ソードアート・オンライン マザーズ・ロザリオ ボクの生きる意味   作:むこ(連載継続頑張ります)

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 こんばんは、ここまで一気に書き上げました。一応この先もシナリオの大筋は固まっているのですが文脈や演出やらで考えがまとまっておりませんので、今宵はとりあえずここまでということで。

 書いてるあっしもどんどん楽しくなってきてまいりました。そしてUAが2500を突破して感無量でございます。ここまでの支援、感謝感激雨あられで至福の至りであります。引き続きこれからも生暖かく見守っていただければと思います。それではそれでは12話、ご観覧くださいませ。
 


第12話~道筋~

 

「見つけたわよ、木綿季ちゃんが助かる方法……!!」

 

 翠の口から発せられたその言葉を聞いた瞬間、和人は目を見開き大きく息をのんだ。木綿季が助かる? 木綿季の病気が治る?

 そのことを考えただけで胸からいろんなものがこみ上げてきた。しかし和人は、はやる気持ちを落ち着かせ、あくまでも冷静に翠に尋ねた。

 

「母さん見つけた……って、治るのか? 木綿季の病気を……治せるのか!?」

 

 わずかに差し込んできた光に、気持ちの高ぶりを抑えられない和人に向かって、翠はニヤッと不敵な笑いを見せると、ノートパソコンの向きを片手で180度変えて、自分が調べ辿り着いたページを和人に見せた。

 和人も急いでそのページを確認する。そのページには、今まで和人が一度も目にしたことのないワードが書かれていた。

 

「こ、骨髄移植……!?」

 

 翠が探し当てたのは骨髄移植ドナーバンクのホームページだった。骨髄に限らず、ドナーバンクはいたるところに存在している。角膜、心臓、肺、腎臓、腸など様々だ。

 その体の部位の移植が必要になったとき、適合する部位のドナー登録をしている提供者からその部位を譲渡してもらい、患者に移植手術を施す。

 拒絶反応がなければそのまま自分の体の部位として取り込み、そのまま治ってしまうケースがほとんどだ。もちろん、骨髄移植もその例外ではなかった。

 

「ここの記事、見てみなさい。英語で書かれてるから重要なところだけ訳すわね」

 

「あ、ああ……」

 

 翠は重要なワードが書かれている記事を、指さしながら和人が目で追えるように英文を訳し始めた。数学などの理系は得意な和人だが、英語等の文系は少し苦手なため、これは非常にありがたかった。

 機械による自動翻訳ではなく、人が翻訳したほうがちゃんと伝わりやすいのもあるからだ。

 

「2013年、アメリカでHIVに感染してた患者の二人に、骨髄移植を施したことによって体内にあるHIVウィルスが完全に消滅した(・・・・・・・)、との報告が入っているの。今のところ再発の報告は上がっていないわ」

 

「こ、この骨髄移植で木綿季が……助かるのか……?」

 

 骨髄移植。現時点でHIVに唯一対抗できると言われている治療方法だ。医療的なメカニズムはまだ明らかになっていないが、白人が持つ骨髄の中には、HIVに対して耐性を持っているものが存在する。

 

 その骨髄液をHIV感染者に移植するというものだ。移植された骨髄は、HIVを駆逐する性質を持った血液を作り出していく。その作り出された血液は体中の血管を循環しながら、HIVを駆逐し続けていく。これが骨髄移植手術による治療法だ。

 

 この治療法は今の和人に、そして木綿季にとってまさに光明だ。絶望の暗黒のクレバスに叩き落された状態で、一本の丈夫なロープが降りてきて、希望の光が差し込んできていたような気がした。これが上手くいけば、木綿季を助けられるかもしれない……!

 

「結果だけ言うと、この移植手術が成功すれば木綿季ちゃんは助かるわ。ただね、手術までいくのにも……大変な山があるのよ……」

 

「や、山……?」

 

「今度はここの記事、訳すわね。HIVに耐性を持つ骨髄は、ドナー登録者の白人の1()%程の確率で存在する(・・・・・・・・・・)。そして患者のHLA、つまり細胞の型ね。そのHLAが合致すると適合と見なし、手術ができるの。ここまではいいかしら?」

 

「あ、ああ……」

 

「HLAの型が合わないと、その患者さんが本来持ってる細胞が、外部から移植された細胞を激しく攻撃するの」

 

「こ、攻撃……!?」

 

「ええ、病状によってはそのショックで死んでしまう(・・・・・・)かもしれない。だから、助かる確率もあるけど死んでしまう確率もあるってことね……」

 

 概要の説明を聞いた和人の顔が強張っていた。何で世界はこんなにも残酷で厳しいものなんだろうと、世の中の理不尽さを恨んでいた。

 折角見えた一筋の光が、暗がりで唯一残された残り少ないロウソクの火のように、また消えそうになるのを感じてしまっていた。

 

「…………」

 

「和人、今話したコトを前提として話すわよ? うまいことHIV耐性の骨髄を持った白人がいて、その骨髄のHLAが木綿季ちゃんと合致するとするわね」

 

「……ああ……」

 

「でもそこで、その骨髄を持ってる白人がドナー登録しているとは限らないの」

 

「…………」

 

 何だよ……結局無理なんじゃないか。何なんだよこれ……さんざ木綿季を助けると決心したところで、現実がこんなんじゃもう……打つ手がないじゃあないか……。

 畜生……畜生……チキショウ……ッ!!

 

「和人、腐るのはまだ早いわよ」

 

 目の前にそびえ立ったあまりにも高すぎる壁に、立ちふさがられて絶望している和人に、翠はまだ諦めるなと声をかけていた。雲をも掴むような話だというのに、翠はまだ諦めてはいない様子だった。

 

「え……あ、……う、うん。ごめん……」

 

「いい? 聞いて。確かにとんでもなく確率は低いわ。太平洋のど真ん中に落っことしたガラス玉を探しだすような確率よ。でもね、逆に言うとそれらを全て成し遂げて(・・・・・・・)しまえば、木綿季ちゃんは助かる"の」

 

「全て……成し遂げてしまえば?」

 

 翠は引き続き冷静に今の状況を分析し、木綿季が助かるための点と点を線で結び、和人に示して見せようと話を続けていた。

 今の和人にとって、翠ほど頼りになる存在はいないだろう。医師ではないのに……いや、医師でないからこそ、別の視点から木綿季を助け出す方法を探し出せているのかもしれない。

 

「この記事を読む限り、絶対にHIV耐性の骨髄を持つ白人さんは存在する。今もどこかで生活してるわ、きっとね。そして木綿季ちゃんのHLAに合う骨髄を持つ白人さんもきっといるわ!」

 

「で、でも……登録者の1%しかいないんだろ……?」

 

「そうねえ、1%って言ってるけど、探し出せてないから1%なのよ。探し出すことができれば、その可能性は無限に上がっていく(・・・・・・・・・)と、私は思うのだけれどね?」

 

 翠は珈琲を片手に和人に笑顔で淡々と説明してみせた。

 木綿季の病気を治すためのドナー登録者が少ない? なら増やせばいい。そうすればドナーが見つかる確率は飛躍的に上がる。

 分母が少なければ分母を増やせばいい。実に単純だがある意味合理的なやり方だった。和人は生きてきた今までで一番、翠に対して尊敬の眼差しを向けていた。

 

 こんなに母さんがかっこよく見えたのは生まれて初めてかもしれない。やはり母さんはすごい、俺を引き取ってここまで育て、自分は情報誌の編集者をやっているだけのことはある。的確に情報を掴み、分析し、結果につなげている。

 

「じゃ、じゃあ……やり方次第で木綿季にあうドナーも……!」

 

「きっと見つけられるはずだわ、それについては多分……アナタ次第よ、和人」

 

 翠はそういうと片手を和人の頭にポンと乗せ、撫で始めた。いつもは和人がほかの女の子にやっている仕草を、今回は逆にやられてしまっていた。

 

 そして和人は本日帰宅してから四度目の涙を流し、思わず翠に抱き着いていた。なんだかんだで甘えん坊な和人に、翠は世話が焼ける子ねといった表情を浮かべながら、優しく和人を抱擁した。

 母親は子供が何歳になっても、やはり母親だったのだ。

 

「母さん……ありがとう、ありが……とう! 木綿季が……木綿季が助かるかもしれない……!」

 

「……いい和人? あなたは私の息子なのよ。直接の血のつながりはないけれど、もう私の大切な息子なの」

 

「うん……、うん……!」

 

「だからいつでも頼りなさい。母さんは力になるわ、あなたがどんなに追い詰められても、世界中の人が敵になっても、母さんだけは……あなたの味方になってあげるからね」

 

 翠から優しい声をかけ続けられた和人は、声を殺して泣き続けた、もう向こう何年分の涙をここ数日で流してしまったのではないだろうか。

 それほどここ何日かがあまりにも激動過ぎたのだ。しかしまだ戦いは始まったばかりだ。和人が本当に頑張らないといけないのは、むしろここからだ。

 

「……よかったね、お兄ちゃん……」

 

 薄暗いリビングの影で、妹の直葉が兄のことを見守っていた。兄の儚い恋を応援していた。密かに兄に対して、兄妹以上の感情を持ってしまっていても、自分の気持ちを押し殺していた。

 そして直葉はゆっくりと足音を殺して階段を上り、自分の部屋へとたどり着くと、ベッドにそのまま身を投げて、ひたすら一人で泣き続けた。

 

 

――――――――

 

 

「もう大丈夫かしら? 和人」

 

「うん、ごめん……もう大丈夫だよ……」

 

 和人は気持ちを切り替え、顔を服の裾でゴシゴシとこすって涙を拭い、これからどうすればいいかを考えていた。

 木綿季を治す方法は分かった。しかしその骨髄を持つ人をどうやって見つけ出したらいいのか…。

 

「ねえ和人、一つ思いついたのだけれど」

 

「な、何を……?」

 

 翠は何杯目かわからない珈琲を全て飲み干すと、深呼吸をしてから自分の頭に浮かんだ考えを和人に語り出した。和人はそれを畏まった姿勢で椅子に座りながら、耳を傾けた。

 

「よくテレビでこの子供たちを救おうとか、病気から立ち直るために~とかって企画の番組あるじゃない?」

 

「ああ……あの手の番組はよくあることだよ。視聴率を稼ぐためにお涙頂戴劇をやってるテレビ局がほとんどだろ? チャリティーだなんだかんだ言ってさ」

 

「そうね……、でも宣伝力はものすごいわよね?」

 

「せ、宣伝力って……、まさか木綿季のことをテレビで取り上げて骨髄を提供してもらおうって魂胆なのか……?」

 

 和人はその考えには賛同出来なかった。確かにどんな手も使うと決心したがさすがにそれはちょっとやりたくなかった。

 何故かあの手の番組はどこかやらせくさいというか、うさん臭さというものを感じていたからだ。そんな連中と同じ手を使うことに抵抗を感じていた。

 

「でもテレビの宣伝力は大したものよ? 出来ればそうしてあげたいけど、テレビは視聴率を取るために番組を作っているの。言い方は悪いけど末期症状で死にかけている女の子を取材対象にしようなんてことはしないでしょうね……」

 

「……はぁ、大人って汚いな……」

 

「ええ、大人だけじゃないわ。世の中汚いことだらけよ、私の仕事だって情報を集めて記事にするのが仕事だもの。少なくとも私はやってないけど情報を掴むために手段を選ばない人がたくさんいるってのも事実よ」

 

 和人は思った、もしかすると俺もその汚い手段を使わざるを得ない状況が迫っているのではないかと。しかし木綿季の命は長くない。もうすでに手段は選べない時点まで来てしまっているのだ。

 どうにでも出来なくなってしまったら、俺もその汚い手を使う時が来てしまうのかもしれない。

 

「まあテレビを使わずともそれ相応の、いやそれ以上の宣伝効果を望めるメディアが存在すれば……話はまた違ってくるわね。でも……そんなのありっこないし、困ったわね……」

 

 テレビ以上の宣伝力を持つメディア。その点に関してだけは翠もお手上げであった。PC情報誌の編集者といっても影響力があるわけでもテレビ局にコネがあるわけでもい。流石の翠にもマスコミを動かすほどの力はなかったのだ。

 

「テレビを超えるメディア……そんなのあるわけ――」

 

 その時和人に電撃が走った。何も宣伝力を持つのはテレビだけではない。俺には……、いや俺たちにはアレがあるじゃないか! 今全世界を震わせている革命的な技術が活かされたアレがあるじゃないか!

 これだ、これしかない! もしこれがだめだった場合、木綿季は死ぬ。HIVに殺される。もうこれに賭けるしかない。

 

 それぐらいの一世一代の大勝負を和人は考えついた。木綿季を助けるためのシナリオが頭に浮かんだ和人は、意味ありげな笑みを浮かべて、独り言を呟いていた。

 

「フッ……ありがとうよ、茅場昌彦。今日ほどアンタに感謝と尊敬の意を込めた日はないかもしれないな……」

 

「ど、どうしたの? 和人……」

 

 突如不気味な笑みを浮かべながらニヤニヤと独り言をつぶやく息子を見て、翠は若干引き気味に心配そうに声を掛けていた。

 別に和人はおかしくなったわけではない、自分の描いたシナリオに、またもやあの茅場昌彦が関わってくると考えて、結局あの男の掌からは逃げられないんだなあと、皮肉の笑みを自分自身に見せていたのだ。

 だが、その男のお陰で木綿季の命が助かるかもしれないと思ったのも事実だ。だから和人は茅場昌彦に対して、皮肉を込めて感謝の言葉を贈った。

 

「母さん見つけたよ……! 木綿季を助ける方法を! もうこれしかない! これしか考えられない! 俺の今生のすべてをささげてこの計画を成功させる。これが成功しなかったら……もう全部終わりだ……。だけど絶対に成功させる! させてみせる!!」

 

 さっきまで悲しんでたと思えば、急に元気な姿を見せ、生き生きとした表情に変わった和人を見て、翠は頭に?マークを浮かべていた。

 一体全体どうなっているかわからないが和人が元気を取り戻したのならそれでいいと、困惑しながらも翠は和人に応援の姿勢を見せていた。

 

「えっと……私はなんだかよくわからないけれども、母さんに出来ることがあったら協力させてもらうわよ?」

 

「ああ! むしろ母さんだからこそお願いできるかもしれない……! そのときは頼むぜ、母さん!」

 

 和人は木綿季を助けるために思いついたことを、一旦自分の頭の中で整理をして、一つ一つ丁寧に翠に話した。翠はその話を聞いていくうちに、真顔から段々と疑惑の、そして困惑した表情になり、最終的には驚愕の表情とこの短時間で顔色をいくつも変えて、和人のとんでもない計画に驚きの声をあげてしまっていた。

 

「え……えええええ~~~~~っ!?」

 

 深夜だというのにご近所迷惑レベルな声で翠が大声を上げた。馬鹿げているが現実的かもしれないその提案にうっかり大声を上げてしまった翠は慌てて口元を押さえ、家の周りに声が響いてないかどうか心配をしたが、遠くで犬の遠吠えらしきものが聞こえる程度で幸いご近所の眠りを妨げるようなことにはなっていないようだった。

 

「な、なるほど……出来なくもないけど、和人らしい提案ね……それは……」

 

 翠は「やれやれ和人には参ったわ」と溜め息まじりに悪態をこぼし、ポットに入っている最後の珈琲をカップに入れると、そのまま一気に飲み干した。私の息子ながら……いや、私の息子だからこそこんなことを考え付くなんてと、褒めてやりたいところだった。

 

「それにしても……あなたが世界的に有名なあの人と面識があったなんて驚いたわ……」

 

「面識どころか、貸しがあるぐらいだよ。それにつけこむわけじゃないけど……手段は選んでいられないんだ。今回は全面的に協力してもらう」

 

 和人は深夜だというのにもかかわらず、早速協力のつてがある人に、自分のスマートフォンから連絡を入れた。この時間に電話をかけるというのだから、さぞかし相手もいい迷惑なことだろう。

 

 しかし和人は世間的な都合にかまってなどいられなかった。今すぐに動かないといけない。今日生きている木綿季が、明日も生きていられるとは限らない。今できる行動を今やり、迅速に結果を出さなくては。

 

 幸い、和人の連絡を入れた相手は最初こそ眠りを妨げられて不機嫌になっていたが、和人の真剣な態度と、木綿季を助けたいという気持ちを汲み取ってくれたのか、喜んで協力してくれることになった。

 

 一人の女の子を救おうとしている、ひたむきで真っ直ぐな姿勢の自分の息子の頼もしい姿を見ていた翠は、色々あったけどすっかりたくましくなったわねと、微笑ましそうに自慢の息子を見つめていた。

 

 やがて和人は話をつけたのか通話を終えて、スマホの画面に表示されている赤い受話器のアイコンをタップしていた。計画の第一段階、いや地盤がまず固まったことに安堵の表情を浮かべていた。

 

「ふう……、ひとまず協力してくれることになったよ」

 

「よかったわね……。休学届は明日、母さんが出しておいてあげるから、お友達への挨拶なんかはあなたがやっておくのよ? 和人」

 

「ああ、ありがとう母さん、本当に……本当にありがとう! 母さんがいなかったら……木綿季を助けられなかったかもしれない…!」

 

「大袈裟ねえ……そのセリフは木綿季ちゃんが治って、和人がこの家に連れてきてから言いなさいな」

 

 和人は母への感謝の気持ちでいっぱいだった、木綿季への気持ちと同じぐらいの心持ちで一生親孝行しようと誓った。

 木綿季を助けたら、どこか一緒に温泉旅行でも連れていってあげよう、そのためにも絶対に木綿季を助けなくては。

 母さんに是非紹介したい、俺の……元気いっぱいで、明るくて、底なしに可愛い恋人を……。

 

「でもね、木綿季ちゃんを死なせたら、貴方との親子の縁を切りますからね」

 

「ああ、わかってるよ。男に二言はない、絶対に木綿季は助けてみせる……!」

 

 翠からの脅しにも近い勘当宣言に少しだけ驚いた和人だったが、すぐに自信に満ちた表情を見せると、木綿季を絶対に助けるから問題ないとばかりに返事を返した。

 勿論翠にそんな気持ちはさらさらなく、それぐらいの覚悟で取り組んでいきなさいよという気持ちの表れだった。

 

 桐ヶ谷親子の木綿季救出大作戦がスタートした。シナリオという足場は固まった。あとは和人がどれだけ駆け回れるかにかかっている。

 

 大切な人を、掛け替えのない人を救うために、和人は走る、走り続ける。

 

 




 
 和人がとんでもないプロジェクトを考え付いた模様です。前回まで暗い話ばかりですが、これから物語は少しずつ佳境にはいります。場面もあわただしく変わっていきます。うまく表現できるかどうかはわかりませんがよろしくお願いします。

 木綿季が幸せになるエピソードを考えて考え抜いてここまでこれました。公式でもやってくれないかな、スピンオフとかでもいいから……。
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