ボクとヴィヴィオはまさかの展開に度肝を抜かれてちゃってるんですが、それも、ボク達より年下なんだけど、ミッドチルダのボクの学校って飛び級が出来るってことに驚いてます。
「多分、スゴイ金額が動いてるんじゃ(;一_一)」
「ありえますね、凛さんの娘ですし(;一_一)」
「ありえます」
「うん」
「それじゃあ、二人の席は、鳴流神と獅子神の隣です」
冬龍&ヴィヴィオ「嘘(゚Д゚)ノ‼」
やっぱりお約束でターゲットの前後左右が転入生の席になるっていう現象が起こりました。
こうして、飛び級で上がってきた二人に監視されるがまま授業が始まりました。
数時間後
「おほほほ(^-^)‼」
「デバイスは持ってるの?」
「なんですの、デバイスとは?」
「質問に質問で返さないで‼」
「持ってないわよ‼」
お昼休みになったから一緒にお弁当を食べることになったんだけど、芽衣達、インテリジェントデバイスを貰ってないらしくて、質問に質問で返されるという状態に陥っちゃって、ユージーンさんの決め台詞を使うとは思ってなかったよ
クラスでも持ってない人はいるからいいんだけど、これから先、大丈夫かな?
それにこの二人親も親で、犬猿の仲だし、子も子で、
「あなたのような、魔術師より、わたくしが上に行きますわよ‼」
「言ってくれるわね‼」
「遺伝してますね(;一_一)」
てな感じで先生がいない所で喧嘩し始めるから、止めるのが毎回大変だよ‼
イギリスのロンドンの魔術師学校が在って、十年前もルビー携えて凛さん達が日本まで帰って来て、大喧嘩して、ルビーとサファイアが見限って、イリヤさんと美遊さんに鞍替えして、凛さんのブラック労働が始まって、イリヤさんがこき使われて、後にクロさんが生み出されて、お母さん達に出会って、今に至るらしいんだけど、二代に渡って、魔術師学校の建物半壊させてるから、ヴィヴィオの、お義父さん方のおばあちゃんがロンドンの魔術師学校の偉い人だって言ってし、そりゃ、日本かミッドチルダの学校で学んで来いって言うよね。
「それより、冬龍‼」
「何?(敬語できないのかな?)」
「学校が終わったら付き合っていただきたい場所がありまして」
「ヴィヴィオ、どうしようか?」
「わたしはいけないよ(゚Д゚)ノ‼」
「行けばいいんだね」
お昼ご飯を食べて教室に戻ってきたボク達は、芽衣達に放課後、問答無用に依頼を押し付けられてしまい、今回はボク一人で行う感じだよ。
こうして、飛び級の転入生との生活が始まりました。