なんとか、完成
次は年明けですかね
霊夢side
「霊夢?どうしたの?」
昔の話をする昴が嫌で、矢守神社に興味を持つ昴が嫌で、思い切り昴の背中を叩き、神社を飛び出した
飛び出して、やってきたのはアリスの家
「なんで泣いてるのよ。とりあえず、中入りなさい」
そうか、私は泣いていたのか
自分でも気がついて、いなかった
アリスが温かい紅茶を入れてくれる
一口、紅茶を口に含む
正直、あんまり紅茶は好きじゃない。緑茶の渋い味の方が私は好み。でも、アリスが今日入れてくれた紅茶は甘くて、なんとなく落ち着いた
「・・・落ち着いた?」
「・・・うん」
「それで、どうしたの?」
「わかんない」
「・・・」
「昴が、守矢神社に興味を持って、早苗の事に興味持って・・・」
ぽろぽろと涙が流れてきた
ようやく、自分が泣いているのだとわかった
でも、この涙の意味が自分自身でもわからない
「それで、凄い、胸がもやもやして、黒いものが溜まって、昴を叩いて出てきたの」
「・・・霊夢は、何に対して泣いているの?昴が守矢神社に、早苗に興味を持ったこと?昴に手をあげてしまったことかしら?それとも、昴が自分から離れていってしまうことかしら?」
「・・・わかんない」
「アーリスー!」
そこで、思い切りドアが開けられた
主は白黒の魔法使い
「おっと、霊夢もいたのか、珍しい・・・・って、どうした!?」
「はぁ、魔理沙、座りなさい。霊夢良いかしら?」
「・・・魔理沙なら」
「お、サンキュ、霊夢」
「あなたのおかげでシリアスが台無しよ」
それから、私は魔理沙に全てを話した
「・・・なぁ、霊夢それ、早苗に嫉妬をしてるんだ」
「嫉妬・・・?」
聞いた事はある感情。
でも、実際には感じた事のない感情
「・・・そう、ね。ね、霊夢。あなたは昴の事をどう思ってるのかしら?」
「・・・私は・・・」
昴と一緒だと寂しくないし、心が温かくなる
今日のさっきのは、すごい胸が締め付けられるようで、痛かったし、もやもやして、怒れた
最近だって、ぼーっとしている時間でも、ずっと昴のことを考えている
昴、何を考えてるのかな、とか・・・
「昴と一緒にいると、普段の何もない日常でも、凄い楽しく感じれるの。あいつの事を考えると、楽しいし、何考えているのかを考えるのも楽しいし・・・」
「・・・重傷だな。霊夢がここまで重傷だと思ってなかったぜ」
「・・・恋は人を変えるって言うから・・うん。しょうがないわよ」
恋?
今、アリスが言った言葉を耳がきちんと拾ってしまった
私が昴に恋をしている・・・?
「なぁ、霊夢。肝心の昴を叩いて出てきてしまったんだろう?いきなり叩かれた昴は・・・どう思う?」
「あ・・・・」
魔理沙の言葉で、すぐにでも、やらないといけない事を思い出した
そうだ、昴に謝らないと
「すぐに謝ってくるっ」
「そうだな。それがいい。昴なら、許してくれると思う。ほら、行ってこい?」
魔理沙の言葉と同時に私は席を立った
駆け足気味で、アリスの家の扉を開ける
・・・そうだ。まだ、この家でやらないと、いけないことがあったんだ
「アリス、魔理沙!ありがとう!・・・アリス!またお料理教えて!」
「ふふふ、行ってらっしゃい。霊夢。きちんと教えてあげるわよ」
「おう、さっさと行け、霊夢」
ばたばたとアリスの家を出て、全速力で神社に向かう
魔理沙や文みたいに速度が出ない私にしてはかなり速度が出てたと思う
神社に着くと、急いで母屋に戻る
昴はこの時間だから、居間にいるだろう
すぐに、謝ろう
すぐに、叩いてしまった場所の様子を見してもらおう
そんなことを飛びながら、思い描く
「ただいま」
玄関に入って言うと、虚しく私の声が木霊しただけだった
昴の声は、ない
「っーー」
私は後悔した
きっと、昴は怒ってるだろう
だから、返事もない
勇気を振り絞って居間に行くと、そこには湯飲みが2つと、人影がない
「すばる・・・?」
昴を呼んでも返事がない
気配を読むと、博麗神社には、何も気配がなかった
私は、湯飲みを触ると、すっかり冷め切ってしまっていた中身に気がついた
「・・・あれ?」
おかしい。昴は、すぐに片付ける癖がある
一度も見たことがない
それと同時に私は何か嫌な予感が走った
・・・確か今日は分社点検で早苗が来る日・・・。
昴は早苗を知っているようだったし・・・、もしかして、早苗の所について行ってしまった?
・・・。しょうがない。
私が招いた事だ。晩ご飯には帰ってくるだろう
その時はそう、信じていた
久しぶりに晩ご飯を作り、「昴、美味しいなんて言ってくれるかな?」なんて言いながら、作る
晩ご飯ができあがり、お夕飯の時間になっても昴は帰ってこなかった
次の日、早苗にから連絡があった。
昴君は、私が責任もって守矢神社で共に暮らします
貧乏な博麗神社の霊夢さんより、私がふさわしいハズです
それでは、さようなら
なんとか間に合いました
次はまた時間がかかりそうです
まぁ、もともと、没ネタなってたシナリオなので、正直そこまでいいものではないのですが、それでもよければ続行します
ちょいと、オチがよくないですけどね・・・
それでは、皆様、良いお年を!