東方麗霊想   作:和菓子屋蜜柑

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不定期更新です。ついでに東方処女作
キャラの話し方がおかしかったりするかもしれませんが、その時はご指摘ください
ヒロインは霊夢です



Prologue

俺は昔から人と違っていた

何が違っていたかっていうと、俺は昔から、変な超能力みたいなものを持っていた

代表的な事件は、あれだな

幼馴染だった女の子が通り魔にナイフで刺されたんだ。俺の目の前で

そのときに覚えているのは、夕焼けの色と一緒にその子の腹から真っ赤な血が流れ出て、通り魔が放り投げたナイフがカランと軽い音をたてた。そんなんだった

女の子はコンクリートの地面の上に倒れ、俺に向かって手を伸ばした

 

 

「たすけて・・・痛いよ・・・昴君。」

 

 

なんでそうしたのかは覚えていない。

彼女の傷口に手を当てたんだ。その当てた手からは、ほんのりと淡い光が漏れた

そして、その光が消えたと思うと彼女の腹から傷口は消えていた。最初から刺されたなんて事実はなかったかのように。

そして気がついた。

俺の腹に激痛がはしっていることに。

脂汗が滴り落ちる。痛みの場所を確認すると、そこには彼女の受けたナイフの刺し傷がそこにはあった

そして、どんどん俺の血が流れていく感覚。少しずつ体が冷えていく

近くで彼女の泣く声が聞こえる

そんな声も聞こえなくなってきて、俺は意識を手放した

ついでに、俺は目が覚めた時には病院にいた

聞いた話によると、3日は寝ていたようだ。原因は出血多量

助けた幼馴染はその間に引っ越しをしてしまったようで、顔を合わせないまま別れてしまった。

 

ま、そんな超能力みたいな力を俺は持っている

こんな能力を持って嬉しかったことは、この幼馴染を助けれたこの時だけだけど、ちょっとは感謝してる

神様がいたら、ありがとう。とでも言ってみたい

 

 

 

 

 

如月昴。

 

「・・・外の世界にいたらいけない能力者の子か。」

 

何もない空間が開く

その中から、美人な女性が現れた

・・・。おおう?俺の眼はどうやらイカれてしまったのか?

 

「如月昴さん。唐突に申し訳ありませんわ。私の名前は八雲紫。しがない妖怪ですわ」

 

「妖怪?」

 

あの伝承とかで伝えられている?

 

「ええ。多分その妖怪であってますわ。人食い妖怪ではありませんけど。あなた、この世界以外には興味ありません?」

 

「この世界以外?」

 

「そうですわ。私の住んでいる世界、幻想卿といい、妖怪が暮らしています。」

 

「・・・そんな妖怪が住んでいる世界に俺を、人間を連れて行ってどうする?餌にでもするのか?」

 

「いえ、そんな事にはなりませんのよ?妖怪が住んでいるといえども、人間も住んでいるのですから。あなたと同類に近い人間も住んでいてよ?」

 

「俺と近い人間?」

 

「ええ。あなた、能力をもっているわ。幻想卿ではその人が普通使えない能力をもって暮らしている。そこでは、人と妖怪が共存して生きているわ」

 

「・・・俺は、俺でもその世界にいけるのか?」

 

「ええ、そのお誘いですわ。あなたの能力は、この世界では異端なもの。もし、この世界から私たちのいる世界に来たければ、このお札を持ってこの地図の神社に行きなさい。あとの事は、地図にかいてあるわ」

 

そういって、八雲紫は俺に丸まっている地図とお札を渡した

 

「あなたが、私たちの世界に訪れることを祈ってますわ」

 

そういって、八雲紫は消えた。

まるでそこに最初からいなかったかのように

しかし、俺の手には、丸まった地図とお札が残っている。それはさっきの出来事が現実だったという証拠になった

 

八雲紫が言っていたように、たしかに俺はなんとなく人に、この世界に馴染めていない気がする

中のいい友達なんていないし、あ、でもかつてはいた。助けたあの幼馴染だ

なんか、あの子も普通の子と雰囲気違ってたな

そんな事を思い出しながら、俺は荷を作った

銀行から、預金をすべて取り出し、さらにリュックにいろいろなモノを詰め込み、家を出た

きっと、もう戻らなきだろう

 

地図に書かれていた神社は、人気のない寂れた神社だった

地図を見てみると、賽銭箱にお札を投げ入れろとのこと

 

その通りにお札を投げ入れる

そして次の瞬間、視界が歪む。意識が持っていかれる瞬間、何かの声を聞いた気がする

 

 

「ようこそ、幻想卿へ。幻想卿はすべてを受けいれるー。歓迎しますわ、如月昴」

 

 

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