ケーキ屋に着いてから達也が
「紅羽。さっきの眼というのはなんだ?」
「今も存在しているが、遥か昔の忍びと呼ばれるもの達が多くいた時代の伝説を知っているか?」
「知っているがあれは伝承じゃないのか?似たような物は残っていてもソレは全くの別物のはずなんだが。」
「そうだな。確かに似たような物は残っている。・・・ここからは絶対に周りに言ってはならんぞ。」
「「「「うん。」」」」
「俺の眼は文献通りなら万華鏡写輪眼と呼ばれる物だと思われる。そしてそれをある場所のクローン技術を使い眼を抜き取り入れ替えた。そして本来ならありえない視力を失うことの無い万華鏡写輪を手に入れた。」
「待て。文献通りなら万華鏡写輪眼を手に入れるのは大切な物を自ら殺した時か目の前で殺された時のはずだが。」
「紅羽は昔、両親を目の前で殺されてるよ。達也君。それに赤い眼は無意識なのか稽古の時になってたからね。」
「そういう事だ。それにいろいろ俺も調べたんだが写輪眼の劣化版は今にも沢山残っているぞ。例えば美月さんのような眼もその一つだよ。」
「なるほど。」
「どういう意味ですか?」
「そうだな。写輪眼の能力は大まかに分けると3つ
一つ目は今の言い方だと相手のサイオンの情報を読み取り魔法の情報を読み取ること。もちろん幻術も体術も見切る。
二つ目は幻術をかけること。これに関してはほぼ絶対と言っていいほど強い。なんせ相手が俺の眼を一瞬見ただけで幻術にかかるんだからね。
そして最後にその人特有の魔法だよ。昔は忍術って言ったみたいだけどね。」
「それで紅羽の能力は?」
「文献に乗っているもの全て。勿論、乗っていないものもいくつか使えるけどね。」
「紅羽は存在がチートなのよ。だって私も剣で勝てないんだもん。」
「交わすのでも大変なんだよ。全く。」
「お前は写輪眼をいつから持っていた。」
「なぜそれを聞く?」
「いや。気になっただけだ。」
「そっか。・・・確か、道場に通い出してすぐだから7歳位かな。」
「もう一ついいか?」
「なんだ?」
「紅羽の眼はクローン技術によって出来たものと入れ替えた。と言ったな。」
「ああ。」
「その眼は今どこにある。」
「エリカの眼だ。」
「えっ!そうなの?私は知らないんだけど?」
「お前が1度失明した事があったろ。中1の時。」
「うん。」
「ならなぜ今眼が見える?」
「もしかして?」
「エリカの眼は元々俺の眼だ。そしてなぜエリカに入っている眼が写輪眼を使えるのにまだ使えないのか。身体がまだ眼に慣れていないからだ。」
「つまり紅羽の言い方だといずれエリカがその眼になれた時に写輪眼が」
「開眼するだろうな。それとこの眼は元々俺の眼で万華鏡写輪眼まで開眼してあり眼を既に入れ替えた状態だ。眼としての力がどの程度かわからないが間違いなく失明しない万華鏡写輪眼になる。それに眼の手術の時に俺の因子も入れられた為この眼になれやすくなってるはずだ。魔法力はどうしょうもないけどな。」
「因子が入ってるのにか?」
「そうだな。エリカは忍術は使えるが魔法力は全く変わってない。それにこの眼は自然の力と同調しながら使うから魔法力は関係ない。」
「ねえ紅羽。」
「なんだ?エリカ。」
「今の話だと私の中に紅羽の身体が入ってるって事だよね?」
「だな。」
「どことどこがくっついたの?」
「知りたいか?」
「知りたいよ。」
「脊髄だよ。お互いの。」
「待て。脊髄なら何かしらの影響があるはずだ!」
「それは俺の幻術で直したよ。エリカのわ。俺のは治りきってないぜ。」
「なら、なぜ」
「自然エネルギーを取り込んで仮のものを入れているんだ。この眼って便利でな。自然エネルギーを目視出来るんだ。」
「なるほど。自然エネルギーを取り込もうとする研究はいろいろな研究機関で行われているのは有名だからな。確かに外では言えることではないな。」
「そういうことだ。以上!解散!」
こうして俺達は解散したのだった。