全空一=全員より強い=皆のアビとか奥義使えちゃうバグな主人公である。
ぼくのかんがえたさいきょうのおりぬしなのでそういったものが苦手な人は戻ってくださいなんでも島村。
多分続く
世界には謎に包まれている物が多く存在する。UMAであったり、都市伝説であったり、宇宙であったり。
バミューダトライアングルと呼ばれる海域をご存じであろうか。その一定の海域、または空域を通過すると突如何の痕跡も残さずに消息を絶つ場所だ。一説ではブラックホールが存在する、宇宙人による拉致、ワームホールによるタイムスリップなど様々な説が存在する。
答えは未だ見つかっていない、ならば消えた船、飛行機は何処に行ったのか・・・・・。
◇
嘗て空の果てを目指した人々がいた。果てにあるイスタルシアへの冒険を夢見る少年少女がいた。時に帝国軍を相手に、時に星晶獣と呼ばれる規格外の存在を相手にし、時に数多く存在する空中に存在する島々に立ち寄り問題を解決し、それでも彼らは仲間を増やし、確実に空の果てを目指していった。
世紀の大錬金術師を、雷迅郷よ呼ばれる騎士を、吸血鬼の姫君を、亡国の希望と呼ばれる王女を、世界の調停者を、十天衆を仲間にし空を進んで行く彼らは次第に英雄と呼ばれていった。
過去に英雄と呼ばれた存在はいた、ウサ耳聖職者、ガオー、ワンパン歌舞伎、スパルタetc。そんな彼らに並ぶほどにその一団は英雄だった。
彼らの世界には騎空艇と呼ばれる空を飛ぶ船が存在した。何百年、何千年も前から存在する物ではあるが、最初にその技術をもたらしたのは誰なのかは分からない。突如現れたという文献もあれば異国の人間に教わったとも聞く。
簡潔に言おう、世界は繋がっている。
世界が繋がっているのであれば、当然アイドルが現れたりもする。帝国華撃団が現れたりする。仕方が無い事である。
故に、空の果てに辿り着いた彼が、英雄と呼ばれた彼が、Grand Orderに巻き込まれるのも当然だった。
◇
炎上汚染都市 冬木。
家屋が燃え盛る煙が立ち上り、夜間にも関わらず炎の揺らめきで光源が確保されている、見る人が見れば地獄と表現する様な場所で彼と彼女達は佇んでいた。
「なんだよ、これ・・・」
「分かりません、先輩方が目を覚ます前に私も軽くですが周囲を見回してみましたが全て同じ様な光景でして・・・」
「何で・・・、レイシフトされたなら私達以外にもマスター候補がいる筈なのに・・・」
冬木にレイシフトする事が出来たのはマシュ・キリエライトに謎の動物フォウ。それにカルデアに召集されたマスター候補、更にその中でも数合わせとして呼ばれた魔術経験の無い素人の
幸か不幸か、レイシフトしたことでカルデアの爆発から生存する事が出来た三人と一匹ではあるが、現状が分からずにただそこに立ち尽くしていた。
これから何をすれば良いのかも分からない、何故自分達が此処にいるのかも分からない。まさに右も左も分からない三人に女性の悲鳴が聞こえた。
そんな彼らに女性の悲鳴が聞こえて来た。生き残りがいるかもしれないとその場に駆け付けた彼らを待っていたのはスケルトンと呼ばれる骨の魔物であった。
襲われている女性にも見覚えがあった。カルデアの所長を務めるオルガマリー・アニムスフィアである。
助けを求める彼女に彼らはすぐさま駆け付けた。
英雄と融合したデミ・サーヴァントとして格段に力を付けたマシュはスケルトンを大きな盾で薙ぎ払っていく。だが相手は骨で構成される魔物だ、骨ならばそこらに沢山転がっており、相手は倒した傍から湧いて出る。
セイバーやアーチャー等の正規の英雄であればすぐさま片付ける事が出来ただろう。だが彼女はシールダーと呼ばれる特殊なクラスであり、守る事に特化している。だからこそ決定打に欠けていた。
「ぐだお君、マシュ!」
マシュだけには任せる事が出来ないとぐだおと呼ばれる少年も転がっていた鉄パイプで応戦していたが、体力の消費が激しいのか段々と傷が増えてきている。
私にも何か出来る事は無いのか!そう焦るもう一人のマスター候補であるぐだ子の足元には虹色に輝く魔力の塊が転がっていた。
彼女は以前聞いていた事があった、聖晶石と呼ばれる石は英雄を召喚するために必要不可欠な物であり、それさえあれば触媒が無い限りは運任せになるが英雄を召喚出来ると。
それを思い出してからの彼女の行動は早かった。未だ泣いたまま蹲っている所長に詰め寄り召喚する為に必要な魔法陣を描かせる。
「お願い、私達を助けて!」
そう叫びながらぐだ子は石を魔法陣に放り投げる。すると魔法陣が虹色に輝きだし、三本の帯が周囲に広がった。その光景にぐだおも、マシュも、スケルトンさえも動くことを止めていた。いや、動けないでいた。それ程までに濃密な魔力が周囲に広がっていたのだ。
やがてその帯は中央に集まり、一つになり弾けた。
「・・・・・・」
その中心にいたのは一人の男性だった。光り輝く剣と、大楯を持ったまま立っていた。
「貴女が、私のマスターか」
突如声を掛けられたぐだ子であったが、慌てずに答えた。私が貴方のマスターであると。
「分かった、一先ず周りの掃除から始めよう」
そう答えた彼が、剣を正眼に構え魔力を込める。
『ディエス・ミル・エスパーダ』
風を纏ったその魔力の刃は、周囲を囲んでいたスケルトンを骨も残さず塵に変えていった。瞬きするよりも早く、一瞬で。スケルトンを相手していたぐだおもマシュも、泣き叫んでいた所長ですら驚きで固まっていた。早業であり、まさに英雄であった。
そんな彼は剣を何処かに仕舞い此方に歩み寄る。
「クラスは・・・そうだな、一先ずセイバー。ファンと呼んでくれ」
これは人類の未来を守るための物語。
空の果てに辿り着き、全空一と呼ばれた英雄の物語である。
グラン君いるし、ジータちゃんいるし。間を取った結果ファンと言う名前に。
クラスについてですがグラブルにクラス一杯あるので一先ずセイバー。ぶっちゃけなんにでもなれるから意味は無い。
装備に関してはどうしようも無いから魔力で構成する形にしようかなと。
多分続く