いつものバスの行き先は...?   作:風月 雪桜

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凄い(どころじゃないくらい)お久しぶりです

久しぶりすぎてキャラがブレてそうだったから過去作見直したけどそれでもすごい心配…

楽しんでもらえると幸いなんですが


カムラン半島攻略作戦、敵空母を撃沈せよ!“我、夜戦へ突入す”

「……」

 

「司令官、画面に釘付けになってますよ」

 

少し呆れたような声で大和に窘められる

 

「そんなに心配なんですか?

少しは私達を信じて欲しいです…」

 

不満げに質問する大和に苦笑して返事をする

 

「頭の中ではわかってるんだけど…

どうしても心配で…

どれだけ準備しても、どれだけみんなが頑張っても負ける時は負けるし、誰かが轟沈してしまうかも知れないと考えるとね…」

 

第1次、第2次攻撃隊で痛打を与えることには成功したが、水上打撃部隊は横須賀第1の部隊が敵の水上打撃部隊の足止めをくらい各個撃破されてしまった

 

今は機動部隊と水上打撃部隊を四万十と石狩に収容している

 

「司令官は心配性ですね

でも、先に司令官の方が倒れそうで私は心配です…」

 

「…確かにすこし気を張りすぎたかもしれないな

少し…仮眠を取ろうかな…頭が痛い」

 

画面の見すぎかズキズキと頭痛がする

 

「分かりました!

起こすのは夜戦準備が整ったときでよろしいですか?」

 

「うん、ありがとう大和…お願い…」

 

俺は頭を押さえて執務室のドアを開けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウェルドックの近くにある待機室

そこに赤城は壁を背に座っていた

所々傷はあるものの包帯が巻いてあり、きちんと処置がなされていた

彼女はボーッと廊下を眺める

廊下では四万十の船員や艦娘達が忙しそうに歩いていく

 

(倒せませんでした…あの子を…)

 

出来れば自分の手でケリをつけたかった…

悔しそうに唇を噛む

 

「やあ、赤城さん

怪我は大丈夫かい…?」

 

いつの間にか隣にいた時雨が赤城に話しかける

 

「…ええ、まぁ」

 

「そっか、よかった…」

 

「……」

 

「……」

 

「そうだ

赤城さん喉渇いてないかい?」

 

気まずい雰囲気を破るように時雨がきいてくる

特段喉は渇いていないが時雨の好意を無下にするのも、申し訳なく感じる

 

「お水お願いしてもいいですか…?」

「うん…!」

 

時雨は立ち上がって待機室にあった給水機から水を入れてくる

 

「はい、赤城さん…!」

 

「ありがとう…ございます…」

 

時雨からコップを受け取る

体を動かすと傷が痛む

 

「…っ」

 

「本当に大丈夫かい…?」

 

「大丈夫です…

入渠すればすぐに治ります…」

 

「それもそうだね…」

 

「……」

 

「あの…一つ質問…いいかな?」

 

気まずい雰囲気が流れる前に時雨が話しかける

 

「ええ、いいですよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「赤城さん…

この戦いに何か思うところがあって参加してないかな?」

 

「……はい」

 

少し考えてから赤城は返事をする

その表情から読み取れたのは、憎しみではなく…多分哀しみ

 

「あの深海棲艦と戦うと思い出すんです

共に戦った戦友を…」

 

「……」

 

「戦術も、癖も…

そして何より、あの深海棲艦は私ばかりを狙ってきている」

 

確かに第二機動部隊への攻撃は1回目こそ激しかったが2回目はほとんどと言っていいほど攻撃はなかった

 

「私を恨んでいるのか、水底へ誘っているのか、どちらかは分かりません…

ただ、私は戦友が深海棲艦になっているなら…せめて、これ以上苦しまないようにしたいんです…」

 

赤城さんとその戦友がどれだけ仲が良かったのかは分からないが、ひしひしと戦友に対する想いが伝わる

 

「本当は、夜戦に参加してでも彼女を沈めたいです…

でも、それはただの自己満足です…」

 

赤城は20cm単装砲を6門持っているがあくまで万が一の自衛の為、それが夜戦で活躍できるような代物でないことは誰よりも赤城が1番よく知っているだろう

ふとここで赤城は我に返る

 

「…すみません

少し語りすぎました…」

 

「むしろ、熱く語る赤城さんを見れて僕は嬉しいよ…」

 

時雨はそう言って笑いかける

その様子を見て赤城は不思議そうに質問する

 

「時雨さんこそ、この作戦に思うことがあるのでは…?」

 

「……そうだね」

 

彼女の言う通り、あの深海棲艦は艦隊を壊滅させ、戦友を…ヴェルを轟沈させた(殺した)んだから

 

「正直、あの深海棲艦が憎いよ…

でも、決めたんだ

私怨は抑えるって

 

僕は赤城さんと違って感情的になって迷惑掛けちゃいそうだから…」

 

「そう…だったんですか…」

 

そこに1本の放送が入る

 

『フタマルサンマルになりました

夜戦に参加する艦娘はウェルドックに集合してください

繰り返します…』

 

「…そろそろ、行かないと」

 

「頑張ってください時雨さん」

 

「うん…

絶対、あの深海棲艦を沈めてくるから…!」

 

決意した表情で時雨はウェルドックに向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総勢21人の艦娘達が四万十と石狩の近くて艦隊毎に集合する

 

第1水雷戦隊(那珂隊)

旗艦 吹雪

那珂

白雪

初雪

深雪

 

第二水雷戦隊(神通隊)

旗艦 神通

白露

村雨

時雨

夕立

 

第三水雷戦隊(川内隊)

旗艦 川内

 

主力水上打撃部隊

旗艦 金剛

那智

青葉

古鷹

高雄

舞風

 

金剛が無線で作戦開始を伝達する

 

「必ず、あの深海棲艦を倒しマース!

Follow me!!

皆さん、ついて来て下さいネ!!」




最後まで読んで頂きありがとうございます!

次はいつ更新されるか正直分かりませんが(私のモチベ次第)見かけたら読んでみてください

あ、話は変わりますが、前回の夏イベントは最終海域のボスマス解放まで行きましたが、時間が無くて断念しました…
もっとやる気出せばクリアー出来そうだったのでかなり悔しいです…(´・ω・`)ショボーン
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