見事、剣士の英霊「セイバー」をボクが秘奥義の中で一番最初に修得したいって思っていた、ユーリさんの秘奥義であり、叔母さん達の秘奥義でもある「漸毅狼影陣」をアーチャーのカードでニバンボシを投影して、繰り出して、倒してカードを手に入れたよ。
これもヴィヴィオが預かってくれることになって、そのまま龍月さんに送ってもらって寝ることにしたんだ。
そして翌朝、
「冬龍、何処か痛い所はない?」
「うん、大丈夫」
「そう、何かあったら、すぐにおばあちゃんに言ってね」
もう‼ おばあちゃん二人は心配症だな~昨日、龍月さんたら、馬鹿正直に説明しちゃったもんだから、朝っぱらからボクの体を手当たり次第に触り出すし、確かに、少し疲れてるけど、あまりにも心配されてるから、今日は次元武偵のお仕事は全部お休みにすることになって、ボクはそのまま学校にしたんだ。
「またですか(;一_一)」
「フランさん呼んできていいですか?」
「そこ~‼」
「ふあはっはは‼ 無様ですわね(^-^)‼」
で結局、深夜に、ヴィヴィオが武偵の仕事を休んでいるボクを迎えに来て、何かに怯えてながらボクの服に襟を掴んで、連れ出されちゃった。
で、今日はミッドチルダの深夜の雑木林に来てるんだけど、今度は暗殺者の英霊が相手ってことは、フランさん(?)やダージさんのような忍者が相手になるのかと思っているボクだった。
「カキ~ン‼ 大丈夫?」
「うん‼」
「これ苦無?」
「どうする?」
「どうするって」
周囲を警戒していたら、ヴィヴィオの死角になっている角度から苦無が飛んできたから木刀で叩き落したんだけど、とっくに暗殺者の英霊の術中にはまっていたみたい、だけど、まだ16歳になってないけど、嗅覚は猫並みのボクからすれば、おおよその位置はわかるけど、暗殺者は同じ場所にとどまることはないんだよね。
「なるほど」
「冬龍ちゃん‼」
「あなたって子は‼」
やっぱり、複数で動いたヴィヴィオ達より、単独になったボクを狙って手裏剣を撃ってきたってことは、
「悪いけど、終わりにしようか」
「嘘でしょ‼」
「まさか、分身の術ですの(゚Д゚)ノ‼」
「冬龍ちゃん、そういえば、忍術も出来るだっけ」
ボクの影分身を見破れなかった暗殺者の英霊の背後に立ったボクはそのまま木刀で殴って、見事暗殺者の英霊のカードを手に入れたんだ。
この時代に忍術って珍しいみたいで、遠坂凛さん達は呆然と立ちすくんだままだったな~
そんなこんなで、ボクは家に帰ることにしたのであった。