インフィニット・ストラトス - 二人の男性操縦者   作:白崎くろね

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皆さんありがとうございます。




3.転校生は凰鈴音

「深見くーん」

 

 朝から俺の名前を呼ぶ声が聞こえる。

 入学から約一ヶ月も経ったが、未だに顔を見なければ名前が出てこない。一組であれば顔を見れば名前がきちんと出てくるのだが……女子の声は同じく聞こえてしまう。

 

「なんだ?」

 

 机から顔を上げ、俺に声をかけてきた人物を見る。

 その女子の名前は相川清香。ちなみ出席番号が一番だ。

 相川清香とは今まで会話したことなかったのだが、今日は何故か俺に話しけてくる。

 席の場所からして、彼女と俺とでは大きく離れている。それならば、一夏に話しかけた方が早いだろう。と思ったのだが……一夏は他の女子と会話をしていた。

 

「転校生が来るって噂聞いた?」

「聞いてない」

 

 聞いてないが、その転校生の名前には心当たりがあった。

 中国代表候補生――凰鈴音。

 最初に会った時はこのクラスには来ないだろうと思っていた。

 実際、このクラスには専用機持ちが俺を含めて三人もいるからだ。中国代表候補生ともなれば、専用機を持っていない方がおかしい。そういう理由で俺は一組にこないだろうと思っていたのだが……。

 

(まさか一組に専用機持ちが四人も集まるとは……織斑姉じゃないけど、寄せ集めてるのか?)

 

「その噂は聞いてないけど、中国の代表候補生だろ?」

「どういうこと? 噂は聞いてないのに知ってる……?」

「こないだ入学手続きしに来てた時に会ったんだよ。ツインテールで、金色の留め金をしてて……小さい感じの女子だ。まあ、名前は自己紹介の時にでも聞けるだろうし言わないけど」

「ほ~! 楽しみにしてるねっ!」

「……おう」

 

 そういえば、代表候補生のセシリアは――

 

「もしかして、わたくしの存在を危ぶんでの転入かしら」

 

 いつものポーズで現れ、会話に入ってくるセシリア。

 

「……そうなのか? それだったら一組じゃなくて二組とか三組とかの転入じゃないか?」

「一組に転入するというのは確定事項ですの?」

 

 あー。その可能性があったか。別に一組に転入が確定しているとは誰も言っていない。

 その噂がたまたま一組で流れていただけで、本当は別のクラスの噂なのかもしれません。

 

「そうだな……二組かもしれんし、三組かもな」

「ふふふ、クラス対抗戦が楽しみですわね……!」

「いや、対抗戦に参加するのは一夏なんだが……」

「……そ、そうでした」

 

 セシリアって意外と抜けてるよな……。

 

「ふん。このクラスが決定したわけではないのに、騒ぐことはあるまい」

 

 そう言ったのは、一夏の近くにいた篠ノ之箒。

 女子は噂話に敏感なんだよ。女子力ねぇな。

 

「ってツインテール?」

 

 俺が挙げた特徴に一夏が食い付く。あー、そういえば凰鈴音が一夏のことを聞いてきたっけか。

 もしかして、昔馴染みなのかね。一夏のことを聞いてきた時の凰鈴音は妙にそわそわしてたし。

 同じクラスの可能性が低くて可哀想だな。どんまい。

 

「そういえば、一夏」

「なんだ?」

「中国の転校生を気にするのはいいが、対抗戦の練習とかはしてるのか?」

「できる限りで頑張ってるぞ。あ、そうだ。静馬も一緒にやらないか?」

「……いや、ことわ――」

「いい、いいですわね!」

 

 ……あ? 俺が言い終えるよりも先にセシリアが答える。

 あ、あれー。今って俺喋ってたよな……?

 

「人数がいるに越したことはありませんのよ? それにわたくし、セシリア・オルコットが相手になってさしあげますわ。で、ですから……静馬さんも一緒にどうかしら」

 

 セシリアが何故にノリ気なのか。その原因は俺にあった。

 たしか、前に授業で一緒に訓練しませんか? みたいなことを言われてたのだ。あの時はたっちゃんという教えてくれる人がいたし、面倒だったので断ったのだった。だからセシリアはこの機会に訓練しよう! ってことなんだろう。うーん、面倒だなあ……。

 

「一夏が絶対に優勝するってならいいぞ」

「えぇ……確約はできないぞ?」

「……じゃあ俺は抜けるわ」

「そんな気概では困りますわ! 一夏さんには絶対に勝ってもらいませんと!!」

「そうだぞ。武士たるもの弱気でどうする」

「織斑くんが優勝したらみんな幸せだよー!」

「おりむ~がんばって~」

 

 セシリア、篠ノ之箒、相川清香、布仏本音……他、クラスメイトが一夏に群がっていく。

 それはまるでモテモテのイケメン男子に駆け寄る構図だ。やはり、イケメンは得だな。そして、平凡な顔というのも得だな……。モテるとか勘弁だし、俺。

 

 実のところ、みんなが盛り上がっているのは原因がある。学食フリーパスが原因だ。クラス対抗戦で優勝すると、クラスにフリーパスが進呈されるのだ。当然、金銭的に余裕のない俺は欲しい。だったら俺がクラス対抗戦に出ればよかっただろ。って話だが……それはそれで面倒。だから一夏には優勝してもらわねば。

 

「今のところ、専用機を持ってるクラス代表って一組と四組だけだから。余裕余裕よ」

「その情報古いよ」

 

 会話に割り込んできたのは、教室のドアに寄りかかっている人物だった。

 そして、ついさっき話題になっていた人物で――。

 

「二組もクラス代表が専用機持ちになったの。そう簡単には優勝できないから」

 

 噂の転校生――凰鈴音だった。

 

「鈴……? 転校生ってやっぱり鈴だったのか!」

「そうよ。中国代表候補生――凰鈴音。宣戦布告に来てやったわけ」

 

 ツインテールを揺らしながら、宣言する。

 

「何格好付けてるんだ? すげえ似合わねぇ」

「なっ……!? なんてこと言うのよっ!!」

 

 一夏から見れば、あの姿の凰鈴音はカッコ付けで、この状態こそが素の凰鈴音らしい。

 ってやっぱり一夏の知り合いだったのか。まさか中国に知り合いがいるとは……半信半疑だったわ。

 そんな凰鈴音の後ろから、誰かが話し掛ける。あ……。

 

「おい」

「なによ!? 邪魔しないでよ!」

 

 振り向いた凰鈴音の顔面に出席簿が振るわれ、『バスンッ』って音が鳴る。

 う、うわあ……他クラスの生徒にも容赦ないなあ。

 その誰かとは、織斑千冬だったわけだ。

 

「もうSHRの時間だ。とっととクラスに戻れ」

「ち、千冬さん……」

「いいからさっさと戻れ。入り口に立つな。あと織斑先生と呼べ、馬鹿者」

「す、すいませぇん……」

 

 出席簿の一撃で涙目な凰鈴音。なんだか小動物って感じだ。

 

「ま、また後で来るからね! 逃げないでよ、一夏! あと、そこの男も逃げないでよね!?」

「は? お、俺も……?」

「いいからさっさと行け」

「は、はいっ……!」

 

 織斑姉に叱責され、急ぎ足で教室から出ていく凰鈴音。

 てかなんで俺まで? 何もしてないだろ、俺。

 

「一夏。今のは誰だ? 知り合いか? 親しそうだったな」

「静馬さん! あの子とはどういう関係ですの!?」

 

 俺と一夏に篠ノ之箒とセシリアが迫るように聞いてくる。

 ……うるさいなあ。もう少し静かに――

 

 シュッ、シュッ、ビュンッ――。

 

「いいから席につけ」

 

 チョークが二本飛び交い、篠ノ之箒とセシリアに直撃する。

 うわあ……チョーク投げとか始めてみたな。てかチョーク投げって格好いいよな。俺もやってみるかな、今度。

 

「SHRを始める――」

 

 そして、今日も変わらぬ日常が始まるのだった。

 

 

 ◇

 

 

「それで静馬さん。あの子とはどういう関係なんですの?」

 

 授業が終わり、昼休みに突入した瞬間にセシリアが俺に話し掛けてくる。

 様子はさっきより落ち着いている。

 内容はクラスに宣戦布告をしに来た凰鈴音のことだった。

 

(どういう関係って……まだ案内役と案内され役でしかないんだがなあ……)

 

「別に関係とか特にない」

「ですが、彼女はあなたのことを……」

「……何かした記憶もない」

 

 本当に何かやらかした記憶がない。ちゃんと案内を終えてから帰ってきた。

 少し口数が少なかったけど、少し無愛想だったかもだけど、初対面相手にアレはよくやった方だと思うんだが……本当に何が気に入らなかったんだよ。

 

「静馬、一緒に学食行こうぜ」

「別にいいけど」

「わたくしも付いていきますわ!」

「む……」

 

 篠ノ之箒は苦虫を噛み潰したみたいな顔をしている。

 あー、確か……一夏のことが好きなんだっけか。だからセシリアの参加が残念なんだな。

 ……もしかして、俺って一夏の修羅場的なやつに巻き込まれかけてるのか!?

 

「いや、やっぱ俺は――」

「さ、行きましょう静馬さん!」

「お、おいっ! お、おい、引っ張るな……って力強ッ!?」

 

 ガッチリと腕を組まれ、連行される。

 細い腕からは想像もできない力が発揮され、しかも腕を巻きつけるもんだから抜け出せない。

 その様子を見ていた篠ノ之箒は安心したようにため息を吐き、一夏は微笑ましい感じでこっちを見てる。お前ら助けろよ!?

 

 俺はセシリアに連行され、一夏と篠ノ之箒の他にクラスメイト数名が付いてきて、食堂に到着。

 

「もういいだろ……逃げないから離してくれ」

「もう少し、もう少しだけですわ」

「……まあ、いいけど」

 

 少し動きにくいが、別に引っ張られないなら問題ないか。

 さて、何を食べようか。

 誰かに何を食べたい? と聞かれた時に開口一番でラーメンと答える俺だが……このメンバーでラーメンをズルズルと啜るのはどうなんだろうか。くっ……これだから他人とご飯を食べるのは嫌なんだよ!

 ちなみに一夏は日替わりランチで、篠ノ之箒がきつねうどん。……うどん。俺もうどんにしよ……。

 

「で、セシリアは何がいいんだ?」

「では洋食ランチでお願いしますわ」

「おう……」

 

 前に俺が勝手に押した『洋食ランチ』だった。前にも洋食ランチを食べてたし、ハマったのだろうか。

 

「セシリア。俺に引っ付いてたらトレーを運べないから離れろ」

「……仕方ないですわね」

 

 セシリアが名残惜しそうに俺の腕から離れる。

 ほっ……腕が軽くなった。いや、別にセシリアが重いとかではない。

 

「待ってたわよ、一夏!」

 

 俺たちの前に仁王立ちで立ち塞がり、一夏に指をビシっと向けるのは転校生・凰鈴音。

 ……てか、そこに立たれると邪魔だ。むしろのクラスメイトとかが睨んでるぞ。

 

「まあ、とりあえずどいてくれ。通行の妨げになってるぞ」

「う、うるさいわね。わかってるわよ」

 

 よく見ると、凰鈴音はトレーの上にラーメンを乗せている。

 なん……だと……? 

 凰鈴音が乗せているのは王道中の王道である醤油ラーメン! 塩ラーメンや味噌ラーメンとは違い、あまり人を選ばないラーメンの味。ラーメン屋に入って迷ったらとりあえずは醤油ラーメンで様子見。そして美味しければ通うし、美味しくなければ次から別の店へ……と図れることで有名な醤油ラーメンだ! ま、まじかぁ……俺も醤油ラーメンにすればよかった。あー、きつねうどんと交換してくれないかな? ああ、食べたい。

 

「ら、ラーメン……ごくり」

「な、なによ。怖いわね……」

「……なんでもない。ラーメン伸びるぞ、凰鈴音」

「なによ! アンタたちを待ってたんでしょうが! どうして早くこないのよ!」

「悪い……もっと早く来るべきだったな……」

 

(本当に早く来るべきだった……っ! まさかIS学園でラーメン好きと出会えるとは……! 凰鈴音はいいやつに違いない……)

 

 ちなみに俺は伸びたラーメンでも美味しく頂ける。伸びたら美味しくないと言われがちだが、実際は伸びても超美味しい。……あ? 伸びたラーメンは美味しくない? 馬鹿野郎……それはお店が悪い。二年くらいラーメンでも食べてから出直せ。 

 

「それにしても久しぶりだな。一年ぶりか? 元気してたか?」

「げ、元気してたわよ。アンタ、たまには怪我病気になりなさいよ」

「どういう希望だよ、そりゃ……」

 

 む……? 凰鈴音と一夏は仲が悪いのか? 

 怪我病気になれ、なんて仲の悪い友達くらいしか言わないだろう。てか仲の悪い友達っておかしいな。

 どちらにせよ、俺には関係のないことだ。

 

「ゴホンゴホン」

「おい、一夏。お前の注文の品が出てるぞ。早くしろ」

 

 ――ラーメンが伸びる。

 

 今日の日替わりは鯖の塩焼きだそうだ。

 

「お。向こうの席が空いてるな。行こうぜ」

 

 一夏が率先して動き、それに俺たちが付いて行く。

 デートとかでのエスコートとか上手そうだな。俺だったら普通に「どこでもいいぞ」って答えるのが関の山だと思う。というかデートなんてする機会はないけどな。

 

「鈴っていつ日本に帰ってきたんだ? おばさん元気か? 食堂は? いつ代表候補生になったんだ?」

「質問ばっかしないでよ。そういうアンタこそなんでISなんか乗ってるのよ。ニュースで見た時にびっくりしたじゃない」

 

 一夏の質問責めには答えず、一夏がISに乗ったことを言う。

 それは俺もびっくりした。世界で初の男性操縦者を発見! その名も織斑一夏! って顔写真とセットで放送されてた。この国には個人情報保護の概念はないのだろうか。ちなみに俺も晒されてた……。

 

「一夏、そろそろどういう関係か説明してほしいのだが」

「そうですわね。どういう関係なんですの? お付き合いしていらっしゃるとか?」

 

 座っている席は俺の隣にセシリア。一夏の両脇に鈴と篠ノ之箒。

 

「べ、べべべ、べっつに付き合ってるわけじゃ……ぁ」

「そうだぞ。なんでそんな話になるんだ。ただの幼馴染、幼馴染だよ」

「そうでしたの。それは失礼しましたわ」

「…………む」

「ん? 何を睨んでるんだ?」

「なんでもないっ!」

 

 ただの幼馴染という発言に鈴が軽く怒る。

 ああ、これは鈴も一夏のことが好きなパターンか。どうなってんだ……篠ノ之箒、セシリア、凰鈴音が一夏に惚れているだと? 別にモテたいわけじゃないが、流石に不平等だと思う。この中の一人くらい俺に惚れてるやつがいてもいいんじゃねーの。

 

「幼馴染って篠ノ之箒も幼馴染なんだろ? 篠ノ之箒は知らない様子だが、どういうことだよ」

「ああ、箒が引っ越していったのが小四の終わりで、鈴と会ったのが小五の頃。で、中二の終わりに国に帰ったから箒と鈴は面識がないんだ」

「なるほど……」

「鈴、前に話したろ? 道場の娘の幼馴染」

 

 納得はした。しかし、解せないことが二つもある。一つは単純に「幼馴染」という言葉の使い方が間違っているのでは? ということ。まあ、こればっかりは明確な区別はないからいいんだけどな。で、もう一つは凰鈴音の経歴だ。一夏が凰鈴音とは小四の頃に会い、中二の頃に国へ帰った。と言った。ということは、小四から中二までの間に凰鈴音はISに触れていなかったと思われる。そこから考えると、凰鈴音は約一年で中国の代表候補にまで上り詰めたということに他ならない。……これは異常というか、天才と呼ぶべきか……。一夏と凰鈴音じゃ実力に差がありすぎる。……こりゃあ、優勝は無理だな。

 ……セシリアがクラス代表なら勝ち目はあったのになあ……。

 

「それはおかしいですわ」

「何がだ?」

「凰鈴音さんは一年で代表候補に選ばれたということ……ですわよね? それはちょっと……」

 

 どうやらセシリアも俺と同じ疑問を感じていたらしい。

 それに凰鈴音が余裕の笑みで答える。

 

「あたし、強いもん。一年くらいどうってことないわよ」

「……っ」

 

 一年くらいどうってことない。その発言にセシリアは苦虫を噛み潰したような表情になる。

 詳しいセシリアの事情はわからないが、一年以上の時をかけて代表候補に選ばれたのだろう。だから、一年くらいと言われて堪えたのだろう。

 

「一夏、そういえばアンタってクラス代表なんだって?」

「お、おう……強引にな」

 

 うどんをチュルチュルと啜りながら、一夏と凰鈴音の話に耳を傾ける。

 その凰鈴音はラーメン丼を持ち上げ、ごくごくとスープを飲み干す。

 予想以上の男らしさに、感動を覚える。

 

「あ、あのさぁ。ISの操縦、見てあげてもいいけど?」

「そりゃ助か――」

「一夏に教えるのは私の役目だ。頼まれたのは、私だ!」

 

 いつの間にか飲み干していたうどんの丼を叩き付け、ビシっと言う。

 

「あたしは一夏に言ってんの。関係ない人は引っ込んでて」

「関係ならある! 私は一夏にどうしてもと頼まれたのだ!」

 

 うわあ、さっそく修羅場だ……。

 

「こほん。一夏さんは一組の代表なのですから、一組の人間が教えるのは当然ですわ。あなたこそ、後から少し図々しいのでは?」

「後からじゃないけどね。あたしの方が付き合いは長いし」

「それを言うなら私の方が早い! 一夏とはうちで食事をしている間柄だ」

「はあ? うちで食事? そんなのはあたしもよ」

 

 ……後からってそういう意味じゃないけどね。先に教える約束をしてたのは篠ノ之箒だって話だぞ。

 静かに食事を摂れないのか……まあ、いいや。

 

「なあ、セシリア」

「なんですの?」

「……違う席に行かないか?」

「そ、そうですわね! もちろん、付いていきますわ」

「そうか。それなら行こうぜ」

 

 厄介な修羅場から逃げるため、俺とセシリアは静かに席を離れたのだった。

 

(うどん伸びちゃってるなあ……)

 

 というか、一夏に惚れてる(と思う)セシリアを連れてきてよかったのか?

 ……いや、実は惚れてないのかもしれない。本人から聞いたわけじゃないし。

 まあ、付いてくるってなら別にいいけどな。

 案の定というかなんというか、篠ノ之箒と凰鈴音は離れる俺たちに気づいてはいなかった。




すまない、本当はもっと早く投稿するべきだった。
……言い訳をすると、主人公機の設定を練ってたら執筆時間が潰れた。
まあ、日付変更には間に合わせましたけどね!

これを読んでる人で、内容が原作と同じじゃん! 
って人がいると思います。はい、そうです。展開が原作と結構同じです。
ただ、シリアス展開を用意しようと考えてるので……こういうかけがえない日常シーンが今後に生きると思うんです。はい。

まあ、第三章からはぐっと展開が変わっていくと思いますので……それまでお待ち下さい。
できるだけ早い更新を心掛けますので。

*静馬はラーメン大好きですが、猫舌なので少しだけ食べるのが遅いです。

*静馬のお姉ちゃんもラーメンがつくれる。

*鈴が静馬に触れないのは、一夏のことで頭がいっぱいだから。
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