心の思うがままに   作:I.S23

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輝ける理想都市‥キャメロットを制覇した一行。

ここまで、順調にやってきた一行だが

主人公の精神が限界を迎える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーあぁ、そうだなーー

自分に言葉を「投げ掛ける《といかける》」


ーーもう…ーー




疲れた。



初めてですが、批判などしてくれるとありがたいです。
どうぞ厳しくご覧頂けたらと思います。

この話は六章が終わった一時の話です。








一話 心

プシューッ

 

ドアが開いた。そこから各々降りカルデアの地に立つ。

 

「いや〜。レイシフトも実体験すると大変なんだね」

 

とある万能者が口火を切りサーヴァント達は今回のレイシフト先に思った事を口にし始めた。

 

「先輩。お疲れ様です」

 

真名がわかった後輩は少し上機嫌になって話しかけてくれた。

 

ーーあぁ、そうだなーー

 

差し出された後輩の手を握り自分もカルデアに立った。

その柔らかな微笑みにこちらも口角を上げ返事をしながら。

 

「今回もお疲れ様!大変だったね。少しの間だが英気を養ってくれ」

 

お世話になってるDr.に返事をし立ち上が…

 

あれ?おかしい。

人間って歩いたら頭から倒れる生き物だっけ。

 

そこで俺は意識を手放した。なぜこうなったのかを「理性」で認知しながら。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「………」

 

目を開けた。見慣れた医務室の天井。

人の声がする。ベットを囲っていたカーテンが揺れる。

 

「先輩‼︎大丈夫ですか⁉︎」

 

「慌てなくもいいよ。彼は大丈夫だ」

 

「ほんとですか⁉︎」

 

「一応医療機関のトップだからね。嘘は言わないさ」

 

マシュとDr.か‥

 

「そうだよ。嘘はいってねぇよ」

 

そう言いながら棚引くカーテンを開けた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

マシュ「先輩‼︎」

 

ロマン「イオリ君。調子はどうだい?」

 

…最近みんなからは、マスター、マスターって呼ばれてたから自分の名前か一瞬分かんなかったが‥

 

イオリ「あぁ問題ないよ。ただマシュ廊下はあんま走んねぇ方がいいぞ」

 

マシュ「すみません…先輩が心配なのでつい‥でもこれからは二度と絶対に走りません‼︎」

 

イオリ「いや、まぁー‥あるよ?緊急時の時とかは走らんとまずいじゃんね?」

 

マシュ「はい!緊急時は走ります!」

 

そんな断言されてもなぁ〜‥

 

ロマン「まぁまぁ、ところでマシュ。さっきレオナルドが呼んでいたよ?」

 

マシュ「分かりました。先輩は安静にしていてくださいね?」

 

イオリ「はいよ。じゃあな」

 

プシュッ と扉が開きマシュは出て行った。

 

だが、

 

ダダダダダダダダダダダダダダダッ‼︎

 

マシュ「先輩!ダ・ヴィンチちゃんの件は走りますか⁉︎」

 

イオリ「はい?」

 

マシュ「ですから‼︎今回の呼び出しは走りますか⁉︎走りませんか⁉︎」

 

……近頃思うのだが、この人だんだんアホになってねぇーか?

いや、真名が分かって浮かれてるのか?

 

イオリ「Dr.どう思う?」

 

ロマン「ぼ、僕にふるのかい⁉︎」

 

最初はビックリしてたがDr.はコホンッと咳払いをし

 

ロマン「マシュ、人にぶつからないような速度でいいよ。そんな慌てる必要ないからね」

 

マシュ「分かりました‼︎」

 

マシュはドアを開け

 

 

ダダダダダダダダダダダダダダダッ!!!!

 

おいこれさっきより早く走ってねぇーか?

視線をDr.にやると アハハ と困った笑みをしていた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ロマン「さてとっと、イオリ君ーーーー薬切れかい?」

 

イオリ「いつもすいません。」

 

ロマン「アハハ、大丈夫さ気にしないでね?でも、君は頑張りすぎている。過去のことはどうしようもないけど、今は周りにたくさんの仲間たちがいる。それを忘れないでね?」

 

イオリ「はい!ありがとうございます!」

 

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俺自身は昔、いじめられていた。小中高といじめに合った。きらめく青春!…なんてのはもちろん持っていない。持っているのは酷い日々だけだ。

階段に呼び出されたら腹にひざ蹴り。

今は痩せたが当時は太っていたために「養豚場に帰れ」がデフォだった。

「俺ん家に遊びに来いよ!」と言われ最初は人として認められたと思った束の間待っていたのは罵詈雑言。

ゲームしていたらコントローラーで殴られもした。

 

俺自身空手を幼い頃からやっていたが「理性」で素人相手に殴ることを拒絶していた。あまり暴力は好きじゃないから…

そして、行き場をなくした不満と不安と生活の不安定差で俺は

自室に閉じこもった。

 

 

 

 

 

 

 

そして、半年後俺の家は炎に飲まれた。

放火魔が

・・

偶然俺の家に火をつけたらしい。

何でも俺が通っている高校の生徒で同じクラスの奴だった。

俺はそこで

 

 

 

 

 

 

 

精神は闇に堕ち。ある才能が目覚めた。

まぁ、それはカルデアに行ってから分かった才能なんだが。

 

そして俺は薬漬けになりながらも行くあてのない俺にある人が

魔術を教えてくれた。

会ったきっかけは孤児院でボランティア活動みたいな事を

していた時に死んだ目をした俺を見つけたんだと。

俺を助けようとするその人が言うには

 

ーーかつての自分に似ているからなーー

 

らしい。

あっそ。と返したが内心は嬉しかったのを覚えている。

 

そこからは成り行きだった。魔術を教わりその人と遠坂という女性のつてでここカルデアに来たしだいだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

医務室から出て食堂で夕食をとり

迷わず自室に入り今日は床についた。

 

ここまで生きてきていろんな事があった。

…いや、ありすぎた。

同世代からのひどい仕打ちをされた自分に

家族を失った自分に

手を差し伸べてくれた人もいるし

今では、たくさんのカルデアの仲間がいる。

 

 

でも、まだ途中だこの旅《グランドオーダー》は終わっていない。

 

 

 

でも

 

 

 

 

 

ーー疲れたなーー




今日はここまでです。
次回は第2話広がっていく闇

ご覧下さってありがとうございました!

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