ユグドラシルのプレイヤーがまた冒険者をすることは間違っているだろうか   作:白だるま

10 / 14
かなりお待たせしました…

話が進まず申し訳ない…


プロローグ8 俺の冒険って間違ってる?

俺は、ある意味で有名人となってしまった…

 

その理由は簡単だけど…確かにこんな依頼(クエスト)を受けるのは俺ぐらいだろう…

その依頼(クエスト)は冒険者やサポーター(冒険者の荷物持ちなどの雑用を請け負う仕事)の遺体及び遺物の探索…可能であれば遺体の回収だ。

 

何でこんな依頼(クエスト)をしているかは、ちょっとしたわけがあるのだが…それは、ベル君と冒険して数週間が経った時に、アドバイザーのお嬢さんに聞いた五階層~七階層まで行ってみる事にしたのだ。

 

何回か戦闘も経験してコツも分かってきたので…調子に乗っていた事もあったと思うが下の階層に行く途中で見かけたのは…冒険者の遺品と思われるボロボロの武器と、防具を付けたまま白骨化の遺体を確認してしまった事だった。

 

アドバイザーのお嬢さんには「無茶をして死なないように」と言われていたが…これが現実だと思った時に、冒険をして死ぬ可能性の恐怖と、どこまで行けるのかを試したいという高揚感があった。

 

俺はアドバイザーのお嬢さんにアドバイスされた七階層まで行ったが…この先に行くのは装備を替えた方がいいかな?

どうやら刀とボウガンが限界だったのか刀は切れ味が悪くなっていた…ボウガンも動作不良を起こしやすくなっていたので今回で交換となりそうだった。

どうやら鍛冶が出来る所もあるみたいなので修理に出してみるのもいいかもしれないな…ユグドラシルで集めた鉱物系の素材もあるので強化してもいい…お金もあるしね。

それと、銃の事に関しても、素材があればカートリッジも作れそうだけど…この世界では異質な武器の為、封印した。

刀も予備として今扱っているものよりも良いモノを持っているので万が一今使っている刀が折れても問題はないと思う。

 

そう言えば…ロキさんの所は現在最深層への挑戦をしているみたいだが、俺も早くそこまでのレベルにいきたいものだな…

 

そんな考え事をしていると絶対気配(アンチステルス)が発動する。

 

どうやら近くでモンスターと戦闘になっている冒険者がいるみたいだが…数が多いので敗走しているみたいだが…問題はこっちに来ている事だ。

 

絶対気配(アンチステルス)の弱点は、モンスターと他の冒険者の区別が可能だけど、モンスターの種類が分からない事と冒険者の種族が分からない事だ。

 

最悪の場合、今のレベルでは手に負えない敵もいるので高速行動(アクセラレータ)で全力で逃げる事を覚悟した。

 

その判断は間違ってはいなかった…それはキラーアントの大群だったからだ。

 

一旦は後味が悪いが、見捨てて逃げようとしたが…命がけで逃走している中そんな中でも、いがみ合う事もなく互いを励ましながら逃げるこの冒険者達を見捨てる事なんて出来なかった。

 

俺は高速行動(アクセラレータ)を使って確実にキラーアントの首を狩っていくが、昆虫の生命力を侮っていた…首が無くても生きてやがる…やはり核である魔石を一撃で狙わないと撃退出来ていないようだった。

 

高速行動(アクセラレータ)が効果が切れてしまい俺は体制を整えるが…刀が限界だった…刃がボロボロで使い物にならなかった…

予備に持って来ていた大太刀に持ち替えて応戦していた。

キラーアントを一撃で確実に終らせていく事に集中し大太刀をお見舞いしていく…

大太刀を実戦で初めて使ってはいたけど…リアルでの取材の際に剣術の体験入学をしたことがあったが(体験入学後も数年続けていたが)その経験のおかげでどうにかなった。

 

気がつけば大量の魔石が落ちており、大太刀の先端が折れていたのか地面に刺さっていたが…どうやら生き延びたらしい…

 

少し休んでから地上に戻ろうと思ったが…先ほどの冒険者たちが出てきた道を進んで見た時にそこにあったのは…逃げ遅れた冒険者の遺体だった…

俺は遺体をどうするかを考えていたけど…出た答えは…地上に持っていく事だった

理由は…死に場所がこんな洞窟の中で息絶えるのは望んでいなかったと思ったからだ…

 

俺は先ほどの冒険者の遺体を担ぎ上げ高速行動(アクセラレータ)を使って全力で地上まで上がっていった…が限界もありその先の戦闘の事も考えていたが、運よく話の分かる冒険者の協力も得て地上まで出る事が出来た。

 

逃走した冒険者たちは、生きてはいたが途中ではぐれてしまった仲間の最後に涙していた。

どうやらこの冒険者たちは、全員が幼馴染の仲良しだったらしく力を付けてきたので自己ベストの更新で7階層まで降りてきたらしいがキラーアントに襲われ一人が囮になった隙に逃走したらしい…

地上に出たその後、他の冒険者に助けを求めたが殆ど断られ、俺とその囮になったメンバー事をどうしようかアドバイザーに相談しようと思った時に、俺が戻ってきたらしく丁重にお礼を言われた。

 

その後、その冒険者達はオラリオを去ったらしい…俺に一言「ありがとう」と言って欲しいとアドバイザーのお嬢さんから聞いた…

それからだった…俺が依頼(クエスト)でそんな事を始めたのは…

 

それと困った事が起きた…

 

それはいつものように遺品の回収の依頼(クエスト)を終えてヘル様の所に帰った時だった…

拠点に行くとヘル様の他に誰かいるけど…

俺が急いでヘル様所に向かい話を聞くとさっきまで話をしていた赤毛の女の子がこう言って来たのだ…

 

「私をヘル・ファミリアに入れてください!!!」

 

…この子…本気?

 




後、二話ぐらいで本編に行きます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。