モチベーションが上がらなすぎて、時間が掛かり過ぎてしまいました。
失踪したと思われた方本当に申し訳ないです。
今回は日常編ですね。あととあるゲームからキャラを引っ張って来ています。
阿達響也二等兵(訓練期間)
海軍本部訓練場
第一訓練部隊
あの模擬戦から3日たった。
俺はあの後血を出しすぎたせいか、気を失ってしまった。病院で治療を受けて回復したが、治るスピードが結構はやく2日で退院できる状態だった。
病院で起きた後にあの模擬戦が終わった後の状況を聞いた。
ガープ中将はセンゴクさんの怒りに触れ、部屋で監視付きの書類仕事をやらされることになった。
モモンガ中将は病院で再会したが、所々に包帯が巻きつけられ痛々しく見えたが元気であった。
会った時に必死で頭を下げた俺だが、
モモンガ中将は苦笑いしながら俺をなだめてくれた。
たしぎに関しては俺が回復したと聞いて、昼頃に飛んできた。
そこで、俺にとって驚くことを言ってきた。
「私とバディを組んで下さい!!」
「……、えっ?」
ベッドで寝ていた俺に思いっきり頭を下げながら言った言葉は俺を驚かせるには十分だった。
「また、何で俺に?」
理由を聞くために俺は彼女に真剣な眼差しで質問した。
「前に私はもっと強くなりたいとあなたに話しましたね。」
「ああ。」
確かにあのランニングを終えた休憩中にそういう話をしてくれた。
「昨日の試合を見てあなたとバディを組んで学んでいけば私は強くなれると思ったんです!」
ですからお願いします!と物凄い勢いで詰め寄ってきた。
彼女の香りが鼻に入ってきて少しぼーっとなったがすぐに思考を再開させて、
「理由は分かったから少し落ちつこう。」
と彼女に言った。
「あっごめんなさい…。」
彼に詰め寄り過ぎたことに気づき顔を赤くしながら椅子に座る。
ただ彼女の目や言葉からは本気さが伝わってきていた。
「まぁバディを組むのは構わないよ。」
「本当ですか?」
「あぁ。」
「ありがとうございます!」
お礼を言いながら笑顔を見せてくる彼女の顔に少しドキッとしたのは気のせいだろう。
「?どうしました?顔が赤いですよ?」
「いや、何でもないよ///」
何でもないわけではないがとりあえずそう答えた。
そして右手を差し出し、
「じゃあ、今日からバディとしてよろしくな、たしぎ。」
その手をたしぎは握り返しながら頼れる顔で、
「えぇ、よろしくお願いします!」
と答えた。
と言うわけでたしぎとバディを組んだのはいいのだ。
その後が問題だった。
たしぎとバディを組んだ後、センゴクさんが部屋に来たのだ。
そして今回やり過ぎた件に関して罰を与えられたのだ。
それが、
(訓練場の瓦礫撤去かよ……。)
俺は意識を目の前のクレーターがあった場所に戻した。
2日経った今でもその大きさが十分に分かるものだ。しかもその周りには瓦礫が散乱しまくっていた。
これを1日で回収するのは頭が痛くなってくる。
「この瓦礫の山を片付けるのですか?」
一緒についてきたたしぎが聞いてくる。なぜ彼女が一緒にいるのかというと、バディならば一緒に連帯責任を受けなさいというありがたいお言葉を頂いたからだ。
つまるところ巻き込んでしまったのだ。
「うん、この瓦礫を片づけないといけないんだよ…。」
「響也、顔が死んでますよ!!」
目のハイライトが消えながら答えてしまう響也。
あかん。無駄な心配かけてどうするんだと気持ちを切り替えた。
「さて、片づけ始めるか。」
「えぇ、早く終わらせましょう。」
2人とも持ってきたグローブをはめ作業を始めた。
3時間後……
だいぶ片づいてきたが、まだ瓦礫が残っていた。とりあえず半分ぐらいは片づけたので休憩にした。ちょうど良く座れる場所を見つけたのでそこに座った。
「はぁ〜〜、やっと半分まできたな…。汗も結構かいたし。」
思いっきり背伸びしながら、呟いた。
「お疲れ様です。あともう少しですけど、それにしても響也休憩まで必死にやりすぎですよ!倒れたらどうするんですか!?」
タオルを首に巻いているたしぎが俺を心配して叱って来た。
ちなみにメガネは頭の上につけている。
「悪い、1日で終わらせろという命令だったし、終わらせられなかったら後がまた怖かったからね…。」
苦笑いしながらこんな言い訳をした。
いやだって終われなかったら分かってるよなという目をセンゴクさんから向けられたらやること決まってるしね。
「はぁ…。まったく少しは自分の体を心配してください!まだ退院したばっかりなんですから。」
「ごめん。」
彼女に謝りながらタオルで顔に出ている汗を拭く。
周りを見渡せばまだ散らかっている瓦礫があったが、最初よりかはマシだった。
ただ、
グゥ〜
「腹減ったな…。」
考えてみたら、今昼時だ。さすがに空腹の中作業をまた始めるのも気が進まない。
昼飯行こうかなぁと考えていたら、たしぎがこちらに近づいて来た。
「どうした?」
「いえ、お腹も空きましたしご飯を食べに行きませんか?」
どうやら同じことを考えていたか感じだった。
もちろん答えはYESだ。
「いいよ、めっちゃ腹減ったから食べに行こう!」
というわけで勢いよく立ち上がりるんるん気分で食堂へと歩いて行った。
そのテンションにたしぎは苦笑いしながらその後ろを追って行った。
海軍本部基地内食堂
あれから移動して食堂へと着いたが、まだ行列ができる前の時間だった。
今日はラッキーだと思いながらもラーメン定食(大盛り)を買ってカウンターで受け取り、どこに座ろうか2人揃って探しに行く。(ちなみにたしぎは和食定食だった。)
「おーい!響也!たしぎ!」
俺達の名前を呼ぶ声が聞こえてきたので探してみると奥の隅っこの4人がけテーブルにモヒカン頭の青年とサングラスをかけた青年がこちらを見つけて呼んできた。
まぁあいつらのところに行っても問題がない為2人揃ってそこに座りに行った。
「おう。お前ら災難だな。あんだけの瓦礫の処理を任されて。」
「開口一番にそれかソープ。こっちは休まず作業ぶっ通しだったんだからな。」
物凄くだるそうに言い、苦笑いしたがちょっとイラっとしていた。
「響也、落ち着いて…。」
たしぎが俺をなだめる。ただ彼女の表情も苦笑いだった。
それを見ながらこちらを笑っている男の名前は、ジョン・ソープ・マクタビッシュ。
こいつとは入隊して部隊に配属されたときに一緒にいたやつだ。
まぁ1番最初に彼と話した時は結構警戒され、口調も荒く時々色々と勝負を仕掛けられた。
だが、今では良きライバルとして一緒に訓練に励んでいる。
ちなみに俺たちは彼に親しみを込めてソープと呼んでいる。
「まぁこいつはそう言ってるが、お前らの心配して訓練さぼって手伝いに行こうとしていたからな。」
「ちょっ…、言うなよサンドマン…。」
サングラスをかけた男がフォローし、
ソープが苦い顔をして肯定してしまう。
今フォローをかけたのがサンドマンだ。彼も俺たちと同じ部隊なのだが最初に会った時から、結構話もしやすくすぐに仲良くなった。よくソープと勝負になった時には彼が止めに入ってくれるが、俺とソープそろって鉄拳制裁をするから怒らせてはならないと感じている。
ちなみにこの中で年は俺たちより1つ上の17歳だった。
「まぁ立ってるのもなんだからはやく座れよ。」
ソープがそう言う。
「お言葉に甘えますよ。」
そう返しながら椅子に座ってラーメンを食べ始めた。
「そういや、お前さんのこと噂になってるぞ。」
ラーメンのスープをすすっていたらソープがそんなことを言って来た。
「やっぱりか…。それでどんな話になってるんだ?」
「あぁ、あの日入隊したてで変な格好をした新人が中将を打ち倒したって言う噂になってるよ。で、そいつは見たこともない銃や戦闘術を使ってモモンガ中将を相手していたと言う感じだな。ちなみにこれは将校から下士官まで伝わっているらしい。」
それを聞いた俺は盛大にため息をした。何せここまで広まってしまってるとは思わなかったのだ。
幸運なことに今の格好は他と同じ海兵の制服だ。能力さえ使わなければバレることはないだろう。
ん、なぜここまで必死になってるかって?
決まってるでしょ。質問責めに合いたくないからだよ!!
「はぁ、しばらくおとなしくしといた方が良いかもな…。」
何かを悟ったような表情でそんな言葉が出てきた。すると、
フハハハハハ
「おいおい、中将倒した新人様がそんな言葉出してどうするんだよ。もっとドンと構えねぇと。」
「まぁ、こんなでかい噂になっちまえばそんな気持ちになっても仕方ないな。」
ソープ、サンドマンの順にそんなことを言ってきた。
「あなた達、ちょっと響也の気持ちを考えたらどうですか?」
たしぎが庇うように2人に言い寄る。
それを見て響也は彼女の肩をたたき、
「気持ちは嬉しいけど、そこまでにして。ただの冷やかしだし。」
「うっ、すみません…。」
たしぎがシュンとなって引き下がり再び2人をみてため息を吐く。
こいつらの場合ただ冷やかしてるだけだし、怒る要素もあるかもしれないけど大元が冗談だ。ただ、たしぎはそうはいかないらしい。
と言うより彼女の真面目な性格のおかげで言ってること全てが本当って思ってしまってるからかな。
そこが残念だよなぁと思いながら彼女を見た。
明らかにむすっとした表情で機嫌悪いですよオーラを出していた。
「…何でしょうか?」
「いいや、何でもないよ。」
彼女の顔を見ていたらその視線に気づかれたので、何気なく言葉を返す。
そしてソープ達へと目線を直す。
「響也、たしぎ、このあと俺たち訓練無かったからそっちに手伝いに行こうと思ってるんだが?」
「俺ももちろん手伝うぜ。」
ソープとサンドマンが手伝ってくれる。その事を聞いた俺達の答えはもちろんこれだった。
「助かる。人がいれば早く終わるからな。」
「助かります。結構苦労していたので本当に。」
これで片付けをするのが4人に増えたから早く終われると思う。
そして残ったスープを飲み干し食べ終えた。
他のみんなも同じく食べ終えていた。
「さて、そろそろ行きますかね。」
「「「おう。(ええ。)」」」
それぞれ食器やトレーを返し、4人揃って訓練場へと戻っていった。
夕方
海軍本部訓練場
「ふぅ〜、やっと終わったぁ〜。」
大きく背伸びしたあと、汗を拭く。
1日かけてこの瓦礫が片付いたので、疲れてはいるのだが変な達成感があるのか嫌な気持ちでは無かった。
「3人とも本当に助かったよ。ありがとう。」
手伝ってくれた3人にお礼を改めて言う。
「別にいいさ。困った時はお互い様だ。」
「それに、こんな事でかまけてないではやくこっちに戻ってきて欲しいからな。」
サンドマン、ソープの順にそう言ってくれた。本当にこいつらは頼りになる。
「それと俺たちに射撃の方教えるのも忘れるなよ。」
「あっ、そうだったな。じゃあ明日の訓練終わった後に教えるよ。」
そういえばこの前見舞いに来た時に「「俺たちに射撃を教えてくれ!!」」と詰め寄って来たわな。
目は真剣だったから直ぐに了承したけれども。
「ありがとな。じゃあ俺たちはそろそろ戻るわ。」
「おう。また明日な。」
「また明日です。お二人とも。」
拳と拳を合わせながら彼らと別れた。
今訓練場にいるのはたしぎと俺だけだ。
「本当に助かりましたね。思っていたよりもはやく終わりましたし。」
「そうだな。あいつらがいなけりゃ夜まで掛かったかもしれないし。」
「ですね。ただあの人たちは私は少し苦手ですね。」
「何故?」
「なんて言うか、緊張感というのがなく感じるんですよ。」
あー、それね。と思った。
実のところあいつらはスイッチで切り替えている。なので、俺たちをからかったりする時は大体OFFだ。
だが、いざ真面目な場面になればそんな一面も見せさせない別人へと変わる。あいつらはへらへらしてるように見えて切り替えは優秀でしっかりと成果を出す性格だった。
まぁ俺も所々で息抜きはしているが、あそこまですることはまず無いな。
こうして2人の性格のことを説明すると、
「なるほど。あの2人はそういう事をしているのですね。ちょっと見直しました。」
たしぎがウンウンと頷き彼らへの評価を改めたところで俺はそろそろ寮に帰ろうと思った。
「さて、そろそろ寮に戻ろう。」
「えぇ、でも今日は訓練出来なかったので走って戻りませんか?」
「おっ、それはいいかも。」
「それでは行きましょう!」
「あっ、ちょっと待てって!」
こうして訓練場を後にしランニングをしながら2人で寮へと戻って行った。
しかし、たしぎが途中で転んでメガネが飛んで行ってしまいそれを探すのに時間が掛かってしまい2人揃って門限を破ることになるのは余談である。
銃器紹介コーナー
今回銃出て来てないけど第4話で出て来たP226を紹介します。
SIG SAUER P226
装弾数15+1発 口径は9×19パラベラム弾
拳銃の中でも耐久性が高く長時間水や泥につけても撃つことができる拳銃。
響也が使っているモデルはアメリカ海軍特殊部隊SEALsが採用したMK25モデル。
蓄光サイトやアンダーマウントレールが追加されておりライトなどを取り付けることができる。
久々の更新でしたけど、リアルで色々と忙しい時期になって来たのでまた遅くなりそうです(´・ω・`)
ですが、期間をあけ過ぎずに頑張って書いていこうと思います。
P.S
作者コスプレにハマってるので暇を見つけてどこかのイベントに行ってるかもw