今回は、以前友人にトークアプリで送ったものと、リクエストされてやっと、やっと!書けたものです。
友人からのリクエストはヤンデレでしたが、そんな要素は皆無です。
私にヤンデレが書ける訳がなかった…
ここまでで御察し頂けたでしょうが、タイトルは私の感想です。
すまない友人よ…私はツンデレ萌えなんだ…すまない…
最後に、評価とお気に入り、誠にありがとうございます!
にやけました。ニヤニヤしてました。本当に嬉しかったです!
これからも読んでくださると嬉しいです。
長くなりすみません、今回も楽しんで頂けると幸いです!
~キス・ユア・ハンド~
退廃不夜城・冬木に舞い降りた三人の英霊紳士。
パーティーはじき、幕を開ける。
さあ、心と躯の準備はオーケー?
楽しい夜が、始まる。
「マスター、今夜は私と踊ってくれないか?」
前髪を下ろした、いつもと雰囲気の違う赤い弓兵が手を差し出す。
「マスター、悪いようにはしねぇ、俺と踊ってくれねえか?」
いつもより大人っぽい、色気のある青い槍兵が手を差し出す。
「もちろん、我と踊るだろう?マスター。」
自信たっぷりに、いつもと違う装いの、けれど、いつもと変わらぬ雰囲気の金の弓兵が腕を組む。
どうしようか?どうすれば良いだろうか?
誰を選べば平穏に済む?
いや、考えるまでもないか。
金の弓兵のもとまで歩き、その腕を掴んだ。
「お前が我を選ぶのは当然だな。」
傲慢に、けれど喜色を滲ませて最古の英雄は笑った。
二人には申し訳ないが、これが一番穏やかにすむ選択なのだ、納得してくれるだろう。
二人が去り、いざ踊ろうとなってから、困ったことが起こった。
「ところで、お前はダンスを踊れるのか?」
しまった、ダンスなど踊ったことがない。
これがエミヤやクーフーリンなら教えてくれるだろうが、この我が儘王がそんなことをしてくれるとは思えない。
それでも、足を踏んで機嫌を損ねるよりはましかと、正直に無理だと答えた。
「なら仕方あるまい、この我が直々に教えてやろう!」
どうやら今夜の英雄王はご機嫌らしい。ここは甘えるとしよう。
「では、ゆくぞ?」
…どうか、足を踏むことなく終われますように!
夜も更けていき、ダンスパーティーもお開きとなった。
なんとか我が儘王の機嫌を損ねることなく、無事に終われた。
おかげで王様は未だにご機嫌だ。
「なかなか良かったではないか、また気が向けば教えてやろう、お前は筋が良いからな。」
訂正、王様の機嫌は最初より良い。むしろ最高潮だ。
頭を撫でて満足げにしている。
…また彼にダンスを教えてもらうまで、ステップを覚えていないと。
なんだかんだで、少女も充分楽しんだようだ。
*オマケ*
「マスターはやはり、ギルガメッシュを選んだな。」
赤い弓兵が傍らに立つ青い槍兵に愚痴るように言葉を溢す。
「仕方ねーだろ、マスターはギルガメッシュがお気に入りなんだからよ。」
青い槍兵も、不満げな表情でこたえる。
「私はアルトリアの所に行ってくる、来るように言われていたのでね。」
赤い弓兵が歩き出す。
「じゃあ俺は、師匠の所にでも行きますかね。」
…二人の紳士は、少し拗ねていた。
後日、マスターに美味しいご飯をありがとうと言われ喜ぶ赤い弓兵と、頼りにしていると言われ喜ぶ青い槍兵がいたらしい。
~ヤンデレってなに…~
最近雑種が後をついてこない。
理由はわかっている。
先日、諸葛孔明もとい、ロードエルメロイⅡ世が再臨をし、縮んだからだ。
幼くなった見た目は雑種の好みに合ったらしく、赤いマントを踏まないように、チョロチョロと後ろをついて歩いている。
今も我の目の前を、小僧を雑種がからかいながら通りすぎた。
我には見せぬ、少し意地の悪い、楽しそうな顔。
そんな顔を見るたびに、腹のなかに黒い澱が溜まっていくような気がする。
宝物庫の中に入れ、誰の目にも触れさせたくなくなる。
わかっている。それがしてはならない、禁忌であり、雑種を哀しませることだと、わかってはいる。
だからこそ、実行しないで、こうして見逃してやっているのだ。
だが、見逃しているからといって、赦せるかというと、別だ。
ここ数日、譲ってやっていたのだから、少し位独占してもいいだろう。
…英雄というのは、強欲であることが多い。
この世界最古の英雄王も、例に漏れずそうである。
少女はしばらくホラーゲームに付き合わされるだろう。
リクエストされたのはヤンデレの筈なのに、なぜこんなことに…
いえ、理由は解りきっております。
そう、全ては、私の力量不足ゆえ!
友人すまない、いつかちゃんとしたヤンデレが書けるようになったら書く、だから今回はこれで勘弁してくれ。
頼むからギルガメッシュの画像とか大量に送りつけてくるなよ?ふりじゃないからな?
それでは、また友人に送り付けたものを書き直したら投稿します。(何時になるかはわかりません)
…いつか、エミヤで頭脳は大人、身体は子供の名探偵とコラボ書きたいな(きっと出来ない)