双六で人生を変えられた男~100年後の君へ~   作:武御雷参型

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漸く出来たので投稿します。今回は自分のオリジナルキャラの話になります。


第五話

その頃、俊輔は学園内を捜索していた。

 

「さて、亡国機業の連中は必ずこの学園内の何処かに潜んで居る筈だ………早く捕まえて管理局に連れてかなくては………」

 

しかし、国立であった為、広さが半端無く何処に行っても目的地には着かなかった。

 

「おいおい、マジで勘弁してくれよ………俺だって好きで潜入してるんじゃないからさぁ~」

 

しかし、俊輔が愚痴っていても話は進まなかった。

 

「そこの貴様っ!! 何をしている!!」

 

「やべっ!!? 逃げなくては………ユリ!! 黒龍を展開!」

 

『All right My Masrer!!』

 

俊輔の声にユリが返事をすると、俊輔の体が光り始める。

 

「すまないが、これにて失礼するよ………」

 

俊輔はそう言うと、壁に向かってビームライフルを二発放ち、穴を開けてそこから脱出をする。

 

「待ちなさい!! ああ、もう!! これより侵入者を追尾します。出ます!!」

 

とある少女は俊輔を追いかける為に、俊輔が空けた穴から自分に与えられた機体『ラファエル』を展開し俊輔を追掛け始めた。

 

 

 

学園内にとある部屋がある。その部屋の入り口には『生徒会室』と書かれていた。そして、その中では五人の男と一人の女性が椅子に座って話し合いをしていた。

 

「では、貴方はこのロストロギアと呼ばれる物を我々に下さるという事ですかね?」

 

「はい、そうです。それを使って黒執事を復活してみては如何ですか?」

 

ロストロギアと呼ばれる物を持った男はそれをじっくりと見て、決心したかのようにそれを置いた。

 

「判りました。これを我々が貰いましょう。ですが、タダでは貰えません。こちらをどうぞ」

 

男はそう言うとプロジェクターを作動させ映った物に女性は興味を示した。

 

「これは何ですか? 一見ISのように見えますが違うようですね?」

 

「はい、この機体は対IS用パワースーツ『クロガネ』という物です。この機体には量子変換は付いていますので、ISの武装も使うことができます。如何ですか?」

 

「…………」

 

女性はもう男の声に反応が無かった。只単にクロガネを見つめていた。

 

 

 

一方、俊輔は後方から追いかけてくる少女から逃げていた。

 

「待ちなさい!!」

 

「待てって言われて待つバカはいないですよっと!!」

 

俊輔は撃ち出されて来る攻撃を回避していく。

 

「当りなさい!!」

 

少女が撃った銃弾は俊輔の機体に当るもそこまでのダメージにならなかった。

 

「ええい。ジャマをするな!!」

 

俊輔はそう言うと少女の方に振り向きビームライフルを二発放つ。ビームはそのまま少女に当り、少女の乗るラファエルは失速してしまった。

 

「待ちなさい!! 待ちなさいってば!!」

 

少女は失速しながらも俊輔に対して攻撃をしていくが、距離が離れてしまっているので弾の無駄使いにしかならなかった。

 

「フゥ~。何とか行けたな………でも、亡国機業も警戒を強めるだろうな。さて、如何した物かな?」

 

俊輔は上空を飛びながら考えていた。そして、一つの考えに至った。

 

「そうだ。あの更識家に頼んでみるか。その代償として自分の組織を言う事になるかも知れないが、それでも強力を得られるんだったら仕方の無い事かな? さて、では行きましょうか。ユリ、進路変更。更識家に向かうぞ」

 

『了解』

 

俊輔がそう言うと黒龍は更識家に向かって行った。

 

 

 

そして、形無達は今後のことについてを話し合ってる最中であった。

 

「では、今後は如何しますか? このままでは何時になっても埒が明かないと思いますが………」

 

「そうですね。ですが、簡単に相手も私達を入れることはしないでしょう。それに、あそこは『黒執事』と言う組織の息の掛かった者達しかいませんからね。本当に如何した物か………………」

 

水無と現楯無は困ったように頭を捻っていた。

 

「少し、待ってください」

 

この時、形無は待ったの声を掛け、水無、現楯無はそちらの方を向いた。

 

「今、黒執事と言いましたよね? どう言う事なのですか? あれは十七代目楯無が使っていた物と言っていましたよね? 今更になって黒執事とは可笑しくは無いですか?」

 

「それはそうだが、実は十七代目がいなくなってから数年後に十七代目の事を崇拝する者達が現れ、その者達がIS学園に入学、最終的には全生徒が黒執事を崇拝する事態になったのです。勿論、反対する者達もいましたが、学園長自体が変わってしまい、あるものは退学、停学になってしまう生徒がいたのです。だから仕方が無く参加している生徒がいましたが、今では反対する者達は消え去ってしまいました」

 

「…………(俺が居なくなってからそう言う事態になっているのか。それは可笑しい。なら、潰してしまえば良い)」

 

形無は現楯無からの事情を聞き、黒執事を破壊しようと考えた。

 

「楯無様。大変です。庭に未確認のISが降下して来ました!!」

 

「何っ!!? それは本当か!!」

 

「はい」

 

その時、使用人の一人が形無達の部屋に入って来て、そう言った。

 

「直ぐに案内しろ」

 

「はい。こちらです」

 

形無、水無、現楯無は使用人に案内されて庭に到着した。そこには真っ黒なISが待機していた。

 

「貴方は何者ですか?」

 

『………協力を申し出たい』

 

現楯無の質問に未確認のISはそう答えた。

 

「協力………それは貴方の姿を見せて貰わなければ叶わないですね」

 

『………良いだろう』

 

そう言うと未確認のISが量子変換されて解除される。そこには………

 

「俊輔君か………」

 

「はい、そうです。先程はお騒がせしてすみません。ですが、今自分は追われている身です。ですのでこう言う形で来ました」

 

俊輔はそう答えた。

 

「追われていると言うのはどう言う事かな?」

 

「簡単です。今日、IS学園に侵入しました」

 

「「「なんだってぇぇぇぇ!!?」」」

 

この言葉に形無達は声を揃えて叫んだ。

 

「ですが、なんの成果もありませんでした。そこで、貴方方に強力を願いたいのです。それに、自分の所属している場所も説明します。これが私が出来る事ですね」

 

俊輔はそう言って、形無達を見つめた。




誤字脱字、感想、指摘がありましたらよろしくお願いします。

誤字、指摘がありましたので修正をしました。
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