異常で過負荷な悪平等の幻想入り(?)   作:クマー二郎

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キャラ紹介はもう少し後になります


外話:2

 

「◆◆◆。ここ最近の貴様は体調が悪そうだな。風邪でもひいたのか?」

「『別にぃ・・・昔から体は弱い方だけど』」

「けどよ、いくらなんでも長くねえか?悪いものじゃなきゃいいけどな」

 

安心院なじみが現れて少し後の日。私たち3人は極普通に学校の中を歩いている。◆◆◆と私は13組、善吉だけ1組という端から見れば変な光景かもしれない。

 

「『それにしてもさぁ』『役員じゃない僕が生徒会室なんて居ていいの?』『ていうか無理矢理入学させられたし・・・』」

「気にするな!私がいいと言えばいいのだ!」

「『権力らんよー・・・』」

「ところでよ◆◆◆。お前の異常(アブノーマル)ってどんなのだ?」

「『教えない』『だってめだかに真似されるから』」

「カッ!そういうところは秘密主義かよ!」

「いいではないか。しかし最近は体が鈍った気がしてな・・・少し運動するか?」

「『遠慮しておく・・・なんて言っても聞かないかな?』」

「遠慮したいならしたいでいいぞ?何も言うつもりはないからな」

「『はぁー・・・』『善吉、交t「断る」だよねー』『仕方ないから少しだけね?』」

「ああ!」

 

そうして箱庭学園の体育館に来た。幸い、この時間は誰も使っていない。

 

「『武器は・・・螺子でいいや』」

「「!?」」

「『それじゃー行くよ?』」

 

瞬間的判断で腕を交差して後ろに振り向く。気がついたら◆◆◆は背後に回っていた。私の腕には螺子が刺さりかけているが適う事なく落ちた。

 

「『へぇ・・・防ぐなんて予想外』」

「今のが貴様の能力か?」

「『いや、これは能力の能力』『君たちがよくよく知っている『体育館の中ってどうなってたっけ?』ほら空気を読まずにきた』」

「っ球磨川先輩。せめて隙間から様子を見てからとかにしましょうよ」

『うわっ!』『これは驚いた!』『中で2人が戦っているなんて!』

「あからさまな演技しなくていいですから」

『ちぇー』『◆◆◆、だめだよ能力を勝手に使っちゃ』

「『いいじゃん禊兄』『だって使ったのは「大嘘憑き(オールフィクション)」の方なんだから』」

 

思わず言葉を失った。あの過負荷を持っているのに過負荷(マイナス)特有の空気を持ち合わせていないからだ。

 

「◆◆◆よ、どういうことなのだ?」

「『さっきから言った通りだdだyよ?ああのスsススキkキキklルルルルルルlルl』」

 

 

 

 

 

ふと私は目が覚めた。目を覚ましたそこは生徒会室で背中には毛布がかけられていた。ところで一体あの人物は誰だったのだう?思い出せそうで思い出せない。

生徒会室の中にはもう一人居た。

 

「お?目が覚めたかめだかちゃん。まだ役員の仕事ある気で来てたのか?それで寝ちゃうなんてな」

「む・・・そうか。夢、か。それにしても現実味がありすぎるものだったな・・・まるでその場にいたかの様で・・・

善吉よ。最初に9月頭、安心院さんが現れた後に生徒会室に頻繁に出入りする生徒はいなかったか?」

「どうしたんだよ。記憶ならお前の方が得意だろ?でも誰か居た記憶は少なくとも俺はないぜ?」

「そうか・・・やはり夢だったのだな」

 

夢。現実だったのかではと記憶を探し、懸命に振り返るもそれらしき情報はない。そういう思い出を「創った」気がしてーーー

 

「っ!!!」

「うわっ!どうした急に?」

「違う!私は・・・私たちはあの男を知っている!」

 

なかった歯車が急に現れて動き出す、まさにそういった所だ。しかし名前が引っかかって出て来ない。

その日、放課後までずっと私は考え続けていたが何も出て来なかった。

心当たりのある人物を次から次へと当たった。名簿帳も確認した。13組。しかしそこに心当たりのある名はなかった。

球磨川にも聞いた。弟はいなかったのか、と。

しかし返って来た返答は『(すすぎ)?あれ本気にしちゃってる?』と普段の調子だった。しかし本当にわからなかったのであろう。何度問いただしても答えに変化はなかった。

そして何かが引っかかるスキルだ。

彼は「大嘘憑き(オールフィクション)」を能力の能力だと言っていた。

つまり本命の能力は別であり、目の前で使われた私もつかえるはずである。

それがわからない。まるでこの世界から消えた存在を探すようであった。

 

そして

私は人外の元へ向かったーーー

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