超時空機動戦士マクロス Serment éternel〜Air/永遠の愛を君に•••   作:sharian

5 / 6
1930年-ナチス党に秘密結社ゲヒルンを結成。
1935年-ドイツ再軍備宣言に伴いレッドスカルが特務機関ヒドラを創設。
1936年-ヒマラヤ山中でナチス探検隊により最初の使徒アダムと裏死海文書を発見。ナチス最高機密に指定される。
1939年-ポーランドでアプヴェーアとヒドラによって始祖ウィルスと人類の根幹に関わるデータを発見。それらの奪取のため、ポーランド侵攻を開始。これによりWW2開戦。


第二話「生還率0.2%」

You see my hands are steady

You've seen my face before

Soon you can take your last look

And they'll close the door

I stand accused before you

I have no tears to cry

And you will never break me

Till the day I die

 

[OP主題歌:A Criminal mind]

A criminal mind is all I've

All I've ever known

They tried to reform me

But I'm made of cold stone

My criminal mind is all I've

All I've ever had

Ask one who's known me

If I'm really so bad...

I am

 

I've spent my life behind these steel bars

I've paid my debt in time

But being brought to justice

That was my only crime

I don't regret a single action

I'd do the same again

These prison walls secure me

And I'm numb to pain

 

Repeat chorus

 

Before you hand me over

Before you read my sentence

I'd like to say a few words

Here in my own defense...

Some people struggle daily

They struggle with their conscience

Till the end

I have no guilt to haunt me

I feel no wrong intent

 

A criminal mind is all I've

All I've ever known

Don't try to reform me

Cause I'm made of cold stone

My criminal mind is all I

All I've ever had

Ask one who's known me

If I'm really so bad...

I am

Oh I am

Oh I am

I'm made of cold stone

Made of cold stone

Just like these prison walls

A criminal mind

Oh

 

Made of cold stone

I'm made of cold stone

Just like your prison walls

I'm made of cold stone

A criminal mind

I am

A criminal mind...

ー第二話「生還率0.2%」ー

   ーフロンティア船団(ジオン帝国)本土ー

        ー奇襲攻撃翌日ー

         ~連邦放送~

号外!ジオン本国奇襲攻撃受ける!!

これほどの悲劇があるだろうか。。昨日、ネオ・ブエノスアイレス地区がバグの隕石攻撃で消滅。ミナス・ティリス中心部、第三新東京市が攻撃を受け、バイオテロが発生。更に港湾施設に重大な損害を受けました。地上の楽園は壊滅した。

死者876万5687人。

現地の声

民間人A

「死んだバグだけが良いバグだ!」

民間人B

「バイオテロで妻が亡くなった。。一体、政府は何をしていたんだ!?」

今回の奇襲攻撃を受けて、政府は今回の攻撃を実行したとされるアラクニド・バグズとテロリスト、使徒に対する報復措置として、クレンダス星系への総攻撃を決定。

各国からは奇襲攻撃に対する非難声明と、我が国への救援物資などの援助実施の表明が相次ぎ、アメリカ、イスラエル、英国、日本、ロシア、フランス、インドからは我が国に対する陸空海宙軍の派遣等の全面的な軍事支援実施を表明。

国連安保理が緊急会合を開き、過半数の支持を得て、ジオン本土への奇襲攻撃非難と共に我が国の軍事行動を全面的に支持する緊急声明を発表。

連邦帝国国民議会より生中継です。

#連邦帝国国会議事堂国民議会議場#

ギレン・ザビ総統の演説

「我々は未知の敵による奇襲攻撃を受けた!何ら宣戦布告も予告も無しに!奴等は国際法で禁じられているB.O.Wや我々の知らない未知の兵器を使用した!これは国家の存亡に関わる重大な脅威である!我々の自由と国家の理念、国家の威信、価値観、人類に対する重大な挑戦である!この卑劣な行為を断じて許してはならない!今回の事件に何らかの形で関与した国家や組織、種族、個人に対して、あらゆる報復措置を取るよう既に命じた!今国会は両院満場一致でアラクニド・バグズに対する総攻撃を決定する!!敵の本星に総攻撃を掛け、我々のこの屈辱を晴らすのだ!!ジーク・ジオン!!」

「「「バグ共に死を!!ジーク・ジオン!!」」」

→引き続き情報を?

政府の決定を受け、軍は急遽クレンダス星系派遣軍、クレンダス星系派遣艦隊を編成。クレンダス星系外周に集結。

ここで現地の統合軍クレンダス派遣部隊前線基地フォート・エベレストより生中継致します。

→引き続き情報を?

Click

ージオン連邦帝国統合国防軍前線基地フォート・エベレストー

ジオン統合軍が誇る最新鋭の前線宇宙ステーション"フォート・エベレスト"。

最大5個艦隊を同時に収容出来、地上部隊も数個軍集団が駐屯可能。航空機も3000機以上駐機可能な一大拠点。ここにクレンダス本星派遣部隊が集結していた。

この派遣部隊の大半が世界有数のジオンが世界に誇る最強部隊で占められていた。

無敵艦隊として銀河中に恐れられている本国連合艦隊、デラーズ艦隊を中核とした5個艦隊。

空の暗殺部隊として恐れられているブラックナイト、ムーンシューターズ飛行連隊。

無敗部隊として有名な黒騎士戦車師団、ランバラルMS連隊。陸軍特殊部隊SOWRD、海軍特殊部隊S.M.S。

更にはN.E.R.Vとミスリルからはエヴァンゲリオン部隊と西太平洋戦隊。

アメリカ、イスラエル、英国、日本、ロシアから派遣された特殊部隊や海兵隊や陸軍一個機甲旅団。

これらの部隊一つ一つが、単体で米軍全軍に匹敵する戦力を持つ。この為、この時点で大半の人間がアラクニド・バグズの敗北を確信していた。

ー前線基地・作戦会議室ー

「何度も進言しますが、今回の作戦は敵の罠です。生還率は0.2%を切るでしょう。」

「ルーベンス将軍、君の懸念は分かる。諸君はどう思うかね?」

「確かに、彼の言うことも一理あります。我々が敵の目前に基地を建設したのに、全く反応を見せていません。」

「敵は知性生命体とか言い難い、敵が統制の取れた戦術行動を取れるとは思えない。」

「敵はバグだ。つまり、知能が劣っている生命体だ。そこまで高度な判断が出来るとは思えない。仮に背後に何者かが居て操っていても、我が軍の対応の速さに付いていけなかっただけだろう。つまり、作戦を延期する理由にはならない。直ちに情報部と偵察機の情報を受け次第作戦を開始せよ!」

ー前線基地・待機スペースー

「ここ、フォート・エベレスト前線基地には現在、各地から部隊が集結しています!いつ総攻撃が始まるのか、誰も知りませんが、噂では、どうやら明日のようです。明日のランチは虫ですね。」

GFNCC(ジオン連邦国営放送協会)のキャスターが道行く女性兵士やパイロットにインタビューして行く。

「おいしそう❤」

「怖くありませんか?」

「バンカーバスター弾で巣穴を一発さ。」

「俺達にも残しとけよ」

インタビューを終えたキャスターがカメラに振り返って問い掛ける。

「先に侵略したのは人類との声もあります。“共存共栄”の道は無いのでしょうか?」

このセリフに偶然通り掛かったジョニー•リコ一等兵が反応してキャスターに叫ぶ。

「故郷を失った恨みを晴らす!皆殺しだ!」

仲間の兵士達もこのリコのセリフに同意して掛け声を浴びせる。キャスターを尻目にリコ達が待機スペースに入ろうとすると彼を呼ぶ良く知っている女の声がした。

「ジョニー!ジョニー・リコ!」

リコが振り返ると、後ろに学生時代からの恋人のカルメン・イバネス少尉が立って彼を呼んでいた。

「カルメン?」

彼は人混みを掻き分けながら、彼女の方に近寄る。

目の前に来ると直ぐに彼女の制服の少尉を示す階級章に気づいて、直ちに敬礼した。

彼女も久しぶりの再会でいきなり敬礼してきたので、少々戸惑いながらも、彼の制服から、自分の方が上官だった事を思い出して直ぐに敬礼を返す。

「非番の時は帽子を脱ぐべきね。」

「ディズ!」

カルメンは防止を脱いで少しだけ彼に謝ると、偶然ジョニーの後ろに、学生時代の共通の友人だったデイジーの姿を見つけて挨拶する。

ジョニーも帽子を脱ぐと、彼女と少し談笑する。

「母さんの言った通りだ。軍服が似合うよ。」

「貴方だって。」

「ネオ•ブエノスアイレスの事、何か聞いてるかい?」

「考えないようにしてるわ。他人事だと。。」

明らかに彼女の顔が曇る。(彼は知らなかったが、彼女の実家の屋敷も奇襲の際の隕石攻撃で消滅。その日、シェリル・ノームのコンサートに行っていた母親はコンサート会場からの避難の際に、バジュラの攻撃で瘴気を浴びてTウィルスに感染。ゾンビ化して市民に襲い掛かった所をDSO(ジオン対バイオテロ対策機関)の特殊部隊に射殺された。戦闘機パイロットだった父親も船団防衛戦でバジュラと相討ちになり戦死。しかも、奇襲攻撃に使用された隕石や遊星爆弾は、奇襲攻撃当日の攻撃開始数時間前に、彼女が乗艦している強襲揚陸艦ロジャー・ヤング号が訓練航海中に遭遇、通過した物だった。)

「でも突然、涙が溢れてきて。。」

「生き残れた事を喜ばなきゃ。」

「会えて嬉しくないの?」

「喜ぶとでも?」

実はリコは奇襲攻撃の前日に彼女から別れを告げるメッセージを受け取っていた。

「ジョニー。あの頃とは違うのよ。 

戦争なのよ。お互いの為に良かったわ」

「どうかしたか、中尉?」

そこへ、学生時代にライバルだったザンダーが海軍大尉の制服を着て現れた。

彼に彼女がジョニーを紹介する。

「ジョニーを覚えてる?」

「ザンダーと私は同じ艦に。」

「最高のコンビさ。」

「お互いの為とは、こういう事か!」

ザンダーと彼女の間に流れる雰囲気から、ザンダーと付き合っていると勘違いしたジョニーは踏み台として利用されたと感じて彼女に詰め寄る。

「俺をバカにするな。」

怒って立ち去ろうとする彼をカルメンが引き留めようとするが、ザンダーが彼女を抑える。

「機動歩兵隊なんか、殺しの訓練だけしてる野暮な連中さ。」

このザンダーの罵声に堪らず振り返ってザンダーに抗議する。

「機動歩兵隊の悪口を?」

「聞こえたろ?文句でも有るのか、二等兵!」

「将校と喧嘩するほど馬鹿じゃない。」

「階級は抜きだ。」

「やめて。」

カルメンがザンダーを宥めようとするが振り払われる。

ザンダーが周囲に聴こえるように呼び掛ける。

「皆!これは階級抜きの喧嘩だ。」

「やめてったら!」

カルメンが必死にザンダーに喧嘩を止めようと抗議するがザンダーは笑って取り合わない。

「大丈夫さ。」

そして、ジョニーに向き直った瞬間、殴り飛ばされた。

暫くお互いに掴みかかって取っ組み合うが、それぞれ周囲の兵士や将校に押さえられて引き離される。

「あんなバカ、ほっとくのよ!」

ジョニーの腕を掴んだデイジーが叫びながら、仲間に合図して取り押さえられているザンダーを尻目に、ジョニーを連行して行った。

「住む世界が違うんだから!」

必死にデイジーがリコを宥める。

その姿にカルメンの心は酷く傷んだ。ジョニーの後ろ姿を心配そうに見つめた後、ザンダーの所に向かい、そのまま彼と自分達の持ち場へと立ち去った。

ー数時間後、クレンダス本星沖ー

無数のジオン海軍クレンダス星系派遣艦隊所属の艦艇が惑星を覆い尽くす。

次々に前線基地から飛来した爆撃機が惑星の地表を空爆し、空母から発進した可変戦闘機、VF-171、VFと新型モビルスーツ、ザクIIがバジュラやアラクニドバグズの防空網に挑んで行く。

強襲揚陸艦、ロジャー・ヤング号の艦内にもアナウンスが鳴り響く。

「こちら艦長!全員降下態勢につけ!

降下まで3分!」

機動歩兵と戦車隊、モビルスーツ(MS)やアームスレイヴ(AS)、自走砲が慌ただしく降下艇に乗り込んで行く。

リコ達の部隊も降下艇に乗り込む。

「我々が一番乗りだ!獲物はたっぷりあるぞ!殺しまくって敵を全滅させろ!いいな?」

「了解しました!」

リコの小隊の指揮官、ガードナー少尉が、リコ達に最終確認を実施する。

降下艇が次々に強襲揚陸艦から発進して行く。

ー強襲揚陸艦 ロジャー・ヤング号 艦橋ー

地表から次々にバグズが対空砲火を艦隊に浴びせる。

「艦長、プラズマ放射です。」

「情報部からの報告に依ると、成層圏を超えた段階で威力が相殺されるから威力は無い筈よ。」

「降下状況!」

カルメンの報告にエレノラ艦長(海軍大佐)は冷静に諌めると、ザンダー大尉に降下艇の降下状況を確認する。

例え、威力が有ろうと無かろうと降下部隊を無事に投下し終えるまでは動く事は出来ない。

「現在..35%を終了。」

前方からの熾烈なプラズマ放射による対空砲火に、カルメンとザンダーが不安げに艦長の方を振り返る。

艦長自身、不吉な予感を感じては居たが、任務を優先して命令を下す。

「コース そのまま。」

ークレンダス本星ー

降下艇が次々に着地態勢に移る。リコの部隊の乗る降下艇も激しく揺れながら降下ポイント目指して降下して行く。

「訓練通りやれば、生きて帰れるぞ!」

ガードナー少尉がリコ達を激励する。

ークレンダス本星沖 クレンダス星系派遣艦隊ー

ロジャー・ヤング号の脇を航行していたオーベルト級駆逐艦、ロコモーション号にプラズマ放射が運悪く直撃。

大爆発を起こして轟沈する。

ロジャー・ヤング号艦内に一気に緊張が走る。

「強烈な破壊力よ。情報と違うわ!」

情報と違う現実に思わずエレノラ艦長は立ち上がって激昂する。

そんな彼女にすかさずザンダーが降下完了を知らせる。

「降下完了!」

報告中に、ロジャー・ヤング前方を航行中の強襲揚陸艦、イーオージーマ号もプラズマ放射で撃沈される。

「情報部のミスだわ!」

イーオージーマ号がその横の巡洋艦、クリスタルガイザー号を巻き込んで爆沈するのを見て艦長は素早くプラズマ放射と二隻を避けるよう命令する。

「避けるのよ!」

他の艦も次々とプラズマ放射を避ける為、回避動作を始める。操舵手のカルメンの巧みな操縦で回避するがロジャー・ヤングも遂に被弾する。

ークレンダス本星ー

降下部隊も降下ポイントに到達して着地態勢に入った途端に二艘撃沈される。次々に降下艇が着地すると、機動歩兵や機甲部隊、MSやASが中から飛び出して行く。降下艇や周囲の戦闘機がミサイルや機銃で地上部隊を援護する。

リコの小隊も赤いMSが指揮官のMS小隊に随伴して味方の対空砲火をバックに飛び出して行く。少しでも遅れれば、降下艇に留まれば死ぬと本能が告げていた。

ガードナー少尉と赤いザクのパイロット兼MS小隊指揮官、シャア・アズナブル中尉が次々に部下達に指示を出す。

「ロケット班!最前列へ!」

「MS全体!前へ!ザクバズーカ発射用意!」

目の前に巨大なまるで甲虫の様なプラズマバグと、その周囲を警戒している護衛のアラクニドバグズとバジュラの大軍が現れた。次々にガードナー少尉の小隊とシャア率いる第一MS小隊が配置に就く。

「ニューク弾を使え!」

ニューク弾を装填したロケット班とザクIIはすかさず、プラズマバグズにロケット攻撃を開始。

プラズマバグズを数体撃破すると、リコ達の小隊の属してる中隊の指揮官、シャハト中尉が立ち上がり、

「突撃ー!」

シャアの第一MS小隊とリコ達の小隊と中隊が一斉に突撃を開始する。

シャハト中尉はガードナー少尉率いるリコ達、第一小隊を左翼に展開するよう指示をだす。

「第一小隊!左へ展開!第一MS小隊!右へ展開!」

ガードナー少尉率いる第一小隊が左翼に突入する。

「第一、第二分隊!続け!」

「第二分隊は援護しろ!」 

ガードナー少尉が先頭に立って岩陰から飛び出すが、待ち伏せしていたアラクニドバグズに鋭い前脚で胸を刺されてしまう。後続の部下達がキャリングハンドル、ショットガン、4倍率固定スコープを標準装備した、5.56×45mmNATO弾を使用する制式ライフル モリタMk1突撃銃を撃ちまくるが、30発弾倉を空にするまで撃ちまくって漸く一匹を始末することに成功するも、ガードナー少尉は戦死。

「来たぞ!」

リコ達の目の前に銃声に釣られて大量のアラクニドバグズが接近して来る。

「どうする?」

「分からない。」

「第一戦車小隊!これより第一小隊を援護する!」

ジオンの135mmの主砲とリアクティブアーマーを装備した新型戦車、M1A戦車を装備した第一機甲師団の第一戦車小隊が第一小隊支援の為に遅れて到着する。

目の前のアラクニドバグズの大群に恐怖する第一小隊の面々だが、リコの掛け声と第一戦車小隊の到着で勢いを取り戻し、攻撃を開始する。

「大変だ!」

「皆殺しにしろ!」

第一小隊の攻撃に合わせて戦車隊が支援砲撃を開始する。

「第一小隊右側面に接近中のバグズを狙え!撃て!」

砲撃の中、第一小隊も勇敢にアラクニドバグズに立ち向かうが。。

「死にたいか?」

「これでも食らえ!くたばれ!」

シュジュミ二等兵が殺られる。

「シュジュミ!」

次々に兵士が倒されバグズに惨殺される光景に女性兵士のエレナ伍長が退避を指示して後退する。

「逃げるのよ!」

リコが他の兵士に退却を命じる。戦車隊も砲撃しながら後退するがアラクニドバグズに次々に戦車が撃破されていく。

「退却!」

「駄目だ!こちら6号車!バグに群がられてる!助けてくれ!」

「こちらシャア・アズナブルだ!直ちに救援に行く!待っていろ!」 

「畜生!戦車が殺られた!もう駄目だ!」

次々に戦車や兵士やMSやASがアラクニドバグズの大群に撃破されて行く。

各戦線で部隊が後退を開始。総崩れとなった。

リコ達の第一小隊は、第一戦車小隊の残存兵や第一MS小隊と共に後退。

態勢を立て直そうとするが司令部から通信が入る。

ジオン軍が各戦線で総崩れになり、艦隊も敵の攻撃で壊滅的打撃を受けた事により、クレンダス本星総攻撃作戦指揮官ドズル•ザビ少将直々の命令で司令部は全部隊の全面退却を決定する。

「どうした?司令部から連絡が?」

「退却命令よ!船に戻って!」

航空部隊が全力で全部隊の退却を支援するも、敵の大攻勢により次々に部隊が消滅。降下艇目指して後退することに成功した部隊も降下艇毎撃破されたり、先に集結ポイントを敵に先回りされたりしたため混乱が拡大する。

「第六機動歩兵師団と共にクレンダス星に降下したところです。とんでもない星です!昆虫の大群が兵士達を..」

退却中の兵士達の横で従軍記者のレポーターがレポートしていたが、アラクニドバグズが乱入。バグにレポーターが食べられてしまった。気付いたリコ達の小隊がバグの目の前に回り込む。

「右だ!」

バグを連射して仕留めると直ぐにリコが部下に退却を指示する。その背後でザクIがバグズに群がられて撃破される。

「急げ!」

生き残ったカメラマンにも避難を促す。

「殺られるぞ!」

その脇でM1A戦車とメルカバ戦車が支援砲撃を開始。断続的にバグズに対して砲撃するも地中から現れたバグズに背後から急襲され沈黙。

「私に、跪け!神よ!」

シャア・アズナブル中尉も赤いザクII専用機で彗星のような素早い動きでアラクニドバグズやプラズマバグズを次々と撃破。味方の後退を支援するが、既に部下の半数はアラクニドバグズやバジュラと相討ちになり戦死した。

リコ達の反対側の南側の戦線では、ルーベンス将軍指揮の元、効果的にバグにダメージを与えながら後退していた。

空軍も本来の出撃ルーティーンを変更してひっきりなしに航空支援を実施。撤退支援のために駆逐艦と戦艦が強行突入。近接支援艦砲射撃を各地で実施するもシャアや艦隊、空軍の鬼神の如くの奮戦にも関わらず半数以上が戦死、行方不明で、退却ポイントが敵に制圧され個別撃破されるケースも頻発していた。

「こちらマスタング中隊!敵プラズマバグを叩く!我々が空爆してる間に降下艇は脱出しろ!」

「こちら第35戦車中隊!敵に包囲されてる!至急増援を乞う!」

「第40機動歩兵中隊全滅!第41機動歩兵中隊に残存戦力は合流!」

「第21MS中隊!救援を求む!」

「こちら第5戦車大隊!敵を引き付けるから、今の内に後退しろ!」

「第51機動歩兵連隊、第8砲兵連隊は右翼側を支持!第15機甲師団は左翼から展開!第28機動歩兵師団の退却を援護しろ!」

「こちら、黒騎士!第3機動歩兵師団を救出に来た!」

「1号車から125号車まで、我に続け!プラズマバグを仕留める!砲撃開始!」

「こちら、グワジン!これより本艦は地上部隊支援のために、対地艦砲射撃を開始する!」 

「撃ちまくれ!敵を近付けるなー!撃て撃て!」

「後退しろー!」

リコ達も救出ポイントを目指すが(先の上陸地点の降下艇は敵の攻撃で全滅した)、また一人仲間が殺られて行く。

「キトゥン!」

リコ達が慌ててバグに対して射撃を開始するが、仲間やカメラマンまで次々と殺られ、撃ちまくるも弾の威力不足で中々倒れない。何とか倒したと思ったものの、リコ自身、最後の一撃で右脚をやられてしまう。敵のバグが群がって来るも、ショットガンで応戦するが。。

南方戦線では黒騎士戦車師団によるフックパンチ攻撃でプラズマバグズを倒す事に成功する。

ークレンダス本星沖 旗艦兼前線司令部。ドロス級空母二番艦ドロワー

「貴様らの死!決して忘れはせんぞ!」

前線での報告からクレンダス本星総攻撃作戦失敗を知り、ドズル•ザビ少将は死んでいった将兵たちに、この雪辱を晴らす事を涙ながら誓ったのだった。

 

ー翌日、連邦放送ー

             〜連邦放送〜

          一時間に80万人が"戦死"

             人類の危機!

統合軍は敵の戦力を過小評価していた事を認めた。

作戦失敗の責任を取り、ディーンズ大元帥が辞任。後任のマルー大元帥は新たな戦略を発表した。

「勝利を得る為、敵に関する調査を徹底します!二度と同じ失敗は許されません!」

引き続き情報を?←Click!

虫に知能は有るのか?科学者の間で激しい論戦。

「数千年の進化の過程で知能が発達したのよ。」

「虫に知能がある?よくもそんなバカげた話を!開いた口が塞がらんね。」

「人類の想像を超える相手だとしたら?」

「頭脳階級層が支配を。」

「頭脳階級層?考えただけで虫ずが走る。」

ーフォート•エベレスト戦闘ステーションー

満身創痍のロジャー・ヤング号や他の艦隊が次々と入港していく。

「こちらロジャー・ヤング。進路指示を。」

「了解。ロジャー・ヤング。100952で進入せよ。お帰り。」

眼下に基地に入港し炎上している戦艦や空母が多数現れる。

「ひどい。。」

「なぜ、こんなことに。。」

艦長とザンダーの呟きにカルメンが応じる。

「敵を甘く見たからよ。」

周囲には多数の戦艦や空母の無残な残骸が泊められている。

ー基地内ー

多数の負傷兵でどの通路もフロアも埋め尽くされていた。軍医や看護師、衛生兵達は至る所を駆けずり回っていた。

基地内の電光掲示板には戦闘犠牲者の名簿がアップされていた。"戦闘犠牲者数280万8563名"

「負傷者が殆どいないわ。。」

「その場で殺される。」

カルメンの問にザンダーが答える。

彼女はふと、ジョニーの安否を確かめる為に彼の名を検索する。検索結果は"ジョニー•リコ 戦死"。

「そんな!。。」

あまりのショックに彼女はその場から逃げるように消えた。

ー基地内医療センターー

水槽の中に一人の男が入れられていた。バグに刺された右脚の治療を受ける為に。

デイジー達がやって来て戦死通知書を持ってはしゃいでる。

「ジョニー!起きて!」

「こいつを見ろよ!お前、死んだぞ!」

「"戦闘時 死亡(KIA)"だって!」

水槽の中の男=ジョニー•リコは頷く。

「後3日で出られるわ!」

ージオン本国 臨時大統領府ー

「敵は想像以上に強力だった。。だが、このままでは国民に示しがつかん。リメンバーフロンティア運動が拡大している。」

「現在、軍の立て直しを図っていますが。。空海陸軍共にかなりの戦力を喪失した為、すぐには大規模な軍事作戦は不可能です。特に陸軍と艦隊の被害は甚大です。」

「ザクIIやM9へのモビルスーツ隊、アームスレイヴ隊の装備更新計画を迅速に進めるべきです。今回のクレンダスや奇襲攻撃でザクIやM6では敵に歯が立ちませんでしたが、現地の報告ではザクII、M9は共にかなりの戦闘能力と耐久性で我が軍の全滅阻止に著しく貢献したそうではありませんか。」

「臨時大統領閣下。。閣下と総統の要望は未だ実行不可能です。我が軍がクレンダスショックから復活するには時間が掛かります。空母をクレンダス星系に派遣すれば失う可能性が高く、爆撃機は遠すぎます。空母を失えば防衛戦力に穴が空き、最悪敵に再度の本土攻撃を許す事になりかねません。」

「何という事だ。。神よ。。」

 

ED主題歌 Duty Friend

 

誰だって怖くない 一人じゃちょっと心細いし

仲良く成りたい 自然と抱く普通のこと

アタシが誰とどこで何をしてたかなんて

知らせた所で 君の気持ち 救えないでしょう

 

もっと自由になるはずだった 君が

アタシなしじゃ 身動き取れないなら

 

優しくしてくれる度 アタシは辛い

打ち明けてしまえるほど 嫌いでもない

 

綺麗なこと以外 学校じゃ教えてくれない

アタシの存在 悲しいくらい きっとなく思えた

 

もっと笑顔になるはずだった 君を

アタシがそれとなく傷付けたなら

 

「すきだよ」と言われるほど 突き放したい

突き放せてしまえるほど 綺麗でもない

 

もっと自由になるはずだった 君と

もっと笑顔になるはずだった 君が

 

アタシなしじゃ 身動き取れないなら

何だか悲しい

 

優しくしてくれる度 アタシは辛い

嫌われる勇気のない アタシが嫌い

 

「すきだよ」と言われるほど突き放したい

突き放せてしまえるほど アタシ綺麗じゃない

 

 

第二話終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回予告
アルトとシェリル、ランカ、ドクター、シャア、アスカ、シンジ、ルパン、ガルマ、ミレイユ、霧香、スパイク、ジェット、フェイの人生が運命が交わる時、ノワール〜過去と未来への巡礼の扉が今、開かれる。
次回!第三話「クロスロード」
始まりの歌、銀河に響け! 

作者小部屋
前回の第一話からかなり間が空いてしまい申し訳ありません。
主演俳優L.IIID「第二話から出演って聞いてたんだっけども?」
諸事情により、第三話からのご出演になります。
主演俳優S.S「俺の出番は一体何時なのだ?」
ごめん。忘れてたw
ま、待て。落ち着くんだ!銃をしまえ!いや、ま、待て待て!アーバレストなんか持ち出して暴れちゃ駄目!NOoooo!!
葛城ミサト「なんか騒がしいわね?取り敢えず、また来週!じゃね!次回もサービス〜サービス〜!」
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