ティンクル☆くるせいだーす GO~TO~!!動き出す地界人! 作:Ma-sA
「すいません。戻ってきたらより一層頑張りますので」
「セーナ、ガイが出てきたよ〜」
「どうだったのよ」
「あぁ、ちゃんと休みますっていってきたよ」
俺はサリーちゃん、オデロークがバイトしているケーキ屋“Gâteau”
に行って、しばらく出られないということを伝えた。店長は別に構わないと言ってくれた。
「さて、お昼も食べたし…これからどうするの?」
「ガイは今週末から行くから今日は遊びたいよ〜」
「そうだな。うし、遊ぶか」
今日は午後から全体職員会議があり午後の授業は全て休みになった。
「ところで、昨日の…マカロンだっけ〜?あの子はどうしたの〜?」
「あいつなら朝早く出て行った」
「え、なんで〜?」
「いや、全くわからん。起きたら机の上に手紙があって、『また会おうね、お兄ちゃん』って書いてた」
「そうなんだ〜また会えるといいよね〜」
「ちょっと…あんたたち…なによそのマカロンって。ガイ、あんた女の子を自宅に連れ込んだの?」
「まぁ、そうなるわな」
「あんたってロリコンだったのね」
「いや、違うし、てかそこまで幼くないしよ」
「中身は幼そうだったけどね〜」
「レゾン、それは言ってはいけないことだ」
「ふ〜ん…その子可愛かったの?」
「まぁな」
「私より?」
「うん」
「ばかっ」
セーナの右ストレートが決まった。
「いだっ、冗談だよ。お前の方が可愛いって」
「はじめからそういえばいいのよ」
『そこのお嬢さん』
セーナが振り向くとそこには金髪メガネの…イケメンだ。これがいわゆる容姿端麗というものか。
「は、はい」
知りもしない男性からいきなり声をかけられることもないから動揺しているのか、声が裏返っている。
「貴方のことがずっと好きでした!」
「……?」
「「はぁっっ??」」
「あ、あの…以前、どこかで会いましたか?」
「いえ、初対面です。私はメルファスと申します。以後お見知り置きを。申し訳ありません。貴方の美貌に興奮してしまいついつい…」
「で、あんたはなんだ?ナンパ師か?」
「ナンパとは失礼なことを。私はただ単に彼女とお茶をしたいだけです」
「おまえは、それをナンパだとおもわないのか?」
「女性一人一人に素晴らしい個性があります。それはすなわち魅力。なら誘わないわけがないでしょう。それよりこれから私とお茶でもどうでしょうか?」
「結局、ナンパなわけだな。あいにくこっちも予定があってね。またにしてもらえるかな?」
「一言、言わせてもらいますがそもそも貴方には尋ねていません。私はそちらの女性に言っているのです」
「なんだ?眼中にないってか?なら無理矢理にでもいれてやろうか?」
「ふむ、それはつまり私と戦えというわけですか?あいにくですが私は男の都合で戦いたくありません」
「ビビってるのか?」
「いえいえ、とんでもない。仮に戦ったとしても勝負は目に見えてます。そもそも貴方と私では魔力の差が歴然としてます」
「なんでわかるんだよ。見えてるっていうのか?」
「理由はわかりませんが相手の魔力の量が感じれるようになったのですよ。そうゆうことで貴方とは戦えません」
「わかった。よし、みんな戦うぞ!」
「ごめん〜。今日は疲れたからちょっと〜」
「私も。それにこの人は何も悪いことをしてないわよ」
「だ、だけどさぁ…」
「お二人方は話をわかってもらえて光栄です。貴方も理解していただけないでしょうか?」
「悪いがそれはできない」
こいつなんかムカつくんだよな…変に難しい言葉使ってくるし頭が割れそうだ。
「はぁ〜困りましたね…私もここで道草をくっている暇はないのですが…」
『いやっ、ちょっと離してったら!!』
突然の声に俺たちはそちらに体を向けた。
『へへっ、なんだよ。連れないなぁ…ちょっと俺たちとお茶するだけじゃねぇか、なぁ!』
『ハイ!そうっすねアニキ。オラ、そこの嬢ちゃん。返事は?Yes?No?』
『いや…だから行きたくありません。返事は……NOです』
『おい、こいつ今なんつった?』
『ハイ、行きたくないと言ってます』
『よし、じゃあ、少しあそこの路地にでもいこうか。よく見ればなかなかカワイイ顔してるしな。少しは楽しませてくれよ?』
『オラ!さっさと動け!』
『いや!!!いやったら!!離して、誰か…誰か助けて!!!』
周りには人はもちろんいるのだが誰一人として助けようとしない。いや、2人組にビビってたすけれないのだろう。
「くそ、早く助けないと」
「そうだね〜少し戦闘になるかもしれないけど〜そこは覚悟しとこ〜」
「ええ。そうね。私も協力するわ」
「ちょっと、戦えないって言ってなかったか?」
「「さぁ〜?なんのこと〜?」」
「まぁ、いいや。とりあえず行くぞ」
「ふむ、貴方たちとはここまでですね」
「どこかいくのか?」
「ええ、少しあちらの2人組にお仕置きをね」
「なら俺たちといかないか?」
「いえ、時間的に私一人で行った方が効率が良いですので。では」
そういって俺たちの前にバラが舞い散る。
「うわっ!ってこれバラかよ」
舞い終わるとそこには彼の姿はなく。いつのまにか目的地に移動し終えていた。
「俺たちもいくぞ!」
現場につくと男2人組は彼をガン見していた。
「あぁ?てめぇ何者だ?部外者はひっこんでろ」
「これはこれは、部外者とは失礼ですね。私は立派な関係者です」
嘘つけ。先ほどまでこっちにいたじゃねぇか。
「何言ってるんだテメエ。さっき来たばかりのくせになに関係者ぶってるんだよ」
「どの女性も私にかかれば十分関係しているのですよ。なにせいずれ会う運命なのですから」
「あぁ?アニキ。コイツいかれていますぜ!」
「そうだな。イかれた野郎だ」
「話はこれくらいにして、覚悟はできてますか?」
「何がだよ?てめぇ、人数、数えれないのかよ!」
「心配無用。あなた方がグルで来ても大丈夫だと自負してますけど」
「なんなら俺も混ざろうか?」
俺は2人組の方に近づく。
「あ?なんだ?」
「俺もあんたの味方をするよ。数は多いに越したことはないだろ?」
「アニキ。ここは三人でやった方が確実ですせ」
「そうだな…おい小僧」
「なんだ?」
「今だけ俺たちの仲間だからな」
「わかった」
「おや?よりによって敵の味方。もしやそんなに私にやられたいのですか?」
「違うよ。少しイライラしてたからここでイライラを晴らすことにした。セーナ、レゾン。そこでよーく見ておけよ」
「はいはい。みっともない負け方はしないでよね」
「僕は…応援してるよ〜」
「ふむ、仕方ないですね。汚れると美しくないので短時間で終わらせますよ」
そう言って彼は白い細い棒を取り出す。
「なんだあの白いの?」
「ガイ、あれはタクトだよ。指揮者が演奏の時に使うものだよ〜」
「ふぅん」
「戦闘は久しいですね。あっちではまともに戦っていませんでしたから。まぁ、それでも負ける気はしませんが」
「アニキ、こいつ調子に乗ってますよ」
「俺たちの強さを知らないからそんなことをいえるんだよ。俺はLevel2だぜ」
「Level2…ですか…その程度なら勝利は確信したも同然です」
「なに?」
「では、いきますよ!!」
「貴方達に美しさを教えて差し上げましょう」
ーーーーーReadyーーーーー
ーーーーーGO!!ーーーーー
HP700
ガイ・アニキ・弟分
地属性Level1(65f)
地属性Level2(75f)
地属性Level1(75f)
EX100%
STUN9
VS
HP5000
メルファス
光属性Level5(5f)
EX200%
STUN9
「待て、早すぎだろ!いつの間に」
「攻撃します」
「サンシャインスプライツ!」
「くっ、くらっちまった」
“発動!EX Alter(アナザーローズ)”
「分身を作ります」
HP626
ガイ・アニキ・弟分
地属性Level1(80f)
地属性Level2(70f)
地属性Level1(70f)
EX112%
STUN8
VS
HP5000
メルファスA・B
光属性Level5(60f)
光属性Level3(70f)
EX17%
STUN9
「華麗な動きに翻弄してください」
「サンシャインースプライツ!」
「くそっ!」
HP626
ガイ・アニキ・弟分
地属性Level1(20f)
地属性Level2(10f)
地属性Level1(10f)
EX114%
STUN8
VS
HP5000
メルファスA・B
光属性Level5(75f)
光属性Level3(10f)
EX29%
STUN9
「「「ランブル!」」」
Level3VSLevel3
地属性VS光属性
lose
「しっ、しまった」
「シャイニングブレード」
「アニキ!!」
HP532
ガイ・アニキ・弟分
地属性Level1(10f)
地属性Level2(90f)[気絶]60f
地属性Level1(75f)[気絶]60f
EX145%
STUN9
VS
HP5000
メルファスA・B
光属性Level5(65f)
光属性Level3(75f)
EX186%
STUN9
RUSH2
なんて強さだ。押されている。
「俺の番だ!」
「いけっ、クレイナックル」
「ぐふっっ」
“発動!EX一式アームハンマー”
「くらえ、アームハンマー!」
「悪くありませんね」
HP532
ガイ・アニキ・弟分
地属性Level1(80f)
地属性Level2(90f)[気絶]50f
地属性Level1(75f)[気絶]50f
EX71%
STUN9
RUSH2
VS
HP4763
メルファスA・B
光属性Level5(75f)
光属性Level3(65f)
EX198%
STUN7
RUSH0
「いきますよ!」
「花びらの舞!」
「いたいっす」
“発動!EXsaber(ブロッサムエクスカリバー)”
「くらいなさい、エクスカリバー!」
「FINISH!!」
「ぐふっ」
HP0
ガイ・アニキ・弟分
「はぁ、話になりませんね」
「……お前、何者だよ。その強さ、怪物レベルじゃねぇか」
この力の差…圧倒的すぎる…
「お、お前まさか…」
「アニキ、なにか…知ってるんですか?」
「以前、魔界のダチと飲んでた時に魔界には女好き、ナンパのし過ぎで色欲の魔将と呼ばれているやつがいるって聞いたんだ…」
「おや、私の二つ名を知っているとは驚きです。この近辺は私をどうも知らないように思えたので」
「くっ、くそ。お前覚えとけよ!」
そう言って2人組は二人で支え合いながらその場を離れて行った。
「貴方も懲りましたか?」
「…現時点では勝てないということがわかった」
「そうですか。さて…先ほどの女性は……いませんね。探しにいきますか」
「あ…あの!」
突然セーナが声を出したが相手はすでに花びらを散乱させ目の前から姿を消していた。
「あの人はどこ?」
「あっ、あれじゃない?」
レゾンが指を指す。先ほどの男だ。全速力で走っている。
「あそこね。ありがと」
そう言ってセーナは男の方向に向かって走り出す。
「おい!セーナ」
「先に帰ってていいわよ。私、用ができたから」
そのまま走り去って行った。
「……どうする〜?」
「う〜ん…三人いないと意味ないしな…。今日はもうお開きにするか」
「そうだね〜じゃあ、またね〜ガイ」
「また明日な」
ーーーーー
セーナsideーーーーー
先ほどのナンパ師メルファスさん。私はその人の後ろ姿を追いかけている。彼はある程度の距離を走ったあと立ち止まった。
「はぁっ、はぁっ、あ、あの…」
「先ほどのお嬢さんではありませんか?どうしましたか?まさかお茶のお誘いですか!それならぜひお受けますよ」
「お茶…以外でもいいですか?」
「以外ですか?なんですか?」
「私の先生になってください」
「女性の頼みは断りませんが…理由は?」
「貴方が強かったからです。先ほどの戦いで貴方の強さが伝わっていきました。私、もっと強くなりまいんです。このままじゃああの二人に負けそうで…」
そうですか…わかりました。ですが、本当に私でよろしいのですか?貴方とは少ししか会っていません。今日、会った男に先生になれと言って。普通、私を警戒しませんか?」
「いえ、もしそのような人であれば貴方はすぐ私に不埒なことをしてくるでしょう。でも、してこない。なら私は警戒せず貴方に信用を置きます」
メルファスさんは眼鏡を上げる。レンズが白く光る。
「仕方ありませんね。わかりました。引き受けましょう。私はしばらくこの街に滞在するので街で私を見かけたら声をかけてください。そうしたら河原なりどこでも教えますよ」
「はい。ありがとうございます」
ガイ・レゾン。貴方達には負けないんだからね。
「それでは、私はこれで失礼します」
そう言ってメルファスさんは花びらを舞わせ姿を消した。私を二人に負けずにがんばるわよ!
メルファス
色欲の七大魔将。金髪の成人男性型魔族。世界中の女性を口説くことが目的で、ナンパをしている。
バイラスからも警戒されるほどの実力があるらしいが、当人は女性に不埒なまねをはたらく輩としか戦うつもりがない。
容姿端麗。ステータスはかなりのものにしてある。ウィークポイントといえば防御力と吹っ飛びやすいぐらい。
攻撃★★★☆☆
素早さ★★★★☆
詠唱★★★★☆
援護★★★★☆
容姿★★★★★
攻撃属性光属性Level5
守護属性闇属性
武器タクト
EX Alter(アナザーローズ)
※EX200%消費
自分と同じステータスのシンボルを一体増やす。このときシンボルのLevelは3となる。使用回数は1回のみで使用後バトル終了まで存在し続ける。
EX Saber(ブロッサムエクスカリバー)
タクトにバラを纏わせ剣状にして攻撃する。吸収したEXゲージによりダメージが追加される。
EX Divide(アブソーブ)
相手のEXゲージを100%減らす。さらに相手を少しだけノックバックする。