』よ」
「今お前たちの機体も此処でメンテ、ならびに色々改良しているところだ」
「私は雪蓮さんだから良いけど、セシリアは大丈夫なの?」
「その辺はキラさんがなんとかしたらしいです」
鈴の問いに雪泉が答える。キラは自分の機体のデータを少しだけイギリスに渡したらしく(勿論信頼できると思った人物に)、製造会社には許可をもらったらしい。
「香取達はもう中?」
「そうらしい」
「じゃあ後はキラね?」
「あぁ・・・噂をすればなんとやらだな?」
冥琳の見ている方向に全員が顔を向けた。そこには、こちらに向かってくる赤いバイクが映っていた。そして6人の前に止まると、二人の男女が6人に近づく。
「えっと・・・おはようございます」///
「・・・おはよう」///
「おはよう二人共。その様子だと、昨日はお楽しみみたいね?」
「「・・・ノーコメントで」」///
顔を赤くしているキラとアークに6人は察した。
「キラホントに大丈夫?」
「正直死にたい」
「そこまでか・・・」
色々罪悪感を漂わせるキラに、鈴は改めて目の前の少年が優しいんだと理解する。
「ありがとうアーク。キラのこと、受け入れてくれて」
「まあね。あんなの見ちゃったら、放って置けないから」
「・・・やっぱりキラは」
「お察しの通りだよ」
実は雪蓮も、アークと同じことがあり、そのときにキラからラクスのことを聞かされたのだ。
「それじゃあ全員集まったし、中に入るわよ」
『はい!』
ということで、キラ達は研究所の中に入ることになった。
――――――――――――――――――――
IS研究所 ロビー
「あら、皆さん来たんですね」
「お久しぶりです香取さん」
入って来たキラ達を出迎えたのは、キラの担任だった元艦娘である香取だった。
「久しぶりね香取」
「元気そうでなによりだ」
「お久しぶりでございます香取様」
「おっす姉貴!」
「お久しぶりです雪蓮さん、冥琳さん、真那さん。どうでしたかアークさん?」
「いくらなんでもあれはないよ」///
3人に挨拶をした後、香取はアークに昨日のことを聞いた。
「ウフフ♪ですがキラ君喜んでたでしょ?」
「・・・まあそうだけど」///
アークも昨日のことを思い出し、顔をトマトのように赤くする。
「それで、あなた達がキラ君の言ってた人達ですか?」
「はじめまして、セシリア・オルコットともうしますわ」
「凰鈴音と言います」
「雪泉と申します」
「はじめまして、キラ君の元担任の香取です」
そう言って香取は3人と握手をする。
すると、
「キラ君!」
「紫苑さん!」
奥の方から紫苑がやって来て、キラを抱きしめた。
「高野さん達から事件のことを聞いたわ。大丈夫?辛くないかしら?どこか痛いところは?」
「し、紫苑さん!大丈夫です!大丈夫ですから!」///
「「「・・・・・・」」」
その光景を見た、鈴と雪泉とアークは唖然としていた。それはそうだ、見ず知らずの女性が突如キラを抱きしめればそうなる。だが鈴だけは、少し違った。
(凄い綺麗な人・・・名前からして同じ中国人かしら?)
「みなさんも久しぶりです。セシリアちゃん、キラ君はどうだったかしら?」
「え、えぇ!?」
突如振られたセシリアは、どう言えば良いのか焦る。
「えっと・・・それは、また後ほどお話いたしますわ」
「そう・・・わかったわ」
後で話すということで、紫苑は納得する。だいぶ落ち着いたのか、視界に鈴達が映る。
「あら?あなた達は?」
「キラさんの護衛に参りました、雪泉と申します。話はキラさん達から聞いております」
「香取の姉貴のとこに居候してる、アークって言うんだ。こっちも姉貴達からはあんたのことは聞いてるよ、よろしく」
「えぇ」
雪泉とアークの自己紹介が終わり、今度は鈴の方に顔を向ける紫苑。
「は、初めまして!中国代表候補の凰鈴音って言います!」
「まあ!貴方が雪蓮さん達が言ってた鈴ちゃんね?紫苑よ、宜しく」
「は、はい!」///
圧倒的美貌の持ち主な所為か、鈴は顔を赤くしながら挨拶をする。
「そういえば紫苑さん。璃々ちゃんは?」
「璃々は、新しく出来た知り合いの子のところに預かっているわ」
「そうなんですか」
知り合いに預けたと聞いて、キラは少し安心した。生まれたころから璃々を見てきたため、いないことに心配してしまったのである。
キラが安心していると、香取が思い出したかのように口を開く。
「そういえば、キラ君たちに紹介したい子が居るのよ」
「僕達にですか?」
「えぇ、今ラボでISの調整をしています」
こっちです、と言われてキラ達は香取に付いていく。着いた場所は、ラボであった。
「此処ですか?」
「はい」
「香取の姉貴、一体どんな奴なんだ?」
「多分皆さんが知っている方ですよ」
「私達が?」
その言葉を聞いて雪蓮が尋ねる。自分達の知人なのだろうか?彼女達はそう思った。
「・・・失礼します」
とにかくキラ達は、ラボに入ることにした。
中に入るとそこにいたのは、
「♪~」
不思議の国のアリスの様な格好をした女性だった。その女性はキラ達に気付くと、こちらに振り向き走ってきた。
「ん?あーやっと来たんだね!」
「えっと、貴方は?」
「ハロー!私は皆のアイドル篠ノ之束さんだよ~!特技は加速装置~♪」
「9番目のサイボーグ!?」
「ってまさか、あの篠ノ之博士なのですか!?」
「いかにも!私がISの産みの親である束さんだよ♪ああでもその呼び名は嫌いだからよしてくれるかな?」
束がそう言うと、その場にいた全員が頭を縦に振る。するとセシリアが束の前に出てきた。
「あの!」
「ん?なにかな?」
「申し訳ございませんでした!」
『!?』
突如謝罪したセシリアに、束も含めて全員が驚いた。
「どうして謝るの?」
そう言った束の表情は、先ほどと違って真面目だった。
「私は博士が産みだしたISを、私達女性の希望だなどと押し付けておりました」
「・・・・・・」
「ティアーズと話し、私はとんでもないことをしておりました。誠に申し訳ございません!」
「セシリア・・・」
謝罪するセシリアの瞳には、大きな涙が溢れ出ていた。
「・・・君、名前は?」
「え?せ、セシリア・オルコットですわ」
「う~ん・・・じゃあセッちゃんだね♪」
「え・・・えぇ!?」
突然あだ名で呼ばれたことにより、セシリアは困惑した。
「ありがとうセッちゃん、この子達のことを理解してくれて」
束はセシリアにお礼を言うと、今度はキラ達の方に顔を向けた。
「皆もありがとう、私が産みだした子達を思ってくれて。特に君はね、キラ・ヤマト君♪」
「え?」
自分の名前を知っていたことにキラは同様する。
「君のISから通して君の事は知ってるよ。適正検査の時、IS達に謝ってくれたよね?」
「は・・・はい」
「本当にありがとう。この子達も、委員会や団体の奴等に酷い扱いをされてて悲しんでたんだよ。中国やイギリス、日本とドイツのトップは例外だけどね・・・」
最後の台詞にキラ達は納得する。それはそうだ、中国は雪蓮達がなんとかしているから、ISの宇宙進出に関してもちゃんと考えているし、国が男女平等なのであんまり酷な扱いはしていない。イギリスに関しても、ドイツに関してもそう。特にドイツのトップはキラの知り合いでもあるので、女尊男卑には染まっていないのである。
「・・・・・・あの、束さん」
「なに?」
「もしよかったら、ISの宇宙進出を手伝わせてください!」
『ええぇ!?』
今度はキラの言葉に全員が驚く。
「ど・・・どうして?」
「本当は束さんは、宇宙に行きたくてISを開発したんですよね?」
「・・・うん」
「それならば、このまま兵器のまま終わらせるわけには行きません!幸い宇宙関係に詳しい人は沢山いますし」
『確かに』
宇宙関係に詳しい人と聞いて、雪蓮と冥琳、真那と香取、そして紫苑は納得する。
実際知り合いに前世では宇宙艦隊を率いていた人達がいるからだ。
「・・・良いの?」
「はい!みんなも良いですよね?」
「勿論ですわ!」
「私も同意です」
「元からそのつもりだったしね」
「そうだな」
「キラ様の決めたことでしたら」
「私も良いわ」
「私も」
「面白そうですね」
「やってやろうじゃん」
《勿論です》
キラの問いに全員がそう答える。
「皆・・・ありがとう」
自分の夢を手伝うと言ってくれたのが嬉しかったのか、束は人生で初めて嬉し涙を流した。
「・・・よーし!そうまで言ってくれるなら、束さんも『キー君』たちの手伝いをしてあげる♪」
「本当ですか!?」
「もちのろんだよ♪」
キラ達に見せたその満面の笑顔は、孤独だった彼女が始めて本当に見せた心からの笑顔であった。
「それにしても、君が生りッちゃんなんだね!」
ムギュ
「わぷ!?」
「やわらかーい♪」
「ちょっとなになに!?一体なんなのよーーーーーー!?」
次回、キラと冥琳のデートです。
あとあのグッズショップの店長も出ます!