軌跡〜ひとりからみんなへ〜   作:チモシー

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二十二話『加速する不安』

バタン!

 

 

 

由紀「ただいま~。」

 

 

「戻りました。」

 

 

散歩から戻った二人が中にいた悠里と胡桃に声を掛ける。

 

 

 

胡桃「おかえりー、何かあったか?」

 

 

「特には何も、奴らも途中一体いただけだったからわりと安全な場所なんですかね。」

 

 

悠里「…といっても木の陰とかに隠れているかも知れないから、油断はしちゃダメよ?」

 

 

「はい、了解です。」

 

彼はそう言って椅子に座る。

 

 

 

由紀「…あれ?みーくんはトイレ?」

 

由紀が車内を見回して言う。

 

 

 

胡桃「は?外にいただろ?」

 

 

由紀「外って?」

 

 

胡桃「車のすぐ側に椅子置いてそこで本読んでただろ?」

 

 

「椅子は確かにあったけど……誰もいなかったよ。」

 

 

胡桃・悠里「え?!」

 

 

 

バタン!!

 

 

 

慌てて外に飛び出す悠里と胡桃、彼と由紀もそれに続いた。

 

 

胡桃「…いない…!!さっきまでこの椅子にいたんだぞ!?」

 

確かに美紀はさっきまではここにいたらしく、椅子の上には本が置いてあった。

 

 

悠里「どこに行ったの!?」

 

慌てる胡桃と悠里。

 

 

 

「車内にいて何か物音は聞こえなかったんですか?」

 

 

胡桃「聞こえなかった…大体奴らなら罠にかかるはずだし、……まさか、他の生存者がここにいたのか!?」

 

 

悠里「どうかしら…、こうなれば皆で探しましょう!」

 

 

「二人一組で分かれていきましょう!その方が効率が良い。」

 

 

 

悠里「分かったわ、胡桃!行くわよ!!」

 

 

胡桃「ああ!」

 

 

 

由紀「二人共気を付けてね!」

 

 

胡桃「そっちもな!」

 

 

悠里と胡桃は公園の中心部に駆けていった。

 

 

 

 

由紀「私達はどこを探すの?」

 

 

「とりあえず中心部はりーさん達が探しているので、僕達はこの公園を外側に沿って一週してみましょう!」

 

 

由紀「わかった!」

 

彼と由紀は美紀を探して公園を一週し始めた。

 

 

 

道に沿って探し始めてすぐに、自動販売機と公衆トイレ、それとわずかな遊具が設置されている小さい広場に出た。

 

 

 

由紀「みーくん…トイレにいたりしないかな?」

 

由紀が公衆トイレを見て言う。

 

 

「トイレだったら車の中のを使うと思いますが…一応調べましょう。」

 

彼と由紀はトイレに入っていく。

 

 

彼が由紀の先に立ち、女子トイレ内の閉まっている個室一つ一つ開けて調べる。

 

 

由紀「…いそう?」

 

 

 

「これが最後のトイレです…。」バタン!

 

 

最後の個室の中にも美紀はいなかった。

 

 

「ダメです…いません。」

 

 

由紀「…みーくん、どこにいったんだろ…。」

 

 

二人は公衆トイレを後にして再び駆け足で探索を始める。

 

 

 

 

 

駆け足で公園内の歩道を進む二人の目に、不安を加速させる光景が飛び込む。

 

 

 

 

 

「あれは…!」

 

 

由紀「あ…!」

 

 

二人がそれを見て固まる。

 

 

 

 

二人の視線の先には、三体のゾンビがいた。

 

 

 

だがその三体は二人には気付かずに、地面に膝をつけて何かを一心不乱に(むさぼ)っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

由紀「__くん……あれって……。」

 

 

由紀が小刻みに震えて言う。

 

 

 

 

(…嘘だ……そんなハズはない…。落ち着け!…きっと美紀さんじゃない!)

 

 

「由紀ちゃん…きっと大丈夫です。」

 

 

 

 

彼はナイフを構え、三体のもとへ駆け寄る。

 

 

 

 

 

「ふっ!!」ザシュッ!

 

 

まず一体目…食事に夢中で彼に気付いてなかった為、楽に首を()ね飛ばせた。

 

 

(大丈夫だ……あの人な訳がない!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ!!」グサッ!

 

 

二体目…これは彼に気付いたが一体目と同じく食事中だった為、反応が遅く、容易に頭を突き刺せた。

 

 

(さっきまで普通に会話してたんだ!こんなあっさり終わってたまるか!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドシュッ!

 

 

最後のゾンビ、三体目…彼に気付き、飛び掛かろうとするが彼に触れるその前に頭部を両断される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…。」

 

 

(……クソ!自分の心臓の音がうるさい!!)

 

 

 

 

 

ゾンビが貪っていたそれには三体目のゾンビの死体が覆い被さるように倒れてしまって確認が出来ない為、彼はゾンビを手で押してどける。

 

 

ググッ………ドサッ!

 

 

 

彼が押した方向にゾンビは転がり、覆い被さっていた物が消えたそれが確認できるようになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………。」

 

 

由紀「……__くん?」

 

 

それの正体を確認する彼に由紀が声を掛ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ふぅ、大丈夫。美紀さんじゃないです。」

 

ゾンビが貪っていた死体から離れて彼が言う。

 

 

 

由紀「ほんと!?……よかったぁ~~。」

 

由紀がそう言ってその場にしゃがみこむ。

 

 

 

「全くの別人でした。…これがさっきまで生きていた他の生存者なのか、それとも空腹に堪えられなくなった奴らが共食いでもしたのかは分かりませんけど。」

 

 

 

 

美紀「奴らって共食いとかするんですか?」

 

 

彼の背後から美紀が尋ねる。

 

 

 

「どうでしょうか…ただあの死体、奴らに食われていない部分がわずかに残っていますが、肌色が奴らと同じように見えるんです。」

 

そう言って彼はゾンビ達が貪っていた死体を指差す。

 

 

美紀「ん?…本当だ!じゃあ奴らはあんまり空腹になると共食いするんでしょうか?」

 

 

 

 

 

「…って!美紀さん!!?」

 

 

由紀「みーくん!!」

 

彼が美紀を見て驚き、由紀は抱き付く。

 

 

 

美紀「うわっ!どうしました二人共?」

 

 

由紀「どうしたじゃないよ!!散歩から戻ったらみーくんだけいないんだもん!私達凄く心配したんだよ!?」

 

由紀が涙目で言う。

 

 

 

「本当に凄く心配しました!どこ行ってたんですか!?」

 

彼も美紀に言う。

 

 

 

美紀「あ……そうでしたか。…すいません、本当に心配かけました。」

 

美紀は二人に謝り話を続ける。

 

 

 

美紀「最初は二人を待ちながら外で本を読んでいたんです。…そしたら近くの草むらから音が聞こえて…、そこに視線を向けたら犬がいたんです。」

 

 

「犬?」

 

 

美紀「はい……といってもすぐに逃げてしまったのでどんな犬なのかは分かりません。」

 

 

美紀「それで、少しだけ追いかけようと思って席を離れてしまいました。…すぐに戻るつもりだったのでりーさん達にも声を掛けずに…。」

 

 

「…で、結局夢中になってしまったと。」

 

 

美紀「はい……本当に申し訳ないです。」

 

そう言って頭を下げる美紀。

 

 

由紀「そのわんちゃんは?」

 

 

美紀「…見失いました。」

 

 

「…とりあえず車に戻りましょう。りーさん達も心配してます。」

 

 

美紀「はい、分かりました。」

 

 

 

彼と由紀は無事美紀を見付ける事ができ、三人で車に戻った。

 

 

 

 

 

 

由紀「りーさん達はまだ帰ってないね。」

 

由紀が車内に入って言った。

 

 

 

「まだ美紀さんを探してるみたいですね。」

 

 

 

美紀「本当に申し訳ない……。」

 

 

由紀「へへ…みーくん絶対りーさんに怒られるね。」

 

由紀がへらへらしながら言う。

 

 

 

美紀「うぅ!…先輩に言われなくても分かってますよ!」

 

 

 

「…とりあえず僕がりーさん達を探してきますね。」

 

 

 

由紀「__くんがいない時にりーさん達が戻ってきたらどうする?今度は私が__くんを探しに行けば良い?」

 

 

美紀「それ無限ループしそうです…。」

 

 

「そうですね。…とりあえず十分間探しても見つからなかったら一度戻ります。」

 

 

パタン

 

 

彼はそう言って外に出た。

 

 

 

 

美紀「………自業自得なんですが、これから説教されると分かっていてそれを待ち続けるのは中々怖いものがありますね。」

 

美紀が椅子に座り、ため息をついてから言った。

 

 

 

由紀「みーくんがこんな勝手な行動するの珍しいね?」

 

由紀が美紀の隣に座って言う。

 

 

 

 

 

 

 

美紀「……太郎丸を思い出しました。」

 

 

由紀「……。」

 

 

 

美紀「私が見掛けた犬、犬種はもしかしたら同じだったかも知れないですが、少し大きめだったのでそこまで太郎丸に似ている訳ではなかったんですけど……犬を見るとどうしても頭をよぎってしまうんです…。」

 

 

由紀「………みーくん。」

 

 

 

美紀「ダメですね……どうも私はあれから犬に甘くなってしまったみたいです…前はここまで犬好きではなかったんですけど…。」

 

 

美紀「ついつい後先考えずに追いかけてしまいました。……おかげで今は説教待機中です。」

 

美紀はそう言って由紀に笑顔を見せた。

 

 

 

由紀「へへっ……大丈夫!あんまりキツく怒られたら私が(かば)ってあげる!!」

 

由紀はそう言って笑顔を返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方そのころ彼は未だに悠里達を探して公園内をさまよっていた。

 

 

 

 

(…りーさん達いないなぁ。この公園無駄に広いから探すのも一苦労だ。)

 

 

そんな事を考えていると道が左右に分かれている分かれ道に入る。

 

 

(……右か左……どっちに行ったのかなぁ?…いや、そもそもりーさん達はこの道を通っていない可能性もあるな。)

 

 

 

 

 

「……ん~。」

 

分かれ道の真ん中で一人たたずむ。

 

 

 

 

(……大声で呼ぶのも危ないし、それにそろそろ十分たつ…。一度戻るか。)

 

 

そう考えた彼が来た道の方に振り返る。

 

 

 

 

ガサガサッ!

 

 

すると突然背後の茂みから音がする。

 

 

 

「……?」

 

改めて振り返る彼。

 

 

 

(りーさん達?……あんな茂みの中まで美紀さんを探しに行ってたのか?……それとも。)

 

 

彼は念のためナイフを構える。

 

 

 

「……りーさん?胡桃ちゃん?」

 

茂みに届く程度の声量で彼が言う。

 

 

 

ガサッ!!

 

 

すると茂みから一つの影が飛び出して彼の前に姿を現す。

 

 

 

 

 

(…!!…犬!?)

 

 

それは全身の皮膚が(ただ)れた、明らかに奴らのウイルスに感染している犬だった。

 

 

 

 

(柴犬……大きいな…。よりによって大人か!子供の犬やもともと小さな小型犬ならもう少し安心できるんだけどな…。)

 

 

 

 

 

犬「ググググゥ!!」

 

 

彼に対して明らかに敵意を示すゾンビ犬。

 

 

 

 

(…奴らはまだ戦えるけどゾンビ犬、しかもここまで大きいサイズだと近寄って戦かうのはキツいな。)

 

成犬の柴犬は他の大型犬と比べると決してそこまで大きいサイズではない。…しかし奴らのウイルスに感染しているとなるとその大きさは十分に脅威的だった。

 

 

 

 

(………久しぶりにアレを使うか。)

 

 

彼は右手にナイフを構えて犬との距離を保ったまま、左手を(ふところ)に入れて、上着の下に隠していた小型ナイフを取り出す。

 

 

 

 

(…距離は約5m…目標はあの小さな頭…しかも使うのは左手、構え直す間に飛び掛かられたらアウトだからこのまま投げるしかないか。)

 

 

 

 

 

 

 

シュッ!!

 

 

 

彼は左手でそのナイフを投げる。

 

 

 

(当たれ!!)

 

 

 

 

 

 

…ドッ!

 

 

投げたナイフは頭ではなく、僅かに逸れてその犬の肩に刺さる。

 

 

 

 

 

犬「ウウッ!!!」

 

 

それを合図としたかのように犬が彼の元に駆け出す。

 

 

 

 

 

「くっ!!」

 

 

 

飛び掛かってくる犬を紙一重で避けながら彼はナイフを降り下ろした。

 

 

 

 

ザシュッ!

 

避けながら降り下ろしたナイフは正確さを失っていて、首を狙ったはずなのに実際は犬の左の後ろ足を切りつけていた。

 

 

 

しかし、飛び掛かった犬は後ろ足を切りつけられた事で着地時に僅かにふらつく。彼はその隙を突いて犬の頭を狙う。

 

 

 

「……っ!!」

 

 

 

ドシュッ!!

 

 

 

振り抜いたナイフは今度は完璧に犬の頭を切り裂いていた。

 

 

 

 

「……ふぅ。」

 

 

ため息をついてから、動かなくなった犬の肩に刺さったままのナイフを抜き、そしてそれをしまう。

 

 

 

 

 

「まったく………犬はわりと好きなのに…。」

 

倒れた犬を見て彼は呟く。

 

 

 

(…多分これが美紀さんの見掛けた犬だと思うけど…。もし何体かいたら大変だな、早いところりーさん達と合流しないと。)

 

 

彼は一度、悠里達が車に戻っていないか確認するために車に戻る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……お!」

 

 

その途中で、前方にいた悠里と胡桃を見付ける。

 

 

 

「りーさん!胡桃ちゃん!」

 

二人に駆け寄り声を掛ける。

 

 

 

 

胡桃「__か、美紀は見付かったか!?」

 

胡桃が尋ねる。

 

 

 

 

「見付かりました!今は由紀ちゃんと車にいるので戻りましょう。」

 

 

悠里「本当!?良かった…!」

 

 

胡桃「焦った~!…んじゃあ、早いとこ戻ろうぜ!」

 

 

 

彼は二人と合流を果たし、車へと戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

バタン!

 

 

 

胡桃「美紀!!」 悠里「美紀さん!!」

 

 

車内に戻った二人が由紀と椅子に座る美紀を見て同時に声を掛ける。

 

 

 

美紀「あ、お帰りなさいです二人共…。あの………本当に心配かけました、すいませんでした!」

 

 

椅子から立ち上がり二人に頭を下げる美紀。

 

 

 

 

 

胡桃「マジで焦ったんだぞ!?」

 

 

悠里「どうしていなくなったのかはここに戻る途中で__君に聞いたわ。…まったく!美紀さんがそんな勝手な真似するなんて!!」

 

胡桃と悠里が二人で怒鳴り声をあげる。

 

 

 

美紀「…はい、本当にすいませんでした。」

 

頭を下げ続ける美紀。

 

 

 

由紀「あ、あの~、みーくんももう謝ってるしさ?…許してあげよ?ほ…ほら!!みーくんって普段は優等生だからたまのワガママだと思ってさ!」

 

頭を下げる美紀の肩を撫でながら由紀が割って入る。

 

 

 

「そ…そうですね!無事見付かったんだからオーケーって事で!それにあまり大声で怒って外の奴らに聞こえるとまずいし……。…ね!お二人さん!」

 

気まずい雰囲気を感じ取った彼が由紀に続く。

 

 

 

胡桃「……はぁ。分かったよ!」

 

胡桃はそう言って美紀に近付く。

 

 

 

胡桃「……本当に無事で良かった。」

 

そう言いながら胡桃は美紀の頭を撫でた。

 

 

美紀「……。」

  

 

 

 

悠里「…怪我とかはしてないのよね?…ふぅ。もう心配かけないでね?」

 

悠里もそう言って美紀の頬に触れる。

 

 

 

 

美紀「…ごめんなさい、迷惑をかけてしまって…。」

 

 

胡桃「へへ…何回(あやま)んだよ…もう良いって、無事だったんだからさ。」

 

そう言って胡桃が美紀の顔を上げさせる。

 

 

 

悠里「そうね…無事だったならなにより…もう良いわよ。」

 

 

 

美紀「…はい。」

 

美紀が顔を上げて二人を見つめる…その目は少しだけ涙ぐんでいた。

 

 

 

 

胡桃「……さーて!美紀も無事だった事だし、あたしは改めて休もっと!」

 

そう言って椅子に座り込む胡桃。

 

 

 

悠里「そうね……それと、__君が外で感染した犬に襲われたらしいわ。…多分それが美紀さんの見た犬だと思うけど……他にもいたら危険だから皆もう外には出ないでね。」

 

悠里が車内の全員に言った。

 

 

 

胡桃「分かった。」 

 

 

由紀「りょーかい。」 

 

 

美紀「…分かりました。」

 

 

「はい。」

 

 

全員返事を返す。

 

 

 

美紀「……私が見た犬…感染してたんですね。犬も感染するってすっかり忘れてました。」

 

美紀が彼の隣にきて言う。

 

 

 

「はい。」

 

 

 

美紀「大丈夫でしたか?怪我とかは……」

 

 

「大丈夫ですよ、少しキツかったですけど。」

 

 

美紀「私のせいで__さんを危険な目にあわせてしまいましたね…すいません。」

 

 

 

 

「ふふっ…。胡桃ちゃんにも言われてたでしょう?何回謝るんですか。」

 

彼が笑いながら言う。

 

 

 

美紀「確かに言われましたけど……でも私のせいで__さんに何かあったらと思うと、謝らずにはいられないです。」

 

 

「ん~。……では謝る代わりに感謝して下さい。謝罪の言葉より感謝の言葉の方が癒されます。」

 

 

 

美紀「……癒される…っていうのが何の事かわかりませんが………あの、心配してくれてありがとうございました。」

 

美紀が彼を見つめて言う。

 

 

 

 

 

「おぉ……やっぱこっちの方が良い。」

 

 

 

美紀「……なんかその言い方変態っぽいです…。」

 

 

 

「美紀さん…男は皆すべからく変態な生き物なんです…それを認めるか認めないかでその男の器が決まると親戚のおじさんが言っていました…。」

 

彼はそう言って美紀の肩をポンと叩くと美紀の横を抜けて椅子に座った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美紀「変な親戚ですね…なんの哲学ですかそれは。」

 

 

 

美紀はそう言って静かに笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




とりあえず無事だったみーくん!

一安心でございます。
ご覧いただきありがとうございました!

男は皆、変態である!(異論は認めます。)
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