ここに来て独自設定を発揮していくスタイル(話を見返しながら)
やっぱり大事なところで力が入る龍華さんをご覧ください。
キレると集中力も切れるのではなく、キレると強くなるタイプ。
前回のあらすじ
エルシャドールリレーで三幻魔を封殺。
ところが突破されてしまい場に三幻魔2体。
場には2体の幻魔。その存在は、流石圧倒的。
十代「うえ…あっという間に攻撃力4000が2体並んだぜ…!」
うん、流石に私だってこの場はつらいよ。
そして、その時。
龍華「くうっ…!?」
十代「り、龍華!」
急に体に負担が来た。何事!?
ふらついた体を何とか踏ん張って支え、周りを確認する。
すると、
万丈目「な、何が起こっている!?」
後ろで動揺が走った。
翔「ああ、僕のデッキのカードのモンスターが…!?」
隼人「よ、弱っているんだな!?」
クロノス「ど、どういうことナノーネ!?」
カードを確認しているみんなから、口々に発せられる奇妙な真実。
影丸「幻魔は生気を吸収するカード。ここでデュエルしている小娘以外の者のモンスターから、幻魔は生気を吸収しているのだよ!…尤も、その小娘は庇わないといけない相手がいるようだがな!」
龍華(だろうね…私の分はおそらく、カミューラ。契約の強さがここに出るとは思わなかった…)
まあそのカミューラも若干辛そうなんだけど。あとタニヤも。
…でも彼女たちカード関係ないんじゃ…?
三沢「なんだと!幻魔の力の源はそういうことだったのか!?」
うん、そりゃ封印もされるわ…
影丸「ただ、三幻魔を操る力はまだ完全ではない。今のままでは、この結界内でしかできんが、精霊を操る力を手に入れれば世界中に活動範囲が広がる!そのためにも、その小娘を倒す必要があるのだよ!その力を手に入れ、世界に三幻魔の影響を与えることができれば、私には永遠の命が!三幻魔にはこの世界を支配する力が!うぉぉ…この血沸き肉躍る感覚…!」
培養液の中にいた爺が急に若返り出した。…あれが生気の影響なの?
そのまま培養槽を突き破った理事長は、ロボットを簡単に投げ捨て、自らがデュエルディスクを付けだした。すごい筋肉。
…てか、若返るってどういうことさ。永遠の命ってのは分かるけど、それで若返るって違くない?
影丸「キサマを倒し、全てのモンスターの命を吸い尽くしてくれよう!つまり、それはデュエルモンスターズの終焉を意味する!」
光の道の使者と共に駆け抜ける未来。
第25話 その野望をぶち壊せ!理事長対龍華~全てを守るために打ち砕け~
明日香「な、何ですって!?」
この理事長、アカデミア使ってデュエルモンスターズ終らす気でいたんだ。
…そろそろ、私理性のリミッター外してもいいんじゃないかな…
こいつ、死を持ってすら贖えないようなことしようとしてる。…吹っ切れた。身体は相変わらず辛いけど。
龍華「…カミューラ、タニヤ、大丈夫?貴女たち、やばいんじゃないの?」
カミューラ「まあ…それよりも、龍華の方が…」
龍華「私の方はたぶん大丈夫。…もうちょっと耐えて」
影丸「フン、他人のことを気にしていられる盤面か?」
龍華「黙ってなさいよ人間以下」
影丸「なぁっ!き、貴様言葉を…」
龍華「永遠の命欲しさに世界ぶっ壊そうとするやつなんて人間以下でしょ。少なくとも、学園の責任者がする行動じゃない。学園作っておきながら学園を潰そうとする行動、万死に値するね。…いや、死んでも贖えないね」
影丸「何を言っている!…さっさとキサマのLPを0にしてやろう!バトルフェイズ!」
ちょっとふらつきそうだけど、まだ大丈夫。
それよりも、このバトルフェイズを凌ぎ切る。
影丸「まずはハモンで、裏側守備表示になった人形を攻撃する!」
ハモンは戦闘破壊後にダメージが来る。こいつを防いで、ラビエルは仕方なく通しでいい。
龍華「墓地のネクロ・ガードナーの効果を発動!相手モンスターの攻撃を1度無効にする!」
ハモンの雷は闇に吸い込まれる。よし、これでこのターンにやられることはない。
影丸「小賢しい奴め!ならば、ラビエルでもう1度攻撃だ!」
流石に止めるすべがないため、ミドは破壊される。…ごめん。
龍華「ミドラーシュが破壊され墓地に行ったため、墓地のシャドールと名の付く魔法・罠を手札に加える。
影丸「ここでターンエンドだ!フン、この盤面は盤石!」
影丸 LP2200 手札0枚
モンスターゾーン
降雷皇ハモン 光・雷族 攻4000/守4000 表側攻撃
幻魔皇ラビエル 闇・悪魔族 攻4000/守4000 表側攻撃
魔法・罠ゾーン なし
フィールド魔法 失楽園
龍華「エンドフェイズにリバースカードオープン、落ち影の蠢き!デッキからシャドールモンスターを1枚墓地に落とす!私はビーストを落とし、1枚ドロー!」
龍華「そして私のターン、ドロー!」
…まあ今強がってはいるんだけど、結構負担来てるんだよね。
どうにかなりませんかね…
裁龍『…出番のようだ。一掃すれば幾分か負担は消えるだろう』
あ、そうなんです?でもさっきまで手札…おう、引いたわ。ここで素引き出来るってのも素晴らしいね。
…それよりも、使ったら勝てるじゃないですか。
裁龍『その勝ち筋で十分ではないか。…暴れさせてくれ』
それはもうどうぞ暴れてください。責任は私が取るんで。
龍華「…後ろの皆さん、ご報告が1つ」
十代「報告?」
クロノス「何ナノーネ?」
龍華「勝ち確です」
三沢「勝ち確…?まさか!あのカードを引いたか!」
翔「あ、とうとう来てくれたッスね!」
影丸「何を言っている?この場を崩すだと?」
龍華「絶望してもらいますよ、人間以下の理事長さん。…それでは皆さん、いつものなんでご唱和くださいね」
私の、希望をつなぐ最強エースです!
龍華「墓地のライトロードモンスターが4種類以上存在するとき、このモンスターを特殊召喚できる!光の道の使者たちが集まりし時、全てを裁く白き巨龍がその姿を現す!現れよ、」
「「「「「「「「
十代「うお、クロノス先生も乗ってきた!?」
鮫島「意外ですね…」
クロノス「さんざん聞いた召喚口上ナノーネ」
クロノス先生も乗ってきたところで裁龍さん降臨。…うん、やっぱりかっこいいね。
裁龍『…私に裁ききれぬ悪はない。…たとえそれが、封印しなくてはいけないような、影響を持つ相手でも』
うわコメントもカッコイイ。
影丸「何を出すかと思えば攻撃力3000!突破できるわけが」
龍華「効果発動!LPを1000払うことで、場の全てのカードを破壊する!その2幻魔、破壊耐性も何も持っていないですからね!裁きを下せ、
龍華 LP8000→7000
LPを払ったことによりさらに体の負担が増えるけど、これも一瞬。
裁龍さんの起こすはばたきによる豪風が、ハモンを、ラビエルを、破壊する。
ついでに失楽園とラビエルが呼び出したトークンをも巻き込み、場の掃除が完了。
こっちもジェイン巻き込まれてるけど、問題はない。
裁龍『…あっけないものだな。こうも簡単に行くとは』
龍華(自信なかったんだ裁龍さん)
あ、そして体大分楽になった。やっぱ、場に幻魔が存在しないと吸収力は下がるんだね。
龍華「…さあ、極刑を受ける準備は出来てますか?」
影丸「何ということだ…一瞬のうちに…だと…!?」
龍華「悪役には、それにふさわしい裁きが待ってますよ!バトルフェイズ!裁きの龍でダイレクトアタック!!打ち砕け、鉄槌の一撃!!」
影丸「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
影丸 LP2200→-800
デュエルが終了し、展開されていたもろもろのものがなくなり、森の中の光景に戻る。
雲は取れてはいないけど…まあ急に晴れられるとカミューラが危険だからラッキーとしようかな。
龍華「はー…ようやく勝った…」
ちょっと怖かったけど…何とか、なんとかね?
と思っていたら、緊張の糸が切れたのか膝に力が入らなくなる。
龍華(やばっ倒れる!?)
再び大きくふらつき、倒れそうになった私を支えたのは、
ネフィ『マスター大丈夫ですか!?』
実体化したままのネフィと、
カミューラ「龍華!?」
あのメンバーの中で真っ先に来てくれたカミューラだった。
龍華「あぶな…2人とも助かった…あと足に力入らないからそのまま座らせて」
カミューラ「相当負担があったのね…」
多分そうなんだろうね。あんまり自覚はないんだけど…って、これダークネス戦の時と同じじゃん。
一方向こうでは、理事長が吸い取っていた生気が離れ、理事長は元の爺の姿に。
話の方は良く聞こえないんだけど、ひたすら反省の弁を述べているようだ。
龍華「あの理事長…どうにかなんないかなぁ」
ネフィ『どうにか…とは?』
龍華「なんかこう死地を一回彷徨うとか」
ネフィ『思ったより残酷な提案ですね!?』
龍華「まあ猛省して何もしないんだったらいいんだけどさ…こう、一回性根叩き直した方がいいんじゃないかなぁって」
それくらいして普通じゃないんだろうか。
向こうからは十代の「理事長が倒れたー!?」という声。
あ、死地に赴いた。…まあいいか、これで。
これでようやく、三幻魔の事件を巡る一連の出来事から、漸く解き放されそうです。
そのあとの出来事はまとめて。
理事長は意識を取り戻した後、責任をもって学園の後処理を行い、心を入れ替えて学園の支援を行うということを病室のベッドの上で言ったそうだ。
それくらいしてもらわなくちゃ困る。
三幻魔のカードは鮫島校長が再びきちんと封印し、管理をすることになったそう。もう出てこなきゃいいですね。
そして、この事件が終わって、とある案件が出てきた。それは、
龍華「…大丈夫なの?闇の力が続いてるってことだけど…」
カミューラ「ええ、問題ないわ。むしろ、あの事件の後は、このチョーカーが無くても残ることができるようになったのよ」
タニヤ「私もだ。…これで何事もなく三沢っちと一緒にいれる♪」
元セブンスターズ2人の所在の話。
この人たち、どうやら闇の力で実体化していたカードの精霊だったそうだ。知らなかったよ。
だからあの時弱体化しかけてたのね。なるほど。
で、その闇の力を供給していたのが、彼女たち2人がしていたチョーカー。
理事長を撃破し、三幻魔の力が消えた今、そのチョーカーに闇の力を供給する存在はいなくなったんだけど、どうやらあの異変の中で精霊としての力を高めることができたらしい。
だからか、事件後も通常通り実体化できているらしい。
ちなみにカミューラは「ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア」、タニヤは「アマゾネスペット
…虎なのか、タニヤ。
龍華「ならいいや…良かったね、特にタニヤは」
タニヤ「ええ♪」
幸せそうで何より。
ちなみに現在地は私の部屋。薄暮の時間帯。
タニヤ「そろそろ向こうに戻るわね♪…本当に、ありがと」
龍華「いえいえ」
と、タニヤが退室して、カミューラと2人。
カミューラ「…龍華」
龍華「何?」
カミューラ「…本当にありがとうね。私、龍華がいなかったら…ここにいなかったから」
龍華「…それは私のお節介に言って。むしろ、そうじゃなかったら私も、あんな行動はしてないから」
今更ながら、感謝されるとくすぐったい。
すると、急に私に抱き付くカミューラ。
ほえ、と私から情けない声が漏れる。
…ん、待てよ?
龍華「…まさかとは思うけど噛みつこうとか血を吸おうとかはやめてよ?」
カミューラ「あら、ばれちゃった?」
龍華「前にも言ったけど、人間は存外生活しやすいんだからさ」
そういうと、カミューラは名残惜しそうに私の体を離す。
そのかわりに、私の顎を持ち、
カミューラ「なら、代わりに、ね」
私の唇に、軽くカミューラの唇が重なる。
…えっ?…これ、キス…だよね?
軽くどころではなく狼狽する私を、カミューラはうれしそうに見つめる。
龍華「ちょっ…カ、カミューラ?」
カミューラ「ふふっ…私が、龍華とネフィリムとの関係を分かってないとでも思ってる?」
龍華「あー…ばれてるのね…」
カミューラ「学園祭の夜も派手にしちゃって…」
龍華「割と不可抗力だからね!?」
不可抗力というか、為すがままというか。
カミューラ「…まあそこをどうこう言うつもりはないの。…むしろ、混ぜてほしいまで」
龍華「…ええっ!?」
まさかの展開。…貴女もまたそっちの存在だった…って?
龍華「…い、いや…まあ…ネフィがいいって言えば…うん、大丈夫じゃないかと…」
ネフィ『問題ないですよ!』
龍華「ネフィ!?いつの間に!?」
いつの間にかネフィが来ていた。ちゃっかり実体化して。
…あ、そうそう。私どうやら相当精霊を操る力が強いらしいです。なので、普通に実体化させても問題ないらしいです。
…どうしてこうなった。いや、悪くはないんだけどさ。
龍華「…だ、そうですけど」
カミューラ「なら…これからも、末永くよろしくおねがい…」
龍華「どこまで付き合えるかは分からないけどね…ネフィも、そういうことで」
ネフィ『まさか美形な人ともこういう関係になれるなんて思いませんでしたが…それはそれでとても美味しいので』
龍華「…うん、役得なんだか違うんだか、ってところかな…ははは」
嬉しくないと言えばウソ。
…すっかり、百合の世界に染まりつつある私です。
すっかり百合に染まったぞこの主人公!?(自分のせい)
書き物は作者の欲望を映すらしいですけど…え、そういうこと?
まあそういうことは置いといて理事長戦終了です。
モンスター効果を受けないとか書いて無くて本当に助かった。ライロはモンスター効果で突破するものだしね。
もしかして:ライロは劇場型に向かない
…だとしたらもう手遅れですねぇw
次回は第2章残務処理①です。ただ日常回でもないんですよね。
原作をどんどん乖離していく本作品ですがよろしくお願いします。
本日のヒーロー
ネクロ・ガードナー
闇・戦士族 攻600/守1300
相手ターンに墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。
本作では何回か出てますがハモンの攻撃を止めたのはデカいのでここでの紹介。
フリーチェーンできる攻撃無効。攻撃モンスターを選ばない場合(D.D.クロウなどで除外された場合にチェーン発動した時など)、最初の攻撃が止まる。
今や同じ墓地効果ならバトルフェイズを止められる超電磁タートルの方が採用率は高い(気がする)が、属性の違いやタートルはフリーチェーン不可な点があるため、一概に下位互換かどうかは別になるはず。
カオスライロではお世話になってます。