また遅れてしまいました(ー ー;)
と言ってもテストがあったり、風邪引いたりと散々な理由ですけれども。
今回はやっとたしぎ出せました。けれども、戦闘描写が全然無いという(ー ー;)
活動報告で言っていました分類の方も今回の話に含んでおります。
それではどうぞ。
あの事件のあと、ガープ中将とセンゴク元帥は俺に謝ってきた。何でも、ガープ中将の暴走を止めるために追いかけたがやり過ぎたと言う。
まぁこれぐらいでめちゃくちゃ怒る俺では無いので直ぐに許したが。
今俺たちは、元帥の部屋に来ている。
ソファーにガープ中将とおつるさん。スモーカーさんは俺の後ろの壁にもたれていた。
そして、目の前にはセンゴク元帥が席に座っていた。
「それで、海軍に入隊したいんだな。」
センゴク元帥が、こちらの目を見て聞いてくる。
「えぇ、自分で実行したい正義がありますので。」
「その正義は?」
「守るための正義です。」
「何故、その正義にしたのじゃ?」
ソファーに座っていたガープ中将が聞いてきた。
「守ると言っても、全てを守れるわけではないと理解しています。しかし、海賊に理不尽にやられる人達を少しでも救えるようにと思い、これにしたんです。」
センゴクは顎に手をかけて考えた。
確かにこの男の言う正義は理想的なものでもある。
しかし、そうもいかないのがこの世の中だ。
「…本当にどんな理不尽な命令でも、その正義を持っていけれるか?」
「えぇ、絶対に守ります!!」
その声には覇気が乗っていて、部屋にいた一同は驚いた。
「まさか、覇王色の覇気持ちだったとはねぇ。」
おつるさんが代表して呟いた。
(さらに鍛え上げれば、こいつは強くなれるな…)
ガープ中将は今のを見て、とんでもない奴が来たと思った。実際、海軍の中でも覇王色の覇気持ちは中々少なく新世界の海賊の方が圧倒的に覇気持ちは多い。
また、ガープ中将が思いっきり暇だったのも相まって響也を自分が修行させたいと思っていた。
「そういえば響也、おまえは悪魔の実の能力者だったね。」
おつるさんが思い出したのか、俺に質問してきた。
「そうです。ガンガンの実といってあらゆる銃を取り出せます。ただ条件があって何か物を使わないと形成させることが出来ないです。」
近くにあったペンを取り、64式小銃を形成させて取り出した。
「ペンをこんな感じに変化させてですけど…。」
銃口を下に向けながら小銃を3人に見せる。
初めて見る銃に興味をもったのか、64式をジロジロと見てきた。
「この銃もう少しじっくり見ていいか?」
「えぇ、いいですよ。その代わり絶対にトリガー引かないで下さいよ。」
センゴク元帥に銃を手渡し、3人がやりとりしているのを眺めていた。
あの後、銃を返してもらった。
けれども一同が疑問に思ったことがあった。それは、能力の分類だった。
それを疑問に思っていたガープ中将は俺に聞いてきた。
「お前の能力はどの分類に当てはまる?それにこれ以外の能力はあるのか?」
「能力に関してはこれ以外何があるのかも分かりません。ただこの能力が、超人系でないことは確かです。実際体は普通のままですから。」
その場にいた一同が驚いた。
「新たな分類という訳か?」
センゴクが冷や汗をたらしながら聞いてくる。
「恐らくそうなります。個人的にこの分類の名前を考えたのですが、能力が魔法みたいに物が変化して出てきます。なので魔法系(ウィザード)という名称が合うと思います。」
「確かにその方がしっくりとくるね。センゴク、この名前でいいんじゃないか?」
納得したような表情を見せたおつるさん。
センゴクも同じような表情になり、
「おつるちゃんの言う通りだな。この名前が一番似合う。響也、使わせてもらうぞ。」
「役に立てたのならそれでいいですよ。」
達成感のある笑顔で俺は返した。
この名前を考えたのがあの船の中にいた時、1日ぐらい様々な候補を頭にあげたのでその達成感は結構あった。
「さて、阿達響也っ!」
「ハッ!」
センゴク元帥が俺の提案に了承して、いきなり名前を読んできた。
慌てて気をつけの姿勢をとっていたが、カチカチで肩が強張っていた。
「君の入隊を許可するっ!明日より訓練部隊と合流せよ!!」
「ハッ!!了解しましたっ!!」
斜め45度の陸自の敬礼をした。
それにセンゴク元帥は満足し、
「うむ、スモーカー、明日まで響也を見てくれないか?」
「…分かりました。」
スモーカーさんに俺の面倒を明日まで見てもらうことになった。
肩から力をぬくと後ろからガープ中将が肩を叩いて、
「力を入れすぎじゃわい。ともかく、これからお主を鍛え上げるのは楽しみだ。」
「ハハハッ…、よろしくお願いしますガープ中将。」
とても気持ちのいい笑顔を向けながら、こちらの肩を何回も叩く。
明らかに明日から俺生き残れるか問題だよね…、乾いた笑みを浮かべながらそう思った。
「そのことだが、ガープしばらくお前は自分の仕事をキチンとやってもらうぞ。」
「えっ?」
センゴクさんにいきなりそんなことを言われてガープは、目が点となった。
「えっじゃないよ。あんたどんだけ仕事溜め込んでんだと思ってるんだい。」
「仕事はキチンと終わらせるんだな。それまでは逃さないぞ。」
思いっきり2人から言われorzとなったガープ。
それを眺めていた俺とスモーカーさんは同時にため息をついていた。
退室した後、スモーカーさんと共に飯を食いに行っていた。
「それにしても、本部に着いてからやばい目にあうとは思わなかったですよ……。」
「ガープ中将はいつもあんな感じだ…。」
そう言いながら、疲れた顔を浮かべるスモーカー。
「中々苦労してそうな顔してますよ。」
「うるせぇ。ただ、尊敬する人であることに間違いは無いんだがな。」
「確かに、今度稽古つけてもらおうかな…。」
とある酒場で、夕飯を食べながら話をしていた。
主に今日の出来事の話であるが。すると、スモーカーさんから
「今更だが、入隊おめでとう。明日から忙しくなると思うがしっかりとやれよ。」
「えぇ、しっかりと努力していきますよ。いつかはあなたを超えれるほど強くなってみせますよ。」
「それは楽しみだな。だが、決して自分の正義を忘れるなよ。これは俺からのアドバイスだ。」
「肝に銘じておきます。」
こうして、夜はふけていった。
「ふうぁ〜っ、もう朝かよ。」
あの後スモーカーさんの家に泊めてもらい、ぐっすりとリビングのソファーで寝させてもらった。ベッドで寝てもいいとも言ってくれたが、流石にそれはダメだと思いここで寝ていた。
ソファーから立ち上がり背伸びをする。
「ん〜〜っ、今日から海兵かぁ…、立派になれるよう頑張りますか!」
まだ海軍の制服が届いていないので、迷彩3型に着替える。
そして、リビングに向かうとスモーカーさんが先に起きていた。
「おはようございます。」
「あぁ、おはよう。さっき連絡来たんだがお前さんの部屋が取れたらしい。取り敢えず全部物持ってきてくれ。」
「…結構早くないですか?」
「まぁ、元帥が夜のうちに直ぐに訓練兵の寮部屋の空いてるところを見つけたんだと。これが寮までの地図だ。」
気だるそうに言いながら地図を渡してきた。それを見てみると、ここから島の反対側に記しがしてあった。
嫌な予感がしたので訓練の時間を聞いてみた。
「訓練、何時に始まります?」
「確か7時からだな…。」
時計を見てみると、6時だった。
あと1時間で訓練が始まってしまう。
(間に合うのこれ………?)
顔を青ざめフリーズしてしまう。
「おい、大丈夫か?」
俺の顔に手を振りながら反応を見るスモーカー。
「はっ!ヤバいヤバい!!直ぐに準備してきます!!」
全力疾走で部屋に戻っていった。
5分後……
全ての荷物を持って玄関でスモーカーさんにお礼を言っていた。
「色々とありがとうございました!これから1人の海兵として頑張っていきます!」
「しっかりと頑張れよ。他の奴らに負けないぐらい成長してこい!これが俺の最初の命令だ!!」
「了解っ!」
満ちた笑顔で敬礼する響也。
「それでは、行ってきます!」
別れを告げ、走り出す。
その背中はとてもたくましいものだった。
「ハァ、ハァ…。やっと…着いた…。」
全力疾走で走った結果、30分で着いた。
今は寮の部屋を門番に教えてもらい、自分の部屋の中にいた。
訓練まであと20分程度あるので、
「ちょっと顔を洗いに行くか。」
汗をかきまくったので少し顔を洗うことにした。
この部屋には洗面台が無く、寮の一階廊下に手洗い場があった。俺のいる部屋は2階で、移動するのに少し面倒くさかった。
(洗面台ぐらい各部屋に付けておけばいいのに…面倒くせぇ。)
愚痴りながらも1階に向かうために廊下へと出て行った。
(…制服じゃないから、結構視線が痛いな。)
道中、他の訓練兵も居たが俺の格好があまりにも浮いているので物凄い視線をあびた。
「きゃあっ!」
すると目の前で女性の海兵が足を引っ掛けて倒れ、メガネがこちらに飛んできた。
「おい、あいつまたやってるぞ。」
「生真面目だけど、結構トロいよなあいつ。」
周りにいた訓練兵達が色々とボヤいてくる。
(まったく…。人の心配もできないのかよこいつら。)
呆れながら、メガネを取り彼女に渡そうとする。
「メガネ、メガネ……」
彼女は近くを慌てて探していた。
「大丈夫か?」
そう言いながらメガネを渡そうとする。
「あっ!私のメガネ見つけてくれたんですね!ありがとうございます!」
彼女は立ち上がり、こちらにお礼を言ってきた。
「当たり前のことをしただけです
よ。」
優しい笑顔を彼女に向ける。
「いえ、それでもお礼を言わしてください。それと私はたしぎと言います。」
「俺は、阿達響也です。今日からこの部隊に入ることになりました。所属は第一訓練部隊です。」
「私と同じですね。ですが…あなたのその格好は何ですか?」
俺の格好を見て不思議そうに見てくる。
「あー…、制服がまだ無いからこの服なんだ。ちなみにこれは迷彩服って言います。」
「めいさいふく?」
「そうです。これは森林とかに紛れ込めれるようになっています。」
「へぇ…。」
この服が何なのか知らない人にとって、どんな人でも興味は湧いてくる。
あの後体につけているプレートキャリアや突入用の道具など様々なことを
質問されまくっていると、教官がやって来た。
「さっそく仲良くなってるな、響也。」
こちらをニヤニヤしながら話してきた。
「ただ話しているだけですよ…。」
「そうか、それは失礼した。」
肩をすくめてつまらなそうに謝った。
どんなこと考えてたんだよこの人。
「それで、俺に何か用事ですか?」
「そうだ、お前さんだけじゃなくたしぎもだ。」
「私もですか?」
静かに教官は頷き、
「親から荷物が届いてるらしいから、一緒に来てくれ。」
「分かりました!」
「響也は、しばらく制服が届かんから帽子だけでも渡そうと思ってな。」
「…そうですか。」
遠い目で教官を見る。
結局届かなかった。しばらくこの迷彩服で訓練に参加することになってしまった。
というか階級的に制服以外はヤバいよね…。
「今回は特別措置で、私服の使用を元帥から許可が出た。しばらくその格好のままで我慢してくれ。」
「分かりました。」
ただ制服着たかったな…
内心悔しがる響也であった。
教官に連れて行かれ、俺たちは荷物を受け取りに行った。
「ここだ。着いたぞ。」
寮の裏手に一軒家が立ち並び、その中の1つに教官の家があった。
「荷物を取ってくるからここで待ってくれ。」
「「了解。」」
そう言うと、家の中に入っていった。
5分後…
2人でおとなしく待っていたら刀と帽子を持って出てきた。
「お待たせ。これが帽子だ、響也。」
そう言って、Marineと書かれた帽子を渡してくる。
「ありがとうございます。」
それを受け取り、さっそく帽子をかぶる。
「帽子似合ってますよ。これで私たちと同じ仲間ですね。」
「ありがとう、たしぎ。そうだな、これで俺も海兵だな。」
笑顔で話をする2人。
「……俺の存在忘れてない?」
「「はっ!?すみませんでした!」」
完璧に教官の存在を忘れていた。
「はぁ…。まぁいいけれども。後、たしぎはこれが届いてる、ほれっ。」
そう言うとたしぎに刀を投げる。
その刀を取ったはいいが、
「えっ…、ちょっ、あっ!」
「へっ?うわっと!」
バランスを崩し、響也を巻き込んで倒れてきた。
「イテテ……。」
倒れた時に頭を打ったみたいで、そこに手をあてようと動かした瞬間何か手が柔らかいものに触れている感触がした。
(あれっ?これって、まさか……!?)
慌てて見てみると、たしぎ俺の上に倒れて胸が手に触れていた。
「イタタ…、あっ響也!大丈夫で…すか?」
俺の手がどこに触れているか気づいたたしぎ。顔を赤らめて固まってしまう。
「あの…?たしぎ?これは事故だぞ?」
顔を青ざめて、めちゃくちゃ言い訳したが、突然ワナワナ震えはじめ、
「あ、ああ…、キャアアーーーー!!??」
「グハァ!!」
見事に腹に一発クリーンヒットして、
あたふたしながらたしぎは走って行った。
「な、何でこうなるんだよ……。」
腹を抱えながら痛みにもだえた。
「また俺空気じゃん……。」
一方近くで見ていた教官はまた存在を忘れさられてた。
「走れ!!走れ!!ノルマ達成できなかったら100週追加だからな!!」
そんな怒号を聞きながら、朝っぱらからランニングしていた。
早速訓練部隊と合流し、ランニングから始めたのだがノルマが1000週と結構やばい数をこなすのである。
他に走ってる人はいるのはもう疲れてきていた。俺は身体強化があるのでそこまでキツくは無いのだが。
(あれ、俺今何週走ったかな?)
ただ、回数が多すぎるので何週走ったか忘れやすくなっていた。
「響也っ!お前はあと10週だっ!!頑張れっ!!」
「了解っ!!」
教官が教えてくれたおかげでノルマはあと少しで達成出来そうだったが、2時間でもうノルマ達成しそうになるのって…、
(やっぱり、俺の体チートに近いよな…)
そんなことを思いながら、ノルマを達成した。
水飲み場で休憩していると、誰かがこちらへとやってきた。
「ランニングお疲れ様、たしぎ。」
そう言いながら、近くにあった柄杓を渡す。
「ありがとうございます響也。あ、朝のことは本当にごめんなさい!!」
「あー、まぁ仕方ないよ。あんなことになったら誰でもああなる…。それに俺も悪いからね。」
苦笑いしながらたしぎをなだめる。
生真面目だけど、あの時みたいににトロいのがやっぱりたまに傷だな。
そんなことを思っているとたしぎがむすっとした顔で、
「今失礼なこと考えていませんでしたか?」
「いえ、まったく。」
(こういう時の女の勘って怖いよな…)
内心焦った俺である。
ため息をつき、彼女の方を見ると腰に朝の刀を差していた。少し気になったので、聞いてみることにした。
「たしぎその刀は何ていうんだ?」
「この刀は私の家に代々伝わる業物、時雨という刀です。」
そう言いながら刀を俺の前に持ってくる。
「持ってみてください。」
「お言葉に甘えて…。」
刀を持つと結構しっくりきて持ちやすく感じた。
鞘から本体を取り出すと、
「これは綺麗な直刃だな。これは真っ直ぐな気持ちの奴が一番似合う刀だと思うよ。」
刀を鞘に収めそれをたしぎに返す。
「ありがとうございます。この他にも世界には様々な名刀があります。上大業物13工、大業物20工、良業物50工、私は命をかけてこの刀達を悪人の手から回収したいのです。」
「それが君の夢か?」
「そうです。だから私は強くならないと。」
たしぎの目は覚悟が決まっていた。
この調子なら彼女は強くなれるだろう。
「いい話が聞けたよ。さてそろそろ次の訓練だ。」
「えっ?もうそんな時間ですか?」
「そうだ。ほら、行くぞ!」
「あっちょっと待ってください!!」
柄杓を水飲み場に置き、2人揃って次の訓練場所へ移動を始めた。
たしぎ出せれたー!
次も結構出せれるようにしないと。
次回は戦闘訓練に入ります。響也の能力が新たに進化するかも?