光の道の使者と共に駆け抜ける未来。   作:北道 翔

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小説投稿からわずかに2日なのにUA500超えてるってどういうことなの…

しかもお気に入り登録までされてる。ますますどういうことなの…

今回少し短いかもですね。ささっと読み切れる長さです。

1話何字構成くらいが読みやすいかがいまいちつかめてませんがよろしくお願いします。



前回のあらすじ

十代相手にシャドール型カオスライロで快勝。やっぱ元環境のチカラアバレってすごいですね。あとネフィとミドが精霊化。



第3話 オベリスクの女王with取り巻きと一騒動~テンジョインジョインアスカァ~

 

 

 

翌日から授業とかいろいろとスタート。

 

龍華「流石はデュエルアカデミア…遊戯王しかしてないね」

 

十代「おいおい、ここに来て他に何やるってんだよ」

 

龍華「ですよねー。でも、十代だいぶ寝てたけど」

 

十代「…」

 

龍華「都合悪いからって目をそらさない」

 

学園生活的には遊戯王要素をかなり増してますって感じなんですけどね。普通の授業もまあ無くはないんだけど。

 

『効果テキストの正しい読み取り方』っていう教科書があるのには流石に笑いました。やはりコンマイ語は難しい。

 

ちなみに今は昼休み。私は十代と翔と3人でご飯食べてます。

 

龍華「次の授業ってなんだっけ?」

 

十代「確か体育だぜー」

 

体育かぁ…男女混合だと色々とめんどくさそうなんだよねぇ…。というか多分、私しか女子いないしさ。

 

とここで、

 

ネフィ『そろそろこの少年の上の空に突っ込んだらいいんじゃないですか』

 

龍華(だからいきなり来るなって言ってるでしょーに…)

 

スタンド(ネフィ)が来てた。本当に心臓に悪いんだからさ。

 

で、その上の空の少年とは、

 

翔「…えへへー…」

 

隣にいた翔のことで間違いない。テンプレですかって言いたいぐらいのそれ。

 

あれ、この展開どうなるんだったっけなー…?

 

 

 

光の道の使者と共に駆け抜ける未来。 

 第3話 オベリスクの女王with取り巻きと一騒動~テンジョインジョインアスカァ~

 

 

 

その日の夜。

 

龍華「とりあえず種類だけ作ってみたけど…意外と融合しかないエクストラデッキってのもさみしいものだね」

 

裁龍『少なくとも、主のいた世界ではエクストラの15枚制限が非常に大きな枷になっていたのだろう?』

 

龍華「いまスカスカだからね。いっそ発想の転換でエクストラを投げ捨てるデッキも作ったんだけどね」

 

色々と試行錯誤しながらデッキを追加中。メタ読みされないための対策。

 

ただ、私の特徴としてはソリティアじみた回し方をするデッキよりもあまり考えずに攻撃していく脳筋型の方が性に合ってる気がする。

 

だから今作ったデッキも割とそんな特徴をしている。

 

龍華「ただねぇ…今作ってるデッキって私の先輩が使ってたんだけど、あの時は勝てなかったなぁ…」

 

裁龍『…そうか、そのデッキなのか。まさに一瞬で勝負を決めるデッキだ』

 

龍華「面制圧力は本当に一瞬だけどね」

 

まあ一瞬でも穴が開けばそこに水を流し込んで堤防を破壊するくらい自然の力なら簡単なんだけどね。

 

そんなことを考えてたら、机の上にあったPDA…だっけ?携帯端末みたいなやつ。それが鳴った。鳴り方的にメール。

 

てか、むこう(現実世界)のスマートフォン。アカデミア入学時に一人一つ渡された連絡手段。

 

主に学校からのお知らせとか補講とか休講とか教室移動とか…まあ雑多な諸連絡が来るんだけど、今回の差し出し主はなんと十代。

 

もちろん十代などのレッド寮の知り合いとの連絡先交換はしてある。

 

同じ寮にいるんだから部屋に来ても…と思いかけて思考が止まった。流石の十代でも夜女子の部屋に入ってくるのはまずいとでも考えたのだろうか。

 

龍華(なさそう)

 

思考を止めた私がバカでした。そんなこと考えるような十代じゃない。きっとその場のノリだ。

 

裁龍『…なかなかひどいことを考えてはいないか?』

 

龍華「うん考えました」

 

どうせばれてる。

 

てなわけでメールを確認すると、短く用件が。

 

龍華「…翔君が誘拐された?何事?」

 

文面的には「翔が誘拐されたからとりあえず食堂に来てくれ」てなことが。

 

あー…今日の上の空はそんなフラグだったっけ。女子寮に確か行くことになったはず。で、十代が明日香さんと決闘。

 

裁龍『メタが強いぞ』

 

はーい。でもそんな流れゆえ致し方なし。

 

なら流れ的に私にも決闘の流れが来てもおかしくない。デッキ持っていこ。

 

龍華「さっき作ったこのデッキでいいよね。よし、食堂いこ。裁龍さん、ついてきます?」

 

裁龍『私が行くまでもないだろう。何か感じたら即座に向かう』

 

龍華「流石ですねぇ」

 

確かに今回ライロ関係ないデッキだしね。

 

そんなわけで部屋を出ようとしたら、

 

ミド『ちょっと待って、私がついていくよ』

 

ミドが仲間に加わった。2人パーティって何のゲームだろ。

 

龍華「…あそっか、ネフィもうあっち(精霊世界)戻ったんだっけ」

 

ミド『今日はなんか眠いから早く寝るって言ってた。誰も行かないのも嫌でしょ?』

 

龍華「ミドが来るなら私は大賛成だよー」

 

妹?連れていざ出陣。

 

 

 

龍華「…まだつかないのこれ?」

 

十代「けっこー広いみたいだぜこの湖…あー、きっつ」

 

龍華「妙なところでレディファーストやった自分に…って言っても私も漕げる気がしないけどさぁ」

 

現在位置、オベリスクブルー寮裏の湖。てか、寮の裏手にある大きな湖。これがレッド・イエロー・ブルー各寮をつないでいるのが不思議。

 

あの後十代の待ってた食堂に行ってわけを聞くと、どうやら翔に女子寮の覗き容疑がかかったらしい。

 

そんなことするタイプじゃない感じがするのを感じ取らなかったんだろうかって話はこの際無視しておく。

 

で、明日香さん(多分)から呼び出しを受けたのが十代だったってわけ。

 

ちなみに私を連れていく理由は、十代曰く「女子寮に俺だけで乗り込めない」かららしい。

 

珍しくまともな理由を考えたんじゃないかなぁ、十代。

 

それでどうやってオベリスクブルーの寮に向かうかという話については、手漕ぎボートで湖を突っ切って行った方が速いという事にはなったんだけど、思ったより距離があった様子。

 

龍華「でも言い出したのは十代だからね。ボートで行った方が速いって」

 

十代「龍華が陸路を走り切れるようには思えないぜ?」

 

龍華「確かに」

 

絶対無理。

 

とここで、

 

ミド『ちょっとは支援したほうが、いいかな?』

 

龍華(…できるの?)

 

ミド『この子で押せるよ』

 

ミドの連れているドラゴンが手を貸してくれるそうです。…人形だよね?

 

龍華(十代にあんまり分からないように…って出来る?)

 

ミド『大丈夫』

 

十代「…あれ、なんか軽くなった気がするぜ!」

 

龍華(うーんこの単純さ)

 

それでこそ十代、ってことにしておこう。

 

そんなわけで十代(withミドのドラゴン)がエンジンのボートは快調に飛ばし、女子寮裏手に到着。

 

そこには、

 

翔「ア、アニキー!!助けてー!」

 

明日香「とうとう来たようね」

 

翔と明日香さん…あれ、この2人だけ?記憶が正しければ、ここに取り巻きがいるはずなんだけど…まあいっか。あの人たち面倒な事しかしないし。

 

明日香「…確か、1人で来るように言ったはずだけど?十代」

 

あーこれは私が説明しないと面倒なやつだ。てか、そんなこと言われてたの?十代。

 

龍華「流石に女子寮に男子1人で行ったら問題だろうって結論がこっちで勝手になっただけなんで大丈夫です」

 

十代「ナイスフォローだぜ」

 

余計なこと言わなきゃ話ってものは素直に進むんです。

 

明日香「そう…まあ、確かにそうかもしれないわね。それで、付き添いのあなたは?」

 

龍華「藤堂龍華って言います。十代君と同じオシリスレッドの一生徒です」

 

明日香「そんなにかしこまらなくてもいいわよ。私は天上院明日香。明日香でいいわ」

 

ジョインジョインアスカァってまたか。

 

龍華「それで、翔はやったんd」

 

翔「やってないッス!断じてやってないッス!!」

 

龍華「でも状況証拠だけでこういうのって起訴できるんだって」

 

十代「…龍華は何言ってんだ?」

 

龍華「冤罪の話ー」

 

怖い怖い。

 

そんなわけで。翔を助けてほしかったらデュエルして勝ったら許してくれるという話になり、十代と明日香で湖上デュエル開始。

 

 

 

龍華「十代、流石ー!」

 

十代「ガッチャ!」

 

明日香対十代戦は原作通り十代の勝ち。きれいに回るHEROは流石の強さを誇りますね。

 

さてこれで終わるかなーって思ったら、

 

取り巻きA「あ、明日香さんが負けるなんて、ありえませんわ!」

 

取り巻き乱入。うん、タイミングがずれただけでやっぱややこしくなるのかぁ。

 

ミド『…無傷じゃ済まなそう』

 

龍華(ミドもそう思うかぁ…じゃあまずいねこれ)

 

ミド『でもお姉ちゃんなら大丈夫だと思う』

 

その自信はどこから来るのかなぁ。

 

えっと、この取り巻きに名前あったっけ…?いいや、知らない体で乗り切ろ。

 

取り巻きB「そうよ、しかもあのオシリスレッドに負けるだなんて…」

 

そういう差別良くないぞー、と食って掛かりたくなる心を何とか抑える。青生徒って大体こんな感じだった気がするし、無視しておこう。

 

今出ていったってしょうがないじゃない。

 

十代「うわ、なんか面倒なことになりそう…と、とりあえず翔は返してもらうぜ!」

 

龍華「そ、そうだね…」

 

この現状にそのストレートな感情はいかがなものかとは思うけど。

 

取り巻きA「もう1回よもう1回!そこのあなた、明日香さんと勝負なさい!」

 

龍華(予想通りの流れ弾だよこれ!)

 

御指名入りましたー。嬉しくなーい。

 

露骨に嫌な表情をしながら明日香さんを見ると、向こうも若干苦笑してた。面倒なことになったとでも言いたげな。

 

明日香「ああなっちゃったら止まらないのよ…お願いできるかしら?」

 

龍華「大変ですね…じゃあ、ちゃっちゃとやっちゃいましょうか」

 

ということで、デュエルです。

 

 

 

ミド『お姉ちゃんも軽いノリで受けちゃったね…』

 

龍華(たぶん大丈夫)

 

展開力はそこそこあるからね。

 

明日香「私が先攻ね!ドロー!」

 

確か…スケート的なモチーフの奴だったよね。融合系で。

 

明日香「ヂェミナイ・エルフを攻撃表示で召喚、1枚伏せてターンエンドね」

 

明日香 LP4000 手札4枚

モンスターゾーン ヂェミナイ・エルフ 地・魔法使い族 攻1900/守900 表側攻撃

魔法・罠ゾーン 1枚

 

 

 

明日香「さあ、お手並み拝見というところかしら」

 

取り巻きB「流石です明日香様!」

 

なんかさすおに的なノリですね。

 

とはいえ、あんまり相手の手は良くなかった様子。目立った展開も無し。とりあえずこっちもドローしましょうか。

 

龍華「私のターン!ドロー!」

 

おや?てふだのようすが…

 

ミド『…行けるんじゃないかな?』

 

リターンエース、決めちゃいますか?

 

ミド『行っちゃえ、お姉ちゃん』

 

行きましょう。

 

龍華「まずは電池メン-角形を攻撃表示で召喚!そのまま召喚時効果!召喚成功時にデッキから電池メンモンスターを1枚手札に加え、更に元々の攻守を倍にするよ!」

 

明日香「いきなり…攻撃力が2000!?」

 

珍しいですよねこういうパンプアップ(攻撃力増加)。

 

ちなみにサーチ先は充電池メン。

 

龍華「ただ私のエンドフェイズにこの子自壊します。そして私は手札から二重召喚(デュアル・サモン)を発動!私はこのターン、通常召喚を2回することができる!」

 

このカードがあるから最初から派手に動けるんです。

 

龍華「そして得た召喚権を使っていきますよー。角形をリリースして、充電池メンを召喚!」

 

明日香「自壊するくらいならリリース要員ってところね」

 

龍華「こうしないと後々つながらないんですよね。召喚成功時に効果発動!手札またはデッキから電池メンと名の付くモンスターを1体特殊召喚できる!私はデッキから電池メン-単3型を攻撃表示で特殊召喚!」

 

明日香「…確かそれ、同じ名前のモンスターがすべて同じ表示形式だった時にその値が1000ずつ上がるモンスターよね?1枚だけだと…」

 

龍華「1000ですね。まあまあ、ここからが本番ですよ!」

 

このルートでつながるのは、この速攻魔法のおかげです。というか、ワンショット電池メンの常とう手段。

 

龍華「単3型の特殊召喚成功時に手札から速攻魔法、地獄の暴走召喚を発動!」

 

明日香「!」

 

龍華「相手の場にモンスターがいて、自分が攻撃力1500以下のモンスターを特殊召喚した時に発動!自分は特殊召喚したモンスターを、相手は相手自身のフィールド上のモンスターを1体選び、手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚する!私はデッキからもう2体、単3型を特殊召喚!」

 

明日香「私は…ヂェミナイ・エルフは1枚しか入ってないわね。この場合でも成立するの?」

 

龍華「はい、効果自体は相手と自分で区切られているのでどちらか片方のみでも大丈夫です」

 

ここで盤面整理。

 

龍華 LP4000 手札3枚

モンスターゾーン 充電池メン 光・雷族 攻1800/守1200→攻3000/守2400 表側攻撃

         (パンプアップは自身の効果。自身の場の雷族1体につき攻守300アップ。自身も対象に取る)

         電池メン-単3型 光・雷族 攻0/守0→好3000/守0 ×3体 表側攻撃

 

 

 

明日香「単3型を特殊召喚したのはこれが狙いだったのね…」

 

龍華「これが醍醐味ですね。あと、さっさと決めちゃいますよ?手札から魔法カード、漏電(ショート・サーキット)を発動!」

 

これが瞬間面制圧力です。

 

龍華「自分の場に電池メンと名の付くモンスターが3体以上いるとき発動できる!相手の場をすべて破壊します!」

 

バチバチッと強い光が明日香の場を支配する。ちなみに充電池メンと単三型が直列回路を作ってました。その場の電池メンでやるんだ。

 

ミド『イラストは…業務用?』

 

龍華(あの人が火力でかいからね。多分出力もでかいんじゃないかな?)

 

光は一瞬で終わり、場は更地になってました。

 

明日香「…もしかしてこれって…」

 

龍華「後攻ワンショット、リターンエースって奴です。バトルフェイズ!単3型2体でダイレクトアタック!」

 

明日香 LP4000→1000→-2000

 

 

 

龍華「…ワンキルは流石にやり過ぎました、ごめんなさい…」

 

手札が良かったとはいえワンキルは流石にね…しかも、初対面の人相手に。

 

明日香「むしろそれだけ強い動きされちゃうとこっちもどうしようもないわね。謝る必要はないわ」

 

龍華「でもこうでもしないと…」

 

取り巻きA/B「キーッ」

 

明日香「…」

 

龍華「やっぱり大変ですね…」

 

 




電池メンと言えば後攻ワンキルな気がしたので明日香さんには犠牲になっていただきました。

あと、サイバー・ブレイダー軸の融合デッキの回し方がいまいちうまくいかないのでいっそのことワンキルで済ませておこうという事実は一切ありませんのでご安心を。…はい、安心できませんね。

やっぱり漏電いいですね。こういうロマンを含んだ全体破壊は気分がいいです。裁龍さんもある種こういうサイドになるんでしょうかねぇ…

次回は原作では十代VS万丈目戦のあった月末定期考査です。元禁止カードも出ます。程々にお待ちください。



本日のヒーロー

漏電 通常魔法
自分フィールド上に『電池メン』と名の付いたモンスターが3体以上存在する場合に発動できる。
相手フィールド上のカードを全て破壊する。

電池メン限定ではあるが、相手の場を完全に破壊する強力な魔法カード。
同類のカードにカエルテーマの「死の合唱」があるが、あちらは完全名前指定(「デスガエル」が3体)があるのに対しこちらは「電池メン」と名の付くモンスターという緩めの名前指定。
死の合唱も粋カエル、魔知ガエルの登場で発動のしやすさは緩和されたものの、有効性で見るとまだ漏電の方がアドバンテージを持っているように思える。
そして漏電の最大の特徴。それは盤面破壊後のモンスターの攻撃力。単3型が3体並ぶだけでも3000×3で総攻撃力9000。OCGライフでもワンショット。恐ろしい脳筋力。


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