今回からサーヴァント出現です!
どこを歩いても。お菓子。お菓子。お菓子!
なんだここ。
「ほんとになんだここ」
独り言。
話す相手もいない。
敵もいないし。
そりゃそーだよな。陣地の周辺の敵なんて俺より前に入ったやつらが、一掃してるに決まってる。
なんかてきとうに歩いていれば、遭遇すると思っていたのが間違いだったか。
俺はそんなことを後悔していると、ガシャ,ガシャ,と何かがこちらに近づいてきた。
チョコレート?イヤ?なにあれ。チョコレートだよな。でも、なんというか、キモい。
その理由は骸骨なのだ。骸骨型のチョコレート。そして歩いている。
敵だよね...。
間違ってないよね?
チョコレートを敵と間違えて攻撃したとかなった日には布団の中で絶叫コースである。
いちようこちらに近づいてくるのを待ってみる。
待つというのは逃げるという選択肢を捨てるということ。
相手との距離は遠ければ遠いほど逃げることは可能だった。
そもそもだ。この時の俺はどうかしていた。
ダヴィンチさんが言っていたではないか!
『マスターとサーヴァント以外基本敵』だと。
ギャガガガ
骸骨から変な音が鳴った。
骸骨は俺との距離をある一定まで縮めると手にしていた槍を構え突進してきた。
「ヤッベ‼︎」
早っ!?
俺はとっさの判断で槍の攻撃を回避した。
右方向への回転。
痛い。痛い。痛い。地面に激突したんだ。
痛いのは当たり前。
だが死ぬよりまし。
回転した拍子に、着ている服が少し破れた。
この服はこちらに来るときにこれに着替えてくれと言われ、着替えた服だ。白色の服に胸には左と右をつなぐベルトのようなものがあり、腰にはベルトが巻かれている。
何やら加護が付与されているらしい。
すぐに体制を立て直し構えを取る骸骨。
体制を立て直して骸骨を見つめるカナエ
やるしかない。
カナエはポーチからクラスカードを取り出し、それを右手で持ち、その手を突き出し叫んだ。
「召喚ー来い!アーチャー」
カードが赤く輝き目の前に魔法陣が形成された。
そしてその光が消えるとそこには、黒色の長い髪、黒色の帽子、黒色の制服?かな?そしてら赤色のマント。
可愛い女の子。まあそこはいいんだ。
だが問題なのは、こいつが誰かわからない。
そして!最大の問題はこいつ寝てやがる。
魔法陣の上に座布団が引かれておりその上で横になりながら寝ている。
「え?あ、ちょ!?はい!?」
骸骨が構え、突進
「ちょっと!タイム」
カナエは小学生みたいなことを言いながら、必死に避けようとするも、槍はカナエの左肩に突き刺さった。
「ガバァ!?イッ!チックショウが!」
カナエは骸骨の顔面をぶっ叩き、ぶん殴り、骸骨の身体を蹴り、叩き、殴った。
身体が危険を感知している。
カナエの突然の猛襲に骸骨は槍を離し、カナエと距離をとった。
「う、嘘だろ。イッテェよ。クソが。」
カナエは誰に言うわけでもなく悪態をつく。
カナエは肩を貫いている槍を無理やり抜いた。
「ガハッ!!!チックショウ。泥骸骨が!」
自然とカナエの口が悪くなる。
「おい、こら女。起きろ!起きてくれ!頼むから!なあ!」
カナエはアーチャーとして召喚された女の子を揺すり続けた。
「な、なんじゃ。妾は眠いんじゃ。」
「え!ちょっと!待って!なぁ!死ぬって!」
骸骨が自らの骨を槍として構え直した。
おいおい。身体から槍を生成とか...
怖いよ。マジで!次は死ぬって!
「おい!女!起きてくれって頼むよ!」
カナエは必死に大声で叫び続け、そして激しく揺すり続けた。
結果として、その女の子は起きたわけだけれど。
「おい。小僧。妾の眠りの邪魔をして、タダで済むと思うてか?」
その台詞を放つ女の目には殺意が込められており、カナエはそれに畏れを抱いた。
「え?」
アッレレー?おっシイぞー?サーヴァントってマスターの命令を最低限は聞いてくれるんじゃなかったのー?
いきなりこのサーヴァントさん、キレてますけど。
「とぼけるか。まあ、良いわ。お主、こんな言葉を知っておるか?」
【 泣きわめくなら殺してしまえホトトギス 】
「え?なんか違ッ...」
ドンッ〜
「嘘…だろ?」
俺が気づいたときには俺の胸に風穴が空いていた。
「妾の眠りを妨げだ罰じゃ。あの世で償うがよい。それと、そこの骨もじゃのお。」
【 種子島 】
その女が呟くと、右手に左手に持つものと同じ、銃が出現した。
「お主も死ねィ。」
ドン。
その1発は骸骨の骨を打ち砕き、骸骨を破壊した。
「それにしても、なんじゃここ。それに力が徐々にじゃが抜けていっておるの。妾の主はどこじゃ。まったく勝手に呼んでおいて挨拶もなしとは此度の主は礼儀を知らぬと見える。」
「お、おい。おま、エ。のマス、タ。オ。レ」
カナエは必死に説得しようとするも、
おい!お前のマスター俺!と言いたかった。
「ほお?まだ生きておったのか、しぶといヤツよのぉ。何言っとるかわからん。さっさと死ね」
ドン。
カナエ
死カウント1
【 蘇生システム起動ー現在地よりもっとも近い地点へマスター及び契約サーヴァントの全てを転移させます】
そう脳内に言葉が流れ。
きっとこの女にも令呪を通じて聞こえているはず。
俺と俺を殺した女の体は光に包まれ、初期位置へ戻された。
サーヴァントはあの子です!
あの子の一人称って妾?ってなるのですが妾の方が儂とかより可愛いので...。
FGOのゲームとは違う設定をたくさん入れていきます。申し訳ありません
読んでくださった方、今回はありがとうございました。