気がついたら真っ白な空間にいた。
ここはどこだろうか?あたりを確認しても何もない。ホント、なーんにもない。
なにもないからすることがない……
(いや、なぜこんなところにいるか考えよう)
たしか牛乳がきれてたからコンビニに買いに行ってついでにフ○ミ通も買った。
そのあと、音楽を聴きながら歩いて帰っていたら急に暗くなって上を見ようとして……
(そこから先が思い出せないな)
「いや、そこから先の記憶がないのか?」
「その通りです」
「ふおぅ!?」
いきなり後ろから声が聞こえたので驚いてしまった……ふおぅってなんだよ
「えっと、大丈夫ですか?」
「ああ、すまない大丈夫だ。それで、あなたは?」
綺麗な女の人(?)だ。まさか神様とかじゃないよな……あれ、これフラグ?
「はい、私はあなたがたで言う神と呼ばれる存在です」
フラグだったーー!?
「え?じゃあなに?俺って死んじゃったわけ?」
「はい……わたしがあなたの生まれや寿命の書かれた書類にインクをこぼしたせいです」
神様もデスクワークするんだね。ていうか
「つまりあなたのせいだと……ちなみに死因は?」
「工事中のビルから落下した鉄骨にプチッと……」
プチッて……いやまあ、いいけどさ
「本当にすいません!わたしが使い慣れない万年筆なんて使ったから」
「いえ、別にいいです。死んじゃったんならそれはもう、仕方のないことですし」
「うう、すいません。それでお詫びというわけではないのですが、元いた世界とは別の世界に転生させてもらいます!もちろんおまけというか特典もつけますし!」
転生って……なんというテンプレな
「それで、あなたが転生する世界はアニメや漫画、二次元と呼ばれる世界。そのうちから三つほど候補があるので選んでください」
そうして挙げられた候補は
・魔法少女リリカルなのは
・インフィニット・ストラトス
・鋼殻のレギオス
の以上三つなのだが……うん、決めたというか決まってた
「俺を『鋼殻のレギオス』の世界に転生させてくれ、神様」
「……理由を聞いても?」
「大した理由じゃないさ。ただ初めて読んだラノベがレギオスだったってだけ」
「わかりました。では、転生先は『鋼殻のレギオス』。あなたが産まれるのは、月天都市(げってんとし)ヴェルテンベルクという都市です」
……?月天?
「そんな名前の都市あったか?聞いたことないぞ?」
「それはわたしがその都市が産まれるようにしましたから。ちなみに『リリカルなのは』に出てくるベルカという次元世界をベースにしました。その影響か『リリカルなのは』の登場人物に非常に似た人がいます」
「そう……なのか。ヴェルテンベルクか、楽しみだな」
「はい!楽しんで……じゃない、特典を決めちゃいましょう。忘れるところでした」
……あ、そうだった。
「俺も忘れていた。そうだな、努力すればした分だけ能力が上がる才能。これは基本的な身体能力はもちろん、剄量も鍛錬すれば増える。そして訓練すればあらゆる武具、闘技、剄技を扱うことのできる才能。こっちはその名のとおりだな」
「二つだけでよろしいのですか?それもそのような地味なもので」
「かまわんさ、強い力におごり怠けたくはないからな。それによくいうだろ?強すぎる力は災いを呼ぶってさ」
「……わかりました。では、そのように。こちらの穴がに飛び込めば転生できます。特典は転生後に与えられます」
「いつのまに……わかった。神様、わざわざ俺を転生させてくれてありがとう」
「いえ元々はわたしの責任ですから。第二の人生楽しんできてくださいね?」
「ああ、そうだな。せいぜい早死しないよう楽しむさ」
そう言って穴に飛び込んだ俺の意識は薄れていった
プロローグを読んでくださいましてありがとうございます。
感想など書いていただけると喜びます、私が