異常で過負荷な悪平等の幻想入り(?)   作:クマー二郎

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諏訪子と神奈子の戦闘描写少ないです。期待している方ごめんなさい


おもしれ—奴だな

 

門番?伸ばしておいたよ?

 

「『失礼しまーす!』『諏訪大国の使者の球磨川です』『大和の国の代表さんってどちらに居られますか~?』」

「「「あ”?」」」

「落ち着きなさい!貴女は人間ですね?目的は何ですか?」

「『目的?』『ああ、諏訪大国に宣戦布告したことですね』『それについてのルールのことを話しに来ました』」

「人間風情がしゃしゃり出てくんじゃねぇ!」

「小国なんかが抗ったって無駄なんだよ!」

「『・・・』『で?』『僕は「人間負情」かもしれないが僕一人でお前ら全員敵に回したっていいんだぜ?』『もっともそんなことするつもりはないけど』」

「上等だ!死ねっ!」

 

一番最初に突っかかって来た神が刀を持って斬り掛かって来る。

 

「『「攻撃をなかったことにする」』」

 

まるで幽霊に攻撃したかのように刀は空を斬った。正確には僕の体を通り抜けた。

 

「はっ!」

 

別の神が棍棒を持って叩き付けて来るが再び「攻撃をなかったことにする」ことで通り抜ける。

 

「「悪しきものを浄化せよ」!」

 

浄化みたいなことをしてくるがそもそも幽霊ではないので効かない。

 

「『穏便に願いたいんだけど』『使者に向かっていきなりこれはないんじゃないかな』『潰すよ?』」

 

過負荷の力を外に放出し威圧・・・というよりも恐ろしさを出す。攻撃して来た奴らに対してだけぶつけているため他の奴らは平然としている。が、逆に当てられた奴は怯えて武器を安定して持つことができなくなっていた。

 

「『攻撃してくるのは勝手だけど話を先に進められないなら本気出すまでもなくここを潰します』『話し合いさえしてくれれば結果はどうなろうと僕には関係がありません』」

 

止めにかかっていたリーダー格の女の神が話しかけてきた。

 

「つまり、それは脅迫ですか?」

「『脅しも何も』『対等に話すだけです』」

「貴様まだ愚弄するか!」

「黙りなさい!」

「しかしアマテラス様!」

「『うーん』『まだわからない?』『本気で脅すよ?』」

「お前みたいな女に何ができるというのだ!」

「いい加減にーーー」

「僕は男だーっ!」

 

怒りに身を任せその神をつい「なかったこと」にしてしまった。慌てることなくあえて少し遅らせて「創った」から問題ないかな?

 

「ひっ、ひぃ・・・」

 

情けない悲鳴が上がる。まったくさっきまでの威勢の良さはどうしたんだか?あ、僕が削ぎ落したのか。

 

「『話を進めてよろしいでしょうか?』」

「あ、はい!どうぞ!(男の子だったんだ・・・)」

「『それぞれ一人ずつの代表を出して一対一の戦いです』『これでなら双方の被害は少なくて済むでしょう?』」

「わかりました。それでは日時と場所はーーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約束の日、諏訪湖にて。

 

「『諏訪子さん』『怪我しないようにね』」

「大丈夫!絶対勝つ!」

 

「待たせたな。代表の八坂神奈子だ」

 

神奈子の横にはアマテラスともう一人男の神がいた。

 

「今回取り仕切らせていただきますのはこのアマテラスが仕ります。どちらかの戦闘続行不可能になったら終了とします。よろしいですね?」

「もちろん!」「無論だ」

「では始め!」

 

「よお、人間」

「『どなたですか?』『前回のあの場には見受けられませんでしたけど』」

「俺はスサノオってんだ。話は聞いてるぜ。よくもまああんな場で神を敵に回したな」

「『交渉の手段というよりも話を円滑に進めたいだけなんですけどね』」

「はっ!おもしれ―奴だな。この戦いが終わったらちょっと殺り合わねーか?」

「『冗談言わないでくださいよ』『本当に殺っちゃうかもしれないじゃないですか』」

「お前こそ冗談うまいな。とにかく運動くらいなら付き合ってくれるだろ?」

「『運動ならいいですよ』『怪我をしない程度に一撃当たったら終わり、でどうです?』」

 

上では御柱と鉄の輪が激しくぶつかり合っている。そろそろ決着するだろうか。

 

「仕方がねーけどそれでいいだろう。せめて楽しませてくれよ?」

 

そういってスサノオは薄く笑った。一際大きくぶつかり合う音がしたかと思うと地面を揺らした。

砂煙が晴れたとき、神奈子が立ち上がって地面から諏訪子を引っ張り上げた。手足は力なく下がっている。

 

「そこまで!勝者、大和の国八坂神奈子です!」

「『ん、決着したみたいだ』『「傷をなかったことにする」』」

 

さっきまでボロボロだった2人が一瞬で元に戻っていることに戻された本人たちもアマテラスもスサノオも驚いていた。

 

「お前・・・ほんとおもしれーわ」

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