リンネ誘拐未遂事件は現行犯だったから、良かったけど、この子一人にする訳にはいかず、家まで送ることになった。
オレも、冬龍と一緒にリンネって奴の家まで護衛がてら送ることになったんだ、まぁ、冬龍の中にいた時からこの街のことは理解していたつもりだったんだがな、どうも、金持ちの家って、
「此処いい」
「行っちゃった」
「それにても、でけえな~どうする、家に帰るか?」
「そうだね、時間ないし、ヴィヴィオがうまくやってくれるといんだけど」
「仕方ないですよ、誘拐未遂事件が起こってしまったんですから」
どうも例外はあるが、デカいんだよな、一応オレも、次元武偵の仕事で日によるが、数万単位で稼いでるけど、この家の家主は一日でどんだけ稼いでんだ?
ボクと夏龍はリンネの家の大きさに驚きながら家に帰ることになったんだけど、ちゃんとスバルさんには後日謝るとして、今日は家に真っ直ぐ帰ることした。
「あの子・・・」
「?」
「どうした、冬龍、ああ、あいつか、ワールドグランプリで当たるだろうなオレか、おまえか、ヴィヴィオか」
「うん」
ボクと夏龍を窓から見ていたリンネは何となく悲しそうな表情だった、ワールドグランプリで当たったら、ボクはリンネと本気の拳をぶつけられる。
そう思いながら家に帰ったボクと夏龍はなんとか誘拐未遂事件を解決していたことが良かったのか、二人のおばあちゃんには怒られなかった。
明日は、金曜日だから、フェイトお母さん達が茶熊学園から帰ってくるからね、夏龍とボクは、
「光龍叔母さん、ありがとう」
「いいんですよ、姪っ子が、死ぬような料理を食べさせられるよりはましですから」
「言い返せない・・・」
「ばーちゃん、今まで料理したことないのか?」
龍翔お父さんの義理の妹の光龍叔母さんが腕によりをかけて晩御飯を作っている間に、二人でお風呂に入って、光龍叔母さんが作ってくれた料理を食べてるんだけど、リンディおばあちゃんの砂糖まみれもそうだけど、プレシアおばあちゃん、研究とかしかやってこなかったみたいで、料理する以前の問題が発生しちゃったから、代わりバンコで料理を作りに来てくれることになったんだ。
「そういえば、エリオお兄ちゃん、ちゃんとやってるかな?」
「お兄さんって、エリオさんでしたっけ」
「そういえば、エリオのアニキ、キャロ姐とはうまく言ってるか?」
「二人は、エリオさんのことは」
夏龍と冬龍「兄としては大丈夫‼」
晩御飯を食べ終えたボクと夏龍は部屋でくつろぎながらエリオお兄ちゃんのこと話し合ってたんだけど、ちゃんとお仕事してるかな