気のせいでしょうか?
巨大な牙と防弾板の破片が右腕に食い込み、脳が掻き回されるように痛い
(このまま、じゃ...ハ級に噛み殺される...
その前に...!!)
「ぐぅ...!
ってー!!」
ハ級を無理やり押し返し、魚雷を全発発射する
爆発の衝撃とロ級に噛まれている右腕が悲鳴を上げ、自身もあまりの痛さに絶叫する
う...がぁ...はぁ...はぁ...げほ...」
『雷ちゃん!!大丈夫なのです!?』
「...だ、大丈夫よ...
何の...問題も...」
『雷ちゃん...後ろ!!』
『雷!後ろ!!』
電の悲鳴と司令官の叫びを重なる
その瞬間、後ろからバキッ...ボキ...バキッ...バキバキと鉄を噛み砕くような音と共に背中に鋭い物が突き刺さる
「が...げほ...嘘でしょ...」
後ろには、ロ級が砲塔と機関部ごと艤装を噛み砕かれていた
電は、大破したイ級を放ってこっちに来るが、距離があり砲撃しようにも私が射線上にいるため行えない
そして、ロ級はほとんど動けなくなった私を弄ぶかのように敢えて砲撃をせず喰うつもりでこちらに再度接近してくる
...ここで、死ぬのかな...
走馬灯のようにここ数日の記憶が蘇る
厳しい訓練をこなしながらも笑う
鬼のように厳しい訓練をする吹雪や神通に、分からないことを教えてくれる陽炎や白雪
私達のことを第一考えてくれる優しい司令官に、そんな司令官を見守る提督
短い間だったけど、とても楽しかったあの鎮守府に帰れないなんで嫌!
絶対、生きて帰るわ!
幸い、
接近するロ級を睨みつけ、力の入らない左手で錨を持つ
そして、ドーン!!と音がし
ロ級の周辺に多数の水柱が
「え...何が」
そのまま、ロ級は攻撃され撃沈した
『ん...大丈夫、雷?』
『仲間を助けるためなら...この朝潮いつでも出撃する覚悟です』
『そんな覚悟いらないわよ
もう、私、なんでこんな部隊に配属されたのかしら』
『そんなこと言わず、アゲアゲで行きましょ♪』
『大丈夫か?』
『あたしは、陽炎ちゃん達の援護に行くね~
それ、ワン、ツー♪』
司令官が緊急で援護艦隊を出撃させていて護衛艦隊を援護しにきたのだ
「...大丈夫よ!
でも、ちょっと辛いかも」
雷は安心して、初雪に肩を貸してもらい、戦いの行く末を見守った
『舞風行っきまーす!』
『菊月...参った...お供する...』
「舞風!菊月!
よっし、じゃあ統制雷撃行くわよ!」
『『『了解!』』』
ホ級eliteに爆発が生じるまでそう時間が掛からなかった
『神通さん、手伝うのです!』
『軽巡洋艦のflagshipですか
相手としては、不足なしです』
『手応えのなさそうな子ね!』
『いっきまっすよぉ~』
「分かりました
私が砲撃で引き付けますから、その間に雷撃を!」
ヘ級flagshipは、電達に砲撃をしようとするが、私の砲撃を受け私に再び狙いを定める
私をさっさと撃破して電達を攻撃する魂胆だろう
乱立する水柱の中、私は笑っていたかもしれません
また、身を削りながら駆逐艦と一緒に戦えることに
最後まで読んでくださりありがとうございます
山城を改二にしようと練成していたら、雲龍と天城を改にした時に設計図を使ってしまったのを思い出して、慌てて勲章取りに1-5、2-5攻略してます