ティンクル☆くるせいだーす GO~TO~!!動き出す地界人!   作:Ma-sA

7 / 54
続きです。どうぞ!


第7話 午後の実技テスト③

私の前には学年主任のクジョウ先生が立っていた。どうやら私を助けてくれたみたい。

 

「嗚呼、服が汚れてしまった。流石に漫画のようにはいかないか」

 

といいながら服の汚れをはたき落とす。

 

「あ、あの先生…」

 

「君は話してはいけないよ。戦う体力がもう残ってないのだからね。

だから話すことに力を使ってはいけない。」

 

 

「とにかく。ルージュさん、君はルールを破ったので減点させてもらいます」

 

学園のルールのひとつ。戦闘できないものに攻撃してはいけない。行った場合、減点および指導の対象にするとのこと。

 

ルージュさんは無反応でその場から離れていった。

 

先生がこっちに来る。

 

「さて、ここにいたら後がつかえる。とりあえず移動しようか。たてるかい?」

 

私は頷こうとするが体に力が入らないため頷けなかった。

 

(力が入らないみたいだね。しかたがない。おんぶしますか。無理もない、あの子の必殺技を2回もくらったのだからね。今の君には少し酷だよ)

 

「仕方がないですね」

 

私は先生におぶられて会場を後にした。

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガイsideーーーーーー

 

セーナが倒れ追撃をくらう直前俺は間に誰かいることに気づいた。

 

爆発がおきセーナは黒煙にのみこまれた。姿がみえるようになった時、セーナの近くに人が立っていた。あの人は誰だろうか?

 

「なぁ、あれ誰だ?」

 

「あの人は学年主任のクジョウ先生だよ。今年から学園に入ってきたんだよ。それにクジョウ先生。“ジュウドウ”が得意って言ってたよ」

 

「そうなのか!柔道は雑誌でしかみたことないな。見る機会があれば是非見てみたいな!」

 

そう言ってるとセーナは先生におぶられていた。

 

「あいつなんかやばくないか?」

 

「うん。そうだね。それにしてもルージュって人強かったね。まさかエターナルディザスターをつかえるなんて」

 

「エターナルディ…?美味しいのか?それ?」

 

「いや、まず食べ物じゃないから。エターナルディザスターは今の僕達の実力では習得できないんだよ。それに属性を持っていないと使うこともできないしね。だからガイも僕も習得はできないんだよ。高校を出ても使えない人がいるぐらい上級魔法なんだよ。あの人はきっと才能か遺伝だねきっと。でなきゃ、使えないよ。」

 

「たしかセーナにもそんな感じのやつあるよな」

 

「うん。あれは通常技なんだけどね。セイクリッドスピア。あれは光属性の技だよ。

それぞれの属性に上級魔法が存在するよ。本当使ってみたいよね」

 

「ああ!かっこいいもんな!今行けばセーナと合流できるけど行くか?」

 

「うん。行こうよ」

 

席を離れ一階にいるセーナのところに行く。

 

 

階段を降りてすぐおんぶされたセーナを発見。すぐさま近寄る。

 

「おい、セーナ、セーナ!」

返事がない。

 

「ただ疲れているだけですよ。今から保健室に行きます。よかったらついてきてもらえますか?」

 

「はい。わかりました。セーナは大丈夫なんですか??」

とレゾンが言う。

 

「特に問題ないと思いますよ?では行きましょう」

 

 

 

 

 

 

 

「……とりあえずこれでよしっと」

 

「「先生ありがとうございました」」

 

「いえいえ、彼女が無事で私も良かったです。えっと…確か……グレイブくんとマーリーくんだね。

マーリーくんは先ほどの戦い見てました。なかなか良かったと思いますよ」

 

「本当ですか!ありがとうございます」

うれしそうなレゾン。

 

 

「グレイブくんはたしかもう少しあとの出番ですが頑張ってください。成績次第で上のクラスに上がれるかもしれません」

 

「がんばります!!」

 

「それでは2人とも」

先生は保健室から出て行った。

 

 

 

 

さて、私は持ち場にもどりますか……

 

 

 

 

 

試合が消化されてテストはいよいよラストスパート。まだ俺は呼ばれてない。そろそろ呼ばれないとマジで最後だ。

 

「なかなか呼ばれないね…ガイ」

 

「お、お、おう。は、はやく呼ばれないかなーー」

 

やばい!なんだか震えてきた。まずいって。

 

さっき放送流れたけど名前呼ばれてないし…もう帰っていいか?

 

「ダメだよガイ。かえっちゃ」

 

「なんでわかったんだよ。ヘ○サスか?スキャンするのかよ!」

 

「そんなことしてないよ。ただ顔に出てただけ。もう少しだから待っとこうよ」

といわれ待つこと15分。

 

 

 

 

 

放送が流れて俺の名前が呼ばれた。コートはAー1だ。

 

「やっとだね。気をつけてね」

 

「おう!サラッと勝利してくるぜ!!」

俺は保健室を出た。

 

保健室を出ると女子生徒が下へ集まってる。それにしても人数が多すぎないか?50人前後はいるぞ?なんだ?誰かいるのか?と思い近くの女子に聞いてみた。

 

「なぁ、ここら辺に誰かいるのか?」

 

「ええ、そうな…って、ちょっとグレイブくんじゃない!あなたわかってる?しっかりアル様が目立つようにしなさいよ!」

 

アル様??だれ?

 

「アル様っていうのは誰なんだ?」

と言った瞬間。集まっていた女子生徒が全員こちらを向いた。なんだか睨んでない?

 

「あなた対戦相手を知らないの?失礼ね!」

 

「そーよ!アル様に失礼だわ」

とあらゆる方向から声を浴びる。

 

向こうの階段から“きゃーーアル様〜”などの声が聞こえる。

 

姿をみたらすぐわかった。あいつか、アルバートだ。アルバート・メーベルバッハ。やつはボンボンだ。うん。

 

 

「悪い、通してくれ先にいかないと“アル様”に失礼だろ」といいながら道を通っていく。それを聞くと相手も道を開けてくれる。

 

 

先にコートについて待機することにした。

 

俺の後ろにいた女子たちは既にアルバートにメロメロだった。

 

 

 

 

 

 

少しするとアルバートが姿を現した。

 

 

すると観客席からは黄色い声が聞こえてくる。アルバートは丁寧にその声援に答えながらコートへ近づく。やはりモテる男はやることが違うな。

 

 

 

 

 

そう思いながら、

俺は先生からミラードールをもらい、展開する。セーナを助けたクジョウ先生は観客席で観戦している。アルバートがコートに上がってきた。アルバートは一応、面識がある。始めて会ったときのことは俺はあまり思い出したくない。なんたって溝に落としたお金を拾ってもらった相手がまさしくあいつなのだから。

 

あいつも先生からミラードールをもらい展開する。しかしなんだか迷っているようだ。

 

「どうしたんだアルバート」

 

「ガイか。私はどうすればいいだろうか?2体でいくか3体でいくか迷っているんだ。よければお前のの意見を聞きたい」

 

「対戦相手になに聞いてんだ。だいたい、ミラードールは1体しかないだろ?」

 

「いや、お前も知ってると思うがこの学園のミラードールはすべて私の会社の製品だ。貸し出しは1体。しかしミラードールの使用数は制限されていない。そんなルールがないんだ。そして今ここに私専用のミラードールがある。ガイよ!どうすればいい?」

 

どうやらアルバートは3体になるからどうしたら良いのか迷っていたようだ。

 

「いや、だったら自分のやつ使って借りたのは返してこいよ」

 

「そうか。わかった。ではこれは返してこよう」

そう言ってアルバートはミラードールを返しにいった。

 

 

 

戻ってきて

 

「それでは、ガイ。よろしく頼むよ。良い戦いにしよう!!」

 

「おう、望むところだぜ!!」

 

担当の先生が中央に立つ。

 

「それでは両者よろしいですか?」

 

お互い頷く。

 

「それでは始めます」

 

 

ーーーーーーReadyーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GOーーーーーーーーーーー!!

 

 

 

 

ガイvsアルバート

地属性Level1×2(40.55f)

vs

水・炎属性Level1×1(20f)

地属性Level2×1(30f)

HP600vs1200

EX95%EX100%

 

 

 

「先行は私がもらうよ」

 

さすが、アルバートだ。スタートダッシュのタイミングはPerfect!

 

 

「炎の力よ!敵を焼き尽くせ!」

 

「アトミックバースト!!」

 

 

いきなりそれかよ!

避けれないって!!

 

「あつ、あつつ熱い熱いあぢち!!」

 

 

 

“EX shot(デザートショット)発動”

 

「我が槍よ。敵を貫け!!」

 

ガイ20.75f

HP236↓

EX150%↑

STUN3

アルバート75.10f

Rush2

1320↑

EX21%↓

 

 

「ぐはぁっ!!つ、強すぎる!なんだよ!」

 

「私のターン!」

 

 

「グランドスピア!」

 

 

ガイ50.65f

HP90↓

EX160%↑

STUN2

アルバート65.100f

Rush3

1320

EX42%↑

 

「ここで負けてたまるかよ!」

 

開始直後でこの差、圧倒的すぎる…

 

…とりあえず、攻撃だ。

 

 

 

「俺の渾身のストレート!」

 

「クレイナックル!!」

 

相手にあたる。ここだ!

ここしか使えない!

 

“EX 一式アームハンマー発動!!”

 

「くらぇ!!これがぁ、俺の力だぁ!!」

 

ガイ80.15f

RUSH2

HP90

EX72%↓

STUN2

アルバート55.50f

Rush0

HP1026↓

EX50%↑

STUN6

 

「くっ、負けている中、その攻める姿勢。素晴らしい!」

 

と言いながら吹き飛んでいくアルバート。

 

俺は追撃する。

 

「ここだ!」

 

「正拳突き!」

 

ガイ65.85f

RUSH3

HP90

EX84%↑

STUN2

アルバート40.85f

Rush0

HP943↓

EX54%↑

STUN5

 

 

「うっ、なかなかだ」

 

 

再びアルバートの攻撃だ。

 

 

「これで終わりにしよう」

 

「ハイドロスピアー!」

 

ガイ

HP0↓

 

 

 

「うぅ……強すぎるぅ〜〜」

 

 

 

俺はその場にひざまずいた。

 

「戦闘不能。この勝負アルバートの勝ち!」

 

俺は開始数ターンで膝をついた。

 

アルバートがやってくる。

 

「お前の攻める気持ちは短い間に十分伝わってきた。しかしその勢いでは私には到底及ばない。もっと強くなれ。ではまたな」

と言い残し。あいつは退場していった。

 

俺はたいしてダメージを受けてなかった。アルバートが手を抜いてくれたんだろう。でも、今のままじゃあ到底倒せない。もっと強くならなくては。

クジョウ先生の方を見る。先生は席にはいなかった。なんかくやしい。

 

そう思いながら俺は2人のいる保健室に戻った。




アルバート・メーデルバッハ
性別(男)
年齢18
身長176
体重70
髪型ロング(黒)

電機製品メーカーで有名なMETHUBUSHI(メツブシ)と肩を並べている今、最も急成長を遂げているメーデルバッハ社の御曹子。つまりボンボンである。学園の実習で使われているミラードールはすべてメーデルバッハ製。母が現社長を務めている。父は社長のボディーガード兼秘書。彼の父は学園卒の首席であり、現在は彼自身、学年トップである。
学年では少数のLevel2。属性も地属性を含めた三種類。ステータスも学年内ではトップクラス。セーナとは違うが炎属性の通常技で“アトミックバースト”を使用できる。欠点は攻撃待機時間が安定しないこと。なので性格は案外のんびり屋さんなのかもしれない。武器は主にランス。戦術はとにかくSTUNゲージを減らすこと。気絶を狙って勝つ寸法。その特徴はEXアタックによく表れている。
ちなみに噂では極度のマザコンでもあるらしい。

アルバート・メーデルバッハ
攻撃 ★★★☆☆
素早さ ★★★☆☆
詠唱 ★★★☆☆
援護 ★☆☆☆☆
お金持ち★★★★★
守護属性 水
攻撃属性 地・炎・水Level2

武器 ランス
EX shot(デザートショット)
効果/スタンゲージを4個減らし、ダメージの10%を回復する。
EX direct(デステリアルキャノン)EXshotの詠唱強化型
効果/スタンゲージをすべて破壊、加えてゲージを3つ減らす。





それでは、コメントなどお待ちしてます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。