光の道の使者と共に駆け抜ける未来。   作:北道 翔

4 / 29
あらかじめご連絡です。シンクロ、早々に解放です。今回から出ます。

そしてUA、着実に伸びてます。ありがとうございます。

拙作ですがのんびりお付き合いくださいませ。

…そこそこにネタ盛り込んでるけど大丈夫なんだろうか…



前回のあらすじ

電池メンの瞬間制圧力よ。明日香さんは可愛い。




第4話 月末定期考査~氷の力が目を覚ます~

 

 

 

そんなこんなでもう学園生活も1ヶ月。その間にもこの世界に強烈な新機能が到達していた。

 

龍華「こんなにも早くシンクロが採用されちゃうとは…しかも来年中にはエクシーズが採用されるって話だし…」

 

裁龍『うむ…おかげでエクストラ枠との戦いが早くも始まりそうだな、主よ』

 

龍華「そうなんですよねぇー…」

 

そう、シンクロ召喚がこの時代からすでにライドオン。

 

その発表がされる一週間前に私はその話を、転生神から聞かされていたんですけど。

 

転生神曰く、「正史に異物が混ざった結果、時代に追いつくのが早くなった」かららしい。

 

まあ異物=私なんですけど。異物って言われると私いつか歴史から放り出されそうだよね。

 

まあそんな話は置いといて。私は今何をしているかというと、

 

翔・十代「…」

 

龍華「…十代、多分それ違う。チェーン処理間違ってるんじゃないかな」

 

十代「グワーッ」

 

月末に行われる定期考査に向けての勉強です。主に筆記向けの。

 

 

 

光の道の使者と共に駆け抜ける未来。 

 第4話 月末定期考査~氷の力が目を覚ます~

 

 

 

翔「これ…こうであってるっスかね」

 

龍華「えっと、あ、OK。これでジャストキル…だね」

 

十代「イヤーッ」

 

翔「アニキが壊れてるのはもう放置するッス?」

 

龍華「そうだね…実技は問題ないどころか超優秀だからそっちでカバーしてもらおうか…」

 

十代は筆記はからっきしだけど実技は補正もかかってほぼ満点。

 

一方翔は筆記はそこそこ、実技はあんまり…ってところ。

 

私?筆記に自信はないけど実技は結構いける方、ってところが自己採点。

 

龍華「あー…どうしよ今回のデッキ」

 

翔「いつものライロで戦うッスよね?」

 

龍華「まあそうなんだけど…エクストラどうしようかと」

 

翔「シンクロが入ったことで大変らしいッスね。でもロイドにはあんまり関係ないッスね」

 

龍華「それもそうだね…」

 

翔の使ってる乗り物ロイドはせいぜい融合体が何個かある程度。今回のルール改正にも大した影響を受けないのでこのままのデッキで試験を受けるらしい。

 

原作はプレイングがアレだったけど、この世界の翔はある程度ちゃんとしたプレイングが出来ている。

 

ただ戦力自体はそんなに強くないため実技力はあんまり、という感じ。

 

私のライロはチューナーであるメイデンミネルバとライデン、フェリスが追加。他にはグローアップ・バルブやエフェクト・ヴェーラーもデッキ入り。

 

結構今までのデッキとは構築が変わったけど、これが私が前世で使っていたライロデッキでもあるね。ただ、まだエクシーズがないから4軸をメインとするライロにはなれないんだけど。クラブレ軸ライロが作れるのはいつになるのか。

 

翔「そういえば、アネキのエクストラはどうなってるッス?」

 

ちなみに、私は翔からアネキって呼ばれてる。ちょっと恥ずかしいけど…

 

龍華「まだスカスカなんだけど…こんな感じかなぁ」

 

翔「…こんなカードどこから引っ張ってきたッス?」

 

龍華「特売のエクストラ補強パックいっぱい買ったら出てきたよ」

 

大嘘。前世から引き継いでます。ただ特売のパックがあったことは確かだし、全部きちんと認識されたし。

 

あと、ちょっと買い足してみたらとんでもないものが出てきたんだよね。まぁ今回は使えないし、また後ほどという事にしよう。

 

翔「これでアネキの実力ならきっと勝てるッス!」

 

龍華「あとはちゃんと回ってくれればねー。十代とのバトル見ててもわかるでしょ?事故率意外と高いって」

 

翔「アネキほとんど何もできないで負けるってこともあったッスね、そういえば…」

 

龍華「負けるときは負けるからねー。さ、とりあえず続きしよっかー」

 

 

 

で、翔が若干壊れた十代を引きずって出ていった後。

 

ネフィ『思ったよりマスターの部屋に居座りましたねあの男子2人』

 

龍華「…嫉妬?」

 

ネフィ『ここは私とマスターとの愛のs』

 

龍華「カット」

 

余計なこと喋って暴走しかけだったので手元にあったクッションをネフィに投げつける。

 

ネフィ『へぶっ』

 

龍華「第2球いる?」

 

ネフィ『むしろ全力で』

 

龍華「…やめよ」

 

ネフィ『お預けですか…』

 

龍華「どっちとっても回避できないのねその展開…」

 

最近ネフィが若干暴走気味なんだよね…使ってないから?シャドールってこの時代においては大分カードパワー過多だからそんな頻繁には使いたくないんだけど…

 

いや、私としては精霊といちゃつくのは無問題だしむしろ歓迎するレベルだけどさ。でも流石にこの目のギラついてるネフィは若干怖い。何されるか分からない。

 

変に襲われたら目にも当てられない。こんなテスト前に。

 

ネフィ『ならテスト終わった後ならいいわけですね』

 

龍華「さらっと思考を読まない。てか、絶対糸使ったでしょ…」

 

ネフィ『意外と繊細ですねぇマスターは』

 

龍華「ちょっと感覚はあるからね…多分精霊の眼があるからだと思うんだけど」

 

ちなみに糸とはネフィの指先から出ている人形を操るための糸のこと。それを他の人間につなぐことにより相手の思考が分かるんだとか。

 

本来この糸がつながれていることは分からないらしいけど、私は眼の関係なのかわずかながらにその感覚をつかむことができる。

 

…実はちょくちょくやられたのでその感覚を覚えたというのが正しいんですけど。

 

龍華「…まあ襲われなければ私は大丈夫だけどさ」

 

ネフィ『流石にマスターが望まないことはしませんよ。嫌われたくないですから』

 

あれ普通に戻った。

 

 

 

そしてテスト当日。

 

龍華「うーん、意外とできた方かな?変なテキスト解説を求められる問題もなかったし…」

 

筆記の出来は割と上出来。というか、ひねった問題が少なかったのが幸いかな。

 

このまま実技試験へ。確かデュエルフィールド前の掲示板に張られるんだっけ、相手。

 

ということでその掲示板に向かっていたら、

 

十代「お、龍華!」

 

翔「アネキッス!」

 

龍華「あ、お疲れー」

 

十代と翔に遭遇。

 

龍華「筆記どうだった?」

 

翔「結構できたッス」

 

龍華「十代は…聞かなくてもわかるか」

 

十代「切り替えが大事だぜ」

 

知ってた、という感じで掲示板前に到着。

 

龍華「えっと、このコードをここに入力して…ここでパス要求されて…」

 

十代「こういう細かい作業苦手だー」

 

龍華「相手確認しなきゃまずいでしょ。…あ、出た。…ってこの人」

 

十代「あれ、その色表示ってオベリスクブルーの生徒じゃないか?」

 

龍華「なんで私が青生徒相手にしなきゃいけないのさ」

 

十代「龍華強いからなーずるいなー」

 

龍華「軽く煽ってるでしょ。その棒読み加減」

 

翔「じゃ、じゃあアネキは本当に?」

 

龍華「青とっぽいね。時間は…ちょうどどっちのデュエルともかぶってないかも」

 

十代「なら応援しに行くぜ!」

 

翔「アニキについていくっス」

 

龍華「ならフィールドまで届く応援よろしくー」

 

最近こういう応答にも慣れたね。

 

 

 

ということで実技試験は予告通りオベリスクブルーの生徒との対戦。しかもそこそこの実力を持つ中堅者らしい。

 

で、相手の先攻1ターン目の盤面は、

 

青生徒 LP4000 手札3枚 

モンスターゾーン 超念導体ビヒーマス 地・サイキック族 攻2400/守1800 効果:戦闘時自分と相手を除外できる

魔法・罠ゾーン  1枚

墓地 終末の騎士 除外 ゾンビキャリア

 

ルート 終末召喚、効果で闇属性モンスター(今回はゾンビキャリア)を墓地に送る

    ゾンビキャリア効果、手札を1枚デッキトップに置くことで墓地から特殊召喚

    終末とゾンキャリでシンクロ(4+2で6レベルシンクロ、ゾンキャリは上記の効果を使って特殊召喚した場合除外される)、ビヒーマスシンクロ召喚

 

 

 

シンクロ機能が発表されてから日も浅いのに、この対応力は流石オベリスクブルー生徒なのかな。

 

ただ、やっぱり相手の態度が気に入らない。

 

青生徒「フン、これで十分だ」

 

十分かーそっかーそれじゃちょっと絶望を1つ。

 

龍華「私のターン、ドロー!」

 

手札的には…OK、いけるね。むしろこの形なら1ターン目から飛ばせる。

 

厄介な盤面にはこの戦法が一番。

 

龍華「私はゴブリンドバーグを通常召喚!召喚成功時に効果発動!手札から4レベル以下のモンスターを特殊召喚できる!私はライトロード・アサシン ライデンを特殊召喚!」

 

これでまずモンスター2体。

 

龍華「効果を使ったゴブリンドバーグは守備表示になる。そしてライデンの効果発動!デッキから2枚を墓地に落とす!そして落としたカードの中にライトロードモンスターがいた場合、相手ターン終了時までライデンの攻撃力が200ポイントアップする!さあ、飛ばしていくよ!」

 

墓地肥やしの2枚は…バルブとライコウ!上出来だね!

 

龍華「ライコウが落ちたからライデンは攻撃力が上がるよ!さらに手札からソーラー・エクスチェンジを発動!手札のライトロードを切って2ドロー、2枚を墓地へ!」

 

フェリス切って引いて肥やしてと、おや?

 

龍華「墓地に落ちた…こっちか、ライトロード・ビースト ウォルフの効果を発動!デッキから墓地に送られた時に特殊召喚する!」

 

青生徒「な、何だと…もう盤面にモンスターが3体!?」

 

焦るころにはもう遅い。ただ、この盤面。エクシーズして麗しのセイントミネルバちゃん出したいけどいないしね…

 

…違う違う、ここからまだ動かしてあの人を呼び出さなきゃいけないんですよ。

 

龍華「ここで墓地のグローアップ・バルブの効果を発動!デッキトップ1枚を墓地に送り、墓地から特殊召喚!」

 

落ちたのは聖杯か。まあ、素材そろってるから大丈夫。

 

ここでいったん整理。

 

龍華 LP4000 手札4枚

モンスターゾーン ゴブリンドバーグ 地・戦士族 攻1400/守0 表側守備

         ライトロード・アサシン ライデン 光・戦士族 攻1700/守1000→攻1900/守1000 表側攻撃

         ライトロード・ビースト ウォルフ 光・獣戦士族 攻2100/守200 表側攻撃

         グローアップ・バルブ 地・植物族 攻100/守100 表側守備

 

 

 

龍華「お待たせしました、真打ち登場!ゴブリンドバーグとウォルフ、そしてバルブでチューニング!」

 

青生徒「レベルは…9!?なんだそのモンスターは!」

 

龍華「破壊神の力を得た最強の三叉戟よ、古の封印を解き放ち、全てを凍てつかせ 全てを平伏せ!シンクロ召喚!凌駕せよ!氷結界の龍 トリシューラ!」

 

お願いしますトリシュ先生!汎用レベル9、氷結界の押しも押されもせぬ大エース!

 

…うん、鎮座するトリシュ先生マジ美しい。ふつくしい。

 

すると、3つの頭のうち1つがこっち向いた。ペコリと頭下げて、再び前を向く。

 

龍華(…なんかうれしいですねぇ!)

 

テンション上がってきたのでとりあえずさっさと効果処理していこう。

 

龍華「トリシューラのシンクロ召喚成功時効果を発動!手札・フィールド・墓地それぞれ1枚までを除外することができる!場はそのビヒーマス!墓地は考える間もなく終末の騎士!手札は…その真ん中のカード!」

 

青生徒「クソッ、ピンポイントに…」

 

龍華(捨てたのは地砕き…地味にいやらしい対象取らない破壊魔法だね)

 

龍華「さあ、派手に決めるよ!バトルフェイズ!」

 

青生徒「ちょっと待った!ここで罠カード和睦の使者を発動する!このターン俺はダメージを受けない!」

 

龍華「おっと。この手札だとバックケアも出来ないし、ケア出来ててもチェーンでダメだったね。メイン2に移行。1枚伏せてエンドフェイズにライデンの効果!2枚墓地に送ってエンド!」

 

落ちたのはライラと光の援軍か。まあここまで来たら反動だよね。

 

龍華 LP4000 手札3枚

モンスターゾーン ライトロード・アサシン ライデン 光・戦士族 攻1700/守1000→攻1900/守1000 表側攻撃

         氷結界の龍 トリシューラ 水・ドラゴン族 攻2700/守2000 表側攻撃

魔法・罠ゾーン  1枚

 

 

 

青生徒「俺のターン、ドロー。…チッ」

 

あからさまですなぁ…

 

裁龍『随分心に余裕が出来たようだな』

 

龍華(いきなり来ましたね…)

 

裁龍『もはやこのような対応でも問題あるまい』

 

龍華(まあ…うん…はい)

 

裁龍『…どうやら私の出番はないか…?』

 

龍華(無いかも。この後さらにシンクロする気満々だし)

 

裁龍『せっかくの舞台だ、氷結界の龍たちに存分に暴れてもらおうか…』

 

龍華(知り合い…なの?)

 

裁龍『一応、同じ種族の好だ』

 

龍華(はえー…)

 

そう思ってもう1回トリシュ先生の後姿を見ていたら、再び頭の1つがこっちを向いた。そして、あからさまに驚いていた。

 

多分裁龍さん発見したからじゃないかな。ということは、もしやトリシュ先生も精霊?

 

裁龍『ほぼそうだな。もう少し期間が開けば、私たちのように独立した精霊となるはずだ。…少し暴走の期間が長かったようだ』

 

龍華(なるほどそっちか)

 

DT世界の話はあんまり分かんないからねぇ。なんか世界を破壊と創造をしてるって印象があるくらい。

 

なんてやってたら青生徒はモンスターを裏側守備で召喚してターンエンドしてた。

 

青生徒 LP4000 手札2枚

モンスターゾーン 裏側守備表示モンスター 1体

魔法・罠ゾーン  0枚

 

 

 

龍華「私のターン!ドロー!」

 

手札は大丈夫だし、ちゃっちゃと決めよう!

 

龍華「私はライトロード・サマナー ルミナスを攻撃表示で召喚!」

 

ルミナスちゃんも可愛いよねー。ライロ女子って結構レベル高い気がする。ただ今回はサマナーとしての仕事は無いかな。レベル調整。

 

龍華「さあ、とどめのシンクロ!ルミナスとライデンでチューニング!レベル7!」

 

ライトロードの新戦力、降臨しちゃって!

 

龍華「光の道の使者を統べる者よ、我に加勢し、勝利へと導け!救世の箱舟は来たり!シンクロ召喚!ライトロード・アーク ミカエル!」

 

今回はアークに「首位の・頭目の」という意味と「ノアの箱舟」的な意味の2つがあるらしいのでそれっぽくまとめてみました。

 

龍華「さて、ミカエルの効果を発動!LPを1000払い、フィールド上のカード1枚を除外する!その裏守備を除外するよ!」

 

龍華 LP4000→3000

 

青生徒「あ、ありえ…」

 

龍華(除外したのは深淵の暗殺者(ナイト・アサシン)…リバース効果だったんだ、正解じゃん)

 

龍華「デュエルであり得ないとは言わせないよ!バトルフェイズ!」

 

青生徒 LP4000→1300→-1300

 

青生徒「そ゛ん゛な゛ば゛か゛な゛ぁ゛ー!!」

 

龍華(…SA○?キ○ト君?てか、○撃FC?)

 

 

 

十代「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!」←圧勝

 

翔「よし、僕でも勝てるんだ!」←辛勝

 

龍華「おー、二人とも勝ったー」

 

 




というわけでライロにシンクロが追加。ちなみに、シグナー龍はしばらく自重するつもりです。物語が進んだら恐らく出てくるんじゃないかと。自重している暇もなくなりそうなので。

…と書いているそばから4・4でスタダさん出したいとか4・3で月華竜出したいとか。イカンイカン。

ライロだとそこそこトリシュ先生出るんですよ。4・4・1とか2・3・4とか。

次回は…廃寮ですね。若本ボイスでお待ちください。



本日のヒーロー
氷結界の龍 トリシューラ 水・ドラゴン族 攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
①このカードがシンクロ召喚に成功した時に発動できる。相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できる。

氷結界シンクロ勢、ひいてはシンクロレベル9を代表するモンスター。
テキストがシンプルな効果は強いとはよく言うがこれもその1例ではないかと。対象をとらない、3面にわたって効果が届く、そして除外。
強くないわけがない。
お蔭で禁止牢でしばらく謹慎する羽目になったが、シンクロの勢いが衰えてきたところで制限復帰。このことで結構なYPが喜んだのではないだろうか。少なくとも私は喜びました。イヤッホウ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。