人が怖い少年のおかしな物語   作:fghjkiuyt

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始めてのオリ作に挑戦して見ました
(テスト前(殴)


人間恐怖症を患った少年

人間恐怖症(にんげんきょうふしょう)と言うものを聞いた事があるだろうか?

 

まあ、その名の通り生物上の"人間"と言う種族に対して恐怖を覚える病気の事である。

 

これは、そんな"人間恐怖症を患った主人公の物語"…

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「今日は雨になるでしょう」

 

ラジオから女性の声が聞こえる。

 

「今日は雨か…」

 

今時珍しいと思われるラジオの天気予報を聞き、ぼやくのは、僕。時雨(しぐれ)高校2年生"紫藤 響也(しどう きょうや)"。

 

僕は、悲しい事に高校2年生にも関わらず友達…いや親しいと呼べる"人間がいない"。

まあ、これだけ聞けばただのボッチと思われるだろうが、僕は決してなりたくてこうなったりしたわけではない。

もちろん、友達を作る努力をした。

だが、それは叶わなかった。

 

 

なぜなら僕は"人間が怖いんだ"。

 

 

人間を見るのが怖い。

人間を見ると足が震えて冷や汗をかく。

症状は様々だが代表的なものはこんな感じだ。

 

だから、正直いってしまうと家族も怖い。

家にいる時は一人にしてもらっている、一応家族には僕がどんな状況なのかは説明しているからね。

 

学校になんでいく必要があるの?と聞かれると僕は真っ先にこう答えるだろう。

 

「人と会わない仕事を探すため」と。

 

ん?僕が普段人と関わらないならなにをしているかって?

 

僕は、人と関わらないというよりは関われないに近いんだけどね。

 

でも、大半の空き時間は読書に費やしている。

 

 

 

…っと、長話している間にラジオを聞きながら食べていた朝食を食べ終わったので、とりあえず学校にいく準備をする。

 

「お兄ちゃーん?朝ごはん食べたー?」

 

部屋の外から声をかけてくるのは僕の家族の一員、中学生の妹"紫藤 波留(しどう はる)"だ。

 

「うん、食べ終わってるよ。その…後ろ向いてるから回収していってくれないか?」

 

何も知らない人が聞いたらただの変な人だよなー。と思いながら、いつも通りのやり取りをする。

何故、妹がこんな事をしてくれるのかと言うと、よくある話だが両親が国外での仕事をメインに活動しているからだ。

だから、妹の波留にはすごい感謝している。もちろん面と向かっていう事は無いが(物理的にできないが)。

 

それと、僕は人を見なければ恐怖症が発病する事はないのだ。

だから今のように、会話だけのやり取りであれば僕にだってできる!…と思いたい…。

 

僕は、後ろを向きながら着替え始める。

 

 

ガチャ

 

 

僕の部屋の扉が開いた。

 

「ちょ!お兄ちゃん!着替えてるなら言ってよ!」

 

どうした?我が妹よ、まさか兄の着替えを見て逃げ出したのか?

 

「いいだろ?別に僕の部屋で学校にいく準備をしているんだから」

 

僕は今の状況をキッパリと説明する。

 

「もう、そういう事じゃないでしょ!」

 

僕、自分の妹が何言ってるか分からない…

 

「分かったよさっさと着替えるから部屋を出ておいてくれ」

 

「もう、お兄ちゃんのバカぁ…」(ボソッ

 

「ん?なんか、言った?」

 

「べっつにー」

 

ガチャ

 

波留は部屋から出て行ったようだ。

 

「あ…あいつは…全く」

 

ツンデレなんだね。そうなんだね。

全く可愛い妹だ、顔ほとんど見ないけど。

 

僕が、朝食を食べていた机からは食器がなくなっていた。

 

「ありがと、波留。」

 

聞こえもしないお礼を波留に告げた。

 

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「それじゃ、行ってきます」

 

現在の時刻は朝の7時30分。

普通に登校すれば間に合う時間だ。

 

そして、僕は靴を履き玄関の外へ出た。

 

 

もちろん、目隠しのようにも見えるメガネをつけながら。

 

説明しよう!

このメガネくんは僕が、人を見ないために買ったものである!(もちろん通販で)このメガネくんの性能はすごいのだ!何も見えない訳じゃ無いがほとんどの物がぼやけて見えるのである!(度があってないだけ)

それでも、人間のシルエットを見ると怖くなってしまう。

 

本当に厄介な病気だな…

つくづく僕はそう思っている。

 

 

…しばらく、歩いていると今朝のラジオを思い出した。

 

「…雨」

 

そうだ、今日は雨が降るんだった。

 

僕は時計を確認する。

うん、まだ家に戻っても間に合う時間だな。

 

僕は傘を取りに家に戻った。

 

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再び家に戻ってきた。

傘立てにある自分の傘をとるためにはメガネは邪魔だったので外した。

 

鍵を開け玄関を開くと…

そこには、波留が…いた…

 

「あ…あぅ…あ…」

 

僕は、情けない声を出しながら震える。

 

「え!?お兄ちゃん!?なんで!?」

 

僕は答えない、いや、答える事ができない。

 

()()()()()()()()に…いるのだから。

 

 

「あっ、ごめんね。ちょっと隠れてくる!」

 

そう言って波留は家の奥に消えていく。

 

波留が視界から消えてしばらくしてようやく落ち着いた。

 

「ごめん、波留…嫌な思いさせたね…」

 

「ううん、いいんだよ。それよりどうしたの?」

 

僕は、当初の目的を思い出し、傘立てに目をやる。

 

「今日は雨が降るって、予報で言ってたから傘を取りにきたんだよ。」

 

「え!?今日、雨降るの!?知らなかった!ありがと!お兄ちゃん!」

 

明るい声で返事をしてくれる波留はいくらか僕の心を緩めてくれた。

 

「うん、それじゃもう行くね。」

 

僕は傘を持ち、玄関のドアノブに手をかける。

 

「いってらっしゃっい!」

 

僕は、波留のその元気な声に背中を押され飛び出した。

 

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大事な大事な、メガネくんを忘れた事に気付かずに…




うん、難しいです。
今後も頑張ってはみます。
それではまた次回。
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