光の道の使者と共に駆け抜ける未来。   作:北道 翔

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いつもより野球ネタが多い気がします(校正で確認しながら)

昨日UA3000行ったぞって話をしたような気がしますがもう3500目前です。…どうしてこうなった?

今のところ感想も悪いことを書かれず、評価もついてないのでこんなノリで書いてますがどうなんでしょうかね?

何か指摘等ありましたら言って下さるとうれしいです。ただ、即時反映できるかと言われるとアレですが…ストック分もありますしね。

見て下さる読者の方々に、最大級の感謝を…



前回のあらすじ

デッキを盗んだ神楽坂に勝ったのは隼人。

アニメライフにチェンバは好相性(いろんな意味で)。



第12話 伝統の一戦、ノース校交流試合~特殊能力は意外性です~

 

 

遊戯さんのデッキ盗難の事件があってから、特に主だった事件はなく学園生活は平和に…あ、平和じゃないこと1つあったね。

 

謎の美少年転校生現る。その名は、早乙女レイ!

 

…まあ知ってのとおり女の子。カイザーLOVEの一心で変装してまでやってきた行動力抜群な子。

 

案の定ばれて居残りをかけた十代とのデュエル。なにあの乙女カウンター。やられたら絶対イラッと来るやつだよこれ。

 

結果としては最後の最後に十代が「ヒーローは遅れてくるもんだぜ!」と言わんばかりの捲りを見せて勝利。流石主人公。

 

で、レイちゃんは強制送還になったんだけど、まさかの十代に鞍替えLOVE。乙女心は秋の空って言うけど移り変わり早すぎでしょうJK。常識的に考えて。

 

ただ相手は鈍感十代だからねぇ…しかも正妻候補筆頭天上院明日香もいるし。前途多難だね乙女の恋は…

 

て、他人事のように言ってるけど。

 

龍華「恋ねぇ…多分しないで終わるんじゃないかなぁ…」

 

誰にも聞こえないような小さな声でつぶやくくらいには、そんな対象はいないわけで。

 

 

 

光の道の使者と共に駆け抜ける未来。

 第12話 伝統の一戦、ノース校交流試合~特殊能力は意外性です~

 

 

 

そんなこんなあった謎の転校生事件も終わった、ある日の昼。

 

珍しく十代達がいなく、私は偶然会った三沢君と昼食を食べることに。

 

龍華「…交流戦?野球でもするの?」

 

三沢「どうしてそういう発想になるんだ?」

 

龍華「冗談。…それで、ノース校との交流戦が、どうかしたの?」

 

聞けば毎年恒例らしいノース校との交流試合が、あと2週間後に迫っているんだとか。

 

ノース校っていうのはここのアカデミアの分校のうちの1つで、独自の英才教育で世に多くの強豪デュエリストを送り出してるとかそうではないとか。

 

アカデミア本校と一番交流があるのもこのノース校らしい。

 

去年は現学園王者のカイザー先輩が久しぶりにノース校の選手を破り王座奪還。そんな中迎える今回の交流戦なんだとか。

 

龍華(なるほどパリーグ有利の交流戦で久しぶりにセリーグが勝ち越したと)

 

正直頭の中は前世の記憶が幅を利かせすぎて大変。やきうのお兄ちゃんだったからなぁ、前世。

 

三沢「だから今回もうちの代表はカイザー亮だと思ったんだが…どうやら事情が違うらしい」

 

龍華「はあ…」

 

三沢「向こうの選手は1年生が出てくるらしい。となると流石にカイザーは出せない、というのが昨日の職員会議での結論らしい。まあ、聞いた話だけどな」

 

龍華「いつも思うけど、三沢君はその情報をどこから引っ張ってくるの?」

 

三沢「どうやら成績がいいと、先生とも必然と知り合いになる物でな」

 

そんなもんかぁ、と思いながら私はパンをかじる。恐らくラーイエローの寮長の先生から聞いたんだろうね。…樺山先生、だっけ?

 

龍華「てことは、1年生から今年の代表は選ばれるってこと?」

 

三沢「恐らくそうだろうな」

 

龍華「なら私は関係ないねー…おとなしく観客席で見てるわ」

 

三沢「…冗談で言っているのか?」

 

龍華「ふぇ?」

 

だってうちの寮には主人公がいるじゃん。十代出しておけば丸く収まるよ。

 

三沢「…十代の出場をクロノス先生が許すと思うか?」

 

龍華「な ぜ ば た れ し 。…そんなことはいいとして、なんで十代が出れないの」

 

三沢「授業態度、だな」

 

龍華「…」

 

そういえばうちのエースは学園的に落ちこぼれでした。実技デュエル責任者のクロノス先生が落ちこぼれを出すなんてあり得ませんぞ。

 

龍華「…となると、他に候補は?」

 

三沢「それが出て、代表が決まるのが今日の緊急職員会議だ。恐らく候補は、君だな」

 

龍華「…はい?冗談は空気感だけにしてください三沢君」

 

なんで私なのさ。そもそも三沢君だって普通に強いし、明日香だって実技成績優秀らしいから選ばれたっていいじゃん。あとは…ワンチャン翔も行ける。プレイング力の伸びた翔ならワンチャン。

 

三沢「アカデミア公式戦の勝率がいい生徒なら君以外にもいるだろうが、初対戦成績を見れば差が歴然とする。俺も、初対戦成績はそんなに良くないんでな」

 

龍華「じゃあ、私が初見殺しなの?…でも私も相手初見なんだから…あー…」

 

そういえば私の戦績的に、大事なところで勝って評価を上げて逃げ切っている印象があったけど、そこが今回ドはまりしたのか。

 

初見対初見で勝てるってことは、短期決戦・一発勝負に強いっていう判断。確かに、あながち間違いじゃない。

 

言うなら、秋のロッテ。もっと言うと、晩秋の3位のロッテ。…うわ、すごい強そう。めっちゃ下剋上しそう。応援歌トラウマにしそう。

 

あと延長戦やってCMがなくなるとかいう事態を作りそう。

 

三沢「そういうことだ」

 

龍華「不満っちゃ不満なんだけどね…」

 

 

 

大徳寺「…ということで、ノース校の代表は龍華さんに決まったニャ。推薦する気ではいたんだけど、推薦する前に話題に上がってたニャー」

 

龍華「なるほど」

 

その日の夜。レッド寮食堂。

 

三沢君の読み通り、私が代表に選出。

 

大徳寺先生の話によれば、クロノス先生は非常に微妙な顔をしていたらしいです。

 

多分なんでレッド寮からっていうやっかみと、今まで私が積み上げてきたクロノス先生への貸しがあるという引け目が絶妙に均衡した結果だと思う。

 

我ながら絶妙な関係を作ってますね。

 

十代「まあ龍華なら納得だけどさぁー」

 

龍華「私は100%十代だと思ってたんですけどね!多分十代授業態度少し良くしないとどんどんデュエル機会減るよ…」

 

十代「うへぇ…」

 

多分この後エース大車輪だと思うけど、一応釘は差しておく。鬱展開にそうそうさせてたまるかってんですよ。

 

龍華「じゃ、私部屋戻るね。明日第1授業からあるから寝ないと…」

 

十代「お、お疲れー」

 

翔「おやすみなさいー」

 

隼人「おやすみなんだな」

 

というわけで部屋に戻ると、机の上に見知らぬ紙袋。

 

精霊たちは…いないか。とりあえず中身を確認しようと思ったら、

 

龍華「…転生神?…分かりやすい位置に書いてあるけど」

 

紙袋の真ん中にTo転生神の文字。てことは、

 

龍華「…テコ入れ?もうエクシーズ解禁なの?」

 

そんなことくらいしか思いつかず。だってシンクロ解禁1週間前にも似たような紙袋机の上にあったし。中身は私の持ってなかった汎用シンクロが入ってたっけ。

 

ということで紙袋をオープンすると、小さいデッキケースが1つ。あと、手紙。

 

龍華「何々…本日発売のパックのスーレア・ウルレア枠です、お納めください。…あ、しまった今日パック発売日だった」

 

とりあえず新パック出たら何が出るか1パックは買う習慣があったのに…忘れてた。不覚。

 

ただ、いつもならこんなことしてこない転生神が、なんで?

 

そう思いながらデッキケースの中身を確認したら、

 

龍華「…!?マジ!?大丈夫なの!?」

 

盛大に狼狽。それもそう。中身はなんと、

 

E・HERO エアーマン

E・HERO シャドーミスト

E・HERO ブレイズマン

ヒーローアライブ

E・HERO アブソリュート・zero

E・HERO エスクリダオ

E・HERO ノヴァマスター

E・HERO Grate TORNADO

 

属性HERO集団だったからね。そりゃ驚くさ。

 

向こうでも猛威をふるい続けるエアーマンさんやシャドミさん。…でもマスクチェンジなんてまだこの世界にないらしいよ?ソースはM・HEROが1枚も存在しない。

 

特殊召喚時の効果はあるようで実際ない。

 

ブレイズマンは融合軸HEROなら必須だし、アライブはもう…言わなくても分かる強さ。だからHERO使いはアニメライフスタートとか言われる。

 

そして融合体の皆さんはおお、もう…って感じ。サンダーボルト男アブソルにHEROが倒れると強くなるエスクリダオさん。

 

ドロー要員のノヴァさんに攻守半減のメリケンさんことトルネード。…てか、なんでこうHEROばっかり?十代の強化…

 

龍華「まさか」

 

ふたたび手紙に視線を落とすと、さっきの文章は消えてなくなっていて、代わりの文章が浮かび上がっていた。おのれ神、いやそうだろうと思ってはいたけど。

 

龍華「今後のために十代君を強化しておきます。次元ねじ込んでこのカード群を生産させました。1枚ずつだけど元々制限みたいなものだし仕方ないね。なのでこれ渡しておいて。…相変わらず軽すぎやしませんかねノリが…」

 

と嘆息しつつ再び地獄(HERO)とご対面。いや、この人たちが悪いんじゃない。マスクチェンジとダークロウが悪い。

 

本っ当にダークロウとライロは相性が悪い。ライコウ伏せて殴られ待ちくらいしかない受動っぷりが相性の悪さを物語っているんだよね…

 

龍華「さ…これどうやって自然に渡そうかなぁ…」

 

…当たったけどせっかくのHEROだし十代使う?でいいか。相手が使わないとは絶対に言わないであろうという1点読みなんだけど。

 

 

 

あ、結果?もちろん成功。十代は疑いの心が無かった。これで十代は第1進化したってこと。

 

…ここからネオスぺーシアンの方々とコンタクト融合…重くなりそう。

 

 

 

というわけで代表決定してから交流戦までの2週間。

 

龍華「皆様ご足労お疲れ様です」

 

裁龍『いつもの部屋で集合しているだけだが』

 

ネフィ『この流れは…前にもありましたね』

 

ミド『デッキ調整した時だよね』

 

スカー『前回ハメタニ絞ッテ最終的ニハ殴リ合ッテマシタネ』

 

トリシュ『私は初めてですね…』

 

こういう大事な時には必ずやるデッキ調整精霊会議。

 

龍華「…まあ誰が来るかは多分あの人。万丈目withアームド・ドラゴン。さて、あの嵐のようなモンスター破壊をどう耐えるかですが」

 

裁龍『正直、フィールドの更新が常に行われるような展開になりそうだな。しかしそうなると、このデッキではまずいことになる』

 

ネフィ『回転・展開重視で攻撃を止めたりするようなものがありませんからね…ただ、またメタに走るとなると…』

 

龍華「見事に失敗した経緯があるからね。となると…」

 

スカー『キーカードヲ使ワセナケレバ良イノデハ?』

 

龍華「そこにつきそう。効果無効と除外を効率的に使えばあっちはやがて詰むと思うんだけど…効果無効なら私に良い案がある」

 

裁龍『ろくでもないような気がするのは気のせいだろうか…』

 

龍華「それ違う人になるから。ヴェーラーやブレスル多投。スキドレはこっちの被害が大きいからダメ。あとは…D.D.クロウや転生の予言も投入検討中」

 

ミド『墓地復活を避けるため…かな?』

 

龍華「そうそう。上位レベル持ちはともかく、下位レベルは蘇生系カードで容易に復活するし、その場でレベルアップなんてされたらたまったものじゃない。しかも奴らの攻撃力はかなり高い。それが出てこないだけでもライトロードの優位性が立つ。申し訳ないけど、私のデッキライロ上位モンスター入ってないから」

 

トリシュ『除外であれば…私も力になれます』

 

龍華「本当に先生は頼りになるよ…となると…こういうデッキレシピ?」

 

と、デッキの山を崩し、見えるようにする。

 

スカー『前回トハマタ違ッタ妨害系ライロニナリマシタネ』

 

ミド『でも、前回のお姉ちゃんのデッキよりシェイプアップされてるね』

 

龍華「妨害系を大分最小限に絞りつつ、最大限の利益を出せるように調整はしたからね…あとは、あのモンスターが来ないことを祈るだけ…」

 

ネフィ『あのモンスター?』

 

龍華「…光と闇の竜。まあライロなら強制効果で攻撃力下げれるからいいとして、そのあと。すべて壊してからモンスターを引っ張り上げる。…うわ、別のデッキ思い出した…」

 

フェルグラライダー。嫌な事件だったね。

 

裁龍『効果でアームドドラゴンを引っ張り、そのまま進化されればたまったものではないな。それの対策は何かあるのか?』

 

龍華「そのためのクロウか予言。対象をとって発動するから対象が消えれば不発になる。そこからの返しのターンでうまくいけばいいんだけどね」

 

ただ、これがうまくいくかは別。運命力が試されるという事にはなるんだけど。

 

さ、これでデッキ調整は終わり。あとは、

 

龍華(お願いします回ってください!!)

 

神頼み。

 

 

 

ということで。

 

万丈目「お前達ィ!このオレを覚えているかァ!!この学園でオレが消えてせいせいしたと思っている奴!オレの退学を自業自得だとほざいた奴!知らぬなら言って聞かせるぜ。その耳かっぽじってよく聞くがいい!地獄の底から不死鳥のごとく復活してきた、オレの名は!一!十!!」

 

「「「「百!!千!!!」」」」

 

万丈目「万丈目さんだ!!」

 

「「「「「うおおおおおおお!!!万丈目サンダー!!!!!」」」」」

 

ノース校との交流戦当日。やっぱり相手は地獄から帰ってきた万丈目。ちなみにこの試合、生中継されているらしい。お金あるのね万丈目グループ。

 

てか、どんだけ弟の晴れ舞台にプレッシャーかけるつもりなのさ。

 

それにしても、人心掌握上手だなぁ、万丈目。カリスマの塊じゃないですか。

 

一応ここ本校のデュエルスタジアムで、かつ観客割合は本校6:ノース校4なんだけど、それにしてもそれを感じさせない。やっぱり私人望薄いのかな…

 

裁龍『ここで心が折れてどうするつもりだ?泣きそうなのは分かるが、今は気丈さが大事な場面だ』

 

…うん、それもそうだよね。

 

万丈目「司会!マイクは返すぞ!」

 

クロノス「いきなり司会をとられたと思ったら戻ってきたノーネ…。じゃあ、本校の代表も紹介するノーネ。レッド寮生徒にして格上の相手を次々とジャイアント・キリングしてみせた注目を浴びるレッド寮のエースナノーネ!未完の大器はまだまだ大きくなる存在ナノーネ!シニョーラ、藤堂龍華ナノーネ!!」

 

龍華(えっちょっなんか物凄い紹介のされ方!?)

 

クロノス(少々気に食わないところもありまスーガ、貸しも多いノーネ。励ましの紹介ナノーネ)

 

観客「いけー!!ノース校に負けんじゃねぇぞー!」

 

観客「あと意外と可愛いぞー!」

 

「「「「ファイト!!藤堂!!」」」」

 

龍華(おおう…なにこの歓声…)

 

ホーム感、お帰り。精神的HPがかなり回復した感じ。

 

って、クロノス先生マイク投げてきた。喋れって?…なんかすごい楽しそう。

 

龍華「あ、ご紹介にあずかりました藤堂龍華です。精いっぱい頑張るんで、応援よろしくお願いします!声援が、私にとっての最高のパワーですっ!!」

 

十代「龍華、頑張れよー!!」

 

翔「応援してるっスよー!」

 

隼人「頑張るんだなー!」

 

あ、いつもの面々発見。…あれ、隣に三沢君に明日香に…わ、カイザー先輩までいる。…なぜかすごい癒し枠。

 

さて、とマイクをクロノス先生に投げ返し、デュエル場の方に向き直る。

 

万丈目「久しぶりだな、貴様とは」

 

龍華「お久しぶりですね。…向こうでもうまくやったようで」

 

万丈目「今までバカにしてきた奴等を見返してやる。そのために俺は向こうで強さを磨いた!貴様ごときに、負けるわけがない!」

 

龍華「…」(やっぱり…ガラスの強さを磨いてきたわけね。私のお節介は無駄だったってことになるけど)

 

そんな銑鉄みたいな強さなら、叩き割って見せようじゃない。

 

クロノス「では…コホン。アカデミア本校対アカデミア分校ノース校、交流試合のデュエル、開始ィ!!」

 

「「デュエル!!」」

 

 





自重しろと言われるまで多方面のネタを取り入れていくスタイル。

あと十代テコ入れは有能そうでかつシナリオの流れを壊さない程度に選んだつもりです。マスク・チェンジはする気ないです。

というよりマスク・チェンジ系はトラウマです。おのれダークロウ…

次回からいよいよ交流戦です。第1章も佳境なので、それなりにお待ちください。



本日のヒーローは今回はお休みです。次回は未定です。
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