おひさしぶりです。和菓子屋蜜柑です
・・・ようやくなんとか上げれました
その連絡を受け、私は凍り付いた
すば・・・る・・・・?
どう、して・・・?
膝から力が抜けてしまい、その場に座り込む
衝撃は、よく掃除された畳に、受け止められた
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昴視点
気がつくと、知らない天井だった
綺麗な天井だ。博麗神社の古い木製の天井ではない。
「あ、目が覚めましたか?昴君!」
「・・・さなえ・・・?」
首を横に向けると、そこには蒼白の服を着た早苗がいた
「ふふ、ね、昴君!昴君は今日からここで暮らすんですよ!」
「え・・・?」
「あ!説明してませんでしたね!ここは私の神社、守矢神社の離れの部屋です。あそこの貧乏神社と違って、本物の神様がいるんですよ!!」
嬉々として笑いながら話してくる早苗。
・・・そうだ、思い出してきた
確か、早苗に捕まるとマズイって思って、すぐに逃げ出したんだ。でも、逃げ切れなくて、博麗神社で意識がなくなって・・・
「早苗・・・今は何時だ・・・?」
「今ですか?そんなこと聞いてどうするんですか?ふふふ、ここで暮らすのだから、すばるくんにはもう時間なんて気にしないでいいんですよ」
そういう早苗に不信感を覚え、起き上がろうとすると、足首からチャラリという硬質な音が聞こえた
「なっ・・・・」
足首には、足かせが付いており、更にその足かせには、鎖が付いており、動くとチャリ・・・と硬質な音が聞こえた
「ふふふ、すばる君はここで暮らすんですよ。私と一緒にここで暮らすんです。ふふ、家族はたくさんがいいですよねぇ・・・。最初は、すばる君みたいな男の子が欲しいです・・・知ってます?すばる君。もう私、子供産めるんですよ?」
にこにこしながらすり寄ってくる早苗から後ずさるように逃げる
「どうして逃げるんですか?少し早すぎましたか?ふふふ、でも、時間はいくらでもありますからね。そうだ、すばる君。」
「っ!!」
壁際まで追い詰められ、何かされると思い、手で早苗を遮ろうと、出した瞬間、カチンとまたしても硬質な音がした
「逃げれないと思いますけど、念のためこれもしておきますね?」
それは、手錠
「くっそ、なんだよ、これっ・・・」
「私の愛ですよ、すばる君。だいすきです。だいすきだから、そとにはだしません」
「早苗っ!外してくれっ!」
「ふふふ、すばる君・・・大好きです。好きです。愛してます。私は用事があるので少し失礼しますね」
ふらふらと早苗は部屋から出て行った
心臓の鼓動が早くなり、はっはっ…と荒い息をしていたのにようやく気がつき、深く、深く深呼吸をし無理矢理落ち着かせた
・・・まずは状況把握か・・・?
・博麗神社で分社点検に来た早苗と会い、早苗に守矢神社に攫われた
・早苗の話だと、今居るここは、守矢神社の離れ
・俺の脚には鎖付き足かせ、手には手錠
っと、こんな感じか・・・?
何か時間と日付がわかるようなものが欲しい・・・
今、何時なのか、早苗に連れてこられて、どれだけたったのか。
「・・・鎖の長さはギリギリ部屋を動き回れる程度か」
足かせと手錠は金属で出来ており、人間の俺じゃ壊せそうにもない
「・・・この鎖は・・・どこに繋がれている・・・?」
鎖を辿っていくと、窓の金属格子から鎖が出ており、それに繋がれていた
「壁は・・・石製・・・か」
部屋自体は綺麗に掃除されており、埃っぽさはなかった。
部屋はひんやりとしていて、寒く、冷たかった。
(この部屋にあるものは・・・)
一組の布団と水差し、グラスと言ったものぐらいだった
(駄目だ・・・。こんなものじゃ逃げ出せれない・・・)
なんで・・なんでこうなってしまった・・・
霊夢、今頃腹すかせてないかな・・
意外と寂しがり屋だから、泣いてないかな・・・
心配だ・・・
どうにかして、ここから出て
ガチャガチャと鎖がなる音を立て、俺はまず、鎖が切れないかを試し始めた。
地面に叩きつけたり、引っ張ってみたり。
最初鎖は新品同様で傷が少しだけ付いたくらいだった
「・・・駄目か・・・。なら、次だ・・・」
金属格子をそのまま引っ張ってみる
格子に手をかけ、壁に片脚を付け、思いっきり引っ張る
ミシリという音が聞こえる。
・・・これは、もしかしてイケるか!!??
格子を見ると、所々が錆びており、劣化している場所もちらほら見える。
しばらく、格子に手をかけ、踏ん張っていると、足音が聞こえた
(早苗かっ!?)
すぐに格子から手を離し、その場にあぐらをかき、座り込む
「・・・早苗が連れてきた婿はお前か」
(早苗じゃない!?)
驚いて顔を仰ぎ見ると、長身で赤い服、背中に輪になってるしめ縄のようなものを背負った女性が居た
「あなたは・・・」
「私は守矢神社の八坂神奈子。神さ」
「っ-!?」
「あんたも早苗に惚れられたんだ。あんな貧乏巫女やめてウチの可愛い早苗と婚姻してさっさと子を作ればいいんだ」
「・・・っ。なんで・・・そんなこと」
なんで、そんな嫌そうな顔で言うんだ
なんで、そんな思ってもないような事を言うんだ。凄く、表情に出ていた
するといきなり小さな木がとんで来た
確か、お柱・・・というものだったか。それの小さくしたもののよう。
そんなものが俺の頭上をかすめていった
チリリと髪が引きちぎれ、冷や汗をかく
「・・・」
そのまま、八坂神奈子と名乗る神は踵を返し元来た道を戻っていった
つ、次はいつになるのかな・・・(冷や汗
楽しみに待ってくださってる方々、本当に申し訳ない。
・・・が、頑張って書くので、また、気を長く待っていてください・・・。