軌跡〜ひとりからみんなへ〜   作:チモシー

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第三話『あれから』

美紀『私達がこの世界にやって来てから、もう一ヶ月経とうとしてる…。目覚めたあの時…ここが異世界だと真冬に教えられ、最初は戸惑った。でも、今となってはこの世界に存在している魔法や魔物に対しての驚きとかもなくなり、大分慣れてきたものだなぁと、我ながらに思う…』

 

 

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由紀「みーくん、なにしてるの~?」

 

美紀「この世界での事を忘れないよう、日記を書くことにしたんです。ほんとはもっと早く書きたかったんですが…最近ゴタゴタしてましたからね」

 

ソファーに座る美紀は目の前のテーブルに白紙の本を開き、これまでの出来事をそれに記していく…。由紀はそんな美紀を横目に見ながら広々とした室内の隅にある冷蔵庫を開き、しまっておいた飲み物を美味しそうにゴクゴクと飲み始めた。

 

 

 

 

 

由紀「…ぷはぁ~っ!最初はビックリしたけど、なれちゃえばすっごく楽しいとこだよね~♪食べ物はおいしいし、街の人はみんな優しいし♪」

 

美紀「ええ、そうですね」

 

由紀は飲み物の入った瓶を持ちながら部屋の中を歩き回り、ニコニコと楽しげに微笑んでいる。美紀はそんな由紀を見て自分も微笑んだ後、日記の続きを記していった…。

 

 

 

 

 

 

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美紀『私達がこの世界にはやく馴染めたのは、一足先にこの世界に来ていた真冬のおかげだと思う。私達は真冬のおかげで戦い方や魔法の使い方を知れたし、この世界がどんな所なのかもある程度は知ることができた。この世界の名前は『エテポロン』というらしく、やはり…元いた世界と比べると雰囲気が違う。私達は今、この世界で最も栄えていると言われている城下町に暮らしているのだけど、その街並みは前にテレビ等で見た外国のそれよりも綺麗だ。実際にこの目で見てるから…というのもあるのかも知れないけど』

 

自分達がいる広めの部屋にある、大きな扉の向こう…そこに広がる街並みを思い返しつつ、美紀は筆を進める。この世界は元の世界と違って"かれら"がいない上、生活にも苦労はしていないのだが、いくつか不安な事もあった…。

 

 

 

 

 

美紀『街はある程度平和に見えるけど、それがいつまで続くか分からない。というのも、むかし封印したはずの『焔の王』と呼ばれている者が復活したらしいからだ。焔の王…真冬達は、これを分かりやすく『魔王』って呼んでいる。真冬はこの魔王を倒すまでは元の世界に帰らないと言っているけど、そんなに容易く倒せるのだろうか…?私もこの魔王の事を少し調べてはみたけど……かなり危険な存在らしい』

 

街の図書館で見た書物の内容を思い返し、美紀はため息をつく…。この世界の歴史を学びに行った時、図書館の広さ…本の多さ…それらに書かれている文章が問題なく読める事に驚いたものだが、例の魔王について記してある書物の内容はそれらの驚きをも上回った…。

 

 

 

美紀(記録によると、焔の王はどんな魔物よりも狂暴だとか、いくつもの国が滅ぼされたとか書いてあったけど…本当なのかな…。だとしたら、私達はそれに勝てるのかな……)

 

出来ればそんな者と戦いたくはないが、そうもいかない…。この世界に伝わる予言によれば、彼女達が世界を救うと言われているらしく、国の人々…更にはこの世界で一番の権力者だという王ですら、彼女達が真の平和をもたらせてくれると期待しているのだ。

 

 

 

 

美紀(焔の王が本格的に動いたら…戦わなきゃならないんだろうな)

 

今はまだ焔の王も大した動きを見せてはいないし、居場所も分かっていない。だからこそだろう…真冬はこの一ヶ月の間にそれを見つけて倒そうとはせず、彼女達を鍛える事だけに専念していた。その甲斐あって彼女達全員が強くなったのだが…その強さがまた、この世界の人々の期待値を上げてしまっている。

 

 

 

美紀(…あっ、そうだ。その辺についても書いておかないと…)

 

ネガティブな事ばかりを考えても仕方ない。美紀は気持ちを切り替え、再び筆を進めていく。

 

 

 

 

 

 

美紀『真冬のトレーニングにより、私達は前よりもずっと強くなれた。胡桃先輩なんて、国の兵隊さん達が訓練を手伝ってくれってお願いしてくる程だ。兵隊さんの中には異様に屈強な人もいたりするのに、それでも胡桃先輩には敵わなかった…。一人の女の子が兵隊を圧倒する光景なんて、あの世界じゃ絶対に見られなかっただろう』

 

そう言えば…胡桃が兵隊と訓練しているのを皆で見学に行った時、彼が少し寂しそうな顔をしていた。ここ最近、胡桃は兵隊達の手伝い……そして、彼は外で魔物退治ばかりをしている為、お互い話す機会が減ったからだろう。美紀は彼の寂しげな表情を思い返して『ふふっ』と笑う。

 

 

 

美紀『由紀先輩は治療系の魔法を得意としているので、怪我をした人が先輩に治してもらおうとやって来る事がある。着ている服がそれっぽいっていうのもあるのだろうけど、その優しさとかも影響しているのだろうか……。由紀先輩は時々、『天使さま』なんて呼ばれる事がある』

 

中には、由紀に治療してもらう為にわざと怪我をしてくる者もいた。それほどに人々から愛されている『天使さま』は今、部屋の隅にあるもう一つのソファーに寝転び昼寝をしようとしている。

 

 

 

 

美紀『私とりーさんも困ってる人の手伝いをしたりして、少しずつ生活費を稼いでいる。思えばこれだけ広い街なのだから、それぞれが別々に暮らすことも出来るのだけど…私達はまだ、みんな一緒に同じ屋根の下で眠っている』

 

しかも、皆が同じ一つの部屋で眠っているのだ。まぁ、さすがに彼だけは一人別室で眠ってもらっているのだが…それはわざわざ書かなくても良いだろう。そんな事を思いつつ、美紀は続きを記していく。

 

 

 

 

美紀『この世界に来てから、みんながより明るくなった。もし焔の王を倒すことが出来たなら、このままここに居座っていても良いかも知れない。そして、これは私の思い過ごしかも知れないが………一つ、気になる事がある。真冬が元の世界に帰る事を拒むのも、それを考えているからなのかも…。何はともあれ、真冬や先輩達と一緒なら…私はどんな場所でもがんばれる。がんばっていけるハズだ』

 

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まだまだ白紙のページばかりの日記……この白紙の部分には、出来るだけ良い出来事を記していきたい。そんな思いを込めつつ、美紀はそれをパタリと閉じた。

 

 

 

 

バタンッ!!!

 

美紀「っ!?」

 

由紀「うわっ!??」

 

美紀がそれを閉じたのとほぼ同時、屋外に繋がる扉が勢いよく開かれる。部屋にいた美紀はもちろん、昼寝をしようと寝転がっていた由紀も驚いたように起き上がり、現れたその人物…恵飛須沢胡桃を見つめた。

 

 

 

 

胡桃「っ…!おい!アイツは留守かっ!!?」

 

胡桃はツインテールを揺らしながら部屋の真ん中へ歩み寄り、室内を見回して彼の姿がない事を確認する。彼女はこの世界に来た当初に着ていたあの服ではなく、少しだけダボッとした紺のシャツ…そして黒の半ズボンを履いていた。

 

 

 

美紀「先輩なら…真冬と一緒に出掛けたっきり帰ってきてませんけど…」

 

胡桃「はぁっ!?いつから!?」

 

美紀「昨日の昼間からですね…。なんか、ちょっと遠くに出た魔物を倒してほしいって頼まれたみたいで…」

 

胡桃「っ…!?あのバカっ…!!」

 

昨日、彼が真冬を連れて出ていった頃、ちょうど胡桃も留守にしていた。何も知らなかった彼女へ自分が知っている限りの事を話すと、胡桃はズボンのポケットから一枚の紙切れを取り出して真っ青な顔色を見せた。

 

 

 

 

由紀「それなに?」

 

胡桃「聞いて驚け……あのバカ、あたしらに内緒でこの借家を買い取りやがった…。しかも、ここを拠点として便利屋を開くとかワケの分からねぇ事まで言ってやがる…」

 

美紀「えっ?」

 

美紀が戸惑ったような表情を見せると、胡桃は手に持っていた紙切れを彼女の前のテーブルへと置く。その紙には彼の字で…『暮らしているこの借家を買い取った事と…。そして、ここを拠点に便利屋を開く』という事が確かに記されていた。胡桃は、この手紙を街にいた配達人から渡されたらしい。

 

 

 

 

 

美紀「ここを買い取るのって結構な額のお金が必要だったでしょうに、りーさんがよく許可を出しましたね?」

 

この世界に来てからというもの、悠里は皆の財布すらも管理してくれている。彼女は出来るだけ無駄のない生活を心がけている為、彼の行動に許可を出したのが意外に思えるが……。

 

 

 

胡桃「いや…これを計画したのはアイツの独断らしくて、りーさんは何も知らないみたいだ……」

 

美紀「えっ?それって…まずくないですか…?」

 

胡桃「マズイって!!だからあたしも焦ってんだ!!こんなのがりーさんに知れたら……アイツは……」

 

恐らく、無事では済まないだろう。元の世界ならともかく、こちらの世界の悠里は真冬とのトレーニングを経たおかげで今や立派な魔法使いだ。そんな彼女を怒らせようものなら、本当に死人が出かねない。

 

 

 

 

胡桃「とにかくっ!りーさんにはこの事を内緒にしておいて、何か解決策を――」

 

 

悠里「ん?何が内緒なの…?」

 

胡桃「っ!??」

 

背後から聞こえたその声に驚き、胡桃は目を真ん丸にする。美紀は苦い表情をして顔を俯け、由紀も冷や汗を流していた。

 

 

 

由紀「お、おかえりなさいっ!買いもの、はやかったね?」

 

悠里「ええ。今日は安いものがなくて、早めに切り上げてきちゃった」

 

胡桃「…………」

 

美紀「…………」

 

買い物から戻った悠里の注意を由紀が引いている中、美紀は手に持っていた紙切れを隠そうと然り気無く手を伏せる…。しかし、悠里はそれに気付いていたらしく、笑顔のまま美紀の手を掴み、その紙を奪い取った。

 

 

 

 

美紀「あ…っ!?そ、それはっ……」

 

胡桃「……やばっ」

 

由紀「あちゃ~………」

 

悠里「…………」

 

それぞれが焦りの声を漏らす中、悠里はその紙に書かれている文章を無言で読んでいく…。すると彼女の顔からは少しずつ笑みが消えていき、胡桃達は益々焦り始めるが……それを読み終えた直後、悠里は意外な言葉を放った。

 

 

 

 

 

悠里「…ふふっ、面白いことを考えたのね。便利屋さん…良いんじゃないかしら。これまでも結構な数の人達を手助けしてきたし、それを本格的な仕事にするってことね♪」

 

胡桃「り…りーさん…?」

 

由紀「おこってない…の?」

 

悠里は彼の手紙を右手に握ったまま、ニコニコと微笑み始める…。しかしそれは純粋な笑顔ではなく、どことなく恐怖を感じさせる笑顔だった。

 

 

 

 

 

悠里「ふふっ…怒ってないわよ?まぁ、ちょっとビックリはしちゃったけどね…。っ…ふふふっ…♪さてさて…彼が帰ってきたら、すこーしだけ魔法の特訓に付き合ってもらおうかしら…」

 

胡桃「と…特訓……」

 

美紀「つまり、それって………」

 

この一ヶ月、真冬と共に磨いてきた魔法…悠里はそれを彼へ放つ事を今から決意する。どうにか笑顔を保っているが、内心では大激怒しているのだろう…。

 

 

 

 

悠里「家を買い取るのって…いくらくらいかかったのかしらね…」

 

美紀「さぁ…。この世界の相場がよく分かっていないのでなんとも言えないですが……安くはないでしょうね…」

 

悠里「はぁっ……そうよねぇ…」

 

悠里は笑顔を崩して呆れたような表情をとり、右手で頭を抱えながらソファーへともたれる。これまで節約を心掛けてきた悠里からすると、彼の書いたこの手紙は見ているだけでも頭痛がしてしまう内容のようだ。

 

 

 

 

悠里(借りてた家をわざわざ買うなんて…この世界に永住でもする気なのかしら?)

 

彼の真意がそこにあるなら、ここを買った気持ちも分からなくはない。この家はそこまで広くないが六人で住む分には困らないし、何より立地が良い。この世界で最も栄えている街の中にあるだけあって、買い物出来る場所もそばに幾つもあるし、十数分歩けば王様のいる城にだっていける…。もし、焔の王を倒した後もこの世界に居座るつもりなら…この家を買ったのは正しい判断かもしれない。

 

 

 

 

悠里(いや…彼のことだし、軽いノリで買っただけかもね…。何にせよ、相談もなくこんな事をしたんだから…帰ってきたらお説教しないと)

 

魔法で痛めつける…とまではいかずとも、正座させて説教くらいはしてやろう。悠里がそう胸に決めたその瞬間、入り口の扉が開かれ…そこから国の兵士達三名が中へと入ってきた。兵士達はいずれも鉄の胸当てを付けており、一人は腰に剣を…あとの二人は手に槍を持っている。

 

 

 

 

兵士「いきなりの訪問、失礼します」

 

悠里「あら?本当に突然ね…。どうかしましたか?」

 

国の兵隊達がこの家に訪れる事はこれまでに何度かあったが、いずれも事前に許可を得ての訪問だった。しかし、今回はそれもなく…本当に突然の訪問。恐らく、それだけ急用なのだろう。

 

 

 

兵士「至急、お知らせしたいことがあるのですが……ウィンター様、ナナシ様は?」

 

兵士は部屋の中を見回し、真冬と彼がいない事を確認する。ウィンターというのはこの世界での真冬の名前…。そして、ナナシは彼の名だ。

 

 

 

胡桃「あ~…アイツらなら、少し遠くに出てるぜ」

 

兵士「……そうですか。ならば先に、あなた方へ報告させていただきます。焔の王と思われる者の居場所が掴めました」

 

 

 

胡桃「…マジ?」

 

悠里「そう…ですか」

 

二人は困ったように返事を返し、由紀と美紀もどこか曇ったような表情を浮かべる。彼女らがこんな反応を見せたその理由はただ一つ…。その居場所が分かったのなら、自分らはそこに向かわないといけないのではと思ったからだ。

 

 

 

 

美紀「今すぐ行った方がいいですか?」

 

兵士「いえ、確かに出来るだけ早い方が良いと思われますが、ウィンター様、ナナシ様が戻ってからで結構です。我々の方もまだ、出撃の準備に手間取っていますので」

 

この言い方から察するに、国の兵士達もついてきてくれるようだ。それならば自分達だけで向かうよりもいくらか気持ちが楽になるので、かなり助かる。

 

 

 

悠里「では、また二人が戻って…こちらの準備が出来たらお知らせします。それまで、少しだけ待っていて下さい」

 

兵士「ええ、もちろん構いません。では、またその時に……」

 

伝える事を伝え終え、兵士達はその場を去っていく…。この世界に来てから一ヶ月…ついに来る時が来たのだなぁと思うと、四人は少しだけ怖い気持ちになった。

 

 

 

 

胡桃「はぁ……とうとう来た、って感じだな」

 

美紀「ですね…」

 

悠里「まったく、彼と狭山さん…こんな時に限って留守なんだから」

 

由紀「でも…みんなと一緒なら、きっと大丈夫だよ!」

 

無理をして明るく振るまい、由紀は皆の気力を取り戻そうとする。それはこの場にいた彼女達にとってかなりの効果があったようで、暗くなりかけていたそれぞれの表情に余裕が戻った。

 

 

 

胡桃「…だな。まぁあたしらだってある程度の力は身に付けた訳だし、そう簡単にやられたりはしないだろ」

 

悠里「ええ、そうね。きっと大丈夫…どうにかなるわよ」

 

美紀「ひょっとしたら、真冬が一人で倒しちゃう可能性もありますからね」

 

胡桃「確かにその可能性はあるな」

 

これまでに真冬が戦うのを何度か見てきたが、彼女はいつも遊んでいるかのように戦っていた。未だ誰も見たことがない本気の真冬なら、どれだけ強大な相手でも倒せるかもしれない。

 

 

 

由紀「よぉ~し!じゃあ、二人が帰ってくるまではのんびりしてよっか!わたし、ちょっと外で遊んでくるね♪」

 

悠里「あっ、一人だと危ないから、街からは出ちゃだめよ?」

 

由紀「うん。わかってるよ~」

 

パタパタと元気に手を振り、由紀は家を出る。その直後に美紀は席から立ち上がり、外出用のカバンを肩にかけた。

 

 

 

胡桃「あれ?美紀も出掛けんのか?」

 

美紀「はい。少しだけ気分転換しようかと。先輩達もどうですか?」

 

胡桃「あたしはいいや。今日はもう疲れたし、夕飯までのんびりしてるよ」

 

悠里「私はその夕飯の支度をしないといけないから、今回は遠慮しておくわ。誘ってくれてありがとうね」

 

美紀「いえ、じゃあ行ってきます」

 

残る二人にそう告げ、美紀は家を出る。心配な事はいくつもあるが、せっかく異世界にやってきたのだ。どうせなら楽しもう…。家から出た美紀は人々で賑わう街の中をのんびりと歩きつつ、今日は公園に行こうか…それとも図書館に行こうかと、そんな事に頭を悩ませた。

 

 

 

 

 




みーくんによる、ここ一ヶ月の間の総集編…というような感じのお話になりましたが、楽しんでもらえたでしょうか…?また、後半では彼が勝手に家を買った事が明らかになったり、この世界の魔王的ポジションの敵…『焔の王』の居場所が分かったりと、ちょっとした進展がありました。


次回、出来れば今回の話で不在だった彼と真冬ちゃんを登場させたいですが、もしかしたらまた出番なしかも…(汗)
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