ファンデッキでも良いじゃないか。 作:skkコーポレーション
『さぁて!本大会である舞網チャンピオンシップも中盤戦に差し掛かりました!これより行われるのはこの舞網市全体をアクションフィールドで囲んで行われるバトルロイヤル!これまでに予選を勝ち抜いてきた十六人のデュエリスト達がこの街全体を巻き込んでアクションデュエルを繰り広げます!…それでは、このバトルロイヤルにて戦う16人の戦士達をご紹介しましょう!』
歓声とニコ・スマイリーのアナウンスが響くこの舞網チャンピオンシップの会場であるスタジアム。その中央に件の16人が立って居た。
…特徴的な帽子を被った道着を纏う人物に桃白白みたいな髪型の肩口で何故か破った後のある道着を着た人物。二人はある一人を仲間か何かの仇を見るような目で睨んでいる。
…そして何故か鎧を着た3人。…地味にダサいが、この3人も他の1人を睨んでいる。
…そして鎧を着た3人に睨まれている黒い裾が擦り切れているコートを着た猛禽類の様な目の男。彼は普通に前を見ていた。
…他にもロシアからの留学生の白い防寒着を着た少女や同じく留学生らしい黒人の所謂外国訛りの日本語を話す少女。…言わずと知れた料理人でもあるデュエリスト、通称モコミチもいる。
…鉄下駄を履き、タスキをかけた制服を着ている権現坂道場所属の権現坂昇だったり、
我らが遊勝塾所属の柊柚子。
オレンジ色のレンズの片方に星のマークが描かれたゴーグルを額に掛けたトマトもいる。
……そして最初に出した二人が睨んでいた少女の様な外見の少年にしてこの世界に迷い込んだデュエリスト、御坂真。
……あと忍者が二人。
これで16人全員だ。アナウンスでも16人の紹介が全て済んだらしく、既にルールについての説明が始まっている。
…内容はこうだ。
・街全体をアクションフィールドで覆ったバトルロイヤルである。
・開始時間は正午12時で、開始と同時にアクションカードがばら撒かれる。
・デュエルをするには、必ず街の何処かに置かれたペンデュラムカードを探し出し、最低二枚は獲得すること。
・デュエルは探し出し、獲得したペンデュラムカードを賭けたアンティルール。
・これによって最後に多くペンデュラムカードを獲得した8人が選出される。
『Dyuel mode! Batolroiyal! stand by!』
各々がデュエルディスクを展開し、バトルロイヤルモードがセットされた。
『戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が!モンスター達と共に、地を蹴り、宙を舞い、フィールド内を駆け巡るぅ!
見よ!これぞデュエルの最強進化系!
アクショォン!』
『『『『『『『『デュエル!』』』』』』』
その掛け声と共に鳴ったブザーと例の如くばら撒かれるアクションカード。そして開いたゲートから全員が走り出した。
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「お、2枚目〜、っとぉ?これはまた狙い澄ましたかの様なセットになりましたなぁ。」
『それでは戦士達の舞台を用意しましょう!アクションフィールドオゥン!フィールド魔法《ワンダーカルテット》!』
各所から出てきたドーム型のプロジェクタの様な物が光ってリアルソリッドビジョンがフィールドを用意する。使われるフィールドは火山、氷山、遺跡、ジャングルの4つに分かれたフィールド魔法《ワンダーカルテット》。俺はその中の火山にて、ペンデュラムカードを二枚、既に手に入れていた。
『おぉーっとぉ!?ココで御坂選手、ペンデュラムカードの2枚目を獲得!これでデュエル権を手に入れたぁ〜!だがまだ一人目!他の選手も1枚目を手に入れたのは2人だけ!これは速すぎるぞぉ!やはり移動にバイクを使うのはあまりにも速いか!…でもルールにはダメって書かれてなかったからね?セーフですよ?』
……実況ここまで聞こえるんだけど…やっぱDホイールはマズかったかな?ユーゴが何も言われてなかったから大丈夫かと思ったけど…いや、その時は既にNo signalだったか。
「……んじゃあ徒歩で追加のカード探すかね。……お、アクションカード。デュエルして無くても落ちてんの拾えば使えんのか。有り難えな。」
「お前も二枚揃っている様だな!」
「……来たね。最初の奴ら。」
「くっくくく…我ら梁山泊塾が相手だ!」
「たっぷりと屈辱を味あわせてやる!」
「……2対1、ねぇ。良いぜ、やってやる。」
『おっと!早くも始まる最初のデュエル!梁山泊塾の竹田、梅杉選手と、その対戦相手は、遊勝塾の御坂選手!実質2対1のこのデュエル!これぞバトルロイヤルの醍醐味ダァ〜!』
「アンティルールに則り、俺が賭けるペンデュラムカードは1枚!お前らも1枚づつだ!」
「言われなくとも!行くぞ!」
「「「デュエル!」」」
……でたでた、こいこいのポーズ。ダセェからやめて欲しいわ。
「じゃあ俺の先攻!俺は、スケール9の《クリフォート・ツール》をペンデュラムゾーンにセット!」
クリフォートツール。バニラのペンデュラムモンスターであり、クリフォートと言うデッキテーマでは必須のカード。…本来は無効化されない効果でクリフォートしか出せないというデメリットが有るのだが…アニメ効果という名の御都合主義だろう。その効果が消されてる。…作者万能だな。
「そして《クリフォートツール》のペンデュラム効果発動!ライフを800払い、デッキからクリフォートモンスターを一枚手札に加える!スケール1の《クリフォート・ディスク》を手札に!そしてそのままセッティング!」
マコトLP4000→3200
「これでレベル2から8までのモンスターが同時に召喚可能!ディフェンスだ!来い!我が最高の選手達!《U.A.パーフェクトエース》!《U.A.ストロングブロッカー》!そしてフィールド魔法《U.A.スタジアム》を発動!」
「U.A.?アーティファクトじゃないのか?」
「確かにデッキは複数使ってはいけないとは無かったが、アーティファクトとあの奇妙なエクシーズ専用のデッキだけではないのか。」
「デッキはあといくつかはあるぜ?この大会では使わないけどな!そして《U.A.ファンタジスタ》を召喚!俺がU.A.モンスターの召喚に成功した時、《U.A.スタジアム》の効果が発動する!デッキから、U.A.モンスター一体を手札に加える!俺が手札に加えるのは、《U.A.ドレッドノートダンカー》!…俺はこのまま、ターンエンドだ!」
マコトLP3200
手札2(ドレッドノートダンカー、Aカード1)
モンスター3(ファンタ、ブロッカー、エース)
魔法・罠1(U.A.スタジアム、スケール2〜8クリフォート・ツール、ディスク)
「俺のターン!ドロー!」
…次はあいつのターンか。えーと、あの腹立つ感じの顔面してる方…あっ両方だったわ。あれだ、鼻が何故か顔面から独立してる方。
「ペンデュラムはもうお前らだけの技術じゃないぜ!俺は、スケール5の《psパープルシールド》とスケール11の《psパープルソード》でペンデュラムスケールをセッティング!」
そして昇天するかの様に登って行く一対の剣盾。しっかりと途中で止まり、下に5と11の数字が表示された。っていうか、
「お前らって…ペンデュラムは遊矢しか使ってなかったよ?」
「う、うるせぇ!これでレベル6から10までのモンスターが同時に召喚可能!出でよ、《地風星 ツムジ》!《天風星 アラシ》!
パープルソードのペンデュラム効果発動!1ターンに一度、自分フィールドの戦士族モンスターの攻撃力を200アップする!」
ツムジATK2200→2400
アラシATK2300→2500
「バトルだ!俺はツムジで《ファンタジスタ》を攻撃!」
「アクションマジック《転んだ後の杖》を発動!自分フィールドの攻撃表示モンスターを一体守備表示にすることで、バトルを無効にし、デッキからカードを一枚、ドローする!ファンタジスタを守備表示に!そしてドロー!」
「なに!?最初から持っていたのか!」
…そう。先程拾ったアクションカード、別途で手札5枚がデュエルディスクから出て来たからやはり問題は無かったのだろう。…初手6枚とは此れ如何に。
「この効果で守備表示になったモンスターはこれ以降、表示形式を変更出来ない。」
「くそっ!…だが、俺のモンスターは一体だけじゃないぜ!アラシでファンタジスタを攻撃!」
「……」
近くのアクションカード……あるね。溶岩の川の向こう。…これアニメでは遊矢がタックルされてバランス崩す所だったな。
「アクションカードを…っ!と、あぶねぇなお前!あと、悪いけどアクションカードは貰ったぜ!」
「なん…だと!?」
タックルよりも前に飛んでついでに奴の肩を足場にして二段ジャンプ。そのままカードの前に着地。そりゃ驚くのも無理ないよね。
「アクションマジック《回避》!攻撃を無効にする!」
「チクショウ!…だがまだ終わりじゃないぞ!俺は手札から、マジックカード《融合》を発動する!」
……原作とカードが違う。まぁ助かったから良いけど。
「俺は《ツムジ》と《アラシ》で融合!
吹けよ風!荒べよ嵐!逆巻く魔界神!ここに君臨!融合召喚!来い!レベル10《覇嵐星 フウジン》!…俺は、風神のモンスター効果発動!」
「させんわ!《U.A.ストロングブロッカー》の効果発動!1ターンに一度、相手モンスターの特殊召喚に成功した時、そのカードの表示形式を変更し、効果を無効にする!」
出てきたフウジンに強烈なタックルをかますストロングブロッカー。これによって体制を崩したフウジンが強制的に守備表示になった。
「なに!?何だよその効果!?」
「さぁ、どうする?ターンエンドか?」
「くっ…ターンエンドだ。」
竹田LP4000
モンスター1(フウジン)
魔法・罠(スケール6〜10パープルソード・シールド)
「クソッ!次は頼むぞ竹田!…俺のターン!ドロー!
俺もパープルシールドとパープルソードでペンデュラムスケールをセッティング!これでレベル6から10までのモンスターが同時に召喚可能!ペンデュラム召喚!来い!《地来星 トドロキ》!《天雷星 センコウ》!そしてペンデュラム効果発動!攻撃力を200ポイントアップ!バトルだ!トドロキで《ファンタジスタ》を攻撃!」
『おぉーっとぉ!?此処で火山でデュエルをしていた3人が全員ペンデュラム召喚を決めたぁぁぁぁ!!!しかし依然として御坂選手がリードしている模様!ライフは低いのに、リードしている!この状況はおかしいしもするけど、とにかくリードしているぅぅ!!』
トドロキATK2100→2300
センコウATK2400→2600
「あ、ぶ、ね、え、よ!っと、アクションマジック《ポジションチェンジ》を発動!相手はこのターン、俺が指定したモンスターが存在する限り、そのモンスターしか攻撃出来ない!《U.A.ストロングブロッカー》を選択!」
「何!?グゥアァ!クソッ!竹田!何をやっている!」
梅杉LP4000→3600
「お前が言うな!こいつちょこまかと避けやがるんだ!」
「なにをぉ〜!」
踏みつけ、タックル、足払い、露骨な拳を避けてアクションカード使ったら仲間割れしだした。ざまぁww
『ここで御坂選手!梁山泊塾の猛攻を防ぎ、見事先制ダメージを奪ったぁ!…個人的には彼女に勝ってもらいたいですね、梁山泊塾、結構後処理面倒な事してるから。』
「おいおいw明らかに守備力高そうなストロングブロッカーに態々攻撃してどうするよ?梁山泊塾はどんな手段使っても勝つって言うけど、まさか自滅するとはね?ww」
この次元のデュエリストの弱点、明らかな煽り。……と言うよりこいつら勝鬨ボコった事に何故か怒ってるから火に油注いでるようなもんだよ。このままオーバーヒートしてくれれば儲けもんだぜwさっきのは文脈可笑しい気がするけどな。それくらいでもイラっとするのがこいつ等だし、良いだろ。
「おのれぇ…!ならば速攻魔法《波動融合》を発動!《トドロキ》と《センコウ》で融合!
天に煌めけ、地に響け!雷の破壊神、ここに君臨!融合召喚!出でよ《覇雷星 ライジン》!」
ライジンATK3000
「雷神は守備表示モンスターを攻撃した時、貫通ダメージを与える!「ドヤ顔で説明してるとこ悪いけど効果発動!」…なにぃ!?」
「《U.A.ストロングブロッカー》の効果、忘れる訳ないよね?お前のモンスターの表示形式を変更し、効果を無効にする!」
「なっ!しまった!?」
「梅杉お前何やってんだ!」
「さっきドヤ顔でやられたお前に言われたくねぇ!」
「はぁ!?初見で回避できるわけねぇだろ!」
「知るか!回避出来てこそデュエリストだろ!」
「それならお前も回避しろよ!このノロマ!」
「くっそぉ…。俺は、ターンエンド…。」
梅杉LP3600
手札1
モンスター1(雷神)
魔法・罠(スケール6〜10パープルソード・シールド)
「手も足も出ないってか?じゃあおれのターンだ!ドロー!…(さっきのアクションカードのドローで手札に来たのはパワードギプス。今のドローでマイティースラッガー…これで。)……さぁ!反撃だ!」
これで、ラストターン!
やめて!ドレッドノートダンカーが特殊召喚されたら、パワードギプスの効果で相手の二人がモンスター諸共吹き飛んじゃう!お願い!死なないで梅杉竹田!貴方達が死んだら、勝鬨の仇は如何するの!?手札はまだ残ってる!このターンさえ乗り切れば、まだ可能性はあるんだから!次回、《約束された勝利のダンク》。デュエルスタンバイ!
……嘘です。デュエルのラストとプラスアルファだけです。
この先U.A.の最高火力が足りなくなるのですが、その場合、何らかのオリジナルを出す可能性があります。そうなればタグを増設する予定ですが、『頼むからそれは辞めてくれ!』とか『オリカはマズイ!マジでマズイから辞めたほうが良い!』って言う場合は感想にどうぞ。多ければ取り止めにします。
誤字脱字の報告及び、効果処理などのミスの報告、見つけたらお願いします。