光の道の使者と共に駆け抜ける未来。   作:北道 翔

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最近長くなってばかりですが今回もボリューム満点です(9000字越え)

私としては1話6000字前後当たりがちょうどいいんじゃないかなぁと思ってるんですが…そこら辺はどうなんでしょうか?

第1章も大体6000字が目安となってましたし。偶然なんですけど。

そして次回でこの小説も20話。随分続きましたね…



前回のあらすじ

万丈目対万丈目の勝者は万丈目。

攻撃力0でも勝てるんです。



第19話 第三の刺客は戦闘民族~女子戦士対男子侍~

 

次の日の朝。

 

カミューラ「…ほら、そろそろ起きたらどう?朝ご飯逃すわよ?」

 

龍華「うぅ…もうそんな時間かぁ…」

 

最近恒例になりつつある、私とカミューラとの朝の会話。生活リズムがまるで違う2人だから為せる業ではあるけど、おかげで私は遅刻の可能性が限りなく消えた。

 

まあそれより前は精霊たちが、時間がヤバかった時には起こしてくれていたんだけど、手を煩わせずに済んだのはちょっとした進歩ではある。代わりにカミューラの手を煩わせてますけど。

 

寝間着からオシリスレッドの制服に着替えながら、私は他愛もない会話を続ける。

 

龍華「最近、何か変化あった?」

 

カミューラ「ないように思えるわね。怪しいような奴も見ないし」

 

龍華「そっか。セブンスターズも最近動きないのかな…」

 

カミューラ「…そういえば、最近火山のふもとの森で何か造っているらしいけど」

 

龍華「…もしかして…それ次の刺客の何かなんじゃ…?」

 

カミューラ「…少し警戒しておいた方がいいかもしれないわね。警備の方にも言っておくわ」

 

龍華「ありがと、じゃあご飯食べてくる。おやすみー」

 

どうせこの後カミューラ寝るんだし。

 

 

 

光の道の使者と共に駆け抜ける未来。

 第19話 第三の刺客は戦闘民族~女子戦士対男子侍~

 

 

 

食堂に行くと、いつもの3人がいない。

 

龍華(十代なら寝坊も往々にしてあり得るけど、少なくとも隼人はいるんだけどな…)

 

なんて朝ご飯を受け取りながら思っていたら万丈目を発見。今日の話し相手を発見したところで斜め前の席に滑り込む。

 

万丈目「…なんだ貴様か」

 

龍華「何だとは何さ。ところで、十代達知らない?」

 

万丈目「あいつらなら、今朝早くに三沢に外へ連れていかれてたぞ。何でもドロー力の鍛錬だとかなんとかってな。その騒ぎのお蔭で俺の眠りを妨げやがって…気づかなかったのか?」

 

龍華「ぐっすり」

 

私一回寝付いちゃうと朝まで起きないからね…基本的には。

 

万丈目「最近思うんだが…貴様随分図太いな」

 

龍華「褒め言葉じゃないってことは良く分かったよ」

 

そもそも褒めてないんだろうけど。

 

龍華「…そうだ、昨日の3000円」

 

万丈目「固有名詞のように使うな。…これだろう?」

 

そう、この前の井戸発掘で見つけた「3000円」。その正体は、

 

龍華「これこれ、幽鬼うさぎ」

 

ガチデッカーのサイドに必ずいるといっても過言ではない高級品ことうさぎちゃん。

 

万丈目「昨日は引くのが遅すぎて使えんかったがな」

 

龍華「対象に取れないのが長かったのもあったし、手札にあってもきつかったかもね。…でも効果としてはマジ優秀だからね。捨ててあったことに驚きが隠せない」

 

本当にステータスしか見てないのかここの生徒は。

 

私だって欲しいのに今のところ1枚も当たらないんだから困る。高級品に嫌われる体質でもあるんだろうか。

 

…それならすぐに体質改善したい。

 

 

 

次の日。大徳寺先生の錬金学授業前。

 

龍華「先生、頼まれた器具持ってきましたよって…人少なくないですか?」

 

大徳寺「前にもこんなことがあった気がするニャ…あ、台車は横において欲しいニャ」

 

前回は万丈目を探しに行った時だったなぁ、と古い記憶が頭をよぎりつつ。

 

そう、今日の授業も人が少ない。…もしかしたら前回よりも人少なくない?

 

ちなみになんで私が器具を運んだりしているのかというと、

 

大徳寺「龍華さんはテストの成績も授業態度もいいニャ。そこで、この後のテスト出席を免除するかわりに授業前後の雑用を頼んでもいいニャ?」

 

龍華「喜んでその役目受けさせていただきます」

 

ということがあったから。圧倒的感謝。

 

定期考査でテストの負担が1つ減るのはあまりにも大きい。

 

流石にこれは事件の香り、なんて名探偵めいた発想を起こしていたら、

 

明日香「そういえば、十代や三沢君が朝からいないっていう話じゃなかったかしら?」

 

龍華「それは三沢君がドロー力を高める練習をするからじゃなかったっけ?万丈目からそう聞いてるけど」

 

明日香が横から登場。私久しぶりに明日香と話したかも。ずっと吹雪さんの介抱してたし。

 

あ、ちなみに吹雪さん意識を回復しましたよ。少し記憶障害が残っていて、自分が倒れる前に何が起こっていたのかを思い出せていないようだけどそれ以外は問題ないみたいだし。

 

妹LOVEも変わってないらしい。そこは変わってくれたらうれしいんだけど、とは明日香談。

 

龍華「…もしかしたらあれ関係あるのかなぁ…」

 

明日香「あれ?」

 

龍華「昨日も、そういえば今朝もカミューラと話題に上がったんだよね」

 

 

 

―回想(今朝)―

 

龍華「…遺跡?」

 

カミューラ「見た目は完全にそれね。…石造りの闘技場、という感じもするけど」

 

昨夜の見回りでの報告。もちろん、そんな場所にそんなものがあったという記録はないから、最近建築されたものに違いないんだけど。

 

龍華「しかし本当に便利だよね、暗視」

 

カミューラ「貴女も吸血鬼になれば身に着くわよ?」

 

龍華「流石に遠慮。人間っていうのも存外に生活しやすい種族だからね」

 

我ながら良い返しである。

 

―回想終了―

 

 

 

龍華「…的なことが」

 

明日香「…それじゃないかしらね、もう」

 

龍華「だと思う。…先生、もしかしたら例の刺客かもしれないんで…」

 

大徳寺「気を付けていってくるニャ。…あ、生徒の皆さん、今日は大事をとって授業は中止とするニャ。振替日は後日連絡するニャ」

 

ということで私と明日香はその建造物へ向かうことに。

 

明日香「それにしても、良く仲良くなれたわね、その吸血鬼と」

 

龍華「まあ…話だけ聞くと相当可哀想な半生だったよ?そこで私のお節介スキルが」

 

明日香「龍華らしいわね」

 

龍華「向こうが私のことを惚れ込んでくれたから助かった…のかなぁ?あと、十代のペンダント」

 

あれが無かったらあの黒い腕から逃れることは出来なかったと思うしね。

 

そんな感じで森の中を分け入っていくと、カミューラの言う通り石造りの建造物が見えてきた。

 

龍華「なんか思った以上に…ちゃんとした建物なんだね」

 

明日香「そうね…誰の趣味なのかしら」

 

と、あたりを見回していたら、

 

明日香「きゃあっ!」

 

龍華「えちょ何々!?」

 

急に抱き着いてくる明日香。明日香さん明日香さん当たってる当たってる。何がとは言えないけど当たってるって。私にはないものがさ。

 

成長しないのかなぁ、私。少しは欲しいんだけどな。

 

そしてさっきまで明日香が見ていたであろう方向を向いた時、

 

龍華「…うわぁっ!?」

 

やせいの とらが こちらをみている!

 

龍華「明日香ちょっとこれどうしよう!」

 

明日香「どうしようもこうしようも出来ないじゃない!」

 

本来取るべき行動を忘れ(さっさと逃げるか、刺激しないよう黙って対峙する)ギャーギャーわめく女子二人。久しぶりに思った。

 

女子の危機管理能力ってこんなもんだっけ。

 

そんなことをしていたら、

 

??「どうしたバウス、不審者でも…不審者、だな」

 

龍華「違うよ!」

 

誰か来た。マッチョウーマン。…あ、思い出した。次の刺客この人だよ。アマゾネスさんだよ。

 

??「不審者でなければ、客人か?ちょうどいい、決闘場も出来上がったところだ、案内してやろう」

 

龍華「そうですか…」

 

そんなわけでそのアマゾネスさんに案内されて決闘場の中に。すると、いるわいるわアカデミア生徒。…十代や三沢君もいるし。

 

で、そのアマゾネスさんは今さっきまでの声と打って変わってあざといボイスで給料を支払っていた。あ、カードも配ってる。

 

十代の反応がかなりいいから恐らくHERO関連の何かをもらったんだろうね。…着実に戦力が増すレッド寮エース。

 

エースで思い出したけど、前にレッド寮の生徒にアンケートをとったことがある。題名は「レッド寮のエースと言えば?」。言い出しっぺは翔。

 

そんなもの票は十代に動くに決まってるでしょうが、と思いながら私は十代に票を入れたんだけど、事件はここから。

 

翔が票を集計したら、レッド寮4割が私に票を入れたらしい。3割が十代、残りはばらけ。

 

…おっかしいなぁ、そんな活躍してないぞ?私。せいぜい目立った試合はカイザー先輩戦とノース校代表時代の万丈目戦ぐらいだと思うんだけど。

 

結果を見てなぜか当たり前だろ?という顔をする十代。むしろあなたが自覚を持ってくれないと困るんだけど。

 

英雄(HERO)はあんたなんだからさ。

 

と余計な空想をしていたら向こうは自己紹介を終えていたらしい。タニヤさんって名前らしいよ。そしてやっぱセブンスターズの刺客。

 

そしてこの生徒集団は日給に釣られてやってきた日雇いバイトだということ。コロシアム建設に駆り出される人々…その時代を思い出す。

 

で、恒例の鍵をかけたデュエルなんだけど、

 

タニヤ「私に挑めるのは男の中の男のみ!」

 

と言われたので私と明日香、出番なし。

 

龍華「途端に暇になったよ」

 

明日香「私、この戦い何もしていないのだけど…」

 

翔「ついでに僕たちもやることが無いッス」←鍵持ってない

 

隼人「結構大変だったけど、いいカードがもらえてよかったんだな」←同じく

 

龍華「何もらったの?」

 

隼人「これなんだな」

 

強貪<やぁ

 

龍華「…うーん、使うなら計画的にね」

 

チェンバなら強謙の方が使いやすいのに。

 

すっかり私の興味から退けた向こうでは十代・三沢君・万丈目(いつの間にか来てた。バイトはしてない)が名乗りを上げていた。

 

で、タニヤからの指名は三沢君。

 

三沢「三沢大地、相手がだれであろうと手は抜かんぞ!」

 

タニヤ「その心意気やよし。ここにお前の明暗を分けるであろうデッキが2つある。片方は勇気、もう片方は知恵のデッキだ。さあ、どちらを選ぶ?」

 

声の使い分け上手過ぎでしょタニヤ。

 

三沢「俺は知恵のデッキを選択させてもらおう。俺が今回使用するのは、そこの龍華の手を借りて作った新しいデッキだ!」

 

明日香「え、龍華あなたそんなこともしてたの?」

 

龍華「うん。私が使っても良かったんだけど、何か新しいデッキを持ちたいって三沢君が言ってきたから手伝った」

 

あのデッキ使うのね。うまくかみ合ってくれれば制圧系メタビになるからね。あとは三沢君の腕に期待。

 

というわけでコロシアム中央のデュエルフィールドに2人が立って、さて始まるかなと思った時。

 

タニヤ「言い忘れていたが、これは闇のデュエルではない!」

 

三沢「な!?」

 

龍華「え」

 

とんでもないこと言いだした。セブンスターズの刺客ってみんな闇のデュエルしてくるんじゃないの?

 

タニヤ「魂なんてそんなものがほしいだなんて、思うわけないじゃない♪」(あざといボイス。以下あざといボイス時は語尾に♪が付きます)

 

三沢「じゃ、じゃあ何が望みだっていうんだ!?」

 

タニヤ「今はお婿さん探しの方が大事だし♪もし私が勝ったら、三沢っちをお婿さんにして村に連れて帰っちゃうから♪」

 

龍華「…三沢っちのネーミングセンスには突っ込むまい…」

 

三沢「」

 

三沢君、絶句。仕方ないのでこの場はつなぎましょうか。

 

龍華「一応、三沢君が勝ったらどうなるの?」

 

タニヤ「そうねぇ、その時はお嫁さんになってこっちに残ろうかしらー♪」

 

龍華「何だこのどっちにせよ三沢君の恋路が進む展開は…」

 

三沢「セブンスターズとのデュエルが…こうあっけなく前提が崩されるとな…」

 

まあこうなったものは仕方ないんじゃないですかね。

 

これでデュエルが終わった後に三沢君にかける言葉は決まったね。『リア充爆発しろ』。

 

…何でこう、周りでばっか恋やらなんやらが展開するんだか…

 

 

 

閣下、嫉妬にご用心。緑目玉の異形の化け物。人の心をもてあそんでは食い尽くす。 ―シェークスピア「オセロ」3幕3場―

 

…まあ大丈夫、少なくとも私の目の色は緑じゃないから。

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

タニヤ「先攻は私だ、ドロー!アマゾネスの剣士を攻撃表示で召喚、2枚を伏せてターンエンドだ」

 

タニヤ LP4000 手札3枚

モンスターゾーン

アマゾネスの剣士 地・剣士族 攻1500/守1600 表側攻撃

魔法・罠ゾーン 2枚

 

 

 

龍華(アマゾネス…小さいころには出てたテーマだけど、どんなんだっけ?割と単純な攻撃力重視型のテーマだった気はするけど…)

 

明日香「あのカードは?」

 

龍華「あのカードの戦闘によって発生した戦闘ダメージは相手が受ける、ってやつだね」

 

三沢「俺のターン、ドロー!手札から、紫炎の狼煙を発動!デッキからレベル3以下の六武衆と名の付くモンスター1枚を手札に加える!」

 

十代「六武衆?聞いたことないな、そんなカード」

 

龍華「割と最近のパックから始まったシリーズだからね。シンクロ軸だし、まだそんなに使っている人はいないかも」

 

三沢「俺は六武衆のご隠居を手札に加える。そして、このカードは相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドには存在しない場合、特殊召喚できる!…が、まだしない。発動し忘れていたものがあったからな。手札から永続魔法、六武衆の結束と、六武の門を発動する!」

 

翔「急に場が忙しくなってきたッスね」

 

龍華「六武回すなら必須の永続魔法だからね、仕方ないね」

 

結束も門も効果長いから、今のうちに効果を貼っちゃおうか。

 

六武の門 永続魔法

「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、このカードに武士道カウンターを2つ置く。

自分フィールド上の武士道カウンターを任意の個数取り除く事で、以下の効果を適用する。

●2つ:フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」または「紫炎」と名のついた効果モンスター1体の攻撃力は、このターンのエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。

●4つ:自分のデッキ・墓地から「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

●6つ:自分の墓地に存在する「紫炎」と名のついた効果モンスター1体を特殊召喚する。

 

六武衆の結束 永続魔法

「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、このカードに武士道カウンターを1つ置く(最大2つまで)。

また、武士道カウンターが乗っているこのカードを墓地へ送る事で、このカードに乗っていた武士道カウンターの数だけデッキからカードをドローする。

 

龍華「結束は別名『六武の強欲な壺』。正直強力」

 

三沢「ここで六武衆のご隠居を特殊召喚し、門と結束にそれぞれカウンターを乗せる!」

 

六武衆の結束 0→1 六武の門 0→2

 

三沢「そして六武衆の影武者を攻撃表示で召喚!更に門と結束にカウンターが乗り、結束の効果を使って墓地に送り、2ドローを行う!」

 

結束 1→2 門 2→4

 

龍華(まあこの世界強欲生きてるしそれ使えよと言われたらそうなんだけど…)

 

三沢「そして、この場の2体でチューニング!六武を統べる真の六武よ、その一太刀をもって場を支配せよ!シンクロ召喚!真六武衆-シエン、推参!」

 

門 4→6

 

よし、ここまで出来て当たり前。六武はここからもう1つ展開。

 

三沢「門の効果を発動する!門に乗っているカウンターを4つ取り除き、デッキから真六武衆-キザンを手札に加える!そして、自分のフィールドに六武衆と名の付くモンスターが存在している場合、キザンは特殊召喚できる!」

 

十代「うお、場のモンスターが減らないぜ…」

 

やっぱり展開力って必要だわ。

 

門 6→2→4

 

三沢「さらにもう1度門の効果を発動する!カウンターを4つ取り除き、次は六武衆の師範を手札に加える!そして、キザンと同じ特殊召喚条件を持つため、特殊召喚ができる!」

 

門 4→0→2

 

これで場にはシエン、キザン、師範。手札は4枚。…流石だね六武衆…

 

…って、さっきまでキリッとしてたタニヤの表情が崩れてるんですけど。どこまで惚れ込んでるのあの人。

 

三沢「バトルフェイズ!キザンでアマゾネスの剣士を攻撃する!」

 

タニヤ「まだまだ!リバースカードオープン、聖なるバリア-ミラーフォース-!」

 

三沢「そこのところは予測済みだ!シエンの効果を発動する!1ターンに1度、相手の魔法・罠の発動を無効にすることができる!これで攻撃は…」

 

タニヤ「そこを読んでいるとしたら?もう1枚のリバースカードもオープン!カウンター罠、天罰を発動よ!」

 

わお、用意周到。

 

タニヤ「手札を1枚捨て、効果モンスターの効果の発動を無効にして破壊よ!逆順処理により無効化の解けたミラーフォースの効果が発動される!」

 

三沢「ぐっ…相手のカードの効果で破壊された師範の効果を発動し、俺は墓地からキザンを手札に加える…」

 

最後呼び出したの師範で良かったね…

 

三沢「手札を3枚伏せ、ターンエンドだ」

 

三沢 LP4000 手札2枚

モンスターゾーン なし

魔法・罠ゾーン  六武の門(カウンター:2)

         伏せ3枚

 

 

タニヤ「私のターン、ドロー!アマゾネスの格闘戦士を攻撃表示で召喚!バトル!格闘戦士で三沢っちにダイレクトアタック!…恋する女子のパワーは凄いわよ♪」

 

三沢君格闘戦士に思いっきり殴られてたけど。恋する女子のパワー(物理)。てか、全体的にアマゾネス側はノリノリなのね。

 

三沢 LP4000→2500

 

タニヤ「さらにアマゾネスの剣士でも攻撃!」

 

三沢「リバースカードオープン、炸裂装甲!流石に2発も喰らうわけにはいかない!攻撃してきたアマゾネスの剣士を破壊する!」

 

タニヤ「せっかくお婿さん連れて帰れると思ったのに…メイン2に入ってから、強欲な壺を発動よ」

 

龍華(なぜ最初に使わない)

 

多分だけど最初からやること決めてあったんだろうね。絶対殴る。強い意志。

 

タニヤ「2枚を伏せて、ターンエンドよ!」

 

タニヤ LP4000 手札1枚

モンスターゾーン

アマゾネスの格闘戦士 地・戦士族 攻1500/守1300 表側攻撃

魔法・罠ゾーン 2枚

 

 

 

三沢「俺のターン、ドロー!」

 

さて、さっきは展開して殴ったら罠コンボに嵌められて全滅。今回は?

 

三沢「リバースカードオープン、諸刃の活人剣術!墓地から六武衆と名の付くモンスター2体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する!このモンスターたちはエンドフェイズに自壊し、自分はその攻撃力分のダメージを受ける!俺は六武衆のご隠居と六武衆の影武者を特殊召喚する!」

 

門 2→4

 

龍華(お、もう1回シエン立てるのかな?)

 

三沢「手札から真六武衆-カゲキを召喚!召喚成功時に効果発動!手札からレベル4以下の六武衆モンスターを1体特殊召喚できる!キザンを特殊召喚!」

 

門 4→6→8

 

三沢「そして、影武者、ご隠居、そしてカゲキでチューニング!シンクロ召喚!現れよ、ギガンテック・ファイター!!」

 

十代「かっけぇー!」

 

龍華(ここでそいつね…あら、滅茶苦茶好相性じゃんこのカード)

 

詳しい説明は三沢君自身がやってくれると思うからそっちに譲りますか。

 

三沢「このカードの攻撃力は、互いの墓地の戦士族モンスターの数×100上昇する。現在は、俺の墓地には4体、そちらの墓地にも1体存在するため、計500上がることになるな。また、戦闘破壊された時に、自分または相手の戦士族1体を選択し、自分の場に特殊召喚することができる!」

 

簡単に言うと自身の戦闘破壊耐性を持っているってことになる。墓地に行って発動するから自身も対象に取れるからね。まあ、ほかのでもいいんだけど。

 

さて、門のカウンターを使えばさらに特殊召喚して展開できるけど、さっきの例もあるしね…ギガンテック・ファイターも効果破壊には無力だし。

 

三沢「…バトルフェイズ!まずはキザンで格闘戦士を攻撃する!」

 

まあここは安定策だよね。

 

タニヤ「キャアッ…でも、格闘戦士の効果で、戦闘ダメージは0になるわ!」

 

三沢「ギガンテック・ファイターでダイレクトアタック!!」

 

龍華(うわこれはこれで派手に殴られたなー…タニヤなぜ嬌声を出すのさ)

 

明日香「…なんかこうなったらどっちにせよくっつけばいいんじゃない…?」

 

龍華「同感…」

 

完全に冷めた女子の意見ですがデュエルはまだ続行中です。

 

タニヤ LP4000→600

 

三沢「メイン2に門の効果を使う!カウンターを4つ取り除くのを2回行う!デッキから影武者とカゲキを手札に加え、ターンエンド!」

 

三沢 LP2500 手札2枚

モンスターゾーン

真六武衆-キザン 地・戦士族 攻1800/500 表側攻撃

ギガンテック・ファイター 地・戦士族 攻2800/守1000→攻3400/守1000 表側攻撃

魔法・罠ゾーン 六武の門(カウンター:0)

        伏せ1枚

 

 

 

タニヤ「私のターン、ドロー!そして、リバースカードオープン、アマゾネスの意地!墓地のアマゾネスモンスターを1体特殊召喚するわ!アマゾネスの剣士を特殊召喚!このモンスターは表示形式の変更は出来ず、攻撃可能であれば必ず攻撃する必要があるけど、さあ、これが私とあなたのラストターンよ!」

 

三沢「なんだと!?」

 

こっから2500を削る…?

 

タニヤ「まずはアマゾネスの聖戦士を攻撃表示で召喚!このカードは自分の場のアマゾネスと名の付いたモンスター1体につき攻撃力が100上がる。自分も含むから、今の攻撃力は1900!バトルよ!まずは聖戦士でキザンを攻撃!」

 

三沢「ぐっ…」

 

三沢 LP2500→2400

 

タニヤ「そして、剣士でギガンテック・ファイターに攻撃!」

 

龍華「自爆特攻!?…え、まさか…?」

 

三沢「!?む、迎え撃つんだ!」

 

ギガンテック・ファイターの攻撃力は3400。剣士の攻撃力は1500。

 

当然迎撃されて剣士は破壊されるのだが、

 

タニヤ「剣士の効果は、このカードが戦闘を行った際の戦闘ダメージは相手が受けるの!」

 

三沢「な、なんだと!?」

 

三沢 LP2400→500

 

タニヤ「そして、最後のリバースカードをオープン!アマゾネス転生術!自分の場のアマゾネスと名の付くモンスターを全て破壊し、そのあと墓地にいるレベル4以下のアマゾネスと名の付くモンスターを破壊した枚数だけ特殊召喚できる!さあ帰ってきて、アマゾネスの剣士!」

 

タニヤの場に剣士が帰ってくる…やっぱり。もう1回自爆特攻してダメージを肩代わりしてもらって終わりだ。

 

さあ…三沢君。そのセットカードは飾りですか?

 

タニヤ「…さぁ、受け取って、私のプラトニックラブ♪剣士でギガンテック・ファイターに攻撃!」

 

十代「み、三沢!!」

 

 

 

三沢「…その愛はうれしいが、生憎こちらからは何も伝えていない!…その愛、そっくりそのまま返す!リバースカードオープン、魔法の筒!!」

 

タニヤ「え…そんなぁ…」

 

タニヤ LP600→-900

 

 

 

龍華「…これはドラマティック」

 

明日香「…1回目に撃てばこうならなかったって言う意見については…?」

 

龍華「…効果確認してなかったし、こんな追い込まれるとは思わなかっただろうしね」

 

 

 

あの後?タニヤ本当に三沢君に告白してたよ。ふざけ無しの女子の顔してた。

 

流石に三沢君がそんな真っ直ぐな思いを振るわけにはいかなくて、結婚を前提はまだできないが、とは言ってたけどタニヤの思いを正面から受け止めるらしいです。

 

その場がなんだか幸せな雰囲気になって、私も最初に思っていた言葉―リア充爆発しろ―が出る訳もなく。

 

…やっぱり緑色の目をした魔物に心は支配されてないみたい。

 

そんなわけで、第3の刺客を無事処理できましたとさ。三沢君、お幸せに。タニヤ、ファイト。

 

 





話をあらかた書いてからこんな話だったようなと原作見直したら全然違ったでござる。…またまたオリジナル展開っぷりに拍車がかかっておりますが最終的に「これはこれでありだな」ってなったのでそのまんまです。

タニヤにがっつり惚れてもらって三沢が振りにくい状況を作って、三沢が少しでも空気化しにくいようにいたしました。

あと今回の三沢は六武衆を使用してますが、まともにシンクロとかを使いこなせそうな人がこの人くらいしかいねぇんじゃねぇかと思いまして。

次回から原作よりは若干早く祭りが始まります。

龍華とネフィの関係も加速します。

…つまりはそっちの表現もちょっとだけはいるってことです。

糖分測定器をお持ちください。



本日のヒーロー

真六武衆-シエン
戦士族チューナー+チューナー以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。

六武のエースというとこの人でしょうか。
六武がメタビと言われる一つの要因。隣にナチュビとかいるとさらに存在感が増す。
火力も☆5シンクロにとって十分な2500。
意外と場持ちもいいんで強いんですけど、除外にだけは弱いので注意。
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