ティンクル☆くるせいだーす GO~TO~!!動き出す地界人! 作:Ma-sA
ガイside
授業も終わり構内を探索していると建設中の建物があった。それは某有名ドーム並みの大きさだった
「なぁ、これなんだ?」
俺は隣にいるレゾンに尋ねる。
「これは〜……競技場って書いてあるよ〜」
「何に使うんだろうな」
「さぁ〜?僕も良くわかんないよ」
「それより、来週末にあれがあるよな」
「あれ……大会の事だね〜」
「そそ、ヤバイ!なんだかソワソワしてきた」
「ちょっとちょっと、早すぎるよ」
「だって、帰ってきてからまだ模擬戦してないんだぜ」
そう。俺たちはまだ進化した自分を知らないのだ。
「……焦らなくても…ね〜。あ、確か大会前にテストがあるよ」
俺はその言葉を聞いて周りが白くなったが、すぐに元の景色に戻った。
「テストなんだが、なんだかいけそうな気がするんだ。今までに感じた事のない感覚なんだ」
「それはつまり修行中の勉強が身についているということだね〜」
「そういうことで、今度のテスト期待しててくれ」
「うん、僕も高得点を目指すよ。……あれ?あれは……」
レゾンが指を指す先にはアルバートがいた。最近、あいつおかしいんだよな。見るたびに顔が青ざめている。
「おい、アルバート」
「……な、なんだ……ガイ…か」
よく見るとフラフラしてる。
「お前、大丈夫か?見てて危なっかしいぞ」
「だ…大丈夫だ。心配には及ばないさ。ただの体調不良だ」
そうなのか?
「そっか、なんかあれば相談に乗るぜ」
まぁ、こいつに心配事なんてないだろうな。
「………実は…おかしな夢を見るんだ。恐ろしい、恐ろしい夢だ」
「どんなのなんだ?」
「悪魔が出てきて……私に言うんだ。『良い素材だ』とな…。そして私が断ると奴が襲ってくるんだ。そしてその姿は日に日に大きくなって奴は再び私に言うんだ、『いずれ奪うから悔いのない人生を送るがよい』って」
「要するに寝不足なんだな?」
「結論から言うとその通りなんだが、起きると身体がやっぱりおかしいんだ。何か別の力を感じる。私の魔力ではない、何かを」
「生活に何か支障はあったのか?」
「……魔力を使うとき何か引っかかるんだ。何かはわからない」
「学年1番のプレッシャーじゃないのか?そろそろテストだし」
「そうなのか?プレッシャーか……うむ、そう考えよう…感謝する」
そう言ってアルバートは俺たちと反対方向に行ったが、途中で足が止まった。
「そういえば、強くなったか?ガイ」
「もちろん、お前を倒すためにやってきたもんだからな」
「そうか、なら楽しみにしてるぞ」
再び足を動かしその場から離れて行った。
「大会は3人一組らしいよ〜」
「そうか、俺とレゾンそしてセーナだな」
「特別クラスに編入できるチャンスだもんね。がんばらなきゃ」
「そうだな、よし!これから三人でフォーメーションを考えようぜ」
「うん。セーナも呼ばなきゃね」
そうして俺たちはセーナを呼びに学校へ戻って行った。
セーナを呼び、俺たちは河原でフォーメーションについて考えていた。
「いや、ここは俺が前衛で後方に2人だろ」
「いいえ、私とガイで前衛でしょう」
「まぁ、僕は後方で良いんだけど〜二人ともひとまず落ち着こうよ」
「セーナ、回復担当のお前が前衛って考えられないだろうがよ」
「ちがうわ、私も攻撃技あるもん。ただの回復役じゃない」
「ねぇ、僕が前衛っていうのは?」
「「いや、それはない」」
「……2人してそんなこと言わなくてもいいじゃん。冗談だしさ〜……」
なかなか決まらない……うまい案はないかな……
俺たちは夕方までそのことで話し合っていた。フォーメーションは適当になりそうだ
クジョウside
プログラムが全て終了し、私は書類整理に追われていた。
「うんうん、始めてでしたけどうまくいって良かったです。メンバー全員がレベルアップしています。これは来年も行うべきですかね」
そして私はそれとは関係のないある資料に手を伸ばしそれを見る。
「逆にこっちは良くはないんでしょうね」
リ・クリエの相関図だ。流星の数が右肩上がり、つまり増えている。現段階で平均値を超えている。こんなことは久しぶりのことらしい。
私はある人に電話をかける。
「……もしもし、はい。ハヤトです。お久しぶりです。……はい、彼ならちゃんと会得しましたよ。機会があれば……ってあなたの場合ありませんか、いや失礼。本題は流星なんですが、増大してますか?えっ、28倍?平均値のですか!?は、はい、わかりました……やはり手助けが必要ですかね。ふむふむ、わかりました、では失礼します」
話を終え、電話を切る。
どうしましょうか、平均値の約30倍……爆発的に増えてますね。これはもう決定的ですかね。早々、メンバーを選出しなければ……早く大会になって欲しいですね。
「嗚呼、その測定。誤りとかないんですかね?メリロット……」
今回のリ・クリエは大惨事になりそうですね。
文量が少なくて申し訳ありません。
いよいよ、大会開催します。
そしてちょくちょく流星町篇が近づいてきます。
感想などお待ちしてます。