光の道の使者と共に駆け抜ける未来。   作:北道 翔

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お久しぶりです。作者は蒸発したんじゃないんですよ。

ちょっとネット環境のない所にいたので投稿が存外に滞っただけです。

今回は前振りなんで内容も薄めです。

第20話という区切りのいい話数ですが…まあ特に山場っていうものはないかと。

ただ警告タグが若干暴れます。



前回のあらすじ

セブンスターズとの鍵をかけたデュエルかと思ったら嫁になるかどうかのデュエルでした。

三沢君がリア充にランクアップ。



第20話 学園祭が来る!~正直周りがやる気で辛い~

 

タニヤと三沢君がくっつき、万丈目が名探偵になってセブンスターズ第4の刺客―黒蠍盗掘団―を撃破したりしてたある日。

 

龍華「そういえば学園祭まであと2週間だけど、レッド寮って何するの?」

 

十代「確か、コスプレデュエルって言ってなかったっけ?…大徳寺先生によればあんまり人来ないらしいけどなぁ」

 

龍華「ちょっと周り豪華だしね…ブルーの寮の豪華さを使ったカフェもそうだけど、イエローの出店も相当だよ。カレーで釣るのはズルい」

 

隼人「まあいつものことなんだな。レッドはレッドで内輪で盛り上がるんだなぁ」

 

現在地は十代達の部屋。休日ってこともあって、暇をつぶすために集合している。隼人が持ってたUNOしながら。

 

翔「でも今年はきっとお客さんは来るッス!」

 

龍華「…なんで?」

 

翔「レッド寮に女子がいる奇跡があるからッスよ!」

 

龍華「…まさか私で釣る気じゃ」

 

翔「この通りッス」

 

素早く土下座体制に。

 

龍華「…私がコスプレ?似合わないと思うけどなぁー…体型的に」

 

「「「…」」」

 

龍華「沈黙は辛い。例えそれがどっちの意味でも」

 

 

 

光の道の使者と共に駆け抜ける未来。

 第20話 学園祭が来る!~正直周りがやる気で辛い~

 

 

 

ということで私は逃げ道を探そうと思ったんですが、明日香はそんなに乗り気じゃないし。カミューラ・タニヤは存在がコスプレだし。

 

カミューラちょっと本気出したら羽根生えるらしいよ。凄いねヴァンパイア。

 

というわけで。

 

龍華「…逃れられなかったよ…」

 

ネフィ『マスターのコスプレ姿…うへへ』

 

龍華「絶対相談相手間違ってるとは思うけど、他にいないのが悪い」

 

何故か他に精霊がいないためにネフィに相談をせざるを得ない状況に。

 

龍華「で、ブラマジガールはトメさんがやるらしいんでダメなんだけどさ…って聞いてる?」

 

ネフィ『十分妄想は堪能したので。…どちらにせよ、一から作る必要があるんですね』

 

龍華「そうなるんじゃないかなー…でも、私に似合うものってあるのかな」

 

ネフィ『そうですねぇ…』

 

と言いながら私のカードプールを漁りだすネフィ。

 

ネフィ『…体型は…気にしてますよねぇ、マスター…』

 

龍華「分かってるなら言わないの。…ちょっとね、同級生に凄いのがいるからさぁ」

 

ネフィ『明日香様ですね…あの人は本当にマスターと同じ年なのでしょうか…』

 

龍華「私が特殊感はあるよね…その特殊層狙っていく?」

 

ネフィ『マスターの特殊な部分を私以外に見せるなんて』

 

龍華「怪しい言葉わざと選んでるでしょネフィ」

 

ネフィ『そんなことありませんよ』

 

龍華「あ、逃げたなー」

 

ある種の女子トークが続く。

 

ネフィ『…でも、あまり体型等を気にするようなスタイルではないように思えるんですが』

 

龍華「まあバランスはいいんだよね、きっと。対して身長もあるわけじゃないから、小さくまとまっているっていうか」

 

ネフィ『感度もいいですし』

 

龍華「ちょ、ネフィ!?」

 

ネフィ『これは私とマスターとの秘密ですね』

 

龍華「全く…」

 

ちなみに定期的に襲われてます。最近こそはないけど、もはや抵抗する必要もなくなってきた。

 

あの時だけは彼女の『モノ』になっている気がする。

 

ネフィ『…魔轟神とかどうです?』

 

龍華「クルス?…流石にペドまで行かない?あれ」

 

ネフィ『可愛いんですけどねぇ』

 

龍華「あと、どうせコスプレするなら、使うデッキをそのテーマにしたいんだよねぇ…」

 

ネフィ『となると…ライトロードからというのが簡単そうですけどね』

 

龍華「行けそうなの…何だろうね」

 

ネフィ『…』

 

龍華「…」

 

龍華・ネフィ「『これ…ですかねぇ…』」(メイデンミネルバ)

 

龍華「いや、本当はセイントの方になりたいよ…カードプールとしては存在しないから出来ないけど…」

 

ネフィ『そうですねぇ…少し幼すぎる感もありますが…』

 

龍華「…あとは、ルミナス?」

 

ネフィ『そっちもいいですねぇ…露出はほとんど変わりませんし』

 

龍華「あ、本当だ。…お腹出すのに目をつぶれば」

 

ネフィ『それもありですね』

 

龍華「…視線視線」

 

ネフィ『割と見てるんですけどね』

 

龍華「う…それもそうだ…」

 

後は精霊たちによる投票にしようかな。メイデンミネルバかルミナスか。

 

龍華「それはいいとしてさ、誰が作るのこれ」

 

ネフィ『私たちに任せてもらえれば、ある程度のものは出来上がりますよ?』

 

龍華「…そうなの?」

 

ネフィ『私、というよりもミドやウェンディゴが手先器用なので』

 

龍華「そうなんだ…じゃあお願いしようかな。あと、髪の方も」

 

ネフィ『染色は…嫌いそうですね』

 

龍華「そうだねぇ…せっかくこんなにいい髪してるし、痛めたくないかなぁ」

 

ネフィ『本当にマスターの髪、質感がいいですよねぇ…』

 

龍華「…っ」

 

ネフィ『どうかされました?』

 

龍華「いや、なんでも…」

 

龍華(言えるわけないでしょ…髪触られているうちにゾクッと来たとか…!)

 

 

 

というわけで不本意ながら私のコスプレも決定し―精霊投票の結果ルミナスに決定した―、準備が進むころ。

 

私はとあるもので、悩んでいた。

 

龍華「…どうするの、これ?」

 

赤生徒「俺も困ってるんだよー…まあ、普通ならレッド寮に寄付、なんだろうけどさ」

 

私とこの生徒が見ているのは、何と米袋。30kg入っているらしい米袋が3つ。90kg。多い。

 

赤生徒「俺、実家農家なんだよ。米の。それで…なんか本来知り合いとかに配るはずの米が余ったんだってよ。しかも、俺の下に兄弟とかいねぇから、大飯喰らいもいないから、そっちで処理できない?って言われちまってさ」

 

龍華「こんな時期にねぇ…」

 

赤生徒「まあ、普通に寄付という形で済ませるかー」

 

ただ、何せこの季節。何かに使いたい。

 

龍華「…学祭で炊き出しでもする?」

 

赤生徒「お、お金儲けか?」

 

龍華「…やっちゃう?」

 

妙に食いつきがいい2人による出店計画開始。

 

龍華「正直おにぎりだけでも利益出そうだけど…もうちょっと手の込んだものしたいね」

 

赤生徒「手が込んでいるかどうかわからんけど、丼が食べたい」

 

龍華「それ只の願望でしょ…」

 

まあ男子学生なんて三大欲の塊だよねぇなんて思っていたら、

 

十代「おーい、なんだその袋」

 

十代登場。…まともな意見が出なくなりそうな気がしてきた。

 

龍華「中身はお米ー。学園祭で丼出すよー」

 

十代「シャケ乗せようぜシャケ」

 

龍華「あと2ヶ月くらい遅かったらいいのがあるんだろうけどね…今時期シャケは無いでしょうね」

 

十代の好物はそこそこの確率で海産物に当たります。エビフライもそうだし。

 

十代「じゃあ何を乗せるんだよー」

 

龍華「それを今から考えるんでしょうが」

 

と、再び考えようとした時だった。

 

 

 

万丈目「話は聞かせてもらったぞ!」

 

 

 

…あー、そういえばうちの寮、チート紛いできる財力を持った御曹司いましたね…

 

 

 

ということで、学園祭当日。

 

最近セブンスターズだとか学園買収騒ぎだとかいろいろあったけど、今日はお祭り。

 

そんな中のレッド寮前では、十代やら翔やらが音頭をとりながらコスプレデュエルの簡易デュエルフィールドを作成中。

 

そんなものを当日に完成させるあたりらしいっちゃらしいけど。

 

で、寮の玄関前に張った仮設テントでは、

 

龍華「ありがとうございましたー!」

 

十代考案のシャケ丼―大分リメイクして鮭親子丼―好評発売中。

 

鮭とイクラは万丈目がグループの力で何とかしてくれました。割と高品質なものが来て流石に焦った。

 

万丈目グループは学生の出し物のに何を求めているんだろうか。

 

龍華「思ったより売れてるねぇー…まあまだまだ米も具も残っているからいいんだけどさ」

 

なんて思っていたら、向こうから見知った顔。

 

龍華「…明日香、結局やってるんじゃない」

 

明日香「私は嫌だったんだけど…この2人がどうしてもって」

 

明日香、ジュンコ、ももえがまさかのハーピィ・レディ3姉妹。…ジュンコの趣味じゃないかなぁ。彼女のデッキハーピィだし。

 

あと明日香、目のやりどころに困るんだけど。私女子だけど。

 

スタイル恵まれ過ぎ。

 

明日香「それにしても…龍華だって大分張り切っているじゃない」

 

龍華「ここまでなるとは思わなかったよ…丸投げした私も悪いけどさ」

 

そう、今私はエルシャドール組お手製のルミナスコスをしている。

 

ただ、金髪のウイッグはもちろんのこと、まさか緑色のカラコンまで用意してくるとは思わなんだ。あと私が褐色系だったら確実にそれだった。

 

エルシャドール組の本気を見た気がする。

 

今はその衣装にエプロンつけて作業してます。色々露出が減ったので私の精神的には楽なんですけど。

 

…てか、衣装色々付けた後に気付いたことがある。

 

ルミナス、十分露出多いじゃん…

 

明日香「…思ったより大胆な選択ね」

 

龍華「これかミネルバだったんだけど、流石にミネルバじゃちょっとロリすぎる感が否めなくてさ…そしたらこうなった。反省はしている」

 

後悔は…してないかな。正直着てて楽しい感はあるし。

 

明日香「それで、このあとのコスプレデュエルにも?」

 

龍華「まあね。翔に土下座されて断るわけにもいかず…てか、買っていきなさいな鮭親子丼」

 

明日香「最初からそのつもりだったのにそんな気合入ったコスプレ見てこうなったんじゃない」

 

 

 

時刻は夕方。レッド寮の前にあるテントには、「鮭親子丼完売」の看板がぶら下がる。

 

どこから借りてきたか分からない照明器具に照明が灯り、簡易デュエルフィールドを明るく照らしていた。

 

どうせデュエルするなら目立つ時間にやりたい、という十代の希望がそのまんま通り、この出し物が終わった後は学園祭のシメであるキャンプファイアーが待つだけ。

 

暇だった生徒がなんだかんだで集まって、雰囲気としてはいつのもデュエルフィールドでやる定期考査の実技試験とほとんど変わらない。

 

わいわい具合が違うくらいだろうか。

 

そんな中私は、

 

龍華「なんで私に仕事を持ってきたのさ…この格好で目立つの私あんまりよろしくないんだけど…」

 

翔「問題ないッス」

 

龍華「はぁ…」

 

翔にコスプレデュエルの司会を投げつけられたのだ。

 

昼過ぎまで親子丼を売りさばいていた私は流石に疲れもあったのでデュエルするまで休んでいようと思ったらこの仕打ちである。

 

ちなみにプログラム的には2戦組まれているらしい。私は2回戦に出るんだけど…そういえば相手知らない。

 

龍華「しょうがない、やるかぁ…」

 

割と恥ずかしいんだけどなぁ、と思いながらバトルフィールドに上がる。

 

いつ始まるのか、というざわめきはピタリとやみ、誰だあのコスプレは、という色めき立った雑音に変わる。

 

さて、どういうノリで行くか。…そうだ、クロノス先生の最近のお気に入りのあのフレーズで行こう。

 

 

 

龍華「lady's and gentleman!…学園祭は、これからだ!只今より、レッド寮主催、コスプレデュエルを開催します!」

 

 

 





学園祭回おなじみのコスプレデュエル。まあ、次回から始まります。

龍華にもとりあえずは何かさせようと思った結果あの2人のどっちかにしようと思ってからが長かったです。ルミナスの方が人気あるかなー、なんて思ったのでルミナスに。

ネフィとの関係は…まあそんな感じですよ。いちゃつかせたいです。

あと確認しながら、「こいつレディース(中略)メーン!好きやなぁ」と思いましたがこれからも使います。汎用性高いですし。

次回からコスプレデュエルです。ルミナスがライロを回します。



本日のヒーローもないです。
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