今回は魔理沙のターン!
結局魔理沙の魔力って数値に直すとどのくらいなんでしょうね。
「さて、準備は良いか?」
普段と変わらない姿の魔理沙が言う
しかし、その姿はどこか頼もしい。これが異変を解決してきた霊夢の相棒?っていうものなのかもしれない
すこしだけ悔しい。
「そうね、私の方も、グリモワールも用意したし、魔力は・・・ギリギリ足りる足りない程度ね。霊夢の力に対抗できるほどの人形を作ったら、流石に一体しかできないわ」
そういうアリスの近くには、見たことのない人形が浮いていた、それは、霊夢の形をした人形。
・・・ちょっと個人的に欲しくなったのは内緒である。
「そうだな。急がないと・・・あの靄この守矢神社まで迫ってるんだぜ・・・。他の妖怪も、パチェも危ないんだぜ」
「そういっても、後は早苗待ちなのよね・・・・」
「お・・またせ・・・しまし・・・た」
顔色が真っ青で支えてくれている神奈子がいなかったら、歩くこともままならないであろう早苗が登場した。
「魔理沙・・さん。これです。私の持てる結界のすべてを、込めました。・・・今までで最高傑作です・・。すいません、ちょっと意識が飛びそうで・・。お願いです・・彼の手助けと、あの馬鹿巫女を救ってください・・・」
「任されるぜ。だから、安心して眠ってくれ早苗。昴は最後まで送り届ける」
魔理沙が札を受け取ったのを確認して、がくん、と力が抜け神奈子が更にしっかりと倒れないようにさせた
「全く。うちの巫女にこんな無茶させて・・・。これであの馬鹿が助からなかったら、ええと昴だっけ?早苗を責任とって嫁にするんだ」
なんという、死刑宣告。
それはフラグですか?いいえ、そんなフラグはぶち壊す
「それじゃ、いってくるんだぜ」
魔理沙がトレードマークである帽子をぎゅっとかぶり直し、箒を構えた
「さぁ、行くんだぜ。あの馬鹿を助けに」
「ああ、みんなありがとう。必ずーー霊夢を助け出す。」
魔理沙の箒に乗り、俺は博麗神社にむかった。薄い靄の中を進み、俺と魔理沙はそこにたどりついた
昨日の時点でギリギリ届いていなかった靄の場所はいっそう靄が濃くなり、その分魔力・霊力が吸い取られる力も半端無く上がっていた
「魔理沙。大丈夫か?」
「ああ、そこら辺はいつも通りだぜ。早苗のやつに感謝だな。」
早苗が作ってくれた結界の札はうっすらと発光し、魔理沙自身に薄い膜を張っていた
俺は逆に調子がいいくらい。
『魔理沙・昴聞こえる?もうすぐ結界に突き当たるわ。そこで魔理沙は最大限のマスタースパークを』
「了解なんだぜ」
霊夢人形から聞こえるアリスの声。
そしてその声を聞いて、魔理沙は八卦炉を構えた
「昴。私がマスパを放ってる最中にぶっ倒れたとしても、お前はあいつの所にいくんだ。」
「・・すまない、魔理沙」
「ははは、そういう時は、すまない、じゃなくて、ありがとうなんだぜ」
ああ、なんて彼女は男前なんだ
「さて・・・いくぜ!恋符・マスタースパーク!!」
魔理沙の放つ光が特大にふくれあがる。その瞬間、早苗の結界が壊れた
「くっ・・・」
魔理沙が苦しそうな声をあげた。魔理沙の身体から魔力がどんどん奪われていくのがわかる
『内側からあふれ出る魔理沙の魔力と外側から襲い来る霊夢の術式に耐えれなかったんだわ。・・・昴、いい?魔理沙のマスタースパークが消えた瞬間にできた穴に飛び込むのよ』
霊夢人形(アリス)がいう
そして、魔理沙の魔力が尽き、光は消えた。早苗の結界が壊れてしまったせいか、魔理沙と打ち合わせをしていたほどの穴と時間ははなく、頭からスライディングをして入れるかという程度の大きさだった
「昴いけっーーーーーーーーー!!!」
魔理沙の咆哮が聞こえ、俺は迷わず穴に頭から突っ込んだ
ズサササーと落ち葉がクッションになってくれたが、身体は正直らしく薬のおかげで痛みはないが、傷口が開き、着ている服が赤くじわりと滲んだ
そして顔を上げると、そこには八雲紫が立っていた
「・・・如月昴。あなたは・・・霊夢の所にいってどうするのかしら」
無表情で、何も読みとれない顔だった
「・・まず、謝りたい。そしてきちんと霊夢に想いを伝えたい。・・・教えてくれ。霊夢が何をしようとしてるのかを・・・」
「そうね・・。あなたには知る権利はあるかしら。」
そうして紫は語り出した。博麗の後継について
と、言うわけで良いところで寸止めです
次は、博麗の後継問題についての紫先生の講義になります
さぁ、対価とはなんなんでしょうか・・・。
当てれる人はいるのか!?