ティンクル☆くるせいだーす GO~TO~!!動き出す地界人! 作:Ma-sA
遅なって申し訳ありません。
あれから少しだけ時が過ぎてテストも無事に終え、とうとう待ち望んでいた大会の日がやってきた。
「………朝か……」
覚醒はしていなくぼんやりとしている中、起床。俺はフラフラしながらカーテンを開ける。
「うぉっ、眩しいな。今日は絶好の大会日和だな」
開けるとそこには快晴の空が広がっていた。けどこれは人工的なものだけどね。
「さて、支度しなくちゃ。遅れてしまう」
そうして寝巻きのまま、俺は下におりて行く。
「あら、今日は少し早いじゃない」
「そりゃあそうだよ」
「そうだぞ、母さん。なんせ今日は大会だからな」
「あら?そうだったの?よく知ってるわね」
「仕事先でもこのことは有名でな、毎年盛り上がるもんだ」
既に降りると2人がいた。朝食の用意はできているみたいだ。
「おはよう」
「おはよう、ガイ。今日は頑張れよ。父さん、テレビから応援してるからな」
補足だが決勝戦は中継される。
「ありがと、頑張ってくるよ」
「ささ、冷めないうちに食べてね」
そうしていつも通りの事をして俺は家を出た。
「「おはよう〜」」
「おう、2人ともおはよ」
「いよいよだよ〜楽しみだね〜」
「そうね、私の力を実感する時がきたわ!」
2人ともやる気十分だな。いい結果が残せるといいな。
「そういえば、ガイ」
「あ?」
「身近で出場する人とかいる?」
特に誰もいないと思うけど…
「可能性は低いかもしれないけどフレ姉とかありそう」
「それはあり得るかもね〜。あっ、マカロンは?」
「知らん。あいつは行方不明だ。どこにいるかわからん」
マカロンとはあの日以来見ていない。レゾンとセーナはその後、一回だけ会ったらしい。
「まぁ、あいつはどこかで生きてるだろう」
正直、大会に来てくれれば面白いと思う。能力は未知数だがあの必殺技?のような攻撃はものすごかった。
「エントリーはいつからだ?」
「それなら30分後くらいからかな〜?」
「それなら早く急ぎましょ」
「そうだな」
受付会場に着くと見知った人が1人受付をしていた。
「あれ、フレ姉じゃないか?」
「あっ、本当だ!フレイさんだ」
「ガイの予想通り来てたね〜」
話している内にフレ姉はこっちの存在に気づいたらしくこちらに向かって来た。
「ガイ、レゾン君、セーナちゃん!来てたんだ」
「いや…この大会、基本的に生徒が主体の行事だから俺たちがいるのは当たり前なんだ」
「まぁ…そうよね」
「それで……出るの?」
「もっちろん!だからここにいるんでしょ」
「あの、メンバーは誰なんですか?」
それは俺も気になっていた、大学の知人と出るのか?
「ああ……本当は先輩達と出る予定だったんだけどね。2人とも熱で倒れちゃって。代わりに少年達の学年の生徒と組むことにしたよ」
そう言うと後ろから2人の女子生徒が来た。2人とも5組の人だ。
『あっ、確か……アル様に惨敗したグレイブ君だ』
『あっ、本当だ』
「お、おう……」
嫌な覚え方してるな。
「それで2人はフレイさんとどういう関係なの?」
「私たちはフレイお姉様のファンクラブのメンバーよ」
フレ姉は“炎の化身”と呼ばれちまたでは有名であることからファンクラブが発足されたとか。メンバーは初めて見た。
ついでに会員カードを見せてもらった。
“炎の女神ファンクラブ”
「……ぶっ!」
しまった。
「ちょっと…あなた…アル様に負けてそしてお姉様を侮辱する気?」
アルバートは関係ないだろ。
「ほぅ……少年。お姉さんに喧嘩を売るとは…いつからそんなに偉くなったのかな?」
マズイ……
「おい、2人ともなんとかしてくれ」
2人に助けを求めようとしたが…
「ねぇ、セーナ。あっちの方に屋台あるらしいよ〜」
「本当!焼きそばご飯あるかな?」
「それはあるかわからないけど焼きそばぐらいならあるんじゃない〜」
「そう…まぁ、とりあえず何があるか見にいきましょう」
「うん」
と2人で遠くの方に移動していた。
「あ……あいつら…ワザと…」
とりあえず、逃げないと……
「少年〜?」
「は、はい!!」
「パシリで許してあげるから行っておいでー。三人分ね」
「……はい」
そして俺は殴られない代わりにパシリに使わされた。
「受付完了!」
俺がパシリから解放されセーナ達のところへ戻ると既にエントリーは終わらしていた。
「あら?どこいってたの?」
「お前、それ本気で言ってるのか?」
「まぁ、些末なことは置いといて、開会式が始まる前に準備体操しとくわよ」
「はいはい」
少しスペースのあるところで三人で円になり向き合って柔軟を始める。この時、魔力の回り具合も調べる。何かあっては大変だからな。
「ガイ〜、調子はどう〜?」
「ああ、いつも通りだ。好調だぜ」
もし、円滑に回らないときは保健室に行けばなんとかなる。
「そう、それはよかった〜。ガイがまともに動けないと、僕も援護しにくくなるからさ」
「ちょっと、その言い方だとガイがキーマンっぽくなってるじゃない」
「でも、実質ガイの方が攻撃力は高いと思うよ〜?」
「セーナも攻撃技があるらしいな。一応、期待してるぜ?」
「何よ、その上から目線。いいよ、回復技の威力、ガイだけ全力にしとくから」
それは何かとマズイ……あれはタライより痛い。痛覚以外は回復してるらしいけどな。
「あ、すいませんでした」
「分かればいいのよ、分かれば」
なんとかなったか。
そうこう話しているうちに時間が迫ろうとしていたので、俺たちは開会式の会場に移動した。
長いと思ったのでここで切りました。
そしたらそんなに長くなかったです……