ネロイベント始まりましたね!
私は10連爆死です。
十二の試練大変でした。初日から驚かされましたね
今回は書庫編です!
俺とノッブは先ほどの草原から町に入った。
入ったのだが...。
この町は空気が悪い、暗い、なぜか建物が黒い、人がいないの悪いところだらけだ。
その町を少し歩いて図書館らしき建物を見つけそこへ入り、俺とノッブは休むことにした。
そこまではよかった。
だが、本が攻撃してきたり、幽霊が出たりで休む暇もない。そんなことがあり俺とノッブは数時間前ある約束をした。
【1時間おきに見張りと寝るのを交代】
それを二人が納得し今に至る。
俺の周りには100を超える火縄銃が置かれており、そして、腰には日本刀(宗三左文字)がある。
ノッブはなんだかんだいいながら面倒見が良く、最初は1000の銃を貸すと言ってきたが流石に断った。
100の銃は本を撃ち抜いたり、幽霊はこの刀で斬ったりとなんとなく使い分けている。だが格段に刀の方が使いやすい。それは銃がとても使いづらいというだけで、刀なら多少は使えるということに過ぎないのだが。
そもそもだ。当たらない。弾が外れるのだ。
でもやるしかないので、撃ち続け破壊している。
今回でこの交代は4回目、俺は2時間休んだことになる、中途半端に起きないといけないため、あまり回復はできていないが、気持ち的に寝ていたいのだ。目標は交代8回のお互い4時間の休憩ということにした。
シュン
カナエの顔の隣を光の砲弾が撃ち抜いた。
「あっぶね!」
すぐに銃を構え、あることに気づく。そう火縄銃は不意打ちにめっぽう弱い。
砲弾の発射元は本である。
何を言っているんだ?ってなるかもしれないが、この浮いている本は砲撃ができるらしい。
それを知ったのは一回前の見張りの時だ。
攻撃方法はステッキみたく体当たりを予想していたが、魔法?のような弾を撃ち込んでくるあたり、これは魔導書なのではないかと予想している。
「まったく!ヤアアアアア!」
すぐに銃を捨て、抜刀し本を切り裂いた。
「ふぅ。」
カナエは再び見張りの位置として用意された、椅子に座る。
この椅子はこと図書館のど真ん中に設置されており、これはノッブの提案で敵からの不意打ちを極力避けるためだそうだ。
360度見れる空間では不意打ちされないじゃろ。だそうだ。
絶賛不意打ちされまくりで、この服の加護がなかったらヤバかった場面も多々あった。
そもそもだ!この本の潜伏スキルが半端ないのだ。砲撃時にバンとかドンとかといった音がなく、サイレントアタックというべきか。気づいた時は先ほどみたくもう撃ち抜かれた後なのだ。
だが、幸か不幸かこの本たちは一撃撃つと次の発射までに時間がかかるらしい。連続で撃たれないことからそう予想し、先ほどのような不意打ちには刀で応戦している。
そしてもう一つ気になる点。
この部屋の外にある、もう一つの書庫。
図書館でいうところの倉庫に値するところだろうか。そこから何かを感じるのだ。
もちろん俺から行った場合、敵のサーヴァントだったら太刀打ちできないため、行くことはしないが、とても気になる。
そもそもだ。そのドアの一部は透明になっていて中が見えるようになっているのだが、先ほどからそこに目があるのだ。
丁度顔を近づけると目だけが見えるため、俺は見ないふりをしている。
ノッブはあれどう思ってるのだろうか。
あそこまで凝視されれば、俺でも気持ち悪く思う。
ノッブにこれが耐えられるとは思えない。
行くか。いやでも。いやでもなー。
キィー。
ドアが開く音。
「ふぅああぁ。よく寝たぁ。カナエ交代の時間じゃぞ。」
そんなことを考えていると交代の時間になっていた。
「なあノッブあの目、どう思う?」
「なんのことじゃ?」
ノッブは気づいていないのか?
「ほらあそこの扉の場所、、、え?」
「何もおらんぞ?」
「さっきまで目があったんだけどなー...。ま、いいか。じゃ、交代よろしく」
気のせいだったのか?そんなはずないと思うんだけどなー。
「まったく。変なこと言うやつじゃのぉ」
ーーー
カナエはこの図書館の本の並ぶ部屋を出て、休憩スペースだったであろう場所で交代の前は、寝ていた。この部屋には給湯器?らしきものや、紙コップなどそういったものがあるため、休憩室だったのではないかと、予想している。
「交代の度に思うが、君誰?」
休憩室に交代の度にいる肩にかかるくらいの長さの、オレンジ色の髪でどこかの制服?らしき、一昔前のお嬢様が着ていそうな上が白で胸のところに紺色のリボン、下が紺色のロングスカートを着たの女の子。話しかけても返事してくれないから、生きているのかわからなかったが、1回前の休憩の時にこの子がくしゃみをしたので、生存していることがわかった。
そしてもう一つ彼女手に令呪らしき刻印があるため、仲間だろうと思い、攻撃はしない方針でノッブと話し合った。
サーヴァントを失うと、この世界では生きていけない。
すぐに帰られればいいのだが、ここから転移するあの場所までは結構距離があるため諦めたのだろうか。など色々考えてしまう。
だからか、先ほどの扉のところの目はこの子のサーヴァントではないかと予想しているわけだ。
そしてそのサーヴァントは俺たちを警戒してこちらに来れないのではないかと予想している。
だから一度扉を開けてみるのもいいかもしれない。
次の交代の時に考えるか。
とりあえず。寝よう。
カナエは考えを少しだけまとめると、その場にあった、ソファに横になり目を閉じた。
このソファ。カビとか生えてないか気になってたのに、案外なれるものだよなー。
「おやすみなさい。」
「あぁ。おやすみ」
ーーーー
「おい、起きよ!」
もう1時間か。
先ほどの交代からまだ10分くらいしかたっていないのではないかと疑いたくなるが、ノッブが嘘をつくとは思えないし、本当に1時間たったのだろう。
しかし寝ていると1時間寝たとしても10分くらいしか寝てないのではないかと錯覚してしまう。
「すまん。起きる」
カナエはノッブに意識の覚醒を伝えると、ソファから起き上がり大きく伸びをした。
「よし!ノッブゆっくり休んでくれ!」
どこかのマスターのようなセリフを言いカナエは部屋の外へ出ようとした。
「気をつけよ。何かあるかもしれぬ。」
部屋の外へ出ようとするカナエとノッブがすれ違う瞬間、ノッブが耳元でそう囁いた。
「え?」
「はあぁ〜疲れたのお〜妾も寝るとするか」
え?何。まさかノッブはあの子を疑ってる?
先ほどからこの部屋にいる、マスターらしき人物。サーヴァントの気配がないことからサーヴァントを失ったのではと予想していたが、まさか裏切り者とかそういうことか?
「ああ、ゆっくり休んでくれ」
今度はそのまま部屋を出て、隣の図書館へと入った。
なぜ交代しなければならないのかというと、要は先ほどの部屋を死守するということだ。あの部屋はあの子しかいない。霊や本は入れないようになっているのかはわからないが、念のためあの部屋につながる部屋の扉を見守るのが役目なのである。
カナエは再び部屋の真ん中へ行き、そこに腰を下ろそうとした。
え?
「ごめんなさい。殺します」
次回は後編
とあるサーヴァントとの戦いです
今回よ最後まで読んでいただきありがとうございました!