存在が強すぎて、世界がヤバイ   作:ホイホイ

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グダグダと執筆
もうちょっと展開早い方がいいかもしれない


英雄が微笑む聖母__
エイジ。イく。


「たまげたなぁ」

 

 全裸のHE☆N☆TA☆Iがまさかオレだったとは……。……いやいや。これアレだろ?芸術的な~みたいな!芸術だから全裸でも無問題的な!……まぁオレには芸術なんてわからないけど。それに顔が似てるだけで、オレって確証ないし。題名も英雄だし。オレ英雄なんて大層な者じゃないし。けどさぁ後ろにドライグとアルビオンみたいな紅白龍がいるし、センター陣取ってる人物の下半身に光先輩らしき存在が書かれてるんだよなぁ……。……まいっか!きっと他人の空似。オレをモデルにしてもいい事ないし。とりあえず扉から出よかな。

 

 

 

 

 

 

 

「―――ぁっ――ぁぁっ――!」

「……?」

「――んっ―――はぁっ―――」

「…………」

「っん!!―――んっ―――」

「!?!?」

 

 ななななな何ぃい!?思わず手で口塞いじゃったぞ!静かにっ!静かにぃいい!!

 

「―――んんっ――ぁぁっ!」

「……」

「ああっ!!―――すごっっイっ!―――!」

「…………!」

 

 ナニコレ!?扉の向こうからピンクな声が聞こえるんだけどおおお!!明らかにアレだよな……アレ。ナニとは言わないけど。

 ……いやぁそれにしても、寝て起きたら隣がおっぱじめてるとか……。ヤバイな。チェリーボーイなオレにはキツイなぁコレ。

 

「――――――♡♡!!」

「……」ゴクリ

 

 やべぇよ…やべぇよ…。肌と肌がこう……ぶつかり合う音がそこはかとなく聞こえる!完全にドッキングしてんじゃね!?パイルダ〇オンしてんじゃね!?……やぁっべ!鼻血出てきた!

 

 どうしよ。事が終わるまで聞き耳たてる?全裸待機で?……ハッ!イヤイヤイヤ!!イけないんじゃないか!?ひ、人としていけないのでは!?こんなHE☆N☆TA☆Iな所業はタブーじゃないか!?

 

「―――あんっ!!―――」

「!?」

 

 ……そもそもオレは人間でありノドスだ。普通の人間はタブーかもしれないけど、ノドスはワンチャンいいのでは?……き、聞き耳どころか、堂々と、か、観賞していいのでは!?ワ、ワンチャンだ!ワンチャンだああ!!……ん?おっ!ベルクロス。起きてたんだな!ん?

 いろいろ言いたいが、とりあえず落ち着け? 

 おいおいおい!開口一番それかよ!!オレは冷静だぜベルクロス!冷静だ!だから堂々とこの扉を開けるぜ!ぃよし!キメ顔だ!余裕な感じで、キメ顔で登場してやる!!

 キリ!!

 エイジ!イっきまーす!

 

 ガチャ

 

「んああああああ♡♡!!」ビクンビクン

「っ………!?!?」

「……………」

 バタン!!

 

 知った顔がいた。……この感覚は覚えがあるぞ。こうゲッソリと、純粋な心を黒ではない変な色に塗りつぶされる感覚。そうアレは確か、知りたくなかった親のソレを偶然目撃してしまった感覚。感情だ。思わず開けた扉、何事もなかったかのように閉めちゃったぞ……。

 

「ふうぅぅ……」

 

 まさかまたコレを味わうとは……。苦しいぃ。苦しいよお!!泣きそうだよお!!ベルクロスぅ。なんとか言っておくれよぉ!!

 知らんがな…… って!

 冷"だい"!!ベルグロ"ズが冷"だい"!!……もういいや。とりあえず出て謝ろぉ。心から謝罪したら、きっと許してくれる…はず……。

 

 ガチャ

 

「ごめっっひいぃ!!!」

「……」

 

 NOOOO!!やっぱりダメえ!?許せないか!許せないよねええ!!だからオレの首筋にナイフなんて刺そうとしてるんだよねええ!!速い!行動が速い!臨機応変すぎないこのお姉さん!すかさずオレの後ろに回ってさ!?ちゃっかりオレを拘束してるし!さっきビクンビクンしてたよね!?腰砕けだったよね!?

 

「も、もっと平和でいこうよ。ね!乱暴は良くないよー」

「……貴方は正気ですか」

「しょ正気い!?ももモチロン正気だよ正気!」

「……では、貴方が目覚めた目的を答えなさい」

「目的い!?い、いやーそのー」

 

 目覚めた目的とかねーよ!普通に悪夢から起きましたが!?それに直に観賞なんて言えねえええ!!ムラムラしてたなんて言えねえええ!!言ったらオレイっちゃうよよね!?そのナイフでイっちゃうよね!?ヤベエエエ!!

 ああでも、背中に柔らかいモノが!?こ、これは……!?

 

「あっはは……はは…」

「……言わないのならば」

 

 アヒャアア!!イくううう!!

 

「そこまでだ。……拘束を解きなさい」

「ひょ?」

「……わかりました」

「!?っほ……」

 

 っべーよ……。いやービビったね。危うく漏らす所だった。おかげでムラムラが恐怖に早変わりだよ。まあいい思いもできたけど……

 

 

「この状況で色々言いたいが……。罵倒するのは間違いだと思っている」

「まぁ全裸が三人て言う事ねーわな」

「……君が起きた事で、文字通り全世界が動く。全世界だ」

「うぇ?」

「これからまた忙しくなる……。今私が口に出来ることは一つだ」

「……」

「おはよう。エイジ」

「!!……ああ!おはよう、ゼックン」

 

 やっぱ持つべきものは友達だな!

 

 

 

 

 

 

「おっ!ありがと」

 

 ん~いい香りがする。いいねいいね!紅茶かな?今しがたメイドさん……ってかさっきのお姉さんに入れてもらった。こうしてゼックンと面と向かってお茶するのは初めてでチョット緊張するなあ。喉渇くしこの紅茶はありがたい。いやーそれにしても。

 

「ゼックンが妻子持ちだとはなぁ。てっきりイケメンかこつけて遊んでると思ったよ」

「かこつけては無いがな。こうして着くところに着いたって事だ」

「遊んでたのは否定しないんだ」

「……まぁ人並みにはあそ―――」

「後ほどお話がありますので。ね」

「……ハイ」

「……」ズズ

 

 完全に尻に敷かれてるなコレ。まぁ仕方ないか。メイドさ……いや、グレイフィアさんは凄くその、っ綺麗だしクールだ。……あとおっぱいが柔らかいし何より怖い。ゼックンが尻に敷かれてるのも頷ける。……よし!ここは親睦を深めるためアダ名で呼ぼうかな!

 

「ん"ん"!あー、そのー、お互い裸を見たわけだしー紅茶も出してくれた。親睦を深めよう!」

「……と言うと?」

「グレイフィアだからフィアちゃ___」

「グレイフィアと呼んで下さい」

「……フィアちゃ___」

「グレイフィアと」

「ハイ」

 

 無理だ。怖い。尻に敷かれるなこれは。

 

「……フフ」

「……」

 

 なんだよゼックン。やっぱりな みたいな顔するなよ!

 

「エイジ」

「んあ。何?」

「君はこれからどうする」

「……どういう意味?」

「先ほどグレイフィアが述べたが、先ずはエイジの覚醒の理由を知りたい」

「何で起きたかって事?」

「そうだ」

「みんなと同じ、ただ寝て起きた。それだけ」

「……そうか」

 

 質問の意図が分からない。何で起きたかなんて普通質問するか?……わからない。オレの頭じゃ意図がわからない。ただわかるのは、寝てる間に異常があったからこんな質問してるんだ。

 

「こっちも聞いていい?」

「ああ、構わない。何でも聞いてくれ」

「ん? 今何でも___」

「何でもだ」

 

 どうやらこのノリは知らないらしい。まぁ知ってたら面白かったけど。

 

「オレが寝てる間に何があったの?」

「色々さ、色々。一つ一つ説明していると夜が明けてしまう程にわね。グレイフィア。お代わり」

「はい」

「……」

 

 

 そう言って苦笑いしながらゼックンは紅茶を飲んだ。……なんだかうまい事はぐらかされたっぽい。なんだろ、ゼックンの苦笑いが腑に落ちない。こう、違うんだよなぁ~的な苦笑い。…いったい何が違うんだろ。…………もしかしてオレがした質問が違うのか?

 ん?なんだよベルクロス。急に緊張なんかしてよ。……なんだか嫌な予感がしてきた。

 

「……質問を訂正するよ。オレが寝てる間に、オレが何かしたのか」

「……ふふ。どうやら君はアホでバカだが洞察力はある様だな」

「褒めてるのか貶してるのか分からないぞー」

「褒めてるんだよ。流石は私の友だ。ちなみにアホでバカはアザゼルの受け売りだ。許せ」

「……ゼルゼルは今度会ったら電気あんまだ。全力で」

「彼も男だ。ほどほどにな」

 

 ゼックンは優しいなぁ。ゼルゼルをかばうなんて。でも安心して!全力でやるから!何事も事故はつきものだし……ね。

 

「暴走したんだよ。眠りながら」

「ぅえ!?」

「エイジ。君は眼を灯らせ周辺を地図から消した。後からわかったが起きていなかった、寝ていたんだ」

「……」

 

 やっぱりお前かあああああベルクロスうううう!!間違いなくお前だろお!!あ"あ"? 

 やっちまったが後悔はしていない!キリ だとふざけろ!!地図から消えてんだよ!? 

 これには銀河の海より深い理由がある 何訳の分からない事言ってんだよ!?オレを動かしたって事は緊急だったんだろうけど、限度があるだろ!やりすぎだ!

 結果としてお前と俺を守り、護る者は護った。オーライじゃないか。キリ キメ顔でオーライとか言われても腹立つんだが!?もっとこううまくだなぁ___

 

「っくははは」

「ふふっ」

「な、なに?どうしたの二人して笑って……」

「ふふふ。急に黙ったと思ったらっ突然の百面相だ。笑わずにはいられないよ」

「っふっふふ!し、失礼……っふふ」

「あーー、まあいいや。済んだことだし。でも……」

 

 ……済んだ事は仕方ない。ベルクロスも悪意があってやったわけじゃない。むしろ守ってくれた。わかってるけれども、こう……罪悪感が少なからずある。

 

「エイジ。気負う事は無いよ」

「え?なんで。メチャクチャしたんだよ?」

「君が地図から消した場所は、……かいつまんで言うと悪のたまり場だ。君がやらなくても私たちがけしかけていた」

「……そっか。……ん?ってかそもそもオレが何でそこに___」

「エイジ。少し休憩といこうじゃないか」

「うぇ?」

「グレイフィア。アレを持ってきてくれ」

「承知しました」

「ちょっちょっと待って!話はまだ___」

「君はいける口かな?」

「な、何がっ」

「コニャックだ」

 

 コンニャク?食えるに決まってんじゃん!バリバリの日本男児だぞ!オレはコンニャクの中でも糸こんにゃくが好きだ。あの舌ざわりと弾力が……って違う!また話をそらした!ゼックンは何か隠してる!オレはお見通しだぞ!ぃよーし、意地でも聞い___

 

「お待たせしました」

 

 ……え?コンニャクじゃないじゃん。弾力なんてほぼ皆無なものじゃん……こ、これって

 

「お、お酒?」

「ああ。コニャックを知らなかったか。いい酒だぞこれは」

「いや、いやいやいや!?オレ飲めないよ!」

「なんだ。下戸か?」

「ゲコじゃないと思うけど、……オレ、未成年だし」

「……未成年。ははは!笑える冗談だ。その体つきで未成年と謳うとはな。流石に無理があるぞ。大丈夫だ。下戸だからって笑わないさ。誰だって得手不得手はある」

「……マジで未成年だから」

「おいおい、まだ言うつもりか?…………マジで?」

「マジで」

「……」

 

 ゼックンとグレイフィアが顔を見合わせる。マジで?ありえないだろ?みたいな顔つきで。マジなんだよなぁ。マジで未成年だからレンタル屋の18禁コーナーに入れないんだよなぁ。

 

「やれやれわかった。君は未成年としておこう」

「オレはお酒よりジュースかなんかがいいな」

「ああ。グレイフィア」

「承知いたしました」

 

 そういうとグレイフィアはコップに注がれたオレンジジュースをもってきた。いいね。好きだよオレンジジュース。

 

「……グレイフィア。一緒に飲むか?」

「……はい。頂きます」

 

 先に持ってきていたオレが手にするはずだったグラスにお酒が注がれる。

 

「ふふ。では飲もうか。友に!」

「友に」

 

 ……ナニコレ。音頭かな?友にだから友達に乾杯って事?うわぁ。そりゃグレイフィアみたいな美人な人をお嫁さんにできる訳だ。現にオレがキュンキュン来てるもん。いやぁ嬉しいなあ!オレも乗らないわけないよな!心から言わせてもらうぜ!

 

「友に!!」

 

 なんか聞き出そうとしたけど……忘れた。いいや!だって嬉しいもんな!ん?なんだよベルクロス。 やっぱりバカだな ってうっせ!

 

 

 

 

 

 

 

 友に!!なんて今思いだしたらチョット恥ずかしい発言から数時間。オレの目の前には豪華な食事が並んでいる。なにかのスープになにかのサラダ。ソーセージやら何やらある。あとパン。今は朝だからモチロン朝食だ。ん~~飯なんて久しぶりだ!ずっと食ってなかった気がする。ナイフとフォークが並んでいるけど、オレテーブルマナーなんて知らなぞ。まぁ好きな様に好きなだけ食べてもいいってゼックン言ってたしいいか!やっべ、見てるだけで食欲がそそる!そそるけども!

 

「……」キラキラ

「……」キラキラ

「……」キラキラ

 

 ナニコレ。執事やらメイドやらが目を輝かせてオレを見てるんだよ……。ゼックン金持ちっぽいから執事とかいても不思議じゃないと思ってたよ。でも大人数いるとは思わなかった。あとメイドさんも。その大人数がさ、マジかよ……みたいな目でオレを見たんだ。そしてすぐ何かを察したように目を輝かせたんだ。

 ナゼに?裸派のオレが今高そうな服着てるんだぞ。裸じゃないオレに!光先輩が射してないオレのドコに魅力があるんだ!?……ハッ!?もしやフェロモンか?オレの一漢としての隠しきれないフェロモンが醸し出し___

 

「エイジ、それはないよ」

「え!?……な、なに言ってるのかなゼックン!ははは!」

「ふふふ……。周りが気になるかい?」

「あー。まぁうん」

「君を歓迎しているんだ。気を悪くしないでくれ」

「とんでもない!歓迎してくれてるなら嬉しいよ!」

 

 フェロモンじゃないのが残念だけど、普通に歓迎してくれてるなら素直に嬉しい。きっとみんなとも友達になれる!!

 

「エイジ。腹はへっているだろうが食事はもうちょっと待ってくれ」

「もちろん!」

「もうそろそろ来ると思うんだ」

「ひょ?」

 

 誰がくるんだろ?テーブルに食器が多数並んでるから誰かが来るとは思ってたけど。もしかして前もってアポ取ってた人かなぁ。突然押し掛けたのオレだし、なんか悪い事しちゃったかも……

 

「……来たようだ」

「……」

 

 ゼックンの言葉にそって扉をみる。ガチャリと扉が開けるとそこには___

 

「おはようございますお兄様。こうして直接会うのは久しぶりですね」

「そうだな。おはようリアス。それに皆も」

 

 なんかゼックンと同じ髪色した女の子がセンター陣取って出てきた。お兄様って言ってるし妹さんかな?それと妹さんの後ろに連れがいる。黒髪の女の子に小柄の女の子。それに金髪のイケメンだ。

 

「急ぎの用ってグレイフィアから聞いたけれどもいったい……なっ!?」

「あー」

 

 もういいよその反応。もうお腹いっぱい。妹さん含め連れさんも驚いてるじゃん……

 

「う、うそ……」

「いいや嘘じゃない。紹介しよう」

「まさかっ」

「私の無二の友、エイジだ」

「……英雄、エイジ!!」

 

 んーいろいろ言いたい事や聞きたい事おもいだした。でも今は後回しだ。これはチャンスだ。初対面の印象が重要だ。妹さんと連れさんを友達にする!!

 

「よろしくな!妹さんと連れの方。仲よくいこう!」

 

 

 決まったな……

 

 

 

 

 




感想まってまーす

補足は質問されたら極力返すかな……
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