是非ジャンヌ様を
「おい。あれが。ファーストレディなのか?」
その男の声は震えていた。
「そうよ。」
女は答える
「子供にしか見えないぞ」
ファーストレディと呼ばれた女の子は白い髪の毛で体はとても、ちいさく小学生くらいだろうか。そして黒いローブのようなものを着ていた。
「そうだから魔法少女なのよ」
「子供だからと言って手を抜くなよ」
一人の青年が言った。
「そうね、あの子。とても危険な香りがするわ」
金髪のお姉さんが言った。
「ほんま、飽きひん世界やね…。」
ブロンドの髪色の女の子が言った。
全員の隣には皆それぞれ
「凛子 今回は短い旅だったねぇ、最後の最後まで気は抜かないよ」
凛子と呼ばれた女の隣に紅色の髪の海賊
「冷静に行くぞ」
金色の丸い盾、槍、そして金色の兜。何故か鎧を装備していない騎士が槍を構えた。
「フルスロットルで行くよ」
白い髪の毛の小さな女の子
「いいですわよ」
豊満な胸の金髪のお姉さん
「だりぃ。ほんとついてねぇわ。じゃんけん負けるとかさ」
ジャージの男が呟いた
「そう言うな。お前の活躍も必要なわけだから」
おっさんが言った
他にも多数の人々がこの場に集まり、一人の女の子を倒そうとしていた。
それを見ていたファーストレディが口を開き
「我が名はテスタメントーーー紳士たちとの聖なる契約の標!」
「なんか私にそっくりじゃないっ!?」
「使い回しなんじゃないのー」
「変なこと言わないで!」
顔がとてもよく似た二人の女の子が冗談?を言い合っている。その子たちはファーストレディにとても似ていた。
「最後の戦いよ、気を引き締めていきましょう」
「いきましょう。先輩」
キラキラと輝く氷の世界の上での戦いが始まる
ーーーーー
「気を引き締めよ!」
カナエの背後に迫るステッキをノッブが撃ち落とした。
「悪い!」
カナエは最大限の力で戦いに挑んでいるが、一対多の戦いに戸惑い、集中が続かない。
「多いっての!」
「文句言ってないで、撃ちなさい」
カナエが文句を漏らしながら戦っているため集中力を欠かれてしまう、美並
「こんなに敵いるのかよ!多すぎて減ってる気がしないんだけど!」
「仕方ないでしょ、最後の戦いなんだから、相手だって全精力注いでくるわよ」
「全精力とか笑えないだろ。てかファースレディってのはどこだよ」
「もっと奥よ、だから、ここから敵を奥へ行かせてはいけないの、わかったら撃つ!」
「はいはい」
美並のイライラがそろそろピーク
美並は先ほどから慣れない(俺より)火縄銃を使っているからか荒々しい話し方になっていっている。
ノッブが先行し一番ステッキが多いところを攻撃している。後衛として背後から来る敵をカナエたちが撃ち落としている。
「グハッ!」
俺の声ではない。
だが男の声
え?男が飛んできた。...降ってきた。
「痛ってぇな。おい。」
その男はジャージを着ていて、髪の毛はボサボサ。
「めんどくせぇ。そうは思わないか?」
「え?」
その男は起き上がるなりすぐに話しかけてきた。
「なんで俺たちが雑魚処理なんてやらされてんだ!下っ端だからって雑魚担当とかありえねぇ。」
めっちゃキレてるんですけど...。
「い、いや、でもそれは適材適所といいますか...はい」
苦手なタイプの人だ。
「それはそうと、お前、新人?」
話の変わり方がすごい人だ。
「えと、はい。つい先日入りました、カナエといいます。」
「カナエ。よろしく、俺はミコト、ちなみに俺はめんどいこと苦手、運動苦手、着飾るの嫌いだから。このことについて文句言ったら殴るから、よろしくー」
なんだこいつ。こっちから殴ってやりたい。
「よ、よろしくお願いします。それよりミコトさんのサーヴァントは?」
こいつがサーヴァント?そんなことあるはずがない。
ならこいつのサーヴァントは...殺られた?
「あー。それな。俺さ、サーヴァント苦手なんだよねー。あいつら俺に文句ばかり言いやがる。だからさ〜」
ミコトは自らの手の令呪を俺に見せた。
ミコトが胸ポケットに入ってあるカードを取り出し
【 夢幻召喚 】
ミコトの体が光を纏った。
その光は赤くミコトを包み込み
光は消えた
「うわぁ。引くわぁ。」
ミコトはドン引きしていた。
その姿は先ほどの物とはまったくの別ものになっていた。
上は赤色の袴のようなもので肩は出ている、下は赤色のラインの入ったズボン、腰に巻かれた大きい金のバックル、そしてJKがカーディガンを巻くような感じに腰に布が巻かれている。髪には所々に赤色の髪が混ざっていた。
そしてミコトの手は人の物ではない、金色の何かがついており、とてもデカイ剣?のようなものを持っていた。
「は?何それ。」
俺は何が起こったかわからなかった。
当然だ、理解できるわけがない
「あー。これ。これはまあ。サーヴァントそのものを俺の身体に召喚した、みたいなもんかなー。サーヴァントとか出したくないし。」
「...そんなことできるのか?」
「あーこれは俺だけかな?なんかサーヴァント嫌だって思い続けていたらできたんだよ。」
「へー。、そーなーんですかー。すごいですねー。」
関わったらダメだ。
ルール無視とかその類ではないか?
こいつ自分の都合が悪くなるとルール変えるタイプか。利き手じゃない方で戦えとか言い出すんじゃないか?
「しっかし。なんだこの服だせー。セイバークラスなんだったら鎧とかだろ!なんだこれヨレヨレじゃねーか」
無視だ。こいつに関わると、俺にプラスになりそうにない。
「俺はかっこいいと思いますけどね。はい。」
流す。
「返事が雑だな。やれやれ、不安なのもわかる、大丈夫だ!余に全て任せるが良い」
「え?任せるってこの数をか?」
てか話し方変わってね?
「ああ。任せるが良い、我が道を阻むものは蹴ちらすまで」
急になんのスイッチが入ったんだ?
やる気スイッチON?
【 羅刹王すら屈した不滅の刃
おい!お前!勝手に俺の身体を乗っ取るなー!おい貴様ああああああああ!
うるさいぞ!
俺の身体でわけのわからんことを言うんじゃない!
お前に勝利を捧げてやるから引っ込んでいろ!
知らん!返せ!
おい!待て!】
...
...
なんじゃこれ。
どうやらミコトはサーヴァントに身体を乗っ取られたと見える。
馬鹿だろ。
「すまない。後は頼む。はい。」
へ?
剣を渡されました。
どうやらミコトとの契約のようなものが無理やり解除されたらしく、ミコトの姿は元のジャージに戻っていた。
「このセイバーカードは使い物にならんな。」
そう言いながらミコトはポケットにそのカードを入れた。
「ねぇ!そこのお二人さん!そろそろ参加してくれない!一人で戦うの限界あるんだけど!」
美並のことを忘れていた。
「すまん!参加する」
カナエは剣を置き銃を持ってステッキを落とした。
「おい、ミコトさん?戦わないんですか。」
「魔力切れだわ。シンドイ。ムリ。ダメだこれ。」
ミコトはそういうとその場に座り込んだ。
こいつ。つかえねぇー!!!
「おい!せめて銃で闘えよ!おい!」
ミコトは目を閉じ眠りについた。
「カナエ!避けて!」
ん?
黒い旋風が俺の隣を通過した。
全てを飲み込み、全てを消し去って。
「イッテッ。何が起きた」
回避性能が発動され見事に回避したわけだが、この術式の回避は身体を無理やり飛ばすため、俺は飛ばされ、地面に突っ伏していた。
「カナエよ。起きよ。やつじゃ。」
ノッブがカナエの隣に来てカナエに手を貸した。
「助かる」
カナエはノッブを手を取り立ち上がりそれをみた。
白い髪の馬に乗った黒騎士
「あいつ。」
「ああ。あの時のやつじゃ、妾の銃であの鎧を撃ち抜けなかったということじゃ。」
「それやばいんじゃ」
「あいつなに?」
美並が近づいてきた
「多分敵のサーヴァントだと思う」
「そう。やばそうね。でもここを通過されるとマズイわ。全力で止めます」
「ああ。やるぞノッブ」
「是非もないね」
「ノッブ?」
ノッブの言葉に覇気がなかった。
「織田信長。お前を信じるよ」
「仕方ない。おし!やるぞ!カナエよ」
「美並、作戦は一つしかない。あいつにノッブの銃は効かない。だから」
「わかったわ。任せて、でも私たちで隙は作るわよ。あいつが男か女かわからないけれど、任せたわよ」
美並の令呪が一角消えた。
「行くぞ!」
「「おう!」」
ノッブは飛び出し銃を展開し攻撃
美並はノッブの、後ろから狙撃
やはり。銃弾は鎧に弾かれていた。
「カナエ!」
「任せろ!」
ノッブの霊力最大
カナエの令呪が一角消えた
「ゼロ距離じゃ!」
【 三千世界に屍を天魔降臨 】
「これが魔王の、三段撃ちじゃああああああああああああああああああああ」
ノッブは騎士に接近し宝具を発動させた。
轟音が鳴り響いた。
「効いておらんのか!」
槍の騎士がノッブを槍で横なぎで吹き飛ばした。
「チッ!馬だけしか吹き飛ばせんとは。」
槍の騎士は馬から下ろされはしたものの、ダメージはないように見えた。
「ノッブ!」
「来るでない!わかっておる。一瞬でいいのじゃ」
ノッブと槍の騎士周辺は霧に包まれ始めていた。
「なんだよ。あれ。」
「カナエ、あの霧はジャックの能力よ、触っちゃダメ。わかった?」
「ああ。でもノッブが」
ジャックはいつ来るんだ?
そもそもジャックはやつを倒せるのか?
「あの子を信じなさい」
不安が顔に出ていたのだろうか
あの子とはジャックか?ノッブか?どっちを指して言ったのだろう。
だが、ノッブの場合。信じるなら、俺のとる行動はこれではない。
共に戦うことを約束した。
だがここに来てからノッブに頼りっきりで俺はほとんど何も出来ていない。
霧に触ると危険?知らない
関係ない
俺は今だけはノッブと同盟を結んだ
カナエだ。
「使うぞ。セイバークラスの英雄」
先ほど地面に置いた剣
赤く輝を放っている。
重たい。だが、溢れ出る力は感じられる。
正面から行くのは愚策
回り込むか。
頭は回る。
これは俺が戦えている証拠か。
それとも...
「肉体強化」
「よし、重くなくなった。行ける」
「ちょっと、どこ行くつもり?」
美並がカナエの肩を掴んだ
「離せ、これは妾達の戦じゃ、手を出すでない」
ノッブがそこにいた。
「行くぞ。カナエ、出陣じゃ」
「是非に及ばず!」
まったく。俺は一般高校生のつもりなんだが...いつからだろう、死闘が楽しく感じれるようになったのは、きっとノッブ。織田信長のカリスマ性に飲まれたのだろう。
織田信長か。まったくすごい方だ
「なあ、ノッブ。聞いてほしい、やつの動きを3秒ほど止められないだろうか?」
「無茶言うでない。そんなことできたらやっておる。」
「そうか。なら賭けに出るしかないか」
「カナエよ。妾はお主を信じておる。それだけじゃ」
え?
「是非に及ばず」
ノッブはそういうと走り出した。
「俺だって、信じてるさ」
カナエはノッブの後ろを走りながらついて行った。
敵との距離がどんどんと縮まる。
怖い。
心臓の鼓動が早くなる
これは走っているからなのか、畏れからくるものなのか。
どちらでもいい。
ノッブは必ず何か起こす、その時に俺は全力で応える
「行くぞ!これこそが我が最大火力!三段撃ちじゃああああ」
ノッブは騎士との距離を再びゼロに近い距離まで行き銃弾を撃ち込んだ。
しかし銃撃は効かず、その間に騎士はノッブとの距離を詰めた
騎士は槍でノッブを攻撃し、それを紙一重で避けたノッブは
「お主の負けじゃ」
な!?
ノッブが騎士の顔面に飛びついた。
あの織田信長があそこまでするとは、しかし理にかなっている、あの騎士の槍では自らの身体を刺すことは困難なはず。
「カナエッ!!!!うが!ええい!暴れるな!」
騎士はノッブを振り払おうと槍を持っていない手で殴ったりしている。
「任せろ」
頼む。切れてくれ
セイバーの赤き英雄に希望を託す。
カナエは騎士との距離を詰め、槍を持っている腕を斬った。
ガギャァ
「な。ヒビだけ。」
その鎧にこの刀はヒビを入れることしか出来なかった。
「よくやった、カナエ!」
ノッブは顔面から離れ、展開されていた残りの銃全てでヒビを撃ち抜いた。
「キサマッ!」
始めて騎士が言葉を話した。
その声は低かったが女性?のような声だった。
弾丸が騎士の左腕を撃ち抜いたことにより、騎士は槍を右手に持ち直した
「全力で戦える猛者。それが私が望む相手」
騎士はそう発すると兜のようなものを外した。
亜麻色のような髪の女の子だった。
「ノッブ。やばい。俺。」
めっちゃ可愛い。
「カナエ。お主。はぁ」
ノッブがとても冷たい目をしていた。
「引いてくれぬか?妾のマスターがお主を魅力的に感じておるみたいじゃ、出来ぬか?」
「私は今はこの地のサーヴァントに過ぎん。私はこの地のために戦う」
「そうか。ならば、悪いが。」
ノッブ再び銃を展開した、それはやはり左腕を狙っている。
「死ねい」
騎士は防戦一方だった。
しかし騎士の目はなぜか勝ちを確信しているようにみえた。
何かを待っている?
風が。
黒い旋風がある一箇所に集まっていた。
まさか。宝具
【 突き立て、喰らえ、十三の牙 】
何を呟いた。
やばい。
「ノッブ!やばい!逃げ!」
「え?」
世界が変わった。
【 第六天魔王波旬 】
「固有結界は守りに使うこともできるということじゃ」
「すぐに解除するからの」
その世界はすぐに消えた。
「そんなことができるのですか」
そういうと騎士は此方を見て笑った
「満足はしていないが、これで構わん」
「お主、全力が出せんのか?」
「それを敗北の理由にしたくはない、今はこれが全力だ」
「そうか。」
ノッブは騎士に銃弾を撃ち込んだ。
騎士は止めることは出来だだろう。
だがそれを受けた
「次会うときは全力で」
「あの騎士はこの戦いを望んでいなかったように見えた」
「それはそうじゃろうな。主人のおらぬサーヴァントは力が出せぬ。」
「それより、ノッブお疲れ」
「うむ」
「カナエ、あんたバカぁ!?」
美並が走ってきて開口一番それだった。
そんなパイロットみたいな言い方されましても。
「だってこれが俺の戦い方だし、それに勝てたしいいんじゃないか」
「帰ったら、診てもらいなさい。ジャックの霧は有毒よ。」
ええ。何それ。
「ま、そんなすぐ死ぬことはないわ」
「え、とさ。美並さん。君もここにきてるけど平気?」
美並の表情が氷った。
「ま、ま、ま、まあ、助かるんじゃない?それにもう戻れるみたいだしね、ほら各チームが戻ってきてるってことは、もう終わったみたいよ、初仕事お疲れ様、カナエ君」
「ラスボス見てないんだけど」
「つまらんのぉ。」
「あんたたちねぇ。」
「私の出番なかった。」
そういえばジャック待機させてるんだったな。
「ごめんね。あのバカ達がかってに暴走して終わらせちゃったの」
「知ってるよ」
ジャックに睨まれた。
「もう少ししたら帰れると思うからその辺にいなさいよ」
美並に遠くへ行っちゃダメよと言われた
母親かよ。
「わかったよ。」
返事をして俺は少し離れた場所に座った。
冷たい。
忘れていたわけではないがここは氷でできた世界。
寒いし、冷たい。
アドレナリンすげーなーって思った。
それよりも、俺はまだ終わりという実感が湧かない。
やはり最後の敵と戦うべきだったのだろうか。
「なんじゃ、元気がないの」
ノッブがカナミの横に座り話しかけた
「最後の敵と戦いたかったなーって思ってな」
「大将を誰が討つかなど関係ないのじゃ、誰であろうと大将を討った時点で妾たちの勝利なのじゃ」
「そうだな、まあ、勝ちは勝ちだしな」
「それはそうとじゃ、カナエよ。宗三左文字は天下人の元を渡り歩く刀。お主に授ける。今後も持っておくがよい」
宗三左文字はノッブから渡されていた刀。
黒鞘の刀でかっこいい
現在も俺の腰に帯刀している
「いいのか?なら受け取っておくよ。」
「それはそれとしてカナエ。その剣はどうするのじゃ?」
俺の手にはセイバーの人の赤い剣が握られている。
肉体強化の効果切れとなった今とても重い。
「返そうにも返せないし、持っておくよ。礼を言って返すさ」
いつかあのサーヴァントに出会ったときに返そう。同じところにいるんだ、いつか出会える。
「そうか、ならそうするがよい」
「ノッブさ、俺は今後も今までのように失敗したり、ノッブに頼ったりはするけどさ、今後も俺と戦ってくれるか?」
「もちろんじゃ、妾は決めたのじゃ、カナエ。お主を天下人にする!とな」
「なれるかな...。いや、ノッブとならなれる気がするよ」
「そうじゃろ!妾が天下をお主にやるのじゃ!楽しみにしておれ」
「そうだな、楽しみにしてるよ」
新たな約束はきっと叶う
俺はノッブと共に戦う約束をした。
天下を取る約束を叶えるためにがんばらないとな。
そうこうしていると俺たちを青い光が包み込んだ。
ーーーー
「ここは...」
目覚めた部屋はどこか懐かしい部屋だった。
部屋にはパソコンと勉強机、本棚。一般高校生の部屋だ。
「夢?」
俺は自分の部屋にいることに気づき起き上がるとすぐに左手を確認した。
令呪がない。
そりゃそうだ。
あんなの夢じゃなかったらやばい。
「起きるか。」
俺はベッドから降りて部屋を出て階段を降りた。
俺の部屋は2階にある、朝ごはんを食べるためには1階へ行く必要がある。
そういえば日付... え? 一週間過ぎてる?
「おはよう。」
俺がリビングに行くと母が話しかけてきた。
「お疲れ様、叶英。希望は叶った?」
母からそんな言葉が出るとは思っていなかった。
「叶ったのかはわからないけど、とてもいいものだった」
夢の話かな?
俺はそういうと椅子に座った。
その後はいつも通り朝食を食べ、歯を磨き、髪をセットして高校へ向かう準備をする。
俺の部屋に戻り鞄に荷物を入れているとふとあるものが目に入った。
「え?」
俺の部屋に剣と刀が飾られていた。
「夢じゃないわよ。」
「母さん?」
「叶英はあの世界で戦ったのよ、私は叶英が行くのは反対だったけど、あなたが未来へ進むため、一週間だけ許可したの。あなた適正があったらしいわ。可愛い子を谷へ突き落とす気持ちよ。」
「夢じゃないのか。俺の願いはやりたいことをみつけることか...」
カナエは刀に触れ
「約束を守れなかったな。ごめん」
と呟いた。
英雄と共に願いを叶える物語は一つの願いを叶え、叶わぬ願いを生み出した。
今回でこの話は結末です
ここまで読んでくださった方ありがとうございました
ノッブとカナエの物語 プリズマコーズでした
脇役ってこんな感じじゃないかなと思います
きっと主人公としてスポットが当たると主人公だけど、実際見るとただのキャラにすぎないそんな主人公の話です
コラボ時に書けば出ると聞き書いたものでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました