ティンクル☆くるせいだーす GO~TO~!!動き出す地界人!   作:Ma-sA

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第4話 筆記テスト終了

「さて、テストも終わったしお昼食べて午後から実技、実技っと。テストできなかったなぁ…まぁ、1番下のクラスだからこれ以上下がることはないしいいか」

 

この学園では成績の悪い者は下のクラスを落とされる。逆に下のクラスでも成績がよければ上のクラスに上がれることができる。上に上がるか下に落とされるかは学園事務の人達によって決定される。過去の例では1組から6組に落とされた生徒がいたとか。なんでも、実技と筆記が両方とも落第点だったらしい。容赦はしないようだ。

 

「お昼はどこでたべるか…おっ、レゾン、セーナ!」

 

声をかけると2人に反応がない。どうやらただの屍のようだ。

 

「「……………」」

 

「どうした?2人ともそんなどんよりした顔をして」

 

「テ、テストがね…」

 

「ん?テストがどうしたんだよ。出来すぎて自分自身ビックリしてるのか?」

 

「いや、ちがうよ〜ガイ。その逆。2人ともできなかったんだよ」

 

「ちょっ、ちょっとなにいってるのよ!私はただ…ただ少し仮眠をとろうとして。そしたらテストが終わってただけで…別にあの程度の問題スラスラっととけるんだからね」

と少し誤魔化し気味に言い訳をするセーナ。

 

「でも、実際は解けてなかったったんだよね」

 

「そうだな」

 

「うるさいわね。しかたないじゃない」

 

「で、レゾンはなんで解けなかったんだ?テスト対策バッチリ!とか言ってなかったか?」

 

「うん。テストでわからない問題はなかったんだけど、解答欄が最初から一つずつズレてたんだよ。気づいたのはテスト終了5分前。解答を消してる最中に終わってしまったんだよね」

といいつつ口から魂が出かけていた。真っ白に燃え尽きてる感じで。

 

「そこでしくじったのか。まさに学校のテストのあるある的なやつだな」

 

「そうゆうあんたはどうなのよ」

と反撃気味に言い返してきた。

 

「俺か?俺はまずまずだったな。社会は人界分野はかなりできたけどそのほかはそんなに手応えはなかったな。戦闘基礎学とか意味不明だし。まぁ、いつも通りだな」

テストは社会が天界史・魔界史と人界史・地界史の2時間。さらに戦闘基礎学というのが1時間ある。

社会は各史の文化や歴史のテスト。

戦闘基礎学は計算問題や戦闘でのルール。さらに実践時に想定された適切な判断を学ぶ教科だ。

 

「確かに、いつも通り人界史だけできてるわね」

 

「だね〜。安定の人界史だね〜。なんで人界史だけできるの?」

 

「さぁ?なんでだろ?でも、昔父さんの本の写真で“星”や“流星”ってやつを見ていつか直にこれを見てみたいって思ってたのは覚えてるよ。それでそれは地界の写真じゃなくて人間界で撮影された写真でそこからなんだろうな、人間界に興味を持ち始めたんだよな。だがな、レゾン。人界史ができるって言ってるけど実際は60点弱だぜ」

 

「いいんだよ。興味があることはとてもいいことだよ。それは後々力になってくるよ」

と言われた。なんか照れるな///

 

「レゾンはないのか?好きなこととか興味があることとか」

 

「あるよ〜。僕は詠唱についてもっと知りたいな〜。詠唱は学べば学ぶほど詠唱力が上がるし知識もつく。一石二鳥なんだよ。世界には詠唱速度がケタ違いに速い人もいるらしいから是非、会ってみてはなしをしてみたいよ。それにね……」

と目を輝かせながら語っていた。

 

「ねえ、私には聞かないの?」

 

「そんなに。そんなに聞いてほしいか?」

 

「うん。聞いて聞いて〜」

しぶしぶ聞いてみた。

 

「あなたはなにに興味を持っていらっしゃるのですか?」

 

「ハイ!私は治癒系統の魔法に興味がある!!」

 

「ほう、それはいいや。今の技だとけが人がでちまうもんな」

 

「これでもマシになったもん。昔なんか隕石落としそうになったとか。お父さんが言ってた」

 

「お前、それメ○オか!メ○オじゃねぇか。どこの魔法だ?F○か?最強じゃん 」

 

「なんの話をしてるよ」

 

「お前、昔なにしてたのか?騎士団とか軍とかに所属してたのか?」

 

「だから何言ってるの?昔は至って普通だったわよ。そうねぇ…おままごととかしてた気がする。するたびに何故かお皿とか色んな物が壊れてたからお父さんに新しいおままごとセットを買ってもらってたかな」

 

「それおかしくないか…?親はなんか言わなかったのか?」

 

「特になにもいわなかったわ。でも、買ってもらうたびに『セーナ。これからもおままごとは続けなさい。お父さんはいつでも買うからね』って言ってた気がする」

 

お父さん…あなたは娘になにをさせようとしているんですか。もう笑い事じゃないですよ…

 

「それで今も続けてるのか?」

 

「今はもうしてないわよ!バカにしないでくれる。そういえば、結構前にガイと2人でおままごとしたわよね」

といわれたが、

 

「え?そんなことあったっけ?むかしの事で覚えてないや…ごめん。」

ん?セーナが震えてるような?

と思った瞬間。

 

「岩石御見舞!!」

 

と指を鳴らして俺の頭上に岩が落下し直撃した。

それにしてもEXゲージ溜まるの早いな。

 

「もう、ガイなんて知らない。バカバカバカーーもう知らない!」

とセーナは1人でいってしまった。

 

「なんて威力だ。これは治癒系というより攻撃系の威力だな。けど、体は軽い。一応回復はしてるんだな」

 

「おいレゾン。セーナが先行ってしまったから俺たちも行くぞ」

とレゾンに言ったが

 

「…でねまたそこが面白いんだよ。今度、ためしにやってみよう…って聞いてた?」

まだ語ってたのか。すごいな。やっぱ俺より普通にすごい。

 

「ああ、聞いてたよ。今度試してみような。ほら、セーナ行っちまったぞ」

 

「本当だね。ガイ、また何か言ったの?」

 

「まぁ…いろいろだな」

少し誤魔化した。

 

「ふぅん…まっ、いつもの事だし行こうかガイ」

レゾンはなんとなく察してるようだ。

 

「おう。早くいこうぜ」

 

そして2人は学食に向かった。セーナもお腹が空いて学食にいるだろう。あとで謝っとこう。

 

 

学食ーー

 

「ちょっとあんたわかってるんでしょうね?」

 

「はい。十分存じ上げてますセーナ様。これが本日の昼食。エビフライ定食でございます」

 

「エビ定なんていらないわよ。私は今、お手軽で軽い物が食べたいのよ。そんな揚げ物で実技に影響が出たらどうするよ。買い変えてきなさい」

 

「そんなぁ、俺の昼食代ほとんど使って買ったのに…」

 

「ガイ。僕が代わりにエビ定買うよ」

 

「本当か?サンキューな!さすが心の友〜」

 

「うん。早く買ってきたら?後ろの人、怖いよ…」

と俺の後ろで足をくんで魔力で気を放っているセーナ。

 

「はい。ただいまお持ちいたします」

俺はダッシュでお手軽で軽い物を買いに行った。

 

どうにか午後の実技が始まるまでにセーナの機嫌はよくなった。一安心。




次回の戦闘描写の説明

ここで戦闘について少し説明します。
HP①
②、③、④
⑤属性Level⑥(⑦f)←②
⑤属性Level⑥(⑦f)←③
⑤属性Level⑥(⑦f)←④
EX⑧%
STUN⑨
RUSH*

説明…

…味方または相手のHPを表しています。
②〜④
…戦闘に参加しているメンバー

…攻撃属性です。

…Levelの高さを示しています。

…ACTまでの距離。攻撃待機時間ともいいます。0fになると攻撃できます。攻撃すると各キャラクターの攻撃待機時間が設定されているのでそこまで戻ります。

※キャラの属性やLevelは上から②、③、④となっています。


…EXゲージ。100%以上になると必殺技を発動できます。


…スタンゲージ。最初は9個あり攻撃を受けると1つずつ減っていき、全てなくなると気絶状態になります。ここで気絶となる対象はスタンゲージが0になったときに攻撃を受けたキャラクターとなります。


…ラッシュ数。味方が攻撃をするたびに1追加されます。しかし相手の攻撃を受けたり、ランブルでドローとなった場合、ラッシュ数は途切れてしまいます。


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