FGOー初心者物語ー プリズマ☆コーズ   作:詩七喜

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ネロのイベント楽しみですね



6話 vs源頼光です

「ようこそ。異方からのマスターさま。お覚悟どうぞ。」

 

地につきそうなくらいの長い紫色の髪を束ね、服装は紫を基調とした露出度高めの服を着ている、手には弓を持ち、腰に矢を納める筒、そして刀を帯刀している、女性。そして問題点としてあげるのであれば、めっちゃぼいんです。弾けんばかりの胸。そしてその形ははっきりとわかる。何故なら服がタイツのような生地で形がクッキリと出ているのだ。全身タイツに所々生地がある。

すごく魅力的で妖艶だ。

 

「すべてのマスターは一人残らずプチンです。ふふふ」

 

その女性がとても物騒なことを言い放ちこちらに歩いてくる。

 

こうなった原因は数分前に遡る。

 

ノッブが前進すると決め前進した先にこの女性が立っていたのだ。

 

それを仲間と勘違いした俺はその子の元に走って近づき、自己紹介をした。

 

「あ、あの!最近マスターになりました、カナエと申します!よろしくお願いします」

 

そう自己紹介するとその女性はこちらをみて、あらぁ?と首を傾げた。

 

「こんにちは」

と挨拶をされた。

ここまでは普通に会話できていたんだ。

 

「 愛らしい魔術師さん。サーヴァント、セイバー...あら?ランサあらあら?アーチャーでもライダーでもなく...。まあまあ!あの、私、源頼光と申します」

 

なにやら複雑そうなサーヴァントなのだろう。そして、その会話の後

 

「ようこそ、異方のマスター様。お覚悟どうぞ」となった。

 

この人は敵?でも覚悟とか言ってるし敵だよな。

 

「なにぼさっとしとる!カナエ!ここは妾に任せよ!戦とは戦う前に全て終わっているものなのじゃ」

 

「やっぱりあの人敵なのか?」

 

「当たり前じゃ!あの殺気に触れていて気づかぬとはのぉ。」

 

「まじ!?あいつ殺気放ってたのかよ。」

 

「おい。カナエよ。此度の戦はお主、離れて見ておれ、銃撃は禁止じゃ、此度の戦、一瞬の隙が命取り、わかったか?なら行け!」

 

「わ、わかった!」

 

ノッブをおいてこの子の元へ走ってきた俺に追いついたノッブにより、俺は少し離れた場所で戦況を判断し、もしもの時は出れるように準備しておいた。

 

とは言ったものの、ここは草原で、隠れる場所はない、そのため先ほどと同じく地に伏して隠れる形になる。

 

宗三左文字(そうざさもんじ)。おれがノッブから貸してもらった日本刀。おれの唯一の武器。頼むぞ。ほんとに。

 

刀に念を込め、ノッブの方を見た。

 

「 我が名は第六天魔王!織田信長じゃ!」

 

「あらあらまあまあ、サーヴァント、バーサーカー源頼光と申します」

 

バーサーカーって...あいつ!バーサーカーだったのか!確か聞いてた話では、話が通じないとか、そんな感じだったのに。全然そうは見えないな。

 

名乗りを上げたということは、武士としての戦いが始まるということか。

 

「行きます」

 

「そのことごとくを討ち滅ぼさん」

 

一気に戦場が静かになり、次の瞬間。衝撃が走った。

 

「セェイ!」

 

雷光一閃

 

頼光が叫ぶと同時にその場から消えた、正しく言うのであれば消えたのではなく、移動そのものが消えたように錯覚させるほど洗練されたものだった。そして能力なのかはわからないが雷のような何かが弾けたことから、それにより普段の間合を何倍かに跳ねあげたように見えた。

 

「ぬぅ!!」

 

ガギッ!

 

「まあ。」

 

「抜刀技か」

 

頼光の抜刀術を信長は何処から取り出したのやら赤色の柄の刀を手にしてその一太刀を防いでいた。

 

「 良い刀ですね、まさか童子切安綱(どうじぎりやすつな)の一太刀を防ぐとは。」

 

「お主、天下の刀を持つか。ならば妾が倒すべき相手じゃな、天下は妾のものじゃ!」

 

頼光を銃弾が襲う

ノッブは刀で防ぐと同時に頼光の左右に銃を出現させていた。

 

「不意打ちは妾も得意じゃぞ?」

不敵な笑みをこぼすノッブ

 

「やりますね」

全ての銃弾を切り落とした頼光も同じく笑う。

 

「お覚悟どうぞ」

 

雷光一閃

 

再び消えたように錯覚させるほどの動きでノッブと距離を詰め

 

刀で防ごうと刀を出そうとしたノッブ

 

「いざ、御免!」

ノッブの足を目掛け矢が放たれた。

 

「ぬわっ!」

完全なる予想外の攻撃だった。

弓を背負ってはいたが使わないため刀で攻撃するものと錯覚してしまっていた。

 

「ノッブ!!!!!! おぉおい!大丈夫か!」

すぐにでもかけ寄りたかったがそれをノッブがこちらに向け手を差し出し来るなの合図を出した。

 

ノッブはよろけながら後退

 

「痛いですかあ?」

 

「散れい!」

 

銃弾の雨が頼光を襲う

 

「やられた。イッ!」

ノッブは足に刺さった矢を抜き、すぐさま布で巻き止血した。

 

「毒は無いみたいじゃの。」

 

「全く。妾としたことが手加減をして、負傷するとはな」

 

「手加減ですか?思い上がりましたね」

 

再び全ての銃弾を撃ち落とす、まではいかなかったみたで何発かは当たっているが、やはりサーヴァント致死にはいたらない。

 

「ハッ!」

雷光一閃

 

「芸が無いのぉ。同じ技はもういらぬない」

 

パン

 

「あら?」

 

「お主は一閃の形で弓の時は妾との距離を最大まで縮めぬ、一度目は妾に急接近じゃった。そして此度は距離があった。」

 

「それで弓と読んだと?」

 

「ああ。そしてもうそろそろ我が主が心配のあまり出てきそうなのでな、終わりにするぞ」

 

【 三千世界に屍を晒すがよい。天魔降臨。これが魔王の三段撃ちじゃああああああ!】

 

 

三千の火縄銃が空を埋めた。

 

「まあ。なんと。まあまあ!」

銃弾が頼光に照準を定め、放たれた。

 

瞬間

 

 

頼光が5人に増えたように見えた。

 

 

「来たれ我が忠臣(ちゅうしん)、我が手足、我が具足! 」

 

「四天王なぞこれこの通り……。」

「なぬ!?お主の宝具か!」

 

「まあまあ」

槍を持った頼光がノッブを捉え突っ込んだ。

 

「増えたところで変わらぬ!」

 

500の弾丸が槍を持った頼光を消し飛ばした。

 

「セイ!」

弓を持った頼光の放った矢は銃弾の雨の中に撃ち込まれた。

 

「おおっと!小癪な!」

 

奇跡的にその矢を避けたノッブは600の銃弾で弓兵の頼光を消し飛ばす

 

「ハッ!」

斧を持った頼光が銃弾を受けながらも正面から突っ込んで来る

 

「捨て身か!死ねい!」

 

それを800の銃弾が襲う

 

「お覚悟どうぞ」

倒れ行く斧を持った頼光がノッブを見てそう呟いた。

 

「な!?」

刀を持った頼光がすぐ後ろに控えていた。

 

「『牛王招雷(ごおうしょうらい)天網恢々(てんもうかいかい)』!」

 

刀を持つ頼光の刀から雷撃が放たれた。

至近距離まで攻め込まれていたためノッブは残りの半分の銃弾を刀を持つ頼光に向け放ち

残り全ての火縄銃本体で盾のようなものを作り上げた。

 

「うせなさい!」

 

雷撃は銃を破壊しそしてノッブを襲った。

 

「ガハッ!」

 

銃弾の雨が頼光を撃ち抜く

 

「不覚です」

 

頼光はその場に倒れた。

 

腕が...。

戦場とは非情なもの。

知ってはいた。理解はしていた。でも実際先ほどまで言葉を交わしていた女の子の腕が消えたんだ。

衝撃を通り越し、いつものカナエであれば、恐怖や絶望に怯え、震え身体を動かすこともできなかっただろう。

しかしその感情全てを怒りという端的な感情が凌駕し、その感情を冷静さが凌駕した。

 

考えられないほど、冷静になったカナエは視野が普段より広がり、あることに気がついた。

 

一人足りない。

 

それに気づいた瞬間嫌な予感がした。

危険な香り

今まで味わったことのない不吉な予感

 

「肉体強化」

 

カナエは服に付けられている加護の力を発動させ、宗三左文字を抜いた。

 

嫌な予感というものは嫌なタイミングで的中するものである。

 

「妾の勝ちじゃな...左腕がなくなり、左足には矢の傷か。全くこれでは負けと変わらぬ」

ノッブの身体は傷だらけで立っているのがやっとの状態だった。

 

「お覚悟どうぞ」

 

「え?」

 

それは突然現れた。

 

刀を持った5人目の頼光、その頼光がノッブの首を狙い上段から刀を振り下ろした。

 

「ノッブ!令呪よ信長を全回復!」

カナエは走りながらそう命令を下した

左手から文字が一つ消えた。

 

読みは正しかった。やつは絶対に来ると確信していた。

そう感じたタイミングでカナエは走り出していた。

 

そしてカナエは全力で、頼光の上段切りを横から走り込み斬りあげで弾きあげた。

 

「ハァアアアアアアアアアアアアア!」

 

冷静だったはずだ。

 

カナエ自信己でも信じられないほど、冷静さを感じていた。

その中で考えたんだ。この一手は間違っていないはずだった。

 

思いあがりという言葉。

 

素人の一太刀、意味を成さず目の前の俺に刀が向けられた。

 

「ちっくしょう!」

弾くまではいかなくともせめて弾くくらいはできると思ってたんだが。止めるのが精一杯とはな。

 

冷静さというものは脆い。すぐにそれを怒りが吞み込む

 

逃げようとするが足が動かない。恐怖だ。先ほど隠したものが隠しきれなくなった。

 

そして刀が俺の首を跳ばすべく振りかざされる。

 

終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

目を瞑りその時を待っていたが、その時は訪れなかった。

 

「え?」

 

世界が変わった。

 

赤く燃え広がる世界

 

そして俺の前にいた、頼光はその世界で焼け消えた。

 

「お主はもはや、肩を並べ戦う仲間じゃ。死なせるわけにはいかぬ、出し惜しみ不要。妾の全力をもってお主を助けることにした。お主が妾にやったようにな」

 

ものすごくいいことを言っているノッブがいるのだけれど....。

 

「ノッブ...お前。なんで服脱いでんだ?」

 

裸だった。

 

「ええい!うるさい!じゃから嫌なのじゃ!この宝具は!全く!感謝せい!あと妾の裸を見るで無いわ!殺してしまうぞ」

 

よくよく考えてみると、この子は女の子なんだ...あれ?ってことは俺。今ものすごくラッキーなんじゃ...。

 

「うへへ」

 

「おい。お主。下劣な目でこちらを見るで無い。その首もぐぞ?」

 

「い、いやいや!そんな目で見てないって!俺はただその格好のままだと今後どうしようか考えてたところなんだよ!」

 

「あー。そのことに関しては問題無いぞ。解除。 」

 

そうノッブが言うと赤い世界は消えた

 

そして先ほどまでノッブ達が戦っていた、草原に戻ってきた。

 

「このとうりじゃ、あの宝具の発動さえ止めれば服は普段どうりに戻る」

 

ノッブはいつも通りの黒い服に赤いマントのあの服装に戻っていた。

 

「それはそうと、ノッブ!あれほど、油断するなって言ってたのに!全く!」

 

「あれは油断では無いわ!それを言うならお主こそ、己の力を過信し過ぎじゃ!なんじゃあの腑抜けた斬りあげは!」

 

「それはそれだろ!全く!それより腕大丈夫か?」

 

「あー。そのことなら気にするでない、お主のおかげで全て回復したからの」

 

「よかったよ。本当によかった。」

 

「それはこっちのセリフじゃ、お主が無事でななよりじゃ」

 

「それよりノッブ!あの赤い世界なんなの!頼光一瞬で消えたけど!」

 

「あれは妾の宝具【 第六天魔王波旬(だいろくてんまおうはじゅん) 】妾より歴史の古いものや、神様的な存在はあの中では耐えることすらできぬ、獄炎の世界じゃ」

 

「なるほど。あれそんな世界だったのか。俺には全然感じなかったけどな」

 

「当たり前じゃ!お主はただの人間じゃろ」

 

「まあ、そうだけど。え?てことは、頼光はそれに当てはまるのか?」

 

「まあの、予想じゃったが当てはまっておったの歴史の古さはわかっておったが、あそこまで一瞬で消えるとなると神秘か神性持ちじゃったってわけじゃの」

 

「なるほどな。そんな相性みたいなものがあるのか」

 

「妾、相性ゲーとか得意なんだよね」

えっへんと胸を張るノッブ

それを見ながら笑うカナエ

 

「なあ、ノッブ一回どっかで休憩取らないか?動き詰めで体が持たなくなる」

 

「それもそうじゃな」

 

「幸いなことに、あそこに新たなエリアみたいなものがみえるから、取り敢えずあそこに行こうか」

 

「是非もない」

 

俺たちは目の前にある少し暗い街を目指して歩き出した。

 




私の愛用バーサーカーです
頼光可愛くて魅惑的でほんとに美しい

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました
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