俺は、兵藤一誠だ。メルヘヴンから帰ってきてもう1年だ。中学3年生になり、受験勉強の真っ最中だ。そして、勉強しつつやっていることは、
「いくぜ、イッセー。ハンマーアーム!!」
「こっちもいくぜ、
そう、ギンタとの修行だ。
「「うぉぉぉぉ!!!」」
ギンタのハンマーと俺の籠手がぶつかり合う。
『Boost!!』
籠手から音声が鳴る。
「ネイチャーアーム!フレイムボール!!」
俺は炎の玉を出すアームを使い、ギンタに放つ。
「バッボバージョン2!バブルランチャー!!」
ギンタはシャボン玉型の爆弾を出すアームを使い、炎の玉を相殺した。
『Boost!!』
2回目の倍加。これでいくか。
『Explosion!!』
これでしばらくは4倍の力だ。俺はギンタに近づき殴りにいく。
4倍に体を強化していても、ギンタは俺の攻撃を全て避ける。
「はっ!!!」
手に魔力を集め、ギンタに放った。
ズドォォォンッ!!!
ギンタに命中。しかし、煙が晴れるとそこにはゼリーみたいな物に守られてるギンタがいた。
クッションゼリー、衝撃を吸収してギンタを守るウェポンでもネイチャーでもないよくわからないアームだ。
「やるな、ギンタ」
「そっちこそ、イッセー」
本当にギンタは強いな。アームを使うことは慣れてきているがやっぱり今は赤龍帝の籠手を使う方が戦いやすい。
「2人とも~、今日はもう修行はやめてはやく勉強しよ!合格できなくなるよ!」
俺達の戦いを見ていた小雪が言う。
「そうだな、今日はやめるかギンタ」
「そうだな」
「じゃあ帰るか。アンダータ!俺とこの2人をギンタの部屋まで」
俺がアンダータを使うと、さっきまで山にいたがギンタの部屋まで転移した。いや~、アンダータは便利だな。
「2人共、服と体が泥だらけだよ。お風呂に入ってから勉強しよ」
「わかったよ、小雪」
「わかった、先にギンタが入りなよ。ここはギンタの家だしな」
「わかった」
最近はこんな生活が続いている。特に変わったことのない修行と勉強の日々だ。変わったといえば、俺がアームを作ることができるようになったので、本当はいやだったが、俺とギンタがメルヘヴンに行っていたという記憶は皆から消した。ディアナがこっちの世界を欲しがったように、こっちからもメルヘヴンを手にいれようとする奴がいるかも知れないので情報を漏れないようにするためだ。だから、メルヘヴンのことを知っているのは、俺とギンタの両親と小雪だけだ。
「イッセー、シャワーあいたぜ」
「わかった。シャワー借りるよ」
俺もシャワーを浴び、持ってきていた着替えを着て勉強を始めた。1時間ほど勉強したので少し休憩することになった。
「ギンタは強いな。
「イッセーこそ、禁手なんか使われたら、ガーゴイルか長靴を履いた猫を使わないと勝負にならないぜ」
修行の話をしていると、
「2人共、勉強しないと駒王学園に入れないよ。修行もいいけど、2人共ギリギリ所かまだ受かる基準にもいけてないんだからね」
小雪が言ってきた。
駒王学園は最近まで女子高だったので女子の数が男子にくれべてものすごく多い。だから俺は悪友の松田と元浜と一緒に行くことを決めた。ギンタの場合は、小雪が駒王学園に行くことを知ったので小雪と一緒に行くために駒王学園に入ることを決めた。
「お2人で熱いね。女子が多いから行こうとしてる俺が悲しくなるよ」
俺の言葉でギンタと小雪の顔は赤くなる。そう、この2人は恋人同士なのだ。
「ちゃかすなよ、イッセー!」
「悪いって。彼女がいるギンタがうらやましかったから、からかっただけだよ」
「本当だよ。ギンタと私をちゃかさないで。イッセーだって顔はいいんだから変なことをしなかったら彼女ができるよ」
小雪、顔はいいけどほかが駄目みたいなことを言うのはやめてくれ。思春期の男子なんだ。色々と我慢出来なくなるんだよ。
「イッセーがそんな性格だから禁手が出来るようになったんだけどね」
ギンタが言う。いや、あれだって仕方ないじゃないか。
『相棒、あれのことは言うな。思い出すだけで悲しくなる』
ドライグはあれがトラウマになっている。誇り高きニ天龍があんな形で禁手になったのが傷付いたようだ。でも、俺からしたら最高だったんだけどね。
何はともあれ、受験勉強頑張らないとな。
イッセーは禁手ができます。
禁手になった方法は今後に書いていこうと思います。