東方麗霊想   作:和菓子屋蜜柑

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はい。こんばんわ。和菓子屋蜜柑です
やばい。書いてるのが楽しい。今回は初の番外です
本編はGW明けに開始いたします
注意:今回の東方麗霊想は糖度80%です。甘いです。虫歯になってもしりません。
それでもよろしければ、どうぞ


Episode-Extra-GW

「霊夢ー。買い出し行ってくる~」

 

 

「あんた一人で大丈夫?一緒に行くわよ?」

 

 

むむむ。霊夢が付いてきてくれるのか。・・・これは・・・デート!?

 

 

「お、おお!来るか?」

 

 

「なんであんたそんなに楽しそうなのよ」

 

 

「いつも一人で買い出しに行ってるからな。俺は霊夢が一緒に来てくれて嬉しいんだ」

 

 

「そ、そう。」

 

 

「そうだ。霊夢。帰りに美味しい甘味屋に寄らないか?この前開店したらしい。」

 

 

「本当っ!?わぁ、楽しみだわ」

 

 

甘いもの、お酒、賽銭が絡むと霊夢はキラキラと眼を輝かす

表情もいつもよりも明るく、嬉しそうだ。

むぅ。でも何か俺は甘味よりも負けている気がしてちょっと悔しい

 

 

「それじゃ、行こうか。今日の晩御飯何食べたい?」

 

 

「んー。そろそろ暑くなってきたし、冷たいものがいいわね」

 

 

「冷たいものか・・・。」

 

 

俺は霊夢と会話をしながら、今日の晩御飯のメニューを考え里に行った

いつもは一人の道が短く思えて、それも隣に歩いている人が思い人。これほどいい事はそこまで無いだろう

里に着くと、すぐに俺は買い物を始める

 

 

「よお、巫女様のところの兄ちゃん。今日は巫女様も一緒なんだな。サービスしとくぜ」

 

 

「あ、ありがうございます。今日は、胡瓜とトマトをお願いします。」

 

 

 

「如月君、いつも料理教えてくれてありがとうね。また神社に賽銭入れにいくわね」

 

 

「いえいえ、お役に立ててるなら、こちらも嬉しいですよ」

 

 

 

「神社のお兄ちゃーん!今日も遊んでくれる?」

 

 

「ごめんな、今日は用事があるんだ。また遊んであげるからね」

 

 

里に行くと最近いろいろな人に話しかけられる

八百屋のおじさんや、主婦のおばさん。子どもにも遊んでとせがまれる

前の世界にいた時には無かった繋がりだ

 

 

「へぇ、あんた里の人から好かれているじゃない」

 

 

「そうでもないよ。それよりも霊夢。目的の甘味屋が見えてきたよ」

 

 

買い物を終え、甘味屋に入ると洋風の店だった

 

 

「へぇ、紅魔館みたい」

 

 

「紅魔館?」

 

 

「そう。吸血鬼のレミリア・スカーレットの住んでいる真っ赤なお屋敷」

 

 

「真っ赤ってすごいな。霊夢、何にする?」

 

 

「んー、どうしようかしら。杏のロールケーキか日向夏のケーキかしら。むむ・・・。どうしようかしら・・・。よし!杏のロールケーキにするわ」

 

 

「うん、それじゃ俺は日向夏のケーキにしようかな。それなら霊夢の二つ食べれるでしょ」

 

 

「え?いいの?」

 

 

「大丈夫。俺もそれいいなぁ、って思ってたものだから」

 

 

「あ、ありがと」

 

 

運ばれてきた物は期待していた物よりも良かった

味も、見た目も前の世界の雑誌で見たような感じで、驚いた。

 

 

「わぁ・・・。美味しい。」

 

 

霊夢の顔が柔らかいものになる。ふにゃりと溶けるような表情。いつものキリッとした表情からは想像できないくらいに。

・・・。やっぱり悔しい。どうせなら、自分が作ったものでこんな表情をしてもらいたい

でも俺、洋菓子は少し苦手だからなぁ・・・。

・・・洋菓子?

!!アリスに聞けばいいじゃないか!そうだ!アリスだ!この前のケーキ作ったのもアリスだったんだ!

アリスに聞く算段を考えていると、ふと霊夢の視線が気になった

その視線は俺ではなく、その下のケーキ。

 

 

「あああ、ごめん。どうぞ霊夢」

 

 

「べ・・・別に待ってたわけじゃないんだから。それじゃ、頂きます」

 

 

フォークで刺し、霊夢が日向夏のロールケーキを食べる

その小さな口に運ばれ、ケーキが入った瞬間、霊夢の表情はまたとけた

 

 

「美味しいっ!」

 

 

「そ・・そうか?よかった」

 

 

正直、もう味なんてわからない。でも、彼女のその表情を見ただけで心が温かくなる

 

 

「あ、あんたもこっち食べる?ほら」

 

 

霊夢が自分の杏のロールケーキを霊夢が食べていたフォークで刺して、俺に向ける

 

 

(・・・!?これは、まさかっ伝説の『あーん』というやつか!?ヤバイ!今の俺にはハードルが高すぎる!しかし、ここはやはり・・)

 

 

「ほら、どうしたの?いらないの?」

 

 

霊夢がジト目で俺を見る

 

 

(ここで行かないと男が廃る!?)

 

 

心を決めて、口を開ける

その瞬間、甘いものが口の中で優しく包み込む

甘いと分かっていても味がわからない。ヤバイ。頭がくらくらする

 

 

「どう?こっちのも美味しいでしょ?」

 

 

「あ、ああ」

 

 

そんな甘い時間を過ごし、俺と霊夢は会計を済まし、外に出た

外の冷たい空気が俺の火照った頭を冷やしてくれるみたいで、ちょうどよかった

 

 

「ねぇ、美味しかったわね。また・・・来ない?」

 

 

霊夢からのお誘い。いつもなら霊夢がふらりと出掛けて、お土産をたまに持ってきてくれるのが普通でお誘いは今までなかった

そんなお誘いが俺の中では一番嬉しかった

 

 

「そうだな。また・・・一緒に来ような」

 

 

そうして俺たちはゆっくりと神社へ歩いて戻って行った




と、いうわけでGW明けにまた本編を開始いたします~
山場は霊夢がカッコイイのがいいか、主人公がカッコイイのがいいかちょいと悩んでおります
多分、霊夢がカッコイイのになると、早苗さんが病みます(1
主人公がカッコイイと早苗さんがいろいろ助けてくれます(2
と、いうわけでアンケートいきまーす!
1、2どちらが良いでしょうか?仮に選ばれなかったとしても、その時は番外のExtraの方で出しますがw
と、いうわけでアンケートの方、よろしくお願いいたします
・・・。もうちょい、東方も勉強しないとなぁ・・・。
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