ラブライブ!DM 外伝 ~悲運の不審者~編   作:カナケンン

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 レモンジュースさんが執筆されている、「ラブライブ!DM」の外伝的なストーリーです。レモンジュースさんに許可を頂いて作成させて頂いています。つまり三次創作物だっ!本編の設定をできるだけ壊さないように配慮しつつ、壊していくスタイル。初投稿となりますので、誤字やルールのミス等あるかもしれませんが、楽しんでいただけたら、さいわいです。本編に負けないように、頑張るぞー\(__)



一章 出逢い
奇跡の再会(ディメンジョン) 不審者召喚!


 これは、μ'sに絵里と希が入る少し前の物語。

 穂乃果たちは矢澤にこを含め6人となり、PVを完成させ、人気上昇中のスクールアイドルとして話題になっていた頃。

 

 

「穂乃果~~、海未ちゃんとことりちゃん、迎えに来てくれたわよ〜〜」

 

 午前8時、μ'sのリーダー、高坂穂乃果の実家である和菓子屋『穂むら』では開店の準備が進められている。今日は月曜日、高校生ならば学校に向かう時間ではあるのだが・・・

 

 

ゆ「お姉ちゃん~~、早く準備し――――」

 

 

ア「バトルだっ!《デーモンの召喚》で、プレイヤーにダイレクトアタックッ!」

 

 

  ――魔降雷!!

 

 

 上級悪魔族から放たれた電撃が、相手プレイヤーを包み込む。

 

 

ほ「きゃぁぁぁぁぁ!」

 

 

  穂乃果  LP1000 → LP0

 

 

ほ「うわぁぁぁん、また負けたぁぁぁぁ」

 

 ア「まだまだだな、このかしこいかっこいいアテムのデュエルタクティクスは、そうそうやぶれるものじゃないぜっ!だが、いいデュエルだったぜ、穂乃果」

 

 机の上に打っ伏す少女、彼女こそ音ノ木坂学院スクールアイドル『μ's』のリーダー、高坂穂乃果、その人だ。その向かいに座っているヒトデ頭の男は、たったいま勝ち取った勝利への喜びで胸がいっぱいのようだ。

 

 ほ「うぅぅぅぅ、悔しいっ!もう一度だよアテムくん、ここまできたら勝つまでやめさせないからねっ!」

 

 ア「望むところだぜ!お前のデュエルモンスターズにかけるすべての思いをぶつけてかかってきな!俺も全身全霊をかけてそれに答える!さぁ、デュエ―――」

 

ゆ「お姉ちゃん、アテムさん、学校行く時間だよ?」

 

ア・ほ「ゑ?」

 

 

 穂乃果の妹、高坂雪穂の介入により、高坂家恒例オールナイトデュエルの会は幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 

ほ「ふぅ、今朝は危うく遅刻するところだったよ~~~、今日もパンがうまいっ!」

 

う「遅刻するところだったよ~~~、じゃありません!わたしとことりまで遅刻するところだったではありませんか、だいたいあなたという人はいつもいつも―――」

 

こ「まぁまぁ海未ちゃん、ちゃんと間に合ったんだし・・・大目に見てあげてよぉ~~」

 

ア「そうだぜ園田、俺たちは常にデュエルモンスターズに闘志を燃やし、真剣に取り組んでいる。それに比べたら学校に遅刻するしないなんて、大した問題じゃないさ。」

 

 昼休み、ここ音ノ木坂学院では各々の場所で生徒が昼食をとっている。中庭では、今朝の遅刻未遂事件について派手な論争が繰り広げられていた。

 

 

う「それとこれとは話が別です!デュエルとは節度を守ってするものではないのですか!?だいたいアテムさんが来てからというもの―――」

 

 お説教の矛先がアテムに向けられる。まぁ、同居先の女子と朝までデュエル、それで学校に遅刻しそうになっていたのにこの態度では無理もない。

 

こ「そういえば、今日学校で不審者が目撃されたらしいよ~、私たちも気をつけないとね~〜、アテムくん、何か心当たりないかな?」

 

海「また何かやったんですか?今度こそ腹パンの刑に―――」

 

ア「違う、あれは白パカが勝手に―――」

 

ま「でもそれって、サングラスにスカーフ、コートを羽織った男だったらしいわよ?アテム先輩の奇行には皆慣れてきてるし、違うでしょ」

 

 赤毛をいじりながら現れたのは1年生、μ'sの作曲担当である西木野真姫だ。

 

ア「さすがは西木野、よくわかってるぜ!やはり俺とお前の愛称は抜群の―――」

 

ま「ナニソレ?イミワカンナイ!そんなわけないじゃない!別にアテム先輩のことかばった訳じゃないんだからぁ!」

 

 ヒトデ少年、アテムの頭の中の9割はデュエルモンスターズで構成されている。単純に真姫のフォローが嬉しかっただけであり、特に他意はないとわかっているものの、それでも真姫は顔を赤らめた。

 

り「真姫ちゃん顔赤くなってるにゃ~~、やっぱりちょっとは先輩のこと考えてたり~~?ねぇかよちん!どう思う?」

 

 すかさず1年生の星空凛がからかいに入る

 

は「ど、どうかな~~?(まだ私は慣れてないんだけどな)」

 

ま「うるさーーーい!あんたも西木野流真姫ちゃんファイヤーをくらいなさいっ!」ツメタイヤケド、オシエテアゲル~~

 

り「やれるもんならやってみろだにゃ、かよちん、逃げるよっ!」

 

は「凛ちゃん危ないよぉ、うぅぅ、ダレカタスケテ~~~」

 

 音ノ木坂ではもはや日常となった光景。それを屋上から見つめる黒い影があった。サングラスをかけ、顔にはスカーフを巻き、黒のコートを身に纏ったその姿は、どこからどう見ても不審者そのもの。彼こそ学院中の噂となっている人物の正体である。

 

?「穂乃果たちと仲良く話しているあの男は一体・・・、なぜ女子高に男子生徒がいるんだ?放課後にでも探ってみる必要があるな・・・」ガチャッ

 

「貴様っ、一体そこで何をしている!?さては例の不審人物だな?」

 

?「な、見つかっちまった!この状況はやばいって!」

 

 

 守衛に見つかった男は、逃げ場はないと確信したのか―――

 

 

?「とぉっ!!」

 

「待て!早まるな!」

 

 屋上から飛び降りたのだった。

 

―――きゃぁぁ、人が!?

 

―――誰か救急車を!

 

―――どうせまたアテムくんでしょ?

 

 この春から転入した音ノ木坂初の男子生徒の奇行は日常茶飯事となっているため、この程度では動じない生徒も多い。ところが―――

 

 

 ――生徒たちの想像を絶する事態が起こった――

 

 

?「俺はゴブリンドバーグを攻撃表示で召喚っ!!」

 

 男は腕に装着してあったデュエルディスクを機動させ、すかさずモンスターを召喚。たちまち伝説の飛行機乗りを模したゴブリンと、その愛機が現れる。しかしここは現実世界、デュエルではない、一見意味☆不明に見えるその行動。

 

 

 ――だが――

 

 

 何とその男はゴブリンの垂らしたワイヤーに掴まり、その場から飛び去ったのだ!ソリッドビジョンは立体映像であるはずなのに、実体化したとでもいうのか!?

 

 その光景を目の当たりにした小泉花陽は―――

 

 バタッ!!

 

り「あれっ?かよちん?かよちーーーん!?」

 

 これは冥界の扉から音ノ木坂に降り立った(ファラオ)と、突如現れた不審な男による、戦いの物語。

 

 

 

 

 




予想以上に考えていることを言葉にするのって難しい。レモンジュースさん、まじリスペクトですわ。本編ではオープンキャンパス前にあたる話です。さて、彼は一体何者なのか?穂乃果たちとの関係は?次回もご期待くださいm(__)mちなみに黒咲さんではありません。
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