ティンクル☆くるせいだーす GO~TO~!!動き出す地界人!   作:Ma-sA

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第29話 初戦

 

 

 

「……あ、あ〜……ゴホン、それではただいまから大会のを開催します。進行は私、学年主任を任されております、ハヤト・クジョウと申します。今日一日よろしくお願いします」

深々と礼をするハヤト先生。

 

「大会は三人一組のトーナメント戦です、優勝すると生徒の場合、特別クラスの選考対象になります。是非頑張って目指してください。一般の方は豪華商品をプレゼントします」

その言葉に反応する参加者たち。当然、俺もその一人だ。

 

「敗者復活戦などは存在しませんので一戦一戦、全力でぶつかってください。以上です、対戦表は式の終了後に掲示します」

そうしてハヤト先生は退場、式はすぐ終わり、対戦表が掲示された。

 

 

 

「俺たちは……」

式が終わり、掲示物に目を通すように指で一人一人たどりながら自分たちの名前を探す。

 

「あっ、あったよ〜」

レゾンが指を指す方向に目をやる。

 

「え?早くない?ってか、3戦目かよ」

 

「いいんじゃない?私、早く成長した自分を見てみたいし」

 

「相手は4組の人達だね〜」

ちなみに俺たちは6組だ。

 

「アルバートたちは?」

 

「アルバートは……シードっぽいわね。2試合目はパスできるみたい」

さすが学年トップは違うな。

 

「メンバーは…なになに…アルバート…ルージュ……ん?ルージュってどこかで聞いたことないか?」

 

「あんたなにいってるのよ。春の実技試験で私と戦った相手じゃない」

ああ!いたな、エターナルディザスターの人か。

 

「アルバートと接点があったなんて意外だな」

 

「そうね、どうゆう関係なのかしら?」

 

「………幼馴染」

 

「そうそう、幼馴染…ってルージュさん!いつからそこにいたの?」

いつの間にかルージュが俺の腕にしがみついていた。

 

「ルージュさん?なにしてるんだ?」

 

「……愛?」

……意味がわからん?言葉通じてる?

 

「「はぁ!?」」

それを聞いたセーナ、レゾンは驚いていた。

 

「こらこらルージュ。いきなりしたらガイが驚くだろ。とりあえず離れたらどうだ?」

俺はその声の方向を向く。アルバートだ。ルージュはすぐにアルバートの方を向く。

 

「……アルだったら…いいの?」

 

「人様の前ではやめて欲しい」

 

「………」

俺から離れ、そのままアルバートの方に移動。そして、すぐさまアルバートの腕にしがみつく。

 

「………」

 

「おい、アルバート。そいつはいつもこんなかんじなのか?」

 

「さぁ?いつもルージュを見ているわけではないからな」

 

「そ、そうか…なかなかアクティブ…いや、大胆なんだな」

 

「だとさ、ルージュ」

 

「……ありがとう」

いや、褒めてないんだけどな……

 

「アル……そろそろ行きたい」

 

「そうか、わかった。それではまたな」

そうして2人は観客席に向かって行った。

 

「ルージュさん周りの目を気にしてないのかな?」

 

「もしかしたらそうかもね〜」

彼女らと通り過ぎた女子は必ず振り返り、目は直接見ていないがなにかこう嫉妬のようなオーラを醸し出していた。

 

「……女って怖いな」

俺はそう結論づけることにした。

 

 

 

 

 

 

俺たちの試合は第3試合目ということですぐ出番がきた。

 

「それで相手は」

 

「4組の人達だったよね〜」

 

「まぁ、相手が何組でも負けるつもりはないわ」

 

「それはあっちだってそうだろ」

俺が相手を指差すといかにも気を出している目線をもらった。

 

「ねぇ、なんか怖いよ〜」

 

「そりゃあ、負けたら終わりだからな。死ぬ気でくるのは当たり前だろ?」

 

「レゾンも出してみれば?」

とセーナが一言。

 

「いや、そういうのあんまり好きじゃないから〜」

 

「そう」

 

『両者整列!』

審判の先生が発言する。

俺たちはフィールドの中央に整列する。

 

『『『…………』』』

明らかにヤル気のある目つきでこちらを睨みつけている。しかしその程度の威圧では怯んだりはしない。なぜなら先ほどまで恐れていたレゾンでさえ、今は落ち着いた顔つきになっているからだ。

 

「メンバーを確認しました。それでは始めます。所定の位置についてください」

俺たちは元の位置につく。

 

「ねぇ、フォーメーションどうする?」

 

「決めてたってスタートダッシュ決めるから関係ないだろ」

 

「確かにそうだね〜」

 

「じゃあ、臨機応変ってことね」

 

「そういうことだ」

 

「頑張ろうね〜」

 

『それでは始めます』

 

 

 

 

 

 

「大丈夫!攻めてる姿勢を忘れずに」

ーーーーーReadyーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーGO!ーーーーー

HP1500

ガイ・レゾン・セーナ

地属性Level3(15f)

雷属性Level2(25f)

光属性Level3(0f)

EX200%

STUN9

VS

HP1250

5組A・B・C

地属性Level1(55f)

地属性Level1(45f)

地属性Level1(65f)

EX150%

STUN9

 

いいスタートだ!

 

「私の番ね」

 

「当たって、サンシャインスプライツ」

 

「ぐぁ!」

 

 

HP1500

ガイ・レゾン・セーナ

地属性Level3(15f)

雷属性Level2(25f)

光属性Level3(65f)

EX208%

STUN9

VS

HP1183

5組A・B・C

地属性Level1(55f)

地属性Level1(65f)

地属性Level1(65f)

EX152%

STUN8

 

「さぁーて、とりあえず殴るか」

 

「いや、連携だな」

俺はレゾンを待つ。

 

「「ユニゾン!!」」

 

「みんな、俺についてきてくれ」

 

 

「いっけぇー、正拳突き!」

 

「ぐはぁ!」

 

“発動弍式アームハンマー!”

 

「これが、俺の力だぁ!!」

 

 

「いけるよ、ライトニングシューター!」

 

“発動!Barrage!(ボルトスティンガー)”

 

「ボルトスティンガー!!」

 

 

 

「勢いに乗るぜ、グランドインパクト!」

 

「「「Finish!!」」」

1183→0

 

『ま、マジかよ……』

 

 

 

 

 

 

 

 

「うそ、もう終わったの?」

 

「信じられん……」

 

「こんなに強くなってるなんてね〜ビックリだよ〜」

あまりにも早く終わってしまった。周りをみると他はまだ戦っている最中だった。

 

『く、くそ、なんてパワーだ。本当にお前たち6組なのか?』

 

『お、おい!早く行くぞ!こんな負けた姿、晒したくねぇ』

と相手は全力で退場していった。

 

観客席もあまりの短時間にざわついている。

 

「まぁ、強くはなってるな」

 

「いや!かなりだよ〜!」

 

「この調子でどんどん勝ち上がりましょ!」

 

「「おう〜!!」」

 

 

 

 

それから観客席に戻り、試合を観戦する。どのチームも連携していたり、単体で殴っていたりと様々なチームがあった。

 

フレ姉達のチームはユニゾンを多用するチームだった。フレ姉の攻撃は地属性にはバッチリだからな。そのおかげもあり余裕で初戦を突破した。

 

アルバートのところはあいつがメインかと思っていたが、ルージュをユニゾンリーダーとしていた。アルバートは攻撃だけして、他がルージュとユニゾンを組み、ルージュの必殺技で攻める。試合はすぐに決まった。

 

トロイとコニーちゃん達は自慢のデルタアタックを駆使して普通に勝っていた。あの口で初戦敗退とかないだろうとは思っていた。

 

 

そして順々に試合を見ていくとおかしなチームが一つ……

 

「ねぇ、あれって……」

レゾンが対戦表に指をさしていた。俺も指の先を追うと

 

“美味しいもの食べ隊〜♬”

 

「なにあれ?」

 

「え?知らないの?サリーちゃんたちのチームなようなものだよ〜」

 

「初耳なんだけど。あいつら、出れたのか」

 

「まぁ、サリーちゃん達強いから出てもおかしくはないんじゃない?」

 

「確かにな。ん?待てよ…あと一人は誰なんだ?」

 

「あと1人は〜……え!!」

突然声をあげるレゾン。

 

「おい、どうした」

 

「あれだよ、あれ!見てよ!」

 

「なんなのよ……え、マカロンちゃん?」

 

「は?マカロンってお前ら……」

そうしてフィールドをみると俺たちの知っている、ピンクのクマのコートを着ていて、背中には大剣を背負っているマカロンがいた。

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